JPH0416380Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0416380Y2 JPH0416380Y2 JP691586U JP691586U JPH0416380Y2 JP H0416380 Y2 JPH0416380 Y2 JP H0416380Y2 JP 691586 U JP691586 U JP 691586U JP 691586 U JP691586 U JP 691586U JP H0416380 Y2 JPH0416380 Y2 JP H0416380Y2
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- JP
- Japan
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- cable
- coaxial cable
- ground
- insertion hole
- recess
- Prior art date
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- Expired
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- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 13
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 13
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 claims description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 3
- 229910001369 Brass Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 239000010951 brass Substances 0.000 description 1
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 1
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Connections By Means Of Piercing Elements, Nuts, Or Screws (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、同軸ケーブルの途中においてケーブ
ル外皮を剥がすことなくケーブル内のシールド層
をアースさせるために用いるアース端子に関す
る。
ル外皮を剥がすことなくケーブル内のシールド層
をアースさせるために用いるアース端子に関す
る。
<従来の技術とその問題点>
上記アース端子としては、第4図に示すよう
に、導電金属からなる分割可能な上下一対のケー
ブル挟持金具2,2の各接合面に、同軸ケーブル
9の挿通孔7を形成する半割り凹部をそれぞれ形
成し、両ケーブル挟持金具2,2を一対のビス
3,3によつて接合することによつて両者間に挿
通した同軸ケーブル9を挟持固定するとともに、
凹部内に備えたグランドピン4の爪4aを同軸ケ
ーブル9の外皮9aに突き刺し、ケーブル9内の
シールド層9bに接触させ、一方のビス3と共締
め連結した圧着端子11からアース線10を導出
するように構成されたものが知られている。
に、導電金属からなる分割可能な上下一対のケー
ブル挟持金具2,2の各接合面に、同軸ケーブル
9の挿通孔7を形成する半割り凹部をそれぞれ形
成し、両ケーブル挟持金具2,2を一対のビス
3,3によつて接合することによつて両者間に挿
通した同軸ケーブル9を挟持固定するとともに、
凹部内に備えたグランドピン4の爪4aを同軸ケ
ーブル9の外皮9aに突き刺し、ケーブル9内の
シールド層9bに接触させ、一方のビス3と共締
め連結した圧着端子11からアース線10を導出
するように構成されたものが知られている。
ところで、従来のアース端子では、一対の半割
り凹部で形成されるケーブル挿通孔7が全長に亙
つて同一径の円形となつているために、ケーブル
9がグランドピン4に接触する部分で強く締め付
けられ、その両側ではケーブル9に対する締め付
けが比較的に緩くなる。そのために、ケーブル9
には、グランドピン4との接触個所を中心に屈曲
させる方向に力がかかり、ケーブル9内に歪が生
じる。
り凹部で形成されるケーブル挿通孔7が全長に亙
つて同一径の円形となつているために、ケーブル
9がグランドピン4に接触する部分で強く締め付
けられ、その両側ではケーブル9に対する締め付
けが比較的に緩くなる。そのために、ケーブル9
には、グランドピン4との接触個所を中心に屈曲
させる方向に力がかかり、ケーブル9内に歪が生
じる。
前記の歪の発生を防止するために、締め付けを
緩めると、同軸ケーブル9に対するグランドピン
4の爪4aの食い込みが不足し、アース接続が不
確実となる。
緩めると、同軸ケーブル9に対するグランドピン
4の爪4aの食い込みが不足し、アース接続が不
確実となる。
この考案は、同軸ケーブルに無理をかけること
なく、確実にアース接続することのできるアース
端子を提供しようとしたものである。
なく、確実にアース接続することのできるアース
端子を提供しようとしたものである。
<問題点を解決するための手段>
本考案による同軸ケーブル用アース端子は、分
割可能な一対のケーブル挟持金具の分割部位に形
成されるケーブル挿通孔が、そのケーブル挿通方
向の両端部における断面形状が六角形に、かつ、
その中間部における断面形状が前記六角形より断
面積が大きい八角形となるように、各ケーブル挟
持金具の接合面に形成した半割り凹部の形状を設
定した点に特徴がある。
割可能な一対のケーブル挟持金具の分割部位に形
成されるケーブル挿通孔が、そのケーブル挿通方
向の両端部における断面形状が六角形に、かつ、
その中間部における断面形状が前記六角形より断
面積が大きい八角形となるように、各ケーブル挟
持金具の接合面に形成した半割り凹部の形状を設
定した点に特徴がある。
<作用>
上記構成によると、同一最大径の六角孔と八角
孔とでは、六角孔の断面積が八角孔よりも小さい
ために、両ケーブル挟持金具の接合部に形成され
たケーブル挿通孔の両端部では、六角孔部により
同軸ケーブルの締め込み挟持が強く行なわれる。
同軸ケーブルは、締め付け以前にはほぼ真直状態
にあるから、真直状態のままケーブル挿通孔の両
端の六角孔部により2個所で挟持される。
孔とでは、六角孔の断面積が八角孔よりも小さい
ために、両ケーブル挟持金具の接合部に形成され
たケーブル挿通孔の両端部では、六角孔部により
同軸ケーブルの締め込み挟持が強く行なわれる。
同軸ケーブルは、締め付け以前にはほぼ真直状態
にあるから、真直状態のままケーブル挿通孔の両
端の六角孔部により2個所で挟持される。
このように真直状態で保持された同軸ケーブル
の中間部に対し、八角孔部内にセツトされたグラ
ンドピンの爪が突き刺さる。
の中間部に対し、八角孔部内にセツトされたグラ
ンドピンの爪が突き刺さる。
<実施例>
第1図に、本考案に係る同軸ケーブル用アース
端子の分解状態が示される。
端子の分解状態が示される。
このアース端子1は、黄銅等の良導電性金属か
らなる上下一対のケーブル挟持金具2,2、これ
を上下から締め付け接合する一対のビス3,3お
よびグランドピン4,4からなる。
らなる上下一対のケーブル挟持金具2,2、これ
を上下から締め付け接合する一対のビス3,3お
よびグランドピン4,4からなる。
各ケーブル挟持金具2,2の接合面には、ケー
ブル挿通孔5を形成するための半割り凹部6,6
がそれぞれ形成されている。そして、各半割り凹
部6は、その前後端部6a,6aが六角形の三辺
をなす形状に構成されるとともに、その中間部6
bが前記六角形と同一最大径Dを有する八角形の
四辺をなす形状に構成され、もつて金具接合状態
において、ケーブル挿通孔7の両端部が六角孔
に、またその中間部が八角孔となるように構成さ
れている。
ブル挿通孔5を形成するための半割り凹部6,6
がそれぞれ形成されている。そして、各半割り凹
部6は、その前後端部6a,6aが六角形の三辺
をなす形状に構成されるとともに、その中間部6
bが前記六角形と同一最大径Dを有する八角形の
四辺をなす形状に構成され、もつて金具接合状態
において、ケーブル挿通孔7の両端部が六角孔
に、またその中間部が八角孔となるように構成さ
れている。
また、角凹部6の前後中間部6bにはグランド
ピン4を凹部内方より差し込み装着する小孔8が
それぞれ形成されている。
ピン4を凹部内方より差し込み装着する小孔8が
それぞれ形成されている。
本考案のアース端子1は以上のように構成され
たものであり、グランドピン4,4を装着した両
ケーブル挟持金具2,2の間に同軸ケーブル9を
係入してビス3,3で上下から締め込み接合する
ことで、両挟持金具2,2の接合部に形成した挿
通孔7に同軸ケーブル9を挿通して挟持固定する
のであるが、挿通孔7の両端部にあたる六角孔部
分では第3図に示すようにケーブル9は略六角形
状に締め込み変形されて強く挟持される。また、
挿通孔7の中間部にあたる八角孔部分では第2図
に示すようにケーブル9はあまり変形されること
なく支持される。
たものであり、グランドピン4,4を装着した両
ケーブル挟持金具2,2の間に同軸ケーブル9を
係入してビス3,3で上下から締め込み接合する
ことで、両挟持金具2,2の接合部に形成した挿
通孔7に同軸ケーブル9を挿通して挟持固定する
のであるが、挿通孔7の両端部にあたる六角孔部
分では第3図に示すようにケーブル9は略六角形
状に締め込み変形されて強く挟持される。また、
挿通孔7の中間部にあたる八角孔部分では第2図
に示すようにケーブル9はあまり変形されること
なく支持される。
また、グランドピン4の内端プレート片4aは
八角孔部分において隣接する2辺に沿つて屈折変
形されて、このプレート片4aから切り出した爪
4bが同軸ケーブル9の外皮9aに突き刺さつて
内部のシールド層9bに接触する。
八角孔部分において隣接する2辺に沿つて屈折変
形されて、このプレート片4aから切り出した爪
4bが同軸ケーブル9の外皮9aに突き刺さつて
内部のシールド層9bに接触する。
また、一方のビス3にはアース線10を接続し
たかしめ端子11が共締め連結されて、シールド
層9bがアースに導かれる。
たかしめ端子11が共締め連結されて、シールド
層9bがアースに導かれる。
なお、図中の9cは同軸ケーブル1の中心導
体、9dはその絶縁被覆である。
体、9dはその絶縁被覆である。
<考案の効果>
以上説明したように、本考案によるアース端子
によれば、半割り凹部の各部のうち、ケーブル挿
通孔の両端部にあたる六角孔部分で同軸ケーブル
の2個所を強く締め込んで、同軸ケーブルを真直
状態で挟持し、このように真直に挟持された同軸
ケーブルの中間位置で、グランドピン爪をケーブ
ル外皮に確実に突き刺すことができるので、同軸
ケーブルにこれを屈曲させる等の無理をかけるこ
となく、ケーブル内のシールド層を確実にアース
に導くことができる。
によれば、半割り凹部の各部のうち、ケーブル挿
通孔の両端部にあたる六角孔部分で同軸ケーブル
の2個所を強く締め込んで、同軸ケーブルを真直
状態で挟持し、このように真直に挟持された同軸
ケーブルの中間位置で、グランドピン爪をケーブ
ル外皮に確実に突き刺すことができるので、同軸
ケーブルにこれを屈曲させる等の無理をかけるこ
となく、ケーブル内のシールド層を確実にアース
に導くことができる。
第1図は本考案に係る同軸ケーブル用アース端
子の分解斜視図、第2図はケーブル挟持状態にお
ける中間部位での縦断正面図、第3図はケーブル
挟持状態における正面図、第4図は従来例の縦断
正面図である。 2……ケーブル挟持金具、4……グランドピ
ン、6……半割り凹部、7……ケーブル挿通孔、
9……同軸ケーブル、9a……外皮、9b……シ
ールド層。
子の分解斜視図、第2図はケーブル挟持状態にお
ける中間部位での縦断正面図、第3図はケーブル
挟持状態における正面図、第4図は従来例の縦断
正面図である。 2……ケーブル挟持金具、4……グランドピ
ン、6……半割り凹部、7……ケーブル挿通孔、
9……同軸ケーブル、9a……外皮、9b……シ
ールド層。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 分割可能な一対のケーブル挟持金具2,2の各
接合面に、同軸ケーブル9の挿通孔7を形成する
半割り凹部6,6をそれぞれ形成し、凹部6内に
配備したグランドピン4の爪4bを同軸ケーブル
9の外皮9aに突き刺して、ケーブル内部のシー
ルド層9bに接触させるように構成した同軸ケー
ブル用アース端子において、 前記両半割り凹部6,6間に形成されるケーブ
ル挿通孔7のケーブル挿通方向の両端部における
断面形状が六角形に、かつ、その中間部における
断面形状が前記六角形より断面積が大きい八角形
となるように、各半割り凹部6,6の形状を設定
してある同軸ケーブル用アース端子。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP691586U JPH0416380Y2 (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP691586U JPH0416380Y2 (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62118356U JPS62118356U (ja) | 1987-07-27 |
JPH0416380Y2 true JPH0416380Y2 (ja) | 1992-04-13 |
Family
ID=30789877
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP691586U Expired JPH0416380Y2 (ja) | 1986-01-20 | 1986-01-20 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0416380Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4250404B2 (ja) * | 2002-10-31 | 2009-04-08 | タイコエレクトロニクスアンプ株式会社 | 電気コネクタ |
-
1986
- 1986-01-20 JP JP691586U patent/JPH0416380Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62118356U (ja) | 1987-07-27 |
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