JP2533181B2 - 多色塗装見切方法 - Google Patents

多色塗装見切方法

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JP2533181B2
JP2533181B2 JP63335138A JP33513888A JP2533181B2 JP 2533181 B2 JP2533181 B2 JP 2533181B2 JP 63335138 A JP63335138 A JP 63335138A JP 33513888 A JP33513888 A JP 33513888A JP 2533181 B2 JP2533181 B2 JP 2533181B2
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昇 福本
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Daihatsu Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は多色塗装見切方法に関する。さらに詳しく
は、たとえば大量生産される被塗装面に多色に塗り分け
る際の境界(以下、見切という)線の設定方法に関す
る。
[従来の技術] 従来より、たとえばツートンカラーの自動車ボデーの
塗装のごとく被塗装面を多色に塗り分ける際には、まず
見切線を定める見切テープを貼付したのち、一方をシー
ト、フィルム、型紙など(以下、マスキング材という)
で覆う方法が用いられている。
かかる見切線の位置決め方法(以下、見切方法とい
う)としては、たとえば被塗装面の両端に見切位置とし
て2点マーキングし、えられた2点を見切テープで結ん
で見切線をうる方法(従来法I)がある。
従来法Iは見切線が短かい直線であるばあいには容易
に正確な見切線がえられる方法であるが、見切線が曲線
のばあいや塗装面の両端間の距離が長いばあいには、た
とえ、型テープを用いたとしても、テープの伸びなどに
より見切線が歪むという欠点がある。
そこで、曲線の見切方法として、被塗装面中の形状的
に目印となる線(以下、キャラクターラインという)か
ら見切線までの所定寸法と同一寸法を有するアプリケー
タフィルムまたは位置決めフィルムと見切テープとをあ
らかじめ貼付しておき、アプリケータフィルムまたは位
置決めフィルムの端をキャラクターラインに合せて見切
テープを所定の位置に貼付する方法(従来法II)もあ
る。
しかし、従来法IIは、見切線の付近に適当なキャラク
ターラインがないばあいには見切テープに貼付されるア
プリケーターフィルムまたは位置決めフィルムが大きく
なって、見切作業が困難になったり、塗装コストが上昇
したりするという欠点がある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は前記従来の見切方法における問題点に鑑みて
なされたものであり、見切線が曲線のばあい、塗装面の
両端間の距離が長いばあいまたは見切線の付近に適切な
キャラクターラインがないばあいにも、見切線の正確な
位置決めを容易に行ないうる見切方法を提供することを
目的する。
[課題を解決するための手段] 本発明は被塗装面から写しとった型板を用いて被塗装
面に見切線を描いたのち、前記型板を取外して前記見切
線にあわせて一体ものの型テープからなる見切テープを
貼付し、ついで該見切りテープが端部となるようにマス
キング材を貼付する多色塗装見切方法であって、前記見
切テープのマスキング材で覆われる側の被塗装面端部と
対応する位置にあらかじめ切欠を設けておき、前記見切
テープ貼付時に前記切欠と被塗装面の端部とを合わせる
ことによって見切テープの位置決めを行なう多色塗装見
切方法に関する。
[作 用] 本発明の見切方法においては、まず型板を用いて見切
線をマーキングし、えられた見切線に沿って型テープか
らなる見切テープを、あらかじめ見切テープに設けた切
欠きを被塗装面の端部に合わせることによって位置決め
しながら貼付するので、見切線が曲線のばあい、塗装面
の両端間の距離が長いばあい、見切線の付近に適切なキ
ャラクターラインがないばあいなどにも、見切テープが
正確に位置決めされる。
また、位置決めの治具を貼付しておく従来法IIに比べ
見切テープの幅がせまくてすみ、材料費が安くなる。
なお、見切テープに設けられる切欠は、塗装時にはマ
スキング材によって覆われるので、塗料が付着すべきで
ない箇所に付着することもない。
[実施例] つぎに、本発明の見切方法を図面に基づいて説明す
る。
第1a〜1c図はそれぞれ本発明の見切方法における工程
の一例を示す説明図である。(2)はたとえば大量生産
される複雑な三次元曲面形状を有する被塗装面であり、
第1a図に示す工程においては、型板(3)を用いて被塗
装面(2)に見切線(1)が描かれる。型板(3)はた
とえばFRPなどの樹脂からなり、たとえば大量生産され
る被塗装面(2)の1つから形状を写しとって作製され
る。
かりに第1a図でえられた見切線(1)より下部をマス
キングするばあいには、第1b図に示されるごとく、見切
線(1)と見切テープ(4)の上側とが一致するように
一体ものの型テープからなる見切テープ(4)が貼付さ
れる。前記見切テープ(4)の、マスキング材で覆われ
る側の被塗装面(2)両端部と対応する位置には、それ
ぞれ切欠(6)が設けられており、見切テープ(4)を
被塗装面(2)に貼付する際の位置決めは、前記切欠
(6)を被塗装面(2)両端部と一致させながら行なわ
れる。
ついで被塗装面(2)に貼付された見切テープ(4)
から下方が覆われるように、マスキング材(5)の端部
が見切テープ(4)に貼付される。
このように、本発明の見切方法においては、見切テー
プが容易にかつ正確に位置決めされるので、見切線が歪
むこともなく、確実に位置決めされ、たとえば、第1a〜
1c図に示されるような自動車ボデーのばあい、左側と右
側とで見切位置が異なるといった不具合を生ずることも
ない。
第2〜3図はそれぞれ本発明の方法に用いる見切テー
プに設けられる切欠の例を示す部分拡大図である。な
お、第2〜3図はいずれも見切テープ(4)より下法の
被塗装面(2)がつぎの工程でマスキング材によって覆
われるばあいを示しており、したがって切欠(6)は下
側に設けられている。
すなわち、第2〜3図において切欠(6)は塗装時に
は第1c図に示されるマスキング材(5)で覆われるた
め、塗装するつもりのない部分の被塗装面(2)が切欠
(6)から露出し、塗装によって塗料がそれに付着する
ことが防止される。しかしながら、マスキング材(5)
の寸法制度が作製作業効率とのかね合いでさほど高くな
いばあいには、切欠(6)がマスキング材(5)によっ
て完全には覆われなくてもよいように、切欠(6)が被
塗装面(2)の端部線に対応する線とその外側に位置す
る線とから形成されていること、すなわち、被塗装面
(2)の表面には切欠(6)による開口が位置しないよ
うに切欠(6)が被塗装面(2)の裏面側にまわり込む
部分に形成されていることが好ましい。
[発明の効果] 本発明の見切方法により、見切線が曲線のばあい、塗
装面の両端間の距離が長いばあい、見切線の付近に適切
なキャラクターラインがないばあいなどにも、見切テー
プが正確かつ容易に位置決めされる。したがって、たと
えば左右対称を有する被塗装物に左右対称に多色で塗り
分けるばあいにも、左右で見切位置が異なるといった不
具合を生ずることがない。さらに、位置決め用治具と見
切テープとをあらかじめ貼付したものを用いる従来の方
法に比べ、見切テープの幅がせまくてすみ、コストが安
くなる。
【図面の簡単な説明】 第1a〜1c図はそれぞれ本発明の見切方法における工程の
例を示す説明図、第2〜3図はそれぞれ本発明に用いる
見切テープに設けられる切欠の例を示す部分拡大図であ
る。 (図面の主要符号) (1):見切線 (3):型板 (4):見切テープ (5):マスキング材 (6):切欠

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被塗装面から写しとった型板を用いて被塗
    装面に見切線を描いたのち、前記型板を取外して前記見
    切線にあわせて一体ものの型テープからなる見切テープ
    を貼付し、ついで該見切りテープが端部となるようにマ
    スキング材を貼付する多色塗装見切方法であって、前記
    見切テープのマスキング材で覆われる側の被塗装面端部
    と対応する位置にあらかじめ切欠を設けておき、前記見
    切テープ貼付時に前記切欠と被塗装面の端部とを合わせ
    ることによって見切テープの位置決めを行なう多色塗装
    見切方法。
  2. 【請求項2】前記切欠が、被塗装面端部線に対応する線
    とその外側に位置する線とから形成されてなる請求項1
    記載の方法。
JP63335138A 1988-12-28 1988-12-28 多色塗装見切方法 Expired - Lifetime JP2533181B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2548645B2 (ja) * 1991-09-20 1996-10-30 川崎重工業株式会社 多数トーンの塗装方法
JP3267656B2 (ja) * 1992-03-09 2002-03-18 ダイハツ工業株式会社 多色塗装法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS581989A (ja) * 1981-06-29 1983-01-07 松下電工株式会社 電気カ−ペツト
JPS5973078A (ja) * 1982-10-16 1984-04-25 Kuramoto Sangyo:Kk 装飾用貼付シ−トを併用する塗装方法
JPS61120665A (ja) * 1984-11-15 1986-06-07 Toyota Motor Corp 塗り分け塗装方法

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JPH02180672A (ja) 1990-07-13

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