JP2588466Y2 - ラッピングフィルムのカット用治具 - Google Patents

ラッピングフィルムのカット用治具

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JP2588466Y2
JP2588466Y2 JP1993068238U JP6823893U JP2588466Y2 JP 2588466 Y2 JP2588466 Y2 JP 2588466Y2 JP 1993068238 U JP1993068238 U JP 1993068238U JP 6823893 U JP6823893 U JP 6823893U JP 2588466 Y2 JP2588466 Y2 JP 2588466Y2
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wrapping film
roof
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molding
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靖 松下
清七郎 水谷
孝昭 児玉
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Honda Motor Co Ltd
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はラッピングフィルムのカ
ット用治具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車等の車両では、工場で車両を完成
させた後、その後の流通過程でルーフが損傷するのを防
ぐために、このルーフにラッピングフィルムを貼ること
が行われている。図4は車両の斜視図を示し、この車両
のルーフ50にはラッピングフィルム51が貼られてい
る。図5(a)は、図4の5−5線断面図を示し、この
図中、50はルーフ、52はフロントウインド、53は
モールで、前記ラッピングフィルム51は、ルーフ50
全体を覆っている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来におい
ては前記ラッピングフィルム51は、作業者が手作業で
カットするので、ちょうどルーフ50の長さに合致させ
ることが難しく、この際、少なくともルーフ50は覆わ
なくてはいけないので、必然的長めにカットするのが通
常である。従ってカット後は、図5(a)のようにラッ
ピングフィルム51の一部がモール53にかかるように
なっている。このような場合、ラッピングフィルム51
はその材質上、プラスチックやゴムには着しないの
で、モール53には付着せず、従って歩行中には、風等
により図5(b)のようにラッピングフィルム51が剥
がれていき、砂、ごみ等54がこのラッピングフィルム
51の裏面に付着し、この状態でラッピングフィルム5
1がばたつくと、ルーフ50が傷つく虞れがあった。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本考案は、車両のルーフを着脱自在に覆うラッピングフ
ィルムの縁部をカットする際に使用するカット用治具で
あって、該カット用治具の上面には、前記ラッピングフ
ィルムの縁部を載置してカッターでカットするためのカ
ット溝を形成し、前記カット用治具の下面には該カット
用治具を前記ルーフに対して固定するマグネットテープ
と、前記ルーフ周囲のモールに係合し、前記カット溝の
位置を前記モールの位置に一致させる係止部を夫々設け
たことを特徴とする。
【0005】
【作用】係止部をモールに係止させ、カット溝の位置を
モールの側縁部に合わせ、ルーフに貼ったラッピングフ
ィルムの縁部をカット溝に載せてカットする。このよう
にしてラッピングフィルムをカットすれば、該ラッピン
グフィルムをルーフの長さに合わせてカットすることが
できる。
【0006】
【実施例】以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基
づいて説明する。図1は本考案に係るラッピングフィル
ムのカット用治具を示し、図1(a)が平面図、図1
(b)が正面図である。又図2は車両の斜視図、図3
は、図2の3−3線断面図である。図2中、1は自動
車、2はルーフ、Gはフロントガラスで、図3に示すよ
うにルーフ2の段部とフロントガラスGの間にはモール
3が設けられている。この自動車はすでに工場で完成し
た状態で、これから流通過程に入るところである。この
際、ルーフ上には、ラッピングフィルム5が貼られ、
流通過程でルーフが損傷するのを防ぐようにしてい
る。
【0007】前記ラッピングフィルム5は、ルーフ
長さに合わせてカットする必要があるが、本考案は、こ
のラッピングフィルム5をカットする際に使用するもの
である。前記カット用治具7は、左部8と右部9から成
り、右部9には、凹部10が、又、左部8には突部11
が夫々形成され、これら凹部10と突部11を係合する
ことで左部8と右部9が連結して一体を成す。そしてこ
のカット用治具7は、全体的な形状が自動車のルーフ形
状に合致した形状となっており、具体的には平面視で後
部が後方になだらかに湾曲し、又、正面視で端部が下方
になだらかに湾曲する。前記左部8、右部9の前部に
は、把持部12、12を設け、作業者がこの把持部1
2、12を把持してカット用治具を持てるようにす
る。
【0008】前記カット用治具7の上面にはカット溝1
4を形成し、このカット溝14は左部8、右部9に亙っ
て設けられ、左部8、右部9で連続した線を成してい
る。前記カット用治具7の下面には夫々係止部15…を
一体的に形成し、又、図3に示すようにカット用治具7
下面の係止部15と反対側の縁部にはマグネットテープ
16を設ける。図3に示すように、前記係止部15をモ
ール3に係止した状態で、前記カット溝14が平面視で
モール3の側縁3aに位置するように係止部15の位置
を設定する。
【0009】次に上述したカット用治具7の使用の仕方
について説明する。先ず、前述のように自動車のモール
3に係止部15を係止し、マグネットテープ16でカッ
ト用治具7をルーフ上に固定する。図3に示すように
この状態ではカット溝14がモール3の側縁3aに位置
する。次にラッピングフィルム5を持ち上げてカット用
治具7の上面にかぶせ、この状態で、ラッピングフィル
ム5をカッターでA方向にカットする。
【0010】カット溝14はモール3の側縁3aに位置
することからラッピングフィルム5は、モール3の側縁
3aの部分でカットされることになり、従ってラッピン
グフィルム5は、ルーフをモール3の側縁3aにいた
るまで覆い、即ち、カット後のラッピングフィルム5
は、ルーフの長さと完全に一致してルーフを覆うこ
とになる。従って、ラッピングフィルム5は、ルーフ
を完全に覆いつつも、モール3にかかることがなく、従
来のように走行中の風によりラッピングフィルム5のモ
ール3にかかる部分から、該ラッピングフィルムが風で
剥がれるのを防止することができる。又、ラッピングフ
ィルム5をカット溝14を利用してカットするので、す
べてのラッピングフィルム5の形状をそろえ、ばらつき
をなくすことができる。更に本実施例のカット用治具7
は、凹部10と突部11を係合させて一体としているの
で左部8、右部9のなす角度を自在に調整でき、従って
あらゆる車種に容易に対応することができる。
【0011】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、係止
部をモールに係止させ、カット溝の位置をモールの側縁
部に合わせ、ルーフに貼ったラッピングフィルムの縁部
をカット溝に載せてカットするので、ラッピングフィル
ムをルーフの長さに合わせてカットすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラッピングフィルムのカット用治具を示し、
(a)はその平面図、(b)は同正面図
【図2】自動車の斜視図
【図3】図2の3−3線断面図
【図4】従来の自動車の斜視図
【図5】図4の5−5線断面図
【符号の説明】 …ルーフ、5…ラッピングフィルム、7…カット用治
具、14…カット溝、15…係止部、16…マグネット
テープ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B26B 29/06 B60S 5/00

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両のルーフを着脱自在に覆うラッピン
    グフィルムの縁部をカットする際に使用するカット用治
    具であって、該カット用治具の上面には、前記ラッピン
    グフィルムの縁部を載置してカッターでカットするため
    のカット溝を形成し、前記カット用治具の下面には、該
    カット用治具を前記ルーフに対して固定するマグネット
    テープと、前記ルーフ周囲のモールに係合し、前記カッ
    ト溝の位置を前記モールの側縁部の位置に一致させる係
    止部を夫々設けたことを特徴とするラッピングフィルム
    のカット用治具。
JP1993068238U 1993-12-21 1993-12-21 ラッピングフィルムのカット用治具 Expired - Fee Related JP2588466Y2 (ja)

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JPH0737049U JPH0737049U (ja) 1995-07-11
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