JPH04101714U - モ−ル付自動車用固定窓材 - Google Patents
モ−ル付自動車用固定窓材Info
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- JPH04101714U JPH04101714U JP1991012202U JP1220291U JPH04101714U JP H04101714 U JPH04101714 U JP H04101714U JP 1991012202 U JP1991012202 U JP 1991012202U JP 1220291 U JP1220291 U JP 1220291U JP H04101714 U JPH04101714 U JP H04101714U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】自動車の固定窓材を構成している窓材本体の周
縁部にモ−ルをインサ−ト成形するに際し、成形工程中
においてモ−ル部分を望みの色彩で装飾化できるように
して、装飾可能な色彩の範囲を広くすると共に、装飾化
のためのコストを低下させることである。 【構成】窓材本体2の周縁部に固着される埋設部材1の
露出表面側にカラ−テ−プ3を貼り付け、これを金型に
セットして、窓材本体2の周縁部に、そのカラ−テ−プ
3のみを表面に露出させてモ−ルMをインサ−ト成形す
る。
縁部にモ−ルをインサ−ト成形するに際し、成形工程中
においてモ−ル部分を望みの色彩で装飾化できるように
して、装飾可能な色彩の範囲を広くすると共に、装飾化
のためのコストを低下させることである。 【構成】窓材本体2の周縁部に固着される埋設部材1の
露出表面側にカラ−テ−プ3を貼り付け、これを金型に
セットして、窓材本体2の周縁部に、そのカラ−テ−プ
3のみを表面に露出させてモ−ルMをインサ−ト成形す
る。
Description
【0001】
本考案は、窓材本体の周縁部にモ−ルをインサ−ト成形したモ−ル付自動車用
固定窓材に関するものであり、更に詳しくは、上記モ−ルの成形時においてこの
部分を装飾化できるようにしたモ−ル付自動車用固定窓材に関するものである。
【0002】
モ−ル部が装飾化された従来のモ−ル付自動車用固定窓材(以下、単に固定窓
材という)として、図12に示されるものが知られている。これは、窓材本体2
1の表面側の周縁部に、表面にメッキなどの表面処理を施して装飾化した埋設部
材22を固着して、窓材本体21の周縁部にモ−ルM’をインサ−ト成形し、こ
れにより埋設部材22の装飾表面部のみを部分的に露出させている。このため、
埋設部材22の表面処理のためにコストが嵩むと共に、装飾化できる色彩の範囲
にも制限があった。
【0003】
本考案の課題は、自動車の固定窓材を構成している窓材本体の周縁部にモ−ル
をインサ−ト成形するに際し、成形工程中においてモ−ル部分を望みの色彩で装
飾化できるようにして、装飾可能な色彩の範囲を広くすると共に、装飾化のため
のコストを低下させることである。
【0004】
この課題を解決するために本考案の採用した第1の手段は、窓材本体の表面側
の周縁部に埋設部材を固着した状態で、この窓材本体の周縁部にモ−ルをインサ
−ト成形して、前記埋設部材の表面部のみを露出させる構造のモ−ル付自動車用
固定窓材において、前記埋設部材の表面にテ−プ部材を貼り付けた状態でモ−ル
をインサ−ト成形して、窓材本体の周縁部に成形されたモ−ル部分に前記テ−プ
部材のみを露出させて装飾化したことである。また、第2の手段は、窓材本体の
周縁部にインサ−ト成形されたモ−ルの表面に所定幅の浅い溝部を該モ−ルの長
さ方向に形成して、この溝部にテ−プ部材を嵌め込んで貼り付けたことである。
【0005】
埋設部材の表面に貼り付けるテ−プ部材の色彩の選択により、窓材本体の周縁
部に一体成形されたモ−ル部分を幅広い色彩で自在に装飾化できる。また、窓材
本体の表面側の周縁部に固着する埋設部材の表面にテ−プ部材を貼り付けるのみ
で、窓材本体の周縁部のモ−ル部分を装飾化できるため、モ−ルの成形工程にお
いてこの部分を装飾化できて、そのコストが低下する。
【0006】
本考案は、図1に示されるような二ドアタイプの自動車の後方に装着される固
定窓材W1 、図3に示されるような四ドアタイプの自動車の後部ドアに装着され
、三角窓と俗称される固定窓材W2 、更には図5に示されるようなワゴン車の後
部に装着される方形状の固定窓材W3 などに実施される。これらの固定窓材W1,
W2,W3 は、図7に示されるような構造になっている。即ち、図8に示されるよ
うな断面形状がコの字形の埋設部材1をウインドガラスから成る窓材本体2(2
',2”) の周縁部に嵌め込んで固着し、前記埋設部材1における窓材本体2(2
',2”) の表面側Sに装着された部分の表面にカラ−テ−プ3を貼り付けておき
、この状態で金型を使用して窓材本体2(2',2”) の周縁部にモ−ルMをイン
サ−ト成形する。このようにすると、モ−ルM内に埋設部材1が埋設されて、こ
の埋設部材1の表面に貼り付けられたカラ−テ−プ3のみがモ−ルMの表面に露
出し、窓材本体2(2',2”) の周縁部に装着されたモ−ルMの部分がカラ−テ
−プ3により装飾化される。このカラ−テ−プ3の色彩は、例えば自動車のボデ
ィ色に一致させることもでき、その他自在に選択できるので、モ−ルMの部分を
装飾化できる色彩の範囲が広くなる。埋設部材1は、金属、或いは樹脂から成る
。また、上記埋設部材1に替えて、図9に示されるような埋設部材1’を使用す
ることもできる。この埋設部材1’は、窓材本体2(2',2”) の裏面側Rに装
着される部分を間欠的に切り欠いた形状をしている。これらの埋設部材1,1’
を使用すると、窓材本体2(2',2”) の周縁部に埋設部材1,1’が嵌め込ま
れて固着強度が大きくなるので、モ−ルMのインサ−ト成形時において埋設部材
1,1’のずれがなくなって、カラ−テ−プ3が正規の位置に露出すると共に、
窓材本体2(2',2”) の周縁部に固着するために接着剤などを必要としない利
点がある。なお、図7において4は、自動車のボディパネルを示す。
【0007】
また、図10に示されるように、窓材本体2(2',2”) の周縁部の表面側S
に埋設部材11を接着剤により固着して、この埋設部材11の表面にカラ−テ−
プ3を貼り付け、この状態で窓材本体2(2',2”) の周縁部にモ−ルMをイン
サ−ト成形して、モ−ルMの表面にカラ−テ−プ3を露出させてもよい。更に、
図11に示される実施例は、窓材本体2(2',2”) の周縁部にインサ−ト成形
されるモ−ルMの表面側に所定幅の浅い溝部5を該モ−ルMの長さ方向に形成し
て、この溝部5にカラ−テ−プ3を嵌め込んで貼り付けた構造のものである。こ
のようにすると、モ−ルMの部分がカラ−テ−プ3により装飾化できると同時に
、モ−ルMの表面に段差がなくなって、フラット化される利点がある。
【0008】
本考案によれば、埋設部材の表面に貼り付けるテ−プ部材の色彩の選択により
、窓材本体の周縁部に一体成形されたモ−ル部分を幅広い色彩で自在に装飾化で
きる。また、窓材本体の表面側の周縁部に固着する埋設部材の表面にテ−プ部材
を貼り付けるのみで、窓材本体の周縁部のモ−ル部分を装飾化できるため、モ−
ルの成形工程においてこの部分を装飾化できる。従って、モ−ル部分の装飾化の
ための工数が少なくなって、そのコストが低下する。
【図1】二ドアタイプの自動車の側面図である。
【図2】二ドアタイプの自動車の後方に装着される固定
窓材W1 の拡大図である。
窓材W1 の拡大図である。
【図3】四ドアタイプの自動車の側面図である。
【図4】四ドアタイプの自動車の後部ドアに装着される
固定窓材W2 の拡大図である。
固定窓材W2 の拡大図である。
【図5】ワゴン車の側面図である。
【図6】ワゴン車の後部に装着される方形状の固定窓材
W3 の拡大図である。
W3 の拡大図である。
【図7】図2のX−X線、図4のY−Y線、及び図6の
Z−Z線拡大断面図である。
Z−Z線拡大断面図である。
【図8】埋設部材1の斜視図である。
【図9】埋設部材1’を反転させた状態の斜視図であ
る。
る。
【図10】本考案の他の実施例のモ−ルMの部分の拡大
断面図である。
断面図である。
【図11】本考案の更に他の実施例のモ−ルMの部分の
拡大断面図である。
拡大断面図である。
【図12】従来の固定窓材のモ−ルM’の部分の拡大断
面図である。
面図である。
M:モ−ル
W1,W2,W3,:固定窓材
1,1',11:埋設部材
2,2',2”:窓材本体
3:カラ−テ−プ
5:溝部
Claims (2)
- 【請求項1】 窓材本体の表面側の周縁部に埋設部材を
固着した状態で、この窓材本体の周縁部にモ−ルをイン
サ−ト成形して、前記埋設部材の表面部のみを露出させ
る構造のモ−ル付自動車用固定窓材において、前記埋設
部材の表面にテ−プ部材を貼り付けた状態でモ−ルをイ
ンサ−ト成形して、窓材本体の周縁部に成形されたモ−
ル部分に前記テ−プ部材のみを露出させて装飾化したこ
とを特徴とするモ−ル付自動車用固定窓材。 - 【請求項2】 窓材本体の周縁部にインサ−ト成形され
たモ−ルの表面に所定幅の浅い溝部を該モ−ルの長さ方
向に形成して、この溝部にテ−プ部材を嵌め込んで貼り
付けたことを特徴とするモ−ル付自動車用固定窓材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991012202U JP2523211Y2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | モール付自動車用固定窓材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991012202U JP2523211Y2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | モール付自動車用固定窓材 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04101714U true JPH04101714U (ja) | 1992-09-02 |
JP2523211Y2 JP2523211Y2 (ja) | 1997-01-22 |
Family
ID=31746016
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991012202U Expired - Lifetime JP2523211Y2 (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | モール付自動車用固定窓材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2523211Y2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0629913U (ja) * | 1992-09-25 | 1994-04-19 | トヨタ車体株式会社 | 車両のクォータウインドモール |
JP2008056178A (ja) * | 2006-09-01 | 2008-03-13 | Asahi Glass Co Ltd | 枠体付き窓用板状体及び枠体付き窓用板状体の製造方法 |
KR20190015328A (ko) * | 2016-05-30 | 2019-02-13 | 쌩-고벵 글래스 프랑스 | 프로파일링된 밀봉부 및 스트립을 가지는 유리 패널, 및 유리 패널 제조 방법 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6253220A (ja) * | 1985-08-30 | 1987-03-07 | Hashimoto Forming Co Ltd | 車両用ウインドウおよびその製造方法 |
JPS63145120A (ja) * | 1986-12-08 | 1988-06-17 | Nifco Inc | 自動車の窓ガラス用周縁モ−ル |
JPH02261187A (ja) * | 1989-03-31 | 1990-10-23 | Asahi Glass Co Ltd | 光輝部を有する枠体付ガラス及びその製造方法 |
-
1991
- 1991-02-12 JP JP1991012202U patent/JP2523211Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019520251A (ja) * | 2016-05-30 | 2019-07-18 | サン−ゴバン グラス フランス | 成形ジョイントおよびトリムを有するグレージングおよびグレージングの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2523211Y2 (ja) | 1997-01-22 |
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