JP2019520251A - 成形ジョイントおよびトリムを有するグレージングおよびグレージングの製造方法 - Google Patents

成形ジョイントおよびトリムを有するグレージングおよびグレージングの製造方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、ガラス要素(2)と、少なくとも1つの成形ジョイント部分(3)と、細長い形状を有しかつ基部(40)および少なくとも1つの翼(41)を有する少なくとも1つのトリム(4)と、を含むグレージング(1)において、前記基部が前記成形ジョイント部分(3)の外側面(32)の上方に位置しているグレージングであって、前記翼(41)が、前記基部(40)と反対側の端部(44)に、少なくとも1つの足部(45)を含み、この足部は、前記成形ジョイント部分(3)の前記外側面(32)に通じ内側面(33)には通じていない穴(30)を通って前記成形ジョイント部分(3)内に進入することによって前記成形ジョイント部分(3)内に存在し、前記足部(45)は、前記成形ジョイント部分(3)と完全に接触していること、を特徴とするグレージング(1)に関する。【選択図】図3

Description

本発明は、ガラス要素と、少なくとも1つの成形ジョイント部分と、前記ガラス要素の縁部に沿って延在する細長い形状を有しかつ横断面において基部および前記基部から延在する少なくとも1つの翼を伴う全体的形状を有する少なくとも1つのトリムと、を含むグレージングにおいて、前記基部は、トリムがグレージング上に設定された場合に、前記成形ジョイント部分の外側面の上方に位置しており、前記トリムは中間固定要素無しで前記成形ジョイント部分に固定されている、グレージングに関する。
本発明は同様に、対応するグレージング製造方法にも関する。
本明細書全体の中で、「トリム」なる表現は、グレージングの付属品、特に細長い形状の付属品を意味し、車両の車体の一要素を意味するものではない。このようなトリムは、外部から見てグレージングの縁部を視覚的に区別するために使用され、多くの場合、光沢ある金属的外観(「クロムメッキ」)または着色された外観を有する。
例えば軟質ポリマなどで製造されグレージングの周囲に存在する成形ジョイント部分にそれ自体取付けられている中間クリップ上にクリップ留めすることによって固定されるU字形に成形構成されたトリムを利用することは、公知である。
これに関しては、先行技術として仏国特許発明第2340217号明細書が知られている。この文書において、中間クリップはステープルである。
その上、特に欧州特許第1944182号明細書中で提示されているいくつかの変形形態から、トリムを中間クリップ無しで成形コードに直接固定することが知られている。
この文書では、特に矢の形状をした少なくとも1つの保持用要素をジョイント部分の外側面に予め設けられた穴の中に導入することができ、この穴はジョイント部分の内側面上に通じていてよい、ということが開示されている。この保持用要素は、その最終的位置において、収容する穴がより大きいものであるために一部分だけがジョイント部分と接触した状態で、ジョイント部分の内側に位置している。この文書は、ジョイント部分の保持用部分の下にキャビティまたは溝路を具備することが不可欠であり、このキャビティ/この溝路は必然的に、保持用要素の頭部の一部分がジョイント部分の材料と接触状態にないということを前提としている、ということを説明している。
その上、この文書は、ジョイント部分がまず単独で製造され、次に保持用要素の頭部がキャビティ/溝路の中にあるような形で保持用要素が穿孔から導入されるということを説明している。これによると、このキャビティ/この溝路が存在するためには特定の手段を具備する必要があるため、ジョイント部分の製造が非常に複雑なものになることは避けられない。
保持のためのこの解決法には、グレージングの周囲と隣接する車体との間で利用可能な空間が小さい場合に採用できるという利点がある。
しかしながら、この保持用要素によるトリムの固定は、充分な信頼性を提供しない。すなわち、複数の保持用要素が具備されたとしても、同じ方向で、ただし穴の中への保持用要素の導入運動とは反対の向きに運動を加えるだけで充分であることから、トリムは容易に外される可能性がある。
その上、トリムの内側面と成形ジョイント部分の外側面との間に接着促進層を具備して、この内側面がこの外側面に接着するようにすることも公知である。ただし、この層の適用は、製造方法を複雑にしコストの増大を引き起こす。
先行技術では、国際公開第2015/015119号から、前記基部と反対側の端部に、前記成形ジョイント部分の外側面および内側面上に通じる穴を通して前記成形ジョイント部分を横断する開口のある少なくとも1つの足部を含む1つの翼を有し、前記開口のある足部が前記成形ジョイント部分の下または前記ガラス要素の下で折り返される、上述のタイプのグレージングが公知である。
この文書によると、トリムの開口のある足部は、成形ジョイント部分の製造の後、ジョイント部分の外側面に位置する穴の入口を通してこのように導入され、その後、この足部は、ジョイント部分の内側面を通って穴から再度出て、前記成形ジョイント部分のこの内側面に対してかまたは前記ガラス要素の内側面に対して折り返され得、かつ成形ジョイント部分の下にトリムを維持することを可能にし、トリムが成形ジョイント部分の上方にうまく位置付けされた状態にあり続けるようにすることができる。
トリムは、開口のある単数または複数の足部の折返しの後、非常にうまく維持されるが、この解決法は、実施が複雑で、この開口のある足部の各々を収容する穴の場所における金型の複雑性を理由として、所望されるものより高い不良率を発生させる。
本発明は、特にグレージングの周囲と隣接する車体との間で利用可能な空間が小さい場合に、ジョイント部分に対して簡単、迅速でかつ信頼性の高い形で取外し不能で固定することのできるトリムを提案することによって、先行技術の欠点を軽減することを目的としている。
本発明の詳細な目的は、グレージングが車両の車体に固定されているかぎり、トリムがグレージングから分離され得ないようにすることにある。
もう1つの目的は、解決法の工業的実施を容易にし、非常に低い不良率で非常に高い信頼性で生産を行なうことにある。
したがって本発明は、トリムに少なくとも1つの足部が備わり、成形ジョイント部分を成形によって製造する際にこの足部はトリムを完全に横断することなく成形ジョイント部分内に統合された状態になっており、この足部を担持するトリムとの関係およびこの足部が内部に統合されている成形ジョイント部分との関係におけるこの足部の位置が固定されている、すなわち成形ジョイント部分に損傷を加えることなく修正不可能であり修正されない、1つの解決法に基づくものである。
足部ならびにそれを担持する翼は、こうして、両方共トリムに属しており、足部ならびにそれを担持する翼は、トリムの基部と一体で形成されている。
本発明の重要な利点は、成形ジョイント部分内に完全に統合された本発明に係る足部が、トリムのためにこの成形ジョイント部分内の機械的係留部を実現するという点にある。こうして、トリムの内側面とそれに対面する成形ジョイント部分の外側面との間に接着促進層を具備する必要はなく、本発明によると、したがって、トリムと成形ジョイント部分の間に接着は存在しない。
本発明は、その最大の意味において、請求項1に係るグレージングに関する。他の請求項は、有利な変形形態を説明している。このグレージングは、ガラス要素と、少なくとも1つの成形ジョイント部分と、前記ガラス要素の縁部に沿って延在する細長い形状を有しかつ横断面において基部および前記基部から非ゼロの角度に沿って延在する少なくとも1つの翼を伴う全体的形状を有する少なくとも1つのトリムと、を含み、前記基部は前記成形ジョイント部分の外側面の上方に位置している。
このグレージングは、前記トリムの前記翼が、前記基部と反対側の端部に、少なくとも1つの足部を含み、この足部は、前記成形ジョイント部分の前記外側面に通じ内側面には通じていない穴を通って前記成形ジョイント部分内に進入することによって前記成形ジョイント部分内に存在し、前記足部は、前記成形ジョイント部分と完全に接触していること、を特徴とする。
この接触は、成形ジョイント部分の材料が、その高さ全体にわたり、両側でかつその厚み全体にわたり、足部を担持する翼の端部から最下端に至るまで、足部の表面全体に接触するようなものである。こうして、足部を収容する穴は、足部と相補的形状を有し、成形ジョイント部分の材料がこの場所で切り取られた場合に裸眼でこれを観ることができる。
前記足部は、完全に前記成形ジョイント部分内に存在する。
前記足部が前記成形ジョイント部分と完全に接触すると説明されている場合、それは、同様に、当然のことながら、逆に前記成形ジョイント部分が前記足部と完全に接触しており、前記足部が前記成形ジョイント部分内に埋め込まれ、前記足部の一部分を収容するためのキャビティまたは溝路が成形ジョイント部分内に存在しないことを意味している。
トリムは、成形ジョイント部分に対するトリムの接着に有利に作用する層も中間固定要素も無しで、直接前記成形ジョイント部分に固定され、成形ジョイント部分内へのトリムの取外しできない唯一機械的な固定は、効果的である。
成形ジョイント部分の外側面に通じかつそれを通って足部がこのジョイント部分内に進入する穴という概念は、この外側面内で、穴の内部断面がこの場所における足部の外部断面と極めて正確に同一であることを表わしている。
足部は、その長さ全体にわたり、成形ジョイント部分の内側で、成形ジョイント部分の外側面における穴の内部断面と同一の外部断面を有することができ、ただし成形ジョイント部分の内部では、足部が、成形ジョイント部分の内側で、より確実に機械的に保持されるように、足部の少なくとも1つの外部断面が、成形ジョイント部分の外側面にある穴の内部断面よりも大きいことが好ましい。
基部は、その幅に沿って平担であるかまたはわずかに湾曲していてよく、翼は、その幅に沿って平担であるかまたはわずかに湾曲していてよい。
好ましくは、前記翼は、前記基部の横断方向端部で、すなわち前記基部の横断方向端部から延在する。こうして、トリムを横断面で観察した場合、翼と基部とを区別するのは、2つの間そして各々の先端に、極立ったエルボ、すなわち基部または翼の場合によって全体的な曲線を上回る大きな角度変動が存在することである。こうして、トリムは、より製造が容易でしかも低コストである。
好ましくは、前記足部は中実であり、開口は無く、足部の厚みを一方から他方へ横断する開口すなわち穴を含まない。実際、この場合、成形ジョイント部分の材料によるこの穴の完全な充填を制御するのは、困難であると考えられる。
前記足部または各々の足部は、好ましくは、前記トリムの製造を容易にするため、前記翼の延長部分内にあり、この足部または各々の足部は好ましくは、前記翼と一体で形成されており、トリムは、好ましくは、折曲げ加工された単一の(二重でない)金属シートで構成された唯一の金属部品でできている。
好ましくは、前記足部または各々の足部は、平担であり、この足部を担持するトリムの翼の延長部分内に位置し、すなわち翼との結合部におけるその厚みは同一であり、この場所における翼の厚みの延長部分内に位置する。
トリムの固定の信頼性を充分に高いものとするためには、前記足部または各々の足部が逆T字形の全体的形状を有し、T字形の幹部が前記翼と一体で形成されていることが好ましい。こうして、非常に大きな応力を加えずに足部を外すことは不可能であり、というのも、穴ひいては成形ジョイント部分に損傷を加えざるを得ないからである。
この固定をさらに改善するために、この足部または各々の足部が逆T字形の全体的形状を有することが可能であり、ここで、
− T字形の少なくとも1つの枝部が幹部に向かって傾斜し、好ましくはT字形の2つの枝部が各々幹部に向かって傾斜し、こうして成形ジョイント部分内での足部によるトリムの保持が改善され、かつ/または
− T字形の少なくとも1つの枝部が前記翼の方向に延在する少なくとも1つの歯を有し、こうして成形ジョイント部分内の足部によるトリムの保持が改善され、かつ/または
− T字形の少なくとも1つの枝部が翼の前記端部とは反対側にあるその縁部上で翼の端部において平行であり、こうして成形の際のジョイント部分の材料の分布は容易になる。
固定の信頼性を充分に高いものとするためには、前記足部は、好ましくは、前記翼の厚みと同一の厚み、および前記翼の端部から計ってその高さの0.5〜2倍の長さを有する。
前記成形ジョイント部分は前記足部に対面したボスを内側面に有することができる。こうして、足部が内部に埋め込まれているジョイント部分の体積はより大きく、成形ジョイント部分内での足部の維持はさらに良好なものとなる。
このボスの全幅は、前記足部の全幅Lよりも、各側で約1.5〜4mmずつ(すなわち全体で約3〜8mm)大きく、こうして成形ジョイント部分の材料を節約しながら足部を良好に固着することができる。
機械的維持の効果をさらに増大させるため、前記成形ジョイント部分は好ましくは、その高さの少なくとも一部分にわたり前記翼と接触し、好ましくは、その高さの少なくとも一部分にわたり前記翼の長手方向の各側と接触状態にある。
前記成形ジョイント部分は、詳細には、その高さ全体にわたり前記翼と接触していてよく、好ましくは、その高さ全体にわたり前記翼の長手方向の各側と接触状態にあり得る。
前記成形ジョイント部分は、好ましくは、前記基部と前記成形ジョイント部分の間に間置された接着促進層無しで、前記基部の内側表面と接触している。
基部および少なくとも1つの足部を含む翼は少なくとも、各々細長いプレートの形を呈する。基部は好ましくは中実で、開口は無く、翼は好ましくは中実で、開口は無い。
基部および少なくとも1つの足部を含む翼は少なくとも、好ましくは直角に近い非ゼロの角度で、互いとの関係において方向付けられ、この角度は、トリムを断面で見た場合、60°〜120°であり、この角には丸みをつけることができる。例えば、このとき、トリムは、断面で、唯一の翼と基部との間に丸みのついた角を伴うL字形の全体的形状を有することができる。
トリムが、2つの翼を含み、そのうち少なくとも1つの翼さらにはその両方が少なくとも1つの足部を有する場合、各翼と基部との間の角度は、直角に近いものであり得る非ゼロの角度であり、各々の角度は、トリムを断面で見た場合、60°〜120°であり得、各角には丸みをつけることができる。例えば、トリムはこのとき、各翼と基部の間で丸みの付いた角を伴うU字形の全体的形状を断面で有することができる。
このU字形は、U字形のくぼみ部分が成形ジョイント部分に向かって方向付けられている状態で、前記成形ジョイント部分の上または上方に(すなわち成形ジョイント部分の外側面の上または上方に)逆さまに位置付けされる。
好ましくは、トリムのU字形の基部の内側面の一部分は、特に成形ジョイント部分のボスの最も外側の部分に沿って、成形ジョイント部分の外側面の一部分と接触状態にある。
1つまたは複数の翼は、基部から延在し、基部と1つまたは複数の翼とはこうして互いに結合してトリムを形成する。
トリムが2つの翼を含む場合、遠位翼は、組付けされた状態でガラス要素から最も遠いトリムの翼である。
第1の独立した変形形態において、横断面で見た場合に、特に足部が存在する場所で、前記トリムは、U字形の全体的形状を有し、第1の翼は少なくとも前記足部を含み、第2の翼は、前記成形ジョイント部分の外側面上に設けられ、前記成形ジョイント部分の内側面に通じていないキャビティ内に進入する。好ましくは長手方向であるこの第2の翼は、このとき同様に好ましくは長手方向であるこのキャビティと共に1つの抗反作用支持体を実現することができる。
この第1の変形形態においては、前記第2の翼が近位、すなわち組付け状態でガラス要素に最も近い翼であり、前記第1の翼が遠位、すなわち組付け状態でガラス要素から最も遠い翼であり、こうして足部は成形ジョイント部分の材料内により容易に埋め込まれることが可能であり、ただし、逆の実施も同様に可能である。
第2の独立した変形形態において、横断面で見た場合に、特に足部が存在する場所で、前記トリムは、L字形の全体的形態を有し、ここで基部は、前記成形ジョイント部分の外側面上に設けられ前記成形ジョイント部分の内側面上に通じていないキャビティ内に進入する。このキャビティは、同様に抗反作用支持体を実現する。
第3の独立した変形形態において、横断面で見た場合に、特に足部が存在する場所で、前記トリムはU字形の全体的形状を有し、ここで、
− 第1の翼は、前記基部と反対側の端部に、少なくとも前記足部を含み、この第1の足部は、前記成形ジョイント部分の前記外側面に通じ内側面には通じていない穴を通って前記成形ジョイント部分内に進入することによって前記成形ジョイント部分内に存在し、前記足部は、前記成形ジョイント部分と完全に接触しており、
− 第2の翼は、前記基部と反対側の端部に、少なくとも1つの第2の足部を含み、前記第2の足部は、前記成形ジョイント部分の前記外側面に通じ内側面には通じていない穴を通って前記成形ジョイント部分内に進入することによって前記成形ジョイント部分内に存在し、前記第2の足部は、前記成形ジョイント部分と完全に接触している。
これら3つの変形形態は、トリムが、ある場所で一変形形態を含み、そして、その長さに沿って他の場所で他の変形形態を含み、さらにはその長さに沿ってまた他の場所でまた他の変形形態を含むことが可能であるため、互いに排他的なものではない。
同様に、トリムが2つより多くの翼をある場所またはその長さ全体に含むことも可能であり、例えば、トリムは、U字形の全体的形状を有することができ、ここで基部のおよそ中央では、第3の翼が、成形ジョイント部分との関係において他の2つと同じ側で、基部から延在している。この第3の翼に、本発明に係る足部を1つまたは複数備えつけることができる。場合によっては、この第3の翼のみが本発明に係る足部を含む。
本発明は、同様に、本発明に係るグレージングの製造方法において、前記グレージングが、ガラス要素と、少なくとも1つの成形ジョイント部分と、前記ガラス要素の縁部に沿って延在する細長い形状を有しかつ横断面において基部および前記基部から非ゼロの角度に沿って延在する少なくとも1つの翼を伴う形状を有する少なくとも1つのトリムと、を含み、この前記方法において、前記翼が、前記基部と反対側の端部に、少なくとも1つの足部を含むこと、および前記成形ジョイント部分は、前記足部と完全に接触しながら、前記ガラス要素上に成形によって形成されること、を特徴とするグレージングの製造方法に関する。
前記成形ジョイント部分は、好ましくは、前記足部を収容することを目的とし成形の際に形成され前記成形ジョイント部分の外側面には通じているものの内側面には通じていない穴を有する。
前記成形ジョイント部分は、好ましくは、その高さの少なくとも一部分の上で前記翼に接しながら、好ましくは前記翼の長手方向の各側と接触状態にありながら、前記ガラス要素上での成形により、形成される。
前記成形ジョイント部分は好ましくは、前記基部の内側表面と接触しながら前記ガラス要素上での成形によって形成され、前記基部と前記成形ジョイント部分の間に間置される接着促進層は存在しない。
足部が内部に存在しているジョイント部分の穴は、成形による前記成形ジョイント部分の製造の際に、詳細にはこの成形ジョイント部分がカプセル化技術により製造される場合に、自動的に形成させられる。成形ジョイント部分の材料が、トリムを含む金型のキャビティ内に導入された場合、この材料は、足部と完全に接触し、さらには足部を担持する翼の一部分と接触することになる。
以下では、非限定的な例として、本発明を表わすいくつかの実施形態について、添付図面を参照しながら説明するであろう。
外側から見た、本発明に係るグレージングの斜視図を例示する。 内側から見た、図1のグレージングの斜視図である。 図2のAAに沿った部分的断面斜視図である。 図3のトリムを例示し、同じ翼上の複数の足部を示す部分的斜視図である。 足部の実施例を例示する。 足部の実施例を例示する。 足部の実施例を例示する。 2つの翼上に足部を有するトリムのもう1つの変形実施形態についての、図4と等価の部分的斜視図である。
これらの図中、異なる要素間の比率は、各図において遵守されているが、背景にある要素は概して、その読解を容易にするため、図3を除いて表わされていない。
本発明は、グレージング1、特に図1および2に見られるような車両のグレージングに関する。このグレージングは、ガラス要素2、ガラス要素に固定された少なくとも1つの成形ジョイント部分3、前記成形ジョイント部分3に直接固定されたトリム4などの少なくとも1つの後付け部品を含む。本発明については、トリム4および成形ジョイント部分3という2つの要素の間で、一方ではトリムに、他方では前記成形ジョイント部分に固定されると考えられる中間固定部品は存在しない。
例示されている本発明に係るグレージング1は、自動車の固定した後部側方グレージング(リアサイドウィンドウの窓枠部)である。このグレージングは、ガラス要素2を含み、このガラス要素は、ガラス要素2の全周にわたる軟質ポリマ材料製の成形ジョイント部分(またはコード)3の一部分を備えている。
場合によってさらに1つ(または複数)の付属品、特にグレージングの固定用付属品25を含むグレージング1は、車両における内部空間Iと外部空間Eとの間の分離を実現する開口部を閉じるためのものである。ガラス要素2はこうして、外部空間Eの方を向くようになっている外側面22、内部空間Iの方を向くようになっている内側面23、ならびに周囲縁部21を有する。
ガラス要素は、モノリシックであり、すなわち唯一の材料シートで構成されていてよく、あるいは複合物であり、すなわち積層されたグレージングの場合には接着性材料層が少なくとも1層間に挿入されている複数の材料シートで構成されたものであってもよい。1つ(または複数)の材料シートは、特にガラスといった無機材料製、または特にプラスチック材料といった有機材料製であり得る。
車両用のグレージングの場合、グレージングは概して、少なくとも部分的にその周囲に装飾帯(図示せず)を有する。
ガラス要素が有機材料製である場合、このガラス要素は本発明の実施に先立ち、金型の少なくとも1つの固定部分とこの金型の固定部分との関係において可動である金型の可動部分とを含む金型を含む成形装置内でガラス要素の構成材料を成形することによって製造されており、ここで前記両方の金型部分は、成形ステップの間、断面でガラス要素の断面形状を呈する成形用キャビティを形成するため、金型が閉じた状態で協働する。多くの場合、有機材料製のガラス要素は、平担ではなく湾曲している。
ガラス要素が無機材料製である場合、このガラス要素は本発明の実施に先立ち、無機材料を溶融させて平担なシートにし、その後このシートを切断し場合によってはこのシートを型押しおよび/または急冷することによって製造されている。
図1〜3では、ガラス要素2はモノリシックグレージングである。例示されたグレージングは、固定グレージングであるが、本発明は、可動グレージングにも適用可能である。
こうして、成形ジョイント部分3は、車両の外部Eに向けて方向付けられるための外側面32、ならびに車両の内部Iに向けて方向付けられるための内側面33を有する。
成形部分3を構成するポリマ材料は、熱可塑性樹脂(PVC、TPE、...)、ポリウレタン、さらにはEPDMタイプの合成ゴムあるいは他の適切なあらゆる材料であってよい。
成形ジョイント部分3は、好ましくは、「カプセル化」と呼ばれる製造方法を実施することによって製造されるが、これは、この方法が、2つの成形要素の間で、すなわち、グレージングの内側面を収容する成形要素とグレージングの外側面を収容する成形要素との間で、成形装置内で成形ジョイント部分3を成形するステップを含むからであり、これら2つの成形要素は、この成形ジョイント部分の成形ステップ中に成形ジョイント部分を構成する材料が充填される成形用キャビティを、2つの成形要素の間に実現しながら、成形ステップ中に互いに重なって閉じられる。
成形ジョイント部分3は、好ましくは、グレージング1の周囲全体にわたり配置されるが、この成形ジョイント部分を、グレージングの周囲の一部分上、またはグレージングの任意の一部分上のみに位置付けすることも完全に可能であろう。
トリム4は、ガラス要素2の少なくとも1つの縁部に沿って延在し、ここではガラス要素の3つの縁部、すなわち下縁部、後縁部および上縁部に沿って延在する細長い形状を有する。トリム4は、横断面において、基部40およびこの基部から非ゼロの角度に沿って延在する少なくとも1つの翼41を伴う全体的形状を有し、基部は前記成形ジョイント部分3の外側面32の上方に位置している。
図中、トリム4はこうして、成形ジョイントの外側面32の一部分、特にトリム4全体に沿って延在する長手方向のボス31を基部40の下側で覆い隠している。
車両の外側から見える成形ジョイント部分3の部分をトリム4によって隠すのは、グレージングの美観を改善するためである。
トリムは、予め製造されている。すなわち、グレージングに固定される前に製造され場合によって成形されている。トリムは、アルミニウム、アルミニウム合金、鋼、特にステンレス鋼製であり得る。
トリムを構成する材料は、好ましくは、高い剛性を有するよう、80.103MPa〜500.103MPaの弾性率を有する。
トリムは、複雑な形状を有する。すなわち、トリムは、横断面において、中央基部40およびこの基部から延在する少なくとも1つの翼41、41’を伴う形状を有する。この翼41またはこれらの翼41、41’は、ここでは(各々)基部40の横断方向端部から延在する。この形状は、基部が上方に位置する状態で、つまり厳密にはここではボス31を覆い隠すべく前記成形ジョイント部分3の外側面上に位置する状態で、逆さまに位置付けされる。こうして、トリムの内側面42は、少なくともボス31の最も外側にある部分に沿って、成形ジョイント部分3の外側面32と接触状態にある。
本発明によると、図3および4を見ると分かるように、横断面(すなわちトリムの前記長さ方向との関係において横断方向)で見ると、トリムの遠位翼41は、基部40と反対側の一端部44に、少なくとも1つの足部45、好ましくは複数の足部45を含む。
この足部45(好ましくはこれらの足部45)は、前記成形ジョイント部分3の前記外側面32には通じているものの内側面33には通じていない穴30を通って前記成形ジョイント部分3の中に進入することにより、成形ジョイント部分3内に存在する。さらにこの足部45(好ましくはこれらの足部45)は、足部を担持する翼の端部44から足部の高さ全体にわたり、成形ジョイント部分3と完全に接触している。この足部45(好ましくはこれらの足部45)は、成形ジョイント部分3内に埋め込まれている。
足部(またはその各々)が中に隠される穴は、足部に相補的な形状を有する。
足部(単数または複数)45を担持する翼41は、好ましくは長手方向であり、好ましくはトリム全体に沿っている。
足部45、好ましくは各々の足部45は中実であり、したがって開口を含まず、換言すると成形ジョイント3の材料が通過し得るスリットを含まない。
トリム4を成形ジョイント部分3に固定するために複数の足部45が存在する場合、各々の足部45は、前記成形ジョイント部分3の外側面32に通じているものの内側面33には通じていない穴30の中にあり、各足部45は完全に前記成形ジョイント部分3と接触している。
穴30または各々の穴30は、好ましくは、成形ジョイント部分3の成形による製造の際に形成される。
図を見れば分かるように、足部45または各々の足部は、それを担持する翼の延長部分内にあり、この足部はここでは、好ましくはそれを担持する翼と一体で形成されている。トリムはここでは、折曲げられた例えば0.4mm〜2mmの厚みの単一の(二重でない)金属シートで構成された、唯一の金属部品でできている。
図3では、成形ジョイント部分3の厚みは、同じ比率において、足部45が存在するゾーンの外では比較的小さく、足部45が存在するゾーン内ではより大きいことが示されている。こうして、成形ジョイント部分3は外側面33において、足部45と対面して、そして唯一足部45と対面する場所でのみ局所的なボス35を有し、これにより、成形ジョイント部分のより多くの材料を想定し、こうして成形ジョイント部分の材料内の足部のより良好な固着を想定することが可能となる。このボス35は、車体の開口部内にグレージングを接着させるのに役立つ接着剤(図示せず)の厚みのためのストッパとして役立つことができる。このことは、特に、ガラス要素の縁部21と隣接する車体(図示せず)との間で利用可能な空間が小さい構成のための本発明の利点を例証している。
ここでは、このボス35の全幅は、前記足部の全幅Lを各側で約2mmより大きい。
図3を見れば分かるように、足部45または各々の足部は、好ましくは、翼41の端部44から考慮したその高さwの0.5〜2倍の長さLを有する。ここでは、比は1:1である。
足部45は、逆T字形の全体的形状を有し、ここでT字形の幹部は翼41と一体で形成されている。したがって、内部に足部ひいては成形ジョイント部分が存在する穴に損傷を加えることなく、足部45、ましてやトリム4を外すことは不可能である。
図5〜7は、逆T字形の全体的形状の異なる変形実施形態を例示する。
− 図5では、T字形の枝部は、それらの長さ全体にわたり、同じ高さの直線であり、
− 図6では、T字形の枝部は、幹部に向かって傾斜しており、すなわち、幹部に向かって高さが低くなっており、
− 図7では、T字形の枝部は、翼41の方向に延在する例えば3角形または平行6面体の少なくとも1つの歯49を各々有し、好ましくは、各々複数の歯を有する。
これらの変形形態は当然のことながら、1つの枝部について、または2つの枝部について互いに兼備可能である。
無条件で、L字形の足部45、すなわち例示されている通りのT字形だけれども唯一の枝部を伴う足部を実現することが可能である。ただし、この場合、これにより、成形ジョイント部分によるトリムの維持において不均衡が生み出される。
トリム4は、成形ジョイント部分に埋め込まれた1つの足部45(または複数の足部45)によって、内側面33に接して維持される。
こうして、成形ジョイント部分3は、基部40と成形ジョイント部分3の間に間置される接着促進層無しで、そしてトリム4と成形ジョイント部分3の間に間置される接着促進層さえ無しで、基部40の内側表面43と接触する。
さらに一層良好な維持のために、翼41は、好ましくはその高さの少なくとも1部分の上、好ましくは、その高さ全体にわたり、成形ジョイント部分3と接触している。この接触は、好ましくは、翼41の長手方向の各側で行われる。
トリムがその長さに沿って直線であることが可能である。しかしながら、トリムは、その長さに沿って曲線であり、ガラス要素の2つの隣接する側に、さらには図1および2に例示されているようにガラス要素の3つの側に、さらにはガラス要素の全周にわたって存在することさえも完全に可能である。
このとき、トリムが、トリムを備えるガラス要素の各側に少なくとも2つの足部45を含むことが可能である。
空間の3つの次元における維持を得るため、空間内のそれぞれの位置に応じて足部により実現される維持を最適化することが可能である。
その上、図3および4は、特に足部が存在する場所で、好ましくはトリム全体に沿って、横断面で見た場合に、本発明の第1の変形形態によると、トリム4がU字形の全体的形状を有し、ここでトリムのU字形の第1の翼41は少なくとも1つの足部45を含み、第2の翼47は、前記成形ジョイント部分3の外側面32上に設けられ前記成形ジョイント部分3の内側面33に通じていないキャビティ34内に進入する、ということを示している。
この第1の変形形態において、この第2の翼47は足部を含まない。
この第2の翼47は、好ましくは、組付け状態でガラス要素に最も近いものであるU字形の近位翼であり、前記第1の翼41はこのとき、組付け状態でガラス要素から最も遠いU字形の遠位翼であり、こうして足部45を収容するためのより大きなスペースが成形ジョイント部分内に得られる。
例示されていない一変形形態においては、トリム4がL字形の全体的形状を有し、ここで基部40は、成形ジョイント部分3の外側面32上に設けられ成形ジョイント部分3の内側面33に通じていないキャビティ内に進入することを想定することが可能である。
図8は、足部が存在する場所での横断面で見た本発明の第2の変形形態を示しており、ここで、トリム4は、U字形の全体的形状を有し、
− 第1の変形形態の場合と同様に、第1の翼41は、基部40と反対側の端部44に、少なくとも1つの第1の足部45を含み、この第1の足部45は、成形ジョイント部分3の前記外側面32に通じ内側面33には通じていない穴を通って前記成形ジョイント部分3内に進入することによって前記成形ジョイント部分3内に存在し、足部45は、成形ジョイント部分3と完全に接触しており、
− 第1の変形形態とは異なり、第2の翼41’は、基部40と反対側の端部44’に、少なくとも1つの第2の足部45’を含み、この第2の足部45’は、前記成形ジョイント部分3の前記外側面32に通じ内側面33には通じていない穴を通って前記成形ジョイント部分3内に進入することによって前記成形ジョイント部分3内に存在し、第2の足部45’は、成形ジョイント部分3と完全に接触している。
足部45および45’は、好ましくは、成形ジョイント部分内での足部の維持を改善するために長手方向にずらされている(すなわち互いに対面していない)。
1 グレージング
2 ガラス要素
3 成形ジョイント部分
4 トリム
30 穴
32 外側面
33 内側面
40 基部
41 翼
45 足部
仏国特許発明第2340217号明細書 欧州特許第1944182号明細書 国際公開第2015/015119号

Claims (12)

  1. ガラス要素(2)と、少なくとも1つの成形ジョイント部分(3)と、前記ガラス要素の縁部に沿って延在する細長い形状を有しかつ横断面において基部(40)および前記基部から非ゼロの角度に沿って延在する少なくとも1つの翼(41)を伴う全体的形状を有する少なくとも1つのトリム(4)と、を含むグレージング(1)において、前記基部が前記成形ジョイント部分(3)の外側面(32)の上方に位置しているグレージングであって、前記翼(41)が、前記基部(40)と反対側の端部(44)に、少なくとも1つの足部(45)を含み、この足部は、前記成形ジョイント部分(3)の前記外側面(32)に通じ内側面(33)には通じていない穴(30)を通って前記成形ジョイント部分(3)内に進入することによって前記成形ジョイント部分(3)内に存在し、前記足部(45)は、前記成形ジョイント部分(3)と完全に接触していることを特徴とする、グレージング(1)。
  2. 前記成形ジョイント部分(3)の内部で、前記足部(45)の少なくとも1つの外部断面が、前記成形ジョイント部分の外側面(32)内の前記穴(30)の内部断面より大きいことを特徴とする、請求項1に記載のグレージング(1)。
  3. 前記足部(45)が逆T字形の全体的形状を有し、T字形の幹部が前記翼と一体で形成されていることを特徴とする、請求項1または2に記載のグレージング(1)。
  4. 前記足部(45)が逆T字形の全体的形状を有し、T字形の少なくとも1つの枝部が幹部に向かって傾斜し、かつ/または、T字形の少なくとも1つの枝部が前記翼(41)の方向に延在する少なくとも1つの歯(49)を有することを特徴とする、請求項3に記載のグレージング(1)。
  5. 前記足部(45)が前記翼(41)の厚みと同一の厚みおよび前記翼(41)の端部(44)から計ってその高さの0.5〜2倍の長さを有することを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1つに記載のグレージング(1)。
  6. 前記成形ジョイント部分(3)が内側面(33)に、前記足部(45)に対面したボス(35)を有することを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1つに記載のグレージング(1)
  7. 横断面で見た場合に、前記トリム(4)がU字形の全体的形状を有し、第1の翼(41)は少なくとも前記足部(45)を含み、第2の翼(47)は、前記成形ジョイント部分(3)の外側面(32)上に設けられ前記成形ジョイント部分(3)の内側面(33)に通じていないキャビティ(34)内に進入することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1つに記載のグレージング(1)。
  8. 横断面で見た場合に、前記トリム(4)がU字形の全体的形状を有し、ここで、
    − 第1の翼(41)が、前記基部(40)と反対側の端部(44)に、少なくとも前記足部(45)を含み、この第1の足部(45)は、前記成形ジョイント部分(3)の前記外側面(32)に通じ内側面(33)には通じていない穴(30)を通って前記成形ジョイント部分(3)内に進入することによって前記成形ジョイント部分(3)内に存在し、前記足部(45)は、前記成形ジョイント部分(3)と完全に接触しており、
    − 第2の翼(41’)が、前記基部(40)と反対側の端部(44’)に、少なくとも1つの第2の足部(45’)を含み、前記第2の足部(45’)は、前記成形ジョイント部分(3)の前記外側面(32)に通じ内側面(33)には通じていない穴を通って前記成形ジョイント部分(3)内に進入することによって前記成形ジョイント部分(3)内に存在し、前記第2の足部(45’)は、前記成形ジョイント部分(3)と完全に接触していること
    を特徴とする、請求項1〜7のいずれか1つに記載のグレージング(1)。
  9. 前記成形ジョイント部分(3)が、その高さの少なくとも一部分上で前記翼(41)と接触し、好ましくは前記翼(41)の長手方向の各側と接触状態にあることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1つに記載のグレージング(1)。
  10. 前記成形ジョイント部分(3)が、前記基部(40)の内側表面(43)と接触していることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1つに記載のグレージング(1)。
  11. 請求項1ないし10のいずれか1つに記載のグレージング(1)の製造方法において、前記グレージングが、ガラス要素(2)と、少なくとも1つの成形ジョイント部分(3)と、前記ガラス要素の縁部に沿って延在する細長い形状を有しかつ横断面において基部(40)および前記基部から非ゼロの角度に沿って延在する少なくとも1つの翼(41)を伴う形状を有する少なくとも1つのトリム(4)と、を含み、前記翼(41)が、前記基部(40)と反対側の端部(44)に、少なくとも1つの足部(45)を含み、前記成形ジョイント部分(3)は、前記足部(45)と完全に接触しながら、前記ガラス要素(2)上に成形によって形成されることを特徴とする、グレージングの製造方法。
  12. 前記成形ジョイント部分(3)が、前記足部(45)を収容することを目的とし成形の際に形成され前記成形ジョイント部分(3)の外側面(32)には通じているものの内側面(33)には通じていない穴(30)を有することを特徴とする、請求項11に記載の方法。
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