JPH0698714B2 - 自動車用ウインドウモールディングとその製造方法 - Google Patents

自動車用ウインドウモールディングとその製造方法

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JPH0698714B2
JPH0698714B2 JP1270087A JP27008789A JPH0698714B2 JP H0698714 B2 JPH0698714 B2 JP H0698714B2 JP 1270087 A JP1270087 A JP 1270087A JP 27008789 A JP27008789 A JP 27008789A JP H0698714 B2 JPH0698714 B2 JP H0698714B2
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徹 小溝
優男 山辺
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車用ウインドウモールディングとその製造
方法に関するものである。
〔従来技術〕
一般に自動車においては、第10図に示すように、車体1
のウインドウ開口2の車体一般面より落とし込んだフラ
ンジ2′にウインドウパネル3の周縁部が接着剤4によ
り接着固定され、ウインドウモールディング5は軟質樹
脂製のウインドウモールディング本体6の脚部6aが前記
車体1における開口2の内周壁2aに接着したファスナー
7に係止され、頭部6bがウインドウパネル3の端末と開
口2の内周壁2aとの間隙を覆い、該頭部6bの表面にはス
テンレス製の光輝装飾部材8が嵌着されている。なお、
9はダムラバーである。(実開昭63-155814号公報参
照)。
ところで、前記光輝装飾部材8はコーナー部Wcにあって
は分割し、そのコーナー部片8aの両端を直線部片8b,8b
の端部に嵌合させている場合と、コーナー部Wcで大きな
曲率とした連続一体のものに形成する場合とがある。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、前者にあっては、光輝装飾部材8のコー
ナー部片8aと直線部片8b,8bとの間に段差があり、かつ
パーティングラインが狂い、またコーナー部片8aと直線
部片8bの各端部を溶接により接続した場合には表面歪が
発生し、光輝装飾部材8に連続感がなく、品質感を損な
うばかりでなく、コーナー部Wcが分割されているため、
部品費,組立費を多大に費やす。
一方、後者にあっては、光輝装飾部材8は連続した一本
のものであるため、上記不具合が解消されるものの、コ
ーナー部Wcを大きくしなければならないため、デザイン
上の制約を受け採用できないケースが多いという課題が
あった。
本発明はこのような従来の課題に着目してなされたもの
で、外観品質の向上とコストの低減を図った自動車用ウ
インドウモールディングとその製造方法を提供すること
を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
かかる目的を達成するため、本発明自動車用ウインドウ
モールディングの製造方法としては、車体のウインドウ
開口の内周縁とウインドウパネルの端末との間隙を覆う
ように設けられるウインドウモールディングにおいて、 連続した少なくとも一本の光輝装飾部材と共に合成樹脂
を押出成形して略直線状に形成されるウインドウモール
ディング本体のウインドウ開口周縁部におけるコーナー
部に対応する部分に前記光輝装飾部分を残して合成樹脂
を欠除した樹脂断絶部分を設け、 次にこの樹脂断絶部分における光輝装飾部材を前記コー
ナー部の曲率に合わせて曲げ成形し、 その後ウインドウモールディング本体の樹脂断絶部分に
前記コーナー部の曲率に合致したモールコーナー部分を
射出成形により成形して隣接する押出成形された直線状
部分に連続するように接合してウインドウモールディン
グを成形するようにしたものである。
また、本発明自動車用ウインドウモールディングとして
は、ウインドウ開口周縁部における直線部分からコーナ
ー部分を経て直線部分に至る連続した少なくとも一本の
光輝装飾部材と、 上記光輝装飾部材の直線部分に合成樹脂を押出成形して
形成される直線状部分と、 上記光輝装飾部材のコーナー部分に合成樹脂をウインド
ウ開口周縁部のコーナー部分に合わせて射出成形して形
成され、前記直線状部分に連続接合されるモールコーナ
ー部分と、 からなることを特徴とするものである。
〔作用〕
光輝装飾部材が一体の連続したものであるから、連続感
が向上し、また、光輝装飾部材のコーナー部に対応する
部分は単独で曲げ成形し、この部分のウインドウモール
ディング本体もその後射出成形により形成するので、該
コーナー部の曲率を小さくすることができる。さらに、
光輝装飾部材は分割されていないため、部品費,組立費
が減少する。
〔実施例〕
以下図面を参照して本発明の一実施例を従来と同一の部
品に同一の符号を付して説明する。
第1図において、車体1のウインドウ開口2の車体一般
面より落とし込んだフランジ2′にウインドウパネル3
の周縁部が接着剤4により接着固定され、ウインドウモ
ールディング5は軟質樹脂製のウインドウモールディン
グ本体6の脚部6aが前記車体1における開口2の内周壁
2aに接着したファスナー7に係止され、頭部6bがウイン
ドウパネル3の端末と開口2の内周壁2aとの間隙を覆
い、該頭部6bの表面にはステンレス製の光輝装飾部材8
が嵌着されている。なお、9はダムラバーである。
以上の基本構造は従来通りである。
第2図および第3図に示すように、前記ウインドウモー
ルディング5はウインドウモールディング本体6をその
頭部6bに一部が埋設される連続した一本の光輝装飾部材
8と共に押出成形により直線状に形成する。
その後、第4図および第5図に示すように、前記ウイン
ドウモールディング本体6のウインドウ開口2(第1図
参照)周縁部におけるコーナー部(第9図Wc部分)に対
応する部分に、光輝装飾部材8を残して切断して、樹脂
断絶部分6Cを設ける。
次に、第6図に示すように、前記ウインドウモールディ
ング本体6の樹脂断絶部分6Cにおける光輝装飾部材8を
前記コーナー部Wcの曲率Rに合わせて曲げ成形する。
その後、第7図に示すように、ウインドウモールディン
グ本体6の切断された部分を射出成形機の型(図示せ
ず)内にセットし、射出成形により前述の切断された部
分にウインドウ開口2の周縁コーナー部Wcの曲率Rに合
致したウインドウモールディング本体6のモールコーナ
ー部分6Aを成形して隣接する押出成形された直線状部分
6B1,6B2に連続して接合してウインドウモールディング
5を最終的に成形する。
かかる構成につき、光輝装飾部材8は一体の連続したも
のであるから、従来のようにコーナー部と直線状部とで
は段差やパーティングラインの狂い、あるいは表面歪等
が発生することがなく、連続感が向上し、また、光輝装
飾部材8のコーナー部に対応する部分は単独で曲げ成形
し、この部分のウインドウモールディング本体6もその
後射出成形により形成するので該コーナー部の曲率を小
さくでき、デザイン上の制約がない。したがってこれら
が相俟って外観品質が著しく向上する訳である。
また、光輝装飾部材8は分割されていないため、部品
費,組立費が著しく減少し、コストが低減するものであ
る。
さらに、光輝装飾部材8はウインドウモールディング本
体6の射出成形したコーナー部6Aと押出成形した直線状
部分6B1,6B2とにまたがることになるため、接合部の強
度が確保でき、境界部における折れ曲がり等を防止でき
る。
尚、上記実施例ではウインドウモールディング6の樹脂
断絶部分6Cは連続して形成したウインドウモールディン
グ6の樹脂部分を切断して形成したが、これに限らず、
例えば、光輝装飾部材8はそのまま押出し、軟質樹脂の
押出しをウインドウ開口2周縁部におけるコーナー部
(第9図Wc部分)に対応する部分だけ中断して樹脂断絶
部分を形成してもよく、この場合は切断によって無駄に
なる軟質樹脂が少なくて済む。
〔効果〕
以上説明してきたように本発明によれば、車体のウイン
ドウ開口の内周縁とウインドウパネルの端末との間隙を
覆うように設けられるウインドウモールディングにおい
て、 連続した少なくとも一本の光輝装飾部材と共に合成樹脂
を押出成形して略直線状に形成されるウインドウモール
ディング本体のウインドウ開口周縁部におけるコーナー
部に対応する部分に前記光輝装飾部分を残して合成樹脂
を欠除した樹脂断絶部分を設け、 次にこの樹脂断絶部分における光輝装飾部材を前記コー
ナー部の曲率に合わせて曲げ成形し、 その後ウインドウモールディング本体の樹脂断絶部分に
前記コーナー部の曲率に合致したモールコーナー部分を
射出成形により成形して隣接する押出成形された直線状
部分に連続するように接合し、ウインドウ開口周縁部に
おける直線部分からコーナー部分を経て直線部分に至る
連続した少なくとも一本の光輝装飾部材と、 上記光輝装飾部材の直線部分に合成樹脂を押出成形して
形成される直線状部分と、 上記光輝装飾部材のコーナー部分に合成樹脂をウインド
ウ開口周縁部のコーナー部分に合わせて射出成形して形
成され、前記直線状部分に連続接合されるモールコーナ
ー部分とからなる、ウインドウモールディングを得たも
のであるから、外観品質の向上とコストの低減が図れる
という効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るウインドウモールディングの使用
例を示す第9図のI−I線断面図、第2図ないし第8図
は夫々本発明製造方法を工程順に示す図で、第3図は第
2図のIII-IIIおよび第4図のIV-IV線相当断面図、第5
図は第4図のV−V線断面図、第8図は第7図のVIII-V
III線断面図、第9図は自動車の斜視図、第10図は従来
例を示す第9図の丸Xで囲んだ部分の斜視説明図であ
る。 1……車体、2……ウインドウ開口、3……ウインドウ
パネル、5……ウインドウモールディング、6……ウイ
ンドウモールディング本体、6A……モールコーナー部
分、6B1,6B2……直線状部分、6C……樹脂断熱部分、8
……光輝装飾部材、Wc……コーナー部、R……曲率。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体のウインドウ開口の内周縁とウインド
    ウパネルの端末との間隙を覆うように設けられるウイン
    ドウモールディングにおいて、 連続した少なくとも一本の光輝装飾部材と共に合成樹脂
    を押出成形して略直線状に形成されるウインドウモール
    ディング本体のウインドウ開口周縁部におけるコーナー
    部に対応する部分に前記光輝装飾部分を残して合成樹脂
    を欠除した樹脂断絶部分を設け、 次にこの樹脂断絶部分における光輝装飾部材を前記コー
    ナー部の曲率に合わせて曲げ成形し、 その後ウインドウモールディング本体の樹脂断絶部分に
    前記コーナー部の曲率に合致したモールコーナー部分を
    射出成形により成形して隣接する押出成形された直線状
    部分に連続するように接合してウインドウモールディン
    グを成形するようにした自動車用ウインドウモールディ
    ングの製造方法。
  2. 【請求項2】ウインドウ開口周縁部における直線部分か
    らコーナー部分を経て直線部分に至る連続した少なくと
    も一本の光輝装飾部材と、 上記光輝装飾部材の直線部分に合成樹脂を押出成形して
    形成される直線状部分と、 上記光輝装飾部材のコーナー部分に合成樹脂をウインド
    ウ開口周縁部のコーナー部分に合わせて射出成形して形
    成され、前記直線状部分に連続接合されるモールコーナ
    ー部分と、 からなる自動車用ウインドウモールディング。
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