JPH065211Y2 - 車両のモ−ル取付構造 - Google Patents

車両のモ−ル取付構造

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JPH065211Y2
JPH065211Y2 JP1987021272U JP2127287U JPH065211Y2 JP H065211 Y2 JPH065211 Y2 JP H065211Y2 JP 1987021272 U JP1987021272 U JP 1987021272U JP 2127287 U JP2127287 U JP 2127287U JP H065211 Y2 JPH065211 Y2 JP H065211Y2
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JP
Japan
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molding
glass
opening
mounting structure
peripheral edge
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JP1987021272U
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JPS63129611U (ja
Inventor
浩司 長井
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Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、ガラスの周縁に沿ってモールを先付けし、こ
れを車体の開口段部に取付けて上記ガラスで開口部を閉
塞するたとえば自動車である車両に係り、特に上記モー
ルの開口段部への取付構造の改良に関する。
(従来の技術) 車両であるたとえば自動車においては、周縁をモールで
装飾したガラスで開口部を閉塞している。なお説明すれ
ば、従来、第3図および第4図に示すようになってい
る。なお、第3図は車体a前面側のガラスであるウイン
ドガラスbの一部を示し、第4図はドアc側のガラスで
ある例えばクオータドアガラスdの一部を示す。車体
a,ドアcともに開口部e,eが設けられ、その周縁に
沿って開口段部f,fが形成される。周縁にモールg,
hが取着される上記ウインドガラスbおよびクオータド
アガラスdが開口段部f,fに嵌めこまれ、上記開口部
e,eを閉塞する。クオータドアガラスd側のモールf
表面は金属製の補助モールiで覆われ、ドアcに適応す
る装飾がなされる。このようにして、車体aとモールg
およびドアcと補助モールiとは略同一面を形成し、装
飾をなすとともに走行にともなう風切音などの発生を抑
制している。
組立作業としては、モールg,hの側面に設けられる掛
合凹部g,hに接着剤を注出し、これをウインドガ
ラスbおよびクオータドアガラスdの周縁に沿って掛合
してモールg,hを接着する。このような作業を別の作
業場を行ない、自動車の組立ラインに運搬して開口段部
e,eにモールg,hごとウインドガラスbおよびクオ
ータドアガラスaを嵌め込む。各ガラスb,dと開口段
部f,fとの間には接着剤が介在され、互いの接着固定
をなす。
ところで、ウインドガラスb,クオータドアガラスdと
もにその形状寸法はある程度のバラツキがでることが避
けられず、また開口段部f,fにおいても同様である。
しかもモールg,hはガラスb,dに先付けされるよう
になっているので、これを開口段部f,fに嵌め込んだ
ときにモールg,hの外側面と開口段部f,fの周面と
の間に隙間Sが生じ易く、美観を損うばかりでなく、雨
水や塵埃が侵入する。寸法形状のバラツキからこの種の
隙間Sは車両ごとに異なり、品質管理上問題がある。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、上述したようなガラスおよび開口段部の形状
寸法のバラツキがあってもこれを吸収し、モールの取付
位置を一定化して隙間の発生を防止し、美観および品質
の向上を図った車両のモール取付構造を提供することを
目的とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段) すなわち本考案は、ガラスの周縁に沿ってモールを取着
したものを車体の開口部周縁に沿って設けられる開口段
部に嵌め込み、開口部をガラスで閉塞するものにおい
て、位置決め用凹部を上記開口段部の開口部と反対側に
存する端部で、かつガラスの面方向とは略直交する方向
に設け、モールを上記ガラスの周縁に無接着掛合すると
ともに一体に突設した略鋭角に形成される掛止突部を位
置決め用凹部に掛合したことを特徴とする車両のモール
取付構造である。
(作用) このようにして構成することにより、ガラスに対してモ
ールの位置は自由となるとともに、この掛止突部が常に
位置決め用凹部に掛合するので、開口段部に対するモー
ルの位置が決り、したがって隙間の発生がない。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説明する。
第1図はウインドガラス1の周縁に沿ってモール2を取
付けた場合を示す。すなわち、車体3には開口部4が設
けられ、この開口部4の周縁に沿って開口段部5が形成
される。さらに開口段部5の上記開口部4と反対側に存
する端部に沿って、車体1内方向である上記ウインドガ
ラス2の面方向とは直交する方向に、断面略鋭角状の位
置決め用凹部6が一体に突設される。上記モール2に
は、ウインドガラス1の周縁に掛合する掛合凹部7と、
上記位置決め用凹部6に掛合可能となるよう略鋭角状に
形成される掛止突部8とが設けられる。ウインドガラス
1に対する位置決め用凹部6の方向から、掛合凹部7と
掛止突部8とは互いに直交する方向に設けられることと
なる。
しかして、予めウインドガラス1の周縁にモール2の掛
合凹部7を掛合して、モール2をウインドガラス1に取
着する。このとき、掛合凹部7に接着剤を注出する必要
はなく、単なる掛合でよい。ついで、モール2ごとウイ
ンドガラス1を開口段部5に嵌め込む。モール2の掛止
突部8は開口段部5に設けられる位置決め用凹部6に掛
合する。ウインドガラス1の形状寸法にバラツキがあっ
ても、モール2が接着していないところから、ウインド
ガラス1に対してある程度自由に位置の設定ができる。
しかも、位置決め用凹部6が断面略鋭角状に形成される
ところから、この傾斜に沿って掛止突部8が滑る。開口
段部5の形状寸法にもバラツキがあっても、掛止突部8
は確実に位置決め用凹部6に掛合する。その結果、モー
ル2の外周面は開口段部5の周面に密接して隙間の発生
がない。すなわち、ウインドガラス1および開口段部5
の形状寸法にバラツキがあっても、開口段部5にモール
2を嵌め込めば、必ず互いに隙間のない取付ができるこ
ととなる。
第2図は、ドア10の開口部11を閉塞するクオータド
アガラス12の場合を示し、開口段部13に位置決め用
凹部14をガラス12の面方向とは直交する方向に設け
ること、およびモール15に掛止突部16を一体に設け
て上記位置決め用凹部14に掛合することなど、全く同
一である。ただし、モール15の表面には従来と同様の
金属製の補助モール17が取付けられ、モール15とと
もに位置が確実に設定される。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案によれば、位置決め用凹部の
断面が略鋭角状になって、開口段部の端部に設けられる
ところから、モールの掛止突部が位置決め用凹部の傾斜
する鋭角面を滑りながら容易に掛合する。したがって、
モールの位置を確実に設定して開口段部周面に密接させ
ることができ、隙間の発生がないから美観が向上すると
ともに品質管理の向上を図れるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すモール取付構造の縦断
面図、第2図は本考案の他の実施例を示すモール取付構
造の縦断面図、第3図および第4図は本考案の従来例を
示す互いに異なるモール取付構造の縦断面図である。 1…ウインドガラス、12…クオータドアガラス、2,
15…モール、3…車体、4,11…開口部、5,13
…開口段部、6,14…位置決め用凹部、8,16…掛
止突部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラスの周縁に沿ってモールを取着し、上
    記ガラスごとモールを車体の開口部周縁に沿って設けら
    れる開口段部に嵌め込み開口部を上記ガラスで閉塞する
    ものにおいて、上記開口段部の上記開口部と反対側に存
    する端部にガラスの面方向とは略直交する方向へ略鋭角
    に形成される位置決め用凹部と、上記ガラスの周縁にモ
    ールを無接着掛合するとともに上記位置決め用凹部と掛
    合可能になるよう略鋭角に形成される掛止突部を有する
    モールとを具備したことを特徴とする車両のモール取付
    構造。
JP1987021272U 1987-02-18 1987-02-18 車両のモ−ル取付構造 Expired - Lifetime JPH065211Y2 (ja)

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JP1987021272U JPH065211Y2 (ja) 1987-02-18 1987-02-18 車両のモ−ル取付構造

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JP1987021272U JPH065211Y2 (ja) 1987-02-18 1987-02-18 車両のモ−ル取付構造

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Publication Number Publication Date
JPS63129611U JPS63129611U (ja) 1988-08-24
JPH065211Y2 true JPH065211Y2 (ja) 1994-02-09

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JP1987021272U Expired - Lifetime JPH065211Y2 (ja) 1987-02-18 1987-02-18 車両のモ−ル取付構造

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0761767B2 (ja) * 1985-12-06 1995-07-05 日産自動車株式会社 ウインドウガラスの接着取付部構造

Also Published As

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JPS63129611U (ja) 1988-08-24

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