JPH0535024Y2 - - Google Patents

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JPH0535024Y2
JPH0535024Y2 JP20019786U JP20019786U JPH0535024Y2 JP H0535024 Y2 JPH0535024 Y2 JP H0535024Y2 JP 20019786 U JP20019786 U JP 20019786U JP 20019786 U JP20019786 U JP 20019786U JP H0535024 Y2 JPH0535024 Y2 JP H0535024Y2
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JP
Japan
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recess
rear wall
decoration
wall
plate
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JP20019786U
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JPS63107256U (ja
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、自動車のサイドプロテクター、バン
パー等を構成するプラスチツク製の装飾付き板状
体に関するものである。
従来の技術 従来、プラスチツク製の板状体で構成された自
動車用のバンパーは、実開昭60−11449号公報に
記載されており、また、このバンパーと同様の構
成をなす自動車用のサイドプロテクターも知られ
ている。
考案が解決しようとする問題点 ところで、従来のサイドプロテクターやバンパ
ーにあつては、板状体の前面壁に装飾体を埋込む
凹部が形成されており、この凹部の底面に装飾体
を両面接着テープや接着剤で貼着した構成となつ
ているうえ、板状体は変形し易いのいで、貼着の
不完全さや経時的変化等が原因で、特に装飾体の
端部が剥がれやすく、また、貼着時の不完全作業
や貼着後の装飾体の収縮で凹部の端部に装飾体の
隙間が生じて外観を損なう欠点があつた。
本考案は、上記従来の問題点に鑑み、板状体の
前面の凹部の端部の強度を高くして、前面の凹部
に装飾体を埋込んで貼着する際および貼着後の変
形を無くし、前面の凹部全体にわたつて装飾体を
確実に貼着でき、また、経時的変化や装飾体の収
縮等があつても、装飾体が剥がれず、かつ凹部の
端部に隙間が生ぜず、外観が損なわれることがな
い装飾付き板状体を提供することを目的とするも
のである。
問題点を解決するための手段 本考案は、その目的を達成するための技術的手
段を次のように構成した。
すなわち、本考案に係る装飾付き板状体は、プ
ラスチツクの板状体において、装飾面となる前面
壁と車体面に密着状に接着する後面壁とを周面壁
で一体に連設してなる中空の板状体の前面に装飾
体を埋込む凹部を形成し、この凹部の端部に対応
させて後面壁に凹部を設けて、前面の凹部の底面
壁と後面壁とを後面壁の凹部形成壁で一体に連設
するとともに、前面の凹部の端部に後面壁の凹部
に通じる係止孔を形成し、上記前面の凹部に装飾
体を埋込んでその凹部の底面を貼着し、かつ装飾
体の端部を上記係止孔に挿入し係着してなる構成
としたものである。
なお、装飾付き板状体が自動車のサイドプロテ
クターである場合は、板状体が帯状をなし、装飾
体がそれより幅の狭い帯状のものであつて、その
端部とは長手方向の末端部分である。
作 用 本考案に係る装飾付き板状体は、板状体の前面
の凹部に装飾体を埋込んで両面接着テープまたは
接着剤で貼着し、装飾体の端部を凹部の端部に形
成されている係止孔に挿入して係着して構成す
る。そして、前面の凹部の端部は、底面壁と後面
壁とを後面壁の凹部形成壁で一体に連設して補強
されており、前面の凹部に装飾体を貼着する際に
その凹部の端部が変形せず、装飾体を確実に貼着
されるうえ、装飾体の端部は板状体に確実に係止
されるので、たとえ貼着が不完全であつても、ま
た、経時的変化で接着状態が不完全になつても剥
がれる虞れがなく、しかも、装飾体の収縮によつ
ても凹部の端部に隙間を生じることもない。
実施例 本考案の実施例を図面について説明する。
図面には装飾付き板状体として自動車のサイド
プロテクターが例示されている。
第1図ないし第4図において、1は装飾付き板
状体であつて、この装飾付き板状体1は、プラス
チツクを成形して構成した中空の板状体2の前面
壁3にその長手方向に溝状の凹部4を形成して、
この凹部4に細長い帯状の装飾体5を埋込み、両
面接着テープ6によつて凹部4の底面に貼着した
ものである。そして、凹部4の末端には係止孔が
形成されており、この係止孔7が後面壁の凹部8
に連通していて、係止孔7に装飾体5の末端5a
を屈曲して挿入した構成となつている。9は後面
壁に形成された凹状のリブである。なお、上記係
止孔7は凹部4の両端部に形成されており、この
両係止孔7に、凹部4に埋込み貼着された装飾体
5の両端をそれぞれ挿入して係着している。装飾
付き板状体1は、第3図に示して明かなように、
後面壁12の凹部8は凹部4の端部に対応して形
成されており、後面壁12の凹部4の形成壁13
により凹部4の端部に対応して前面壁3が一体に
連設されて、凹部4の端部が補強される構造とな
つている。したがつて、凹部4の底面に装飾体6
を貼着する際に、凹部4の端部が変形せず、装飾
体6は凹部4の端部にわたるまで確実に貼着する
ことができる。装飾付き板状体1は、後面壁に両
面接着テープ10等によつて車体11に取付けら
れる。
以上のように構成された装飾付き板状体1にお
いては、前面の凹部4の端部の強度が高いので、
凹部4に装飾体6を埋込んで貼着する際および貼
着後の変形が無く、凹部4全体にわたつて装飾体
6を確実に貼着でき、また、経時的に貼着状態が
不完全になつても、その末端が剥がれる虞れがな
いうえ、凹部4に埋込み貼着される装飾体5の末
端部は係止孔7に必ず挿入されるので、凹部4の
末端部に装飾体5の隙間が生ぜず、装飾体5が貼
着後に収縮することがあつても同様である。
考案の効果 本考案によれば、板状体の前面の凹部の端部の
強度を高くして、前面の凹部に装飾体を埋込んで
貼着する際および貼着後においても前面の凹部の
端部に変形が生ぜず、前面の凹部全体にわたつて
装飾体を確実に貼着することができ、経時的変化
や装飾体の収縮等があつても、装飾体が剥がれた
り、前面の凹部の端部に隙間が生ぜず、外観が損
そこなわれる虞のない装飾付き板状体を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は自動車
用のサイドプロテクターの一部を示す斜視図、第
2図は同上正面図、第3図は同上車体に取付けた
状態の断面図、第4図は裏面から見た一部の斜視
図である。 1……装飾付き板状体、2……中空の板状体、
3……その前面壁、4……凹部、5……帯状の装
飾体、6……両面接着テープ、7……係止孔、8
……後面壁の凹部、9……凹状のリブ、10……
両面接着テープ、11……車体、12……後面
壁、13……凹部4の形成壁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. プラスチツクの板状体において、装飾面となる
    前面壁と車体面に密着状に接着する後面壁とを周
    面壁で一体に連設してなる中空の板状体の前面に
    装飾体を埋込む凹部を形成し、この凹部の端部に
    対応させて後面壁に凹部を設けて、前面の凹部の
    底面壁と後面壁とを後面壁の凹部形成壁で一体に
    連設するとともに、前面の凹部の端部に後面壁の
    凹部に通じる係止孔を形成し、上記前面の凹部に
    装飾体を埋込んでその凹部の底面を貼着し、かつ
    装飾体の端部を上記係止孔に挿入し係着してなる
    ことを特徴とする装飾付き板状体。
JP20019786U 1986-12-29 1986-12-29 Expired - Lifetime JPH0535024Y2 (ja)

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JP20019786U JPH0535024Y2 (ja) 1986-12-29 1986-12-29

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JPS63107256U JPS63107256U (ja) 1988-07-11
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JP2528392Y2 (ja) * 1990-01-31 1997-03-12 東海興業株式会社 車両用モール

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