JPS6245361Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6245361Y2 JPS6245361Y2 JP1983144702U JP14470283U JPS6245361Y2 JP S6245361 Y2 JPS6245361 Y2 JP S6245361Y2 JP 1983144702 U JP1983144702 U JP 1983144702U JP 14470283 U JP14470283 U JP 14470283U JP S6245361 Y2 JPS6245361 Y2 JP S6245361Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protector
- housing
- adhesive
- mounting structure
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001012 protector Effects 0.000 claims description 44
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 17
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 17
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 5
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 5
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 238000001125 extrusion Methods 0.000 description 1
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- 230000002087 whitening effect Effects 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は車輌用灯具のハウジング，リム等の周
縁の一部に周設するプロテクターの取付構造に関
するものである。
縁の一部に周設するプロテクターの取付構造に関
するものである。
車体パネルに当接する車輌用灯具の周縁部、例
えば第１図に示すハウジング１は合成樹脂よりな
り、周縁部の外側に段差１ａ付き薄肉部１ｂを形
成している。そしてハウジング１の薄肉部１ｂに
第２図に示すプロテクター２を嵌合させている。
このプロテクター２は、押し出し成形又は射出成
形された軟質合成樹脂又はゴム成形品であり、断
面形状が段違いのＵ字状になる如く、低側部片２
ａと高側部片２ｂを形成している。この両側部片
２ａ，２ｂの間隔を少くとも前記薄肉部１ｂの厚
さと同一にするかやや狭くすると共に、低側部片
２ａの内側高さを前記薄肉部１ｂの高さと略同一
にし、さらに高側部片２ｂは第２図に示すよう
に、これより寸法ｌだけ高い段違いの延長部２ｃ
としている。
えば第１図に示すハウジング１は合成樹脂よりな
り、周縁部の外側に段差１ａ付き薄肉部１ｂを形
成している。そしてハウジング１の薄肉部１ｂに
第２図に示すプロテクター２を嵌合させている。
このプロテクター２は、押し出し成形又は射出成
形された軟質合成樹脂又はゴム成形品であり、断
面形状が段違いのＵ字状になる如く、低側部片２
ａと高側部片２ｂを形成している。この両側部片
２ａ，２ｂの間隔を少くとも前記薄肉部１ｂの厚
さと同一にするかやや狭くすると共に、低側部片
２ａの内側高さを前記薄肉部１ｂの高さと略同一
にし、さらに高側部片２ｂは第２図に示すよう
に、これより寸法ｌだけ高い段違いの延長部２ｃ
としている。
このプロテクター２をハウジング１に取付ける
には、前記延長部２ｃの内面に接着剤３を塗布
し、両側部片２ａ，２ｂの間にハウジング１の薄
肉部１ｂを挟み込み、プロテクター２を薄肉部１
ｂの底面方向に押して嵌合させ、延長部２ｃと第
３図に示す如くハウジング１の内側に接着する。
そうするとハウジング１の外側表面とプロテクタ
ー２と外側表面とが同一平面となり、ハウジング
１の内側においてはプロテクター２が突出した状
態で接着固定される。
には、前記延長部２ｃの内面に接着剤３を塗布
し、両側部片２ａ，２ｂの間にハウジング１の薄
肉部１ｂを挟み込み、プロテクター２を薄肉部１
ｂの底面方向に押して嵌合させ、延長部２ｃと第
３図に示す如くハウジング１の内側に接着する。
そうするとハウジング１の外側表面とプロテクタ
ー２と外側表面とが同一平面となり、ハウジング
１の内側においてはプロテクター２が突出した状
態で接着固定される。
しかしながら、前記のような従来のプロテクタ
ー取付構造では、プロテクターの高側部片２ｂの
延長部２ｃのみが接着剤３によりハウジング１の
内側面、すなわち車体パネル４側に接着される構
造であるから、ハウジング１の表面薄肉部１ｂに
嵌合した低側部片２ａの周縁が第４図に示す如く
矢印Ｐ方向にめくれ、そのためにプロテクターの
脱落の原因となつたり、また車輌に取付けた後も
そのめくれが洗車機に引掛るようなことがある。
また、このめくれを防止するために前記薄肉部１
ｂの段差１ａ側の表面に瞬間接着剤を塗布して、
低側部片２ａを薄肉部１ｂの底部より押し上げ
て、低側部片２ａを薄肉部１ｂに接着する方法が
あるが、そうすると瞬間接着剤が段差１ａ部分に
てハウジング１とプロテクター２の境界面から外
部にはみ出して白化し、灯具の外観に支障を来た
すという問題があつた。
ー取付構造では、プロテクターの高側部片２ｂの
延長部２ｃのみが接着剤３によりハウジング１の
内側面、すなわち車体パネル４側に接着される構
造であるから、ハウジング１の表面薄肉部１ｂに
嵌合した低側部片２ａの周縁が第４図に示す如く
矢印Ｐ方向にめくれ、そのためにプロテクターの
脱落の原因となつたり、また車輌に取付けた後も
そのめくれが洗車機に引掛るようなことがある。
また、このめくれを防止するために前記薄肉部１
ｂの段差１ａ側の表面に瞬間接着剤を塗布して、
低側部片２ａを薄肉部１ｂの底部より押し上げ
て、低側部片２ａを薄肉部１ｂに接着する方法が
あるが、そうすると瞬間接着剤が段差１ａ部分に
てハウジング１とプロテクター２の境界面から外
部にはみ出して白化し、灯具の外観に支障を来た
すという問題があつた。
本考案は上記のようなプロテクターの取付構造
を改善することを目的とし、ハウジングの外側で
めくれることのないプロテクター取付け構造を提
供せんとするものである。
を改善することを目的とし、ハウジングの外側で
めくれることのないプロテクター取付け構造を提
供せんとするものである。
本考案は前記目的を達成せんがため、ハウジン
グ，リム等の周縁のプロテクター装着部に接着剤
にて接着固定する断面ほぼＵ字状の弾性材から成
るプロテクターの取付け構造において、プロテク
ター装着部の両面に連続した凹凸状の粗面を形成
するとともに、プロテクターの裏側部片に接着剤
注入用透孔を形成したことを特徴とする。
グ，リム等の周縁のプロテクター装着部に接着剤
にて接着固定する断面ほぼＵ字状の弾性材から成
るプロテクターの取付け構造において、プロテク
ター装着部の両面に連続した凹凸状の粗面を形成
するとともに、プロテクターの裏側部片に接着剤
注入用透孔を形成したことを特徴とする。
以下、本考案の実施例につき説明する。尚、図
中の符号において、上記第１図乃至第４図と同一
部分は同符号にて示す。
中の符号において、上記第１図乃至第４図と同一
部分は同符号にて示す。
まず、第５図および第６図は本考案の一実施例
を示すもので、第５図は本考案を適用した一例を
示す車輌用灯具ハウジングの一部斜視図、第６図
は第５図に示すハウジングに嵌合したプロテクタ
ーを含む一部断面図である。
を示すもので、第５図は本考案を適用した一例を
示す車輌用灯具ハウジングの一部斜視図、第６図
は第５図に示すハウジングに嵌合したプロテクタ
ーを含む一部断面図である。
第５図および第６図において、符号１は本考案
を適用した灯具ハウジング端部の一部である。こ
のハウジング１は従来の如く合成樹脂よりなり、
本考案は断面ほぼＵ字状の弾性材からなるプロテ
クター２により挟み込まれる周縁の一部に連続し
た凹凸状の粗面１５を形成するものである。な
お、本例では薄肉部１ｂの両面にかかる粗面１５
を形成している。
を適用した灯具ハウジング端部の一部である。こ
のハウジング１は従来の如く合成樹脂よりなり、
本考案は断面ほぼＵ字状の弾性材からなるプロテ
クター２により挟み込まれる周縁の一部に連続し
た凹凸状の粗面１５を形成するものである。な
お、本例では薄肉部１ｂの両面にかかる粗面１５
を形成している。
そして、この粗面１５の端縁には切欠部１０が
適宜数形成されるとともに、これら切欠部１０に
対応して、プロテクター２の裏側部片２ｂに接着
剤注入用の透孔２０が穿設されている。
適宜数形成されるとともに、これら切欠部１０に
対応して、プロテクター２の裏側部片２ｂに接着
剤注入用の透孔２０が穿設されている。
このようなプロテクター２は次のようにしてハ
ウジング１に取り付けられる。即ち、ハウジング
１の切欠部１０にプロテクター２の透孔２０を一
致させるようにして、ハウジング１にプロテクタ
ー２を嵌め込み、しかる後に、第７図に図示する
如くプロテクター２の透孔２０からノズル６によ
り瞬間接着剤５を注入する。この注入された接着
剤５は、透孔２０からハウジング１の切欠部１０
に流れ込み、さらにハウジング１の粗面１５の凹
部とプロテクター２の内面との間隙に浸透する。
従つて、プロテクター２とハウジング１に確実に
接着固定することができる。なお、プロテクター
２の透孔２０を有する裏側部片２ｂは車体パネル
に当接するから、透孔２０は灯具外観から見えな
く、外観での支障はない。
ウジング１に取り付けられる。即ち、ハウジング
１の切欠部１０にプロテクター２の透孔２０を一
致させるようにして、ハウジング１にプロテクタ
ー２を嵌め込み、しかる後に、第７図に図示する
如くプロテクター２の透孔２０からノズル６によ
り瞬間接着剤５を注入する。この注入された接着
剤５は、透孔２０からハウジング１の切欠部１０
に流れ込み、さらにハウジング１の粗面１５の凹
部とプロテクター２の内面との間隙に浸透する。
従つて、プロテクター２とハウジング１に確実に
接着固定することができる。なお、プロテクター
２の透孔２０を有する裏側部片２ｂは車体パネル
に当接するから、透孔２０は灯具外観から見えな
く、外観での支障はない。
上述の如く、本考案のプロテクター取付け構造
は、ハウジング周縁のプロテクター装着部の両面
に連続した凹凸状の粗面を形成するとともに、プ
ロテクターの裏側部片に接着剤注入用透孔を形成
してプロテクターを接着固定するものであるか
ら、接着剤が粗面の凹部に流れ込むか、又は浸透
することにより均一な接着力を得られると共に、
プロテクター境界部からの接着剤のはみ出しや、
それに伴う白化による灯具の外観上の支障を来た
すことがない。
は、ハウジング周縁のプロテクター装着部の両面
に連続した凹凸状の粗面を形成するとともに、プ
ロテクターの裏側部片に接着剤注入用透孔を形成
してプロテクターを接着固定するものであるか
ら、接着剤が粗面の凹部に流れ込むか、又は浸透
することにより均一な接着力を得られると共に、
プロテクター境界部からの接着剤のはみ出しや、
それに伴う白化による灯具の外観上の支障を来た
すことがない。
なお、上記実施例では、ハウジングにプロテク
ターを取付ける構造を示したが、ハウジングに限
定することなくリムでも良いものである。
ターを取付ける構造を示したが、ハウジングに限
定することなくリムでも良いものである。
第１図は従来の灯具ハウジング周縁部の一部斜
視図、第２図は第１図に示すハウジングに嵌合す
るプロテクターの一部斜視図、第３図はその嵌合
状態を示す一部斜視図、第４図は第３図に示すプ
ロテクターの不具合を説明する一部断面図であ
る。第５図及び第６図は本考案の一実施例を示す
もので、第５図は本考案を適用した一例を示すハ
ウジングの一部斜視図、第６図は第５図のハウジ
ングに嵌合するプロテクターの一部斜視図、第７
図はその嵌合状態を示す断面図で接着剤の注入状
態の説明図である。 １……ハウジング、１ｂ……薄肉部、１０……
切欠部、１５……粗面、２……プロテクター、２
ｂ……裏側部片、２０……透孔、５……接着剤。
視図、第２図は第１図に示すハウジングに嵌合す
るプロテクターの一部斜視図、第３図はその嵌合
状態を示す一部斜視図、第４図は第３図に示すプ
ロテクターの不具合を説明する一部断面図であ
る。第５図及び第６図は本考案の一実施例を示す
もので、第５図は本考案を適用した一例を示すハ
ウジングの一部斜視図、第６図は第５図のハウジ
ングに嵌合するプロテクターの一部斜視図、第７
図はその嵌合状態を示す断面図で接着剤の注入状
態の説明図である。 １……ハウジング、１ｂ……薄肉部、１０……
切欠部、１５……粗面、２……プロテクター、２
ｂ……裏側部片、２０……透孔、５……接着剤。
Claims (1)
- 車体パネルに当接する車輌用灯具のハウジン
グ，リム等の周縁のプロテクター装着部に接着剤
にて接着固定する断面ほぼＵ字状の弾性材から成
るプロテクターの取付け構造において、前記プロ
テクター装着部の両面に連続した凹凸状の粗面を
形成するとともに、前記プロテクターの裏側部片
に接着剤注入用透孔を形成したことを特徴とする
プロテクターの取付け構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14470283U JPS6051808U (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | 車輌用灯具のプロテクタ−取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP14470283U JPS6051808U (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | 車輌用灯具のプロテクタ−取付け構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6051808U JPS6051808U (ja) | 1985-04-11 |
| JPS6245361Y2 true JPS6245361Y2 (ja) | 1987-12-04 |
Family
ID=30322611
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP14470283U Granted JPS6051808U (ja) | 1983-09-19 | 1983-09-19 | 車輌用灯具のプロテクタ−取付け構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6051808U (ja) |
Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS538635A (en) * | 1976-07-14 | 1978-01-26 | Ichikoh Industries Ltd | Method of fixing gasket |
| JPS5423456B2 (ja) * | 1973-04-18 | 1979-08-14 | ||
| JPS5727636U (ja) * | 1980-07-22 | 1982-02-13 | ||
| JPS5810304B2 (ja) * | 1974-02-13 | 1983-02-25 | モルトン ビ− スツ−ル | アンゼンキヤツプ |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5754434Y2 (ja) * | 1977-07-19 | 1982-11-25 | ||
| JPS5810304U (ja) * | 1981-07-15 | 1983-01-22 | 市光工業株式会社 | 車輛用灯具 |
-
1983
- 1983-09-19 JP JP14470283U patent/JPS6051808U/ja active Granted
Patent Citations (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5423456B2 (ja) * | 1973-04-18 | 1979-08-14 | ||
| JPS5810304B2 (ja) * | 1974-02-13 | 1983-02-25 | モルトン ビ− スツ−ル | アンゼンキヤツプ |
| JPS538635A (en) * | 1976-07-14 | 1978-01-26 | Ichikoh Industries Ltd | Method of fixing gasket |
| JPS5727636U (ja) * | 1980-07-22 | 1982-02-13 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6051808U (ja) | 1985-04-11 |
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