JPH0629913U - 車両のクォータウインドモール - Google Patents
車両のクォータウインドモールInfo
- Publication number
- JPH0629913U JPH0629913U JP7289992U JP7289992U JPH0629913U JP H0629913 U JPH0629913 U JP H0629913U JP 7289992 U JP7289992 U JP 7289992U JP 7289992 U JP7289992 U JP 7289992U JP H0629913 U JPH0629913 U JP H0629913U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- panel
- quarter
- door opening
- vehicle
- molding
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- Granted
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- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 組付け誤差があっても、雨水シール性の劣化
や見栄えの低下を生じない。 【構成】 クォータウインドモール1の、車両ドア開口
縁に沿う辺11に、クォータパネル外板21へ向けて延
びこれのコーナ部と小間隙をなして連続面を構成する突
出部12を形成する。また、突出部12に沿う内方位置
に、車両後方へ延びるパネル面に向けてシールリブを形
成し、その先端をパネル面に密接せしめる。組付け誤差
を生じてウインドモール1の位置がドア開口2a側ある
いはその反対側へとずれても、シールリブ13は外板2
1のパネル面との密接状態を維持し、雨水に対するシー
ル性が低下することはない。突出部12はドア開口縁パ
ネル21のコーナ部に対して小間隙をなしているから、
パネル面に当接することはない。また、変形してコーナ
部との連続面が損なわれることもないから、見栄えも良
好に保たれる。
や見栄えの低下を生じない。 【構成】 クォータウインドモール1の、車両ドア開口
縁に沿う辺11に、クォータパネル外板21へ向けて延
びこれのコーナ部と小間隙をなして連続面を構成する突
出部12を形成する。また、突出部12に沿う内方位置
に、車両後方へ延びるパネル面に向けてシールリブを形
成し、その先端をパネル面に密接せしめる。組付け誤差
を生じてウインドモール1の位置がドア開口2a側ある
いはその反対側へとずれても、シールリブ13は外板2
1のパネル面との密接状態を維持し、雨水に対するシー
ル性が低下することはない。突出部12はドア開口縁パ
ネル21のコーナ部に対して小間隙をなしているから、
パネル面に当接することはない。また、変形してコーナ
部との連続面が損なわれることもないから、見栄えも良
好に保たれる。
Description
【0001】
本考案は車両のクォータウインドモールに関し、特に見栄えと雨水シール性に 優れたクォータウインドモールに関する。
【0002】
図2には車両の後部側面を示し、略台形のクォータウインドガラスGはその全 周がPVC等の樹脂材よりなるクォータウインドモール(以下、単にウインドモ ールという)1により縁取られ、保持されている。ウインドモール1にはガラス G外周に沿う下面にブチルシール材5が接合されて、クォータパネル2の外板2 1より浮いた状態で(図3)これに接着固定されている。なお、図3は図2のII I −III 線に沿う断面図であり、図中、3はドアフレーム、4はウエザストリッ プである。
【0003】 ウインドモール1のドア開口2a縁に沿う辺は、その外縁(図3の左縁)がク ォータパネル外板21に向かって延びる可撓性のあるリブ14となっており、リ ブ14の先端が車両内方へ屈曲するパネル面に液密的に接して連続面をなしてい る。このリブ14が接する位置は図2のSで示す斜線領域であり、これにより、 ドリップモール6から流出してシールスポンジ61を越えて落下する雨水(図2 の矢印)がドア開口2a内へ浸入することが防止される。
【0004】
ところで、上記従来の構造において、組付け時の誤差によりウインドモール1 がドア開口2a側へ寄ると、図4に示す如く、リブ14の先端がパネル面より離 れて雨水の滴下が防止できなくなる。また、ウインドモール1がドア開口2a側 より離れると、図5に示す如く、リブ14先端がパネルコーナ部に当接して反り 変形し、パネル面との連続性が失われて見栄えが悪くなる。
【0005】 本考案はかかる課題を解決するもので、組付け誤差があっても、雨水シール性 の劣化や見栄えの低下を生じない車両のクォータウインドモールを提供すること を目的とする。
【0006】
本考案の構成を説明すると、車両クォータウインドガラスの周縁を覆ってこれ を保持するクォータウインドモール1の、車両ドア開口縁に沿う辺11に、モー ル本体よりドア開口縁パネル21へ向けて延びこれのコーナ部と小間隙をなして 連続面を構成する突出部12を形成するとともに、該突出部12に沿う内方位置 のモール本体下面より、ドア開口縁パネル21の車両後方へ延びるパネル面に向 けて延出してこれに密接する可撓性を有したシールリブ13を形成したものであ る。
【0007】
上記構成において、組付けに誤差を生じてウインドモール1の位置がドア開口 2a側あるいはその反対側へと車両前後方向へ多少ずれても、シールリブ13は ドア開口縁パネル21のパネル面との密接状態を維持するから、雨水に対するシ ール性が低下することはない。
【0008】 また、突出部12はドア開口縁パネル21のコーナ部に対して小間隙をなして いるから、ウインドモール1の位置がずれてもパネル面に当接することはなく、 変形によりコーナ部との連続面が損なわれることはない。しかして、見栄えも良 好に保たれる。
【0009】
図1には本考案の一実施例を示し、従来構造を示す図3に対応したものである 。クォータウインドガラスGの外周を略コ字形に覆うウインドモール1は、下面 の内周部とクォータパネル2の外板21との間に接着したブチルシール材5によ りパネル面より浮いた位置に支持され、そのドア開口縁2aに沿う辺11には外 縁(図の左縁)に、外板21のコーナ部付近に延びる剛性を有する突出部12が 形成されている。突出部12の先端は外板21のコーナ部近くにこれと小間隙を なして位置し、外板21と連続した面を構成している。
【0010】 上記突出部12に沿う内方位置のモール本体下面からはクォータパネル外板2 1へ向けてシールリブ13が延びており、シールリブ13は先端に向けて漸次薄 肉となって可撓性を有し、その先端は車両後方(図の右方)へ向かう外板21の パネル面に液密的に接している。このシールリブ13が接する位置は図2のSで 示す斜線領域であり、ドリップモール6より排出される雨水がドア開口2a内へ 滴下することは防止される。
【0011】 かかる構造において、ウインドモール1の組付けに誤差を生じて、その位置が ドア開口2a側あるいはその反対側へと車両前後方向へ多少ずれても、シールリ ブ13はクォータパネル外板21のパネル面との密接状態を維持する。したがっ て、雨水に対するシール性が低下することはない。
【0012】 また、突出部12はクォータパネル外板21のコーナ部に対して小間隙をなし ているから、ウインドモール1の取付け位置がずれてもパネル面に当接すること はなく、たとえ当接しても剛性を有しているから、外板21のコーナ部との連続 性が損なわれることはない。これにより、見栄えも良好に保たれる。
【0013】
以上の如く、本考案のクォータウインドモールによれば、その組付け誤差があ っても、雨水のシール性や見栄えが低下することはない。
【図1】本考案の一実施例を示すドア開口部の断面図で
ある。
ある。
【図2】車両のクォータウインド部の斜視図である。
【図3】従来例を示すドア開口部の断面図で、図2のII
I −III 線に沿う断面図である。
I −III 線に沿う断面図である。
【図4】従来例を示すクォータウインドモールの断面図
である。
である。
【図5】従来例を示すクォータウインドモールの断面図
である。
である。
1 クォータウインドモール 11 辺 12 突出部 13 シールリブ 2 クォータパネル 21 クォータパネル外板(ドア開口縁パネル)
Claims (1)
- 【請求項1】 車両クォータウインドガラスの周縁を覆
ってこれを保持するクォータウインドモールの、車両ド
ア開口縁に沿う辺に、モール本体よりドア開口縁パネル
へ向けて延びこれのコーナ部と小間隙をなして連続面を
構成する突出部を形成するとともに、該突出部に沿う内
方位置のモール本体下面より、ドア開口縁パネルの車両
後方へ延びるパネル面に向けて延出してこれに密接する
可撓性を有したシールリブを形成したことを特徴とする
車両のクォータウインドモール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992072899U JP2604510Y2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 車両のクォータウインドモール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992072899U JP2604510Y2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 車両のクォータウインドモール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0629913U true JPH0629913U (ja) | 1994-04-19 |
JP2604510Y2 JP2604510Y2 (ja) | 2000-05-22 |
Family
ID=13502661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992072899U Expired - Lifetime JP2604510Y2 (ja) | 1992-09-25 | 1992-09-25 | 車両のクォータウインドモール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2604510Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04101714U (ja) * | 1991-02-12 | 1992-09-02 | 東海興業株式会社 | モ−ル付自動車用固定窓材 |
JP3009915U (ja) * | 1994-02-15 | 1995-04-18 | 鹿児島県 | さとうきび刈取機のさとうきび集束装置 |
-
1992
- 1992-09-25 JP JP1992072899U patent/JP2604510Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH04101714U (ja) * | 1991-02-12 | 1992-09-02 | 東海興業株式会社 | モ−ル付自動車用固定窓材 |
JP3009915U (ja) * | 1994-02-15 | 1995-04-18 | 鹿児島県 | さとうきび刈取機のさとうきび集束装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2604510Y2 (ja) | 2000-05-22 |
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