JPH0662065B2 - 車両用ドアウエザ−ストリツプ - Google Patents

車両用ドアウエザ−ストリツプ

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JPH0662065B2
JPH0662065B2 JP60067111A JP6711185A JPH0662065B2 JP H0662065 B2 JPH0662065 B2 JP H0662065B2 JP 60067111 A JP60067111 A JP 60067111A JP 6711185 A JP6711185 A JP 6711185A JP H0662065 B2 JPH0662065 B2 JP H0662065B2
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JP
Japan
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weather strip
door
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door sash
welding pool
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健助 近藤
貞夫 阿相
收 平野
敬一 池田
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は自動車のドアに装着するウエザーストリツプの
構造に関する。
従来の技術 一般のドアウエザーストリツプは、車両側に固定された
ドアサツシユに嵌合固定する取付基部を有するととも
に、一端が車体パネルに当接してシール性を保持するた
めのシールリツプを設けてある。即ち第4図に示す例に
あつて、1は取付基部を、又2は中空状のシールリツプ
を、3は薄片状のシールリツプを夫々示している。上記
ウエザーストリツプは通常ゴム素材を原料として押出し
成形手段に基づいて製作されるものであるが、ドアの角
部の如く急激な角度を持つ形状に対応するウエザースト
リツプを押出し成形手段のみで製作することができない
ので、第4図に示した金型成形部4を接合部5,5より
加硫接着させて一体のウエザーストリツプ6を得てい
る。
一方、第5図は上記ウエザーストリツプ6を嵌合固定す
るドアサツシユ例を示しており、このドアサツシユ7は
前記ウエザーストリツプ6の取付基部1を嵌合固定する
凹状溝8と、ウインドガラスが進入する際に、該ウイン
ドガラスを気密的に受け入れるグラスランの収納部9を
持ち、車体側に固定されている。このようなドアサツシ
ユ7にあつても、ドアの角部の如く急激な角度を持つ形
状に対応させるためには、予じめ2個に分割した部材を
溶接部10にて溶接固定して前記角部の形状に対応させ
ている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながらこのような従来のドアウエザーストリツプ
の取付構造にあつては、ドアサツシユ7の溶接部10に
発生する溶接溜11が、ウエザーストリツプ6と凹状溝
8との密着性を阻害するという難点を有している。即ち
前記溶接溜11は2個のサツシユ部材を溶接する際に、
必然的に盛り上つて形成されるものであり、外部から削
除可能な部位はグランダー等を用いて除去することがで
きるが、前記したウエザーストリツプ6の取付基部1を
嵌合する凹状溝8の内部の如く、外部から削除すること
が不可能な部位に形成された溶接溜11はそのまま残存
する。従つて凹状溝8内にウエザーストリツプ6の取付
基部1を嵌合固定した際に、両者間に溶接溜11に起因
する隙間が発生して、気密性を低下させるとともに雨水
等の侵入する原因となるものである。
そこで本発明は上記した如き従来の車両用ドアウエザー
ストリツプが有している問題点をなしくて、ドアサツシ
ユとの密着性が良好なウエザーストリツプの提供を目的
とするものである。
問題点を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、シールリップ及び
取付基部を具備したウエザーストリップであって、車両
側に固定されたドアサッシュに前記ウエザーストリップ
の取付基部を嵌合固定した車両用ウエザーストリップに
おいて、前記ウエザーストリップのドアサッシュ角部近
傍に位置する前記取付基部底壁に、該ドアサッシュの角
部に形成される溶接溜を被覆する小突起もしくは薄片状
リップを突出形成した車両用ドアウエザーストリップの
構成にしてある。
又、前記溶接溜に対応する取付基部に、該溶接溜を収納
する凹部を形成してある。
作用 上記の構成としたことによつて、ウエザーストリツプと
ドアサツシユとが接触する角部において、ドアサッシュ
にウエザーストリップの取付基部を嵌合固定した際に、
該ウエザーストリップの取付基部底壁に突出形成された
小突起もしくは薄片状リップが、ドアサッシュの角部に
形成される溶接溜を被覆するので、該溶接溜とウエザー
ストリップの取付基部底壁間に形成され易い隙間が発生
せず、ドア閉時における車両内外の気密性が良好に維持
される。更に溶接溜に対応する取付基部に凹部を形成し
たことにより、ドアサッシュにウエザーストリップの取
付基部を嵌合した際に、ドアサッシュの溶接溜が取付基
部の凹部内に無理なく収納されて気密性は良好に保たれ
る。
実施例 以下図面を参照して本発明に係る車両用ドアウエザース
トリツプの実施例を説明する。即ち第1図(A)に示すウ
エザーストリツプ12において、13は取付基部を、又
14は中空状のシールリツプを、15は薄片状のシール
リツプを夫々示している。16は金型成形部であつて、
接合部17,17によつて加硫接着して、ウエザースト
リツプ12を得ている。金型成形部16の断面形状は、
両側にある押し出し成形によるウエザーストリツプの断
面形状と略同一である。本実施例では、後述するドアサ
ッシュの角部近傍に位置する該ウエザーストリップ12
の取付近傍13aの底壁から小突起13cを突出形成す
る。小突起13cは、図外のドアサツシユの角部に形成
される溶接溜を被覆する位置にある。従つて小突起13
cは溶接溜との間に形成され易い隙間をふさぐ作用があ
る。即ち第2図に示した如く、ドアサツシユ18の角部
に盛り上つた溶接溜18aの形状に対応して、小突起1
3cが自在に変形しつつ接触するので、ドアサツシユ1
8とウエザーストリップ12間に隙間が発生しない。第
1図Bは本発明の他の実施例を示しており、第1図Aの
小突起13cに代えてウエザーストリップ12の取付近
傍13aの底壁から薄片状リップ13bを突出形成して
ある。このような薄片状リップ13bによっても前記小
突起13cと同様に溶接溜に起因するドアサッシュ18
とウエザーストリップ12間の隙間の発生を防止するこ
とができる。
第3図は本発明の更に他の実施例を示しており、前記し
たドアサッシュの溶接溜18aに対応するウエザースト
リップ12の取付基部13aに凹部13dを形成してお
き、薄片状リツプ13bの取付部中心を、前記凹部13
d側へ伸ばした延設部13eを設けておく。凹部13d
は、前記の溶接溜18Aを無理なく収納する作用があ
る。
尚、上記したウエザーストリツプ12を構成するゴム素
材の表面に、シリコンオイル等の揆水性物質を塗布する
ことにより、より水密性を高めることができる。
発明の効果 以上説明した本発明に係るドアウエザーストリツプを用
いることによつて、以下に記す作用効果をもたらすこと
ができる。即ちドアサツシユの製作時に必然的に溶接溜
が生じても、そのウエザーストリツプ側の取付基部から
突出する小突起もしくは薄片状リツプが溶接溜の周囲を
覆つて、該ウエザーストリツプとドアサツシユとの間に
形成され易い隙間をふさぐ効果があり、気密性、水密性
を高めることができる。更に前記溶接溜に対応する取付
基部に、該溶接溜を収納する凹部を形成したことによ
り、ウエザーストリツプとドアサツシユとの当接部分の
不自然な変形を防止して耐久性、外観性が向上する利点
があり、車両用ドアウエザーストリツプに適用して有効
である。
【図面の簡単な説明】
第1図A,Bは本発明に係るドアウエザーストリツプの
構成を示す斜視図、第2図は組付時の要部断面図、第3
図は本発明の他の実施例を示す要部斜視図、第4図は従
来のドアウエザーストリツプの構成例を示す斜視図、第
5図は該ウエザーストリツプを嵌合固定するドアサツシ
ユを示す斜視図である。 12……ウエザーストリツプ、13,13a……取付基
部、13b……薄片状リツプ、13c……小突起、1
4,15……シールリツプ、16……金型成形部、17
……接合部、18……ドアサツシユ、18a……溶接
溜。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シールリップ及び取付基部を具備したウエ
    ザーストリップであって、車両側に固定されたドアサッ
    シュに前記ウエザーストリップの取付基部を嵌合固定し
    た車両用ウエザーストリップにおいて、 前記ウエザーストリップのドアサッシュ角部近傍に位置
    する前記取付基部底壁に、該ドアサッシュの角部に形成
    される溶接溜を被覆する小突起もしくは薄片状リップを
    突出形成したことを特徴とする車両用ドアウエザースト
    リップ。
  2. 【請求項2】前記溶接溜に対応する取付基部に、該溶接
    溜を収納する凹部を形成したことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載の車両用ドアウエザーストリップ。
JP60067111A 1985-03-29 1985-03-29 車両用ドアウエザ−ストリツプ Expired - Fee Related JPH0662065B2 (ja)

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JP7337038B2 (ja) * 2020-11-04 2023-09-01 東海興業株式会社 ガラスランチャンネル及びその取付構造

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