JP2522230Y2 - ドアガラス用ウエザーストリップ - Google Patents
ドアガラス用ウエザーストリップInfo
- Publication number
- JP2522230Y2 JP2522230Y2 JP1987176259U JP17625987U JP2522230Y2 JP 2522230 Y2 JP2522230 Y2 JP 2522230Y2 JP 1987176259 U JP1987176259 U JP 1987176259U JP 17625987 U JP17625987 U JP 17625987U JP 2522230 Y2 JP2522230 Y2 JP 2522230Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- glass run
- vehicle
- drip molding
- glass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は自動車のドアガラス用ウエザーストリップに
関するものである。
関するものである。
[従来の技術] フラッシュサーフェイス化を狙う自動車ドアのインナ
ーサッシュ構造のグラスランにおいて、ドアの閉止時車
体側に設けたドリップモールに当接する上記グラスラン
のサブシール部の形状として、第2図乃至第5図に示さ
れるものがある。
ーサッシュ構造のグラスランにおいて、ドアの閉止時車
体側に設けたドリップモールに当接する上記グラスラン
のサブシール部の形状として、第2図乃至第5図に示さ
れるものがある。
[考案が解決しようとする問題点] 第2図に示すものは、ドアの閉止時ドリップモール8
に当接したグラスラン13の中空状のサブシール部14に凹
み15が生じ、そのため凹凸が目立ち外観を悪くするとい
う問題があった。
に当接したグラスラン13の中空状のサブシール部14に凹
み15が生じ、そのため凹凸が目立ち外観を悪くするとい
う問題があった。
第3図に示すものは、グラスラン16の中空状のサブシ
ール部17が車外側にはみ出し、やはり外観を悪くし、ま
たドア閉止時の反力が大きいという問題がある。
ール部17が車外側にはみ出し、やはり外観を悪くし、ま
たドア閉止時の反力が大きいという問題がある。
第4図に示すものは、グラスラン18のサブシール部は
車外面に沿うリップ19を形成し、これがドリップモール
8の車外面を隠蔽し外観上問題であり、またリップ19の
先端部が波打つおそれがある。
車外面に沿うリップ19を形成し、これがドリップモール
8の車外面を隠蔽し外観上問題であり、またリップ19の
先端部が波打つおそれがある。
第5図に示すものは、グラスラン20のサブシールが上
記グラスラン20から車体外面に略一致するように延びる
車外側リップ21と、ドリップモール8に当接する傾斜板
状のシールリップ22とから構成されており、この場合は
コーナー部での追従性が悪いという問題があった。
記グラスラン20から車体外面に略一致するように延びる
車外側リップ21と、ドリップモール8に当接する傾斜板
状のシールリップ22とから構成されており、この場合は
コーナー部での追従性が悪いという問題があった。
[問題点を解決するための手段] 本考案は第1図に示すように、ドアサッシュ2の車外
側壁面溝に嵌合んで取付けたグラスラン本体3の内周に
形成されドラガラス5に当接するメインシール部4と、
上記グラスラン本体3の外周に形成されドア1の閉止時
にボディパネル7開口部内周に設けられたドリップモー
ル8に当接するサブシール部6とを有するウエザースト
リップにおいて、上記サブシール部6が上記グラスラン
本体3から車体外面Fに略一致するように延び、先端9a
が上記ドリップモール8との間に僅かな隙間を有するよ
うに形成された車外側リップ片9と、該車外側リップ片
9の先端9aとの連結部10aの車内側に凹部11を形成し、
且つ上記ドリップモール8と当接部10bを形成した中空
シール部10とからなるものである。
側壁面溝に嵌合んで取付けたグラスラン本体3の内周に
形成されドラガラス5に当接するメインシール部4と、
上記グラスラン本体3の外周に形成されドア1の閉止時
にボディパネル7開口部内周に設けられたドリップモー
ル8に当接するサブシール部6とを有するウエザースト
リップにおいて、上記サブシール部6が上記グラスラン
本体3から車体外面Fに略一致するように延び、先端9a
が上記ドリップモール8との間に僅かな隙間を有するよ
うに形成された車外側リップ片9と、該車外側リップ片
9の先端9aとの連結部10aの車内側に凹部11を形成し、
且つ上記ドリップモール8と当接部10bを形成した中空
シール部10とからなるものである。
[実施例] 第1図に基いて本考案の実施例を説明する。
1はドア、2はドアサッシュ、3はグラスラン本体
で、基部3aがドアサッシュに取付けられている。4はグ
ラスラン本体3の内周に形成されたメインシール部で、
ドアガラス5に当接する。6はグラスラン本体3に外周
に形成されたサブシール部で、ドア1の閉止時ボディパ
ネル7の開口部内周に設けられたドリップモール8に当
接する。また、サブシール部6はグラスラン本体3から
車体外面Fに略一致するように延び、先端9aが上記ドリ
ップモール8との間に僅かな隙間を有するように形成さ
れた車外側リップ片9と、該車外側リップ片9の先端9a
との連結部10aの車内側に凹部11を形成し、且つドア1
の閉止時上記ドリップモール8との当接部10bを形成し
た中空シール部10とかなるものである。なお、12はボデ
ィサイドウエザーストリップである。
で、基部3aがドアサッシュに取付けられている。4はグ
ラスラン本体3の内周に形成されたメインシール部で、
ドアガラス5に当接する。6はグラスラン本体3に外周
に形成されたサブシール部で、ドア1の閉止時ボディパ
ネル7の開口部内周に設けられたドリップモール8に当
接する。また、サブシール部6はグラスラン本体3から
車体外面Fに略一致するように延び、先端9aが上記ドリ
ップモール8との間に僅かな隙間を有するように形成さ
れた車外側リップ片9と、該車外側リップ片9の先端9a
との連結部10aの車内側に凹部11を形成し、且つドア1
の閉止時上記ドリップモール8との当接部10bを形成し
た中空シール部10とかなるものである。なお、12はボデ
ィサイドウエザーストリップである。
[作用] ドア1の閉止時、グラスラン本体3の外周に形成され
た中空状のサブシール部6がドリップモール8に当接す
るが、このとき車外側リップ片9はドリップモール8に
当接しないので撓まず、ドア1とボディパネル7の車外
面との間になだらかな外観を示す。また中空シール部10
はドリップモール8に当接したとき撓みは凹部11に吸収
され、車外側にはみ出すことがない。さらにサブシール
部6はコーナー部での追従性がよい。
た中空状のサブシール部6がドリップモール8に当接す
るが、このとき車外側リップ片9はドリップモール8に
当接しないので撓まず、ドア1とボディパネル7の車外
面との間になだらかな外観を示す。また中空シール部10
はドリップモール8に当接したとき撓みは凹部11に吸収
され、車外側にはみ出すことがない。さらにサブシール
部6はコーナー部での追従性がよい。
[考案の効果] 本考案はグラスラン本体3に形成された中空状のサブ
シール部6が、車体外面Fに沿うように延びた車外側リ
ップ片9と、凹部11を形成した中空シール部10とにより
形成されているため、ドア1の閉止時ドリップモール8
に当接する中空シール部10が撓んでも凹部11に吸収され
て車外側にはみ出すことがなく、車外側リップ片9は車
体外面Fに沿った状態を維持出来て外観を損なうことが
ない。
シール部6が、車体外面Fに沿うように延びた車外側リ
ップ片9と、凹部11を形成した中空シール部10とにより
形成されているため、ドア1の閉止時ドリップモール8
に当接する中空シール部10が撓んでも凹部11に吸収され
て車外側にはみ出すことがなく、車外側リップ片9は車
体外面Fに沿った状態を維持出来て外観を損なうことが
ない。
第1図は本考案に係るドアガラス用ウエザーストリップ
の使用状態を示す第6図のA−A断面図である。第2図
乃至第5図はそれぞれ従来のウエザーストリップの使用
状態を示す第6図のA−A断面図である。第6図は自動
車の側面図である。 1……ドア 2……ドアサッシュ 3……グラスラン本体 3a……基部 4……メインシール部 5……ドアガラス 6……サブシール部 7……ボディパネル 8……ドリップモール 9……車外側リップ片 9a……先端 10……中空シール部 10a……連結部 10b……当接部 11……凹部 12……ボディサイドウエザーストリップ 13……グラスラン 14……サブシール部 15……凹み 16……グラスラン 17……サブシール部 18……グラスラン 19……リップ 20……グラスラン 21……車外側リップ 22……シールリップ
の使用状態を示す第6図のA−A断面図である。第2図
乃至第5図はそれぞれ従来のウエザーストリップの使用
状態を示す第6図のA−A断面図である。第6図は自動
車の側面図である。 1……ドア 2……ドアサッシュ 3……グラスラン本体 3a……基部 4……メインシール部 5……ドアガラス 6……サブシール部 7……ボディパネル 8……ドリップモール 9……車外側リップ片 9a……先端 10……中空シール部 10a……連結部 10b……当接部 11……凹部 12……ボディサイドウエザーストリップ 13……グラスラン 14……サブシール部 15……凹み 16……グラスラン 17……サブシール部 18……グラスラン 19……リップ 20……グラスラン 21……車外側リップ 22……シールリップ
Claims (1)
- 【請求項1】ドアサッシュ(2)の車外側壁面溝に嵌合
んで取付けたグラスラン本体(3)の内周に形成されド
アガラス(5)に当接するメインシール部(4)と、上
記グラスラン本体(3)の外周に形成されドア(1)の
閉止時にボディパネル開口部内周に設けられたドリップ
モール(8)に当接するサブシール部(6)とを有する
ウエザーストリップにおいて、上記サブシール部(6)
が上記グラスラン本体(3)から車体外面(F)に略一
致するように延び、先端(9a)が上記ドリップモール
(8)との間に僅かな隙間を有するように形成された車
外側リップ片(9)と、該車外側リップ片(9)の先端
(9a)との連結部(10a)の車内側に凹部(11)を形成
し、且つ上記ドリップモール(8)との当接部(10b)
を形成した中空シール部(10)とからなるドアガラス用
ウエザーストリップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987176259U JP2522230Y2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | ドアガラス用ウエザーストリップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987176259U JP2522230Y2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | ドアガラス用ウエザーストリップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01133014U JPH01133014U (ja) | 1989-09-11 |
JP2522230Y2 true JP2522230Y2 (ja) | 1997-01-08 |
Family
ID=31468001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987176259U Expired - Lifetime JP2522230Y2 (ja) | 1987-11-17 | 1987-11-17 | ドアガラス用ウエザーストリップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2522230Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2540699Y2 (ja) * | 1990-08-10 | 1997-07-09 | 西川ゴム工業株式会社 | サッシュレス4ドア車のセンターピラー用ウェザーストリップ |
FR3128436B1 (fr) * | 2021-10-26 | 2024-01-19 | Renault Sas | Enjoliveur de brancard s’étendant au-dessus d’au moins deux vitres latérales adjacentes. |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS596116A (ja) * | 1982-06-30 | 1984-01-13 | Nissan Motor Co Ltd | ウインドまわりのシ−ル構造 |
JPS6026917U (ja) * | 1983-07-30 | 1985-02-23 | 豊田合成株式会社 | 車両用ウエザストリツプ |
JPS60191527U (ja) * | 1984-05-30 | 1985-12-19 | 豊田合成株式会社 | 自動車用ドアガラスラン |
-
1987
- 1987-11-17 JP JP1987176259U patent/JP2522230Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01133014U (ja) | 1989-09-11 |
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