JPH0735792Y2 - 自動車のバンパモール取付構造 - Google Patents

自動車のバンパモール取付構造

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JPH0735792Y2
JPH0735792Y2 JP1988006744U JP674488U JPH0735792Y2 JP H0735792 Y2 JPH0735792 Y2 JP H0735792Y2 JP 1988006744 U JP1988006744 U JP 1988006744U JP 674488 U JP674488 U JP 674488U JP H0735792 Y2 JPH0735792 Y2 JP H0735792Y2
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JP
Japan
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bumper
molding
bumper molding
cover
longitudinal end
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JP1988006744U
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JPH01111053U (ja
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健二 小野
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Description

【考案の詳細な説明】
【産業上の利用分野】
この考案は、自動車のバンパモール取付構造の改良に関
する。
【従来の技術】
従来、第9図及び第10図に示されるように、自動車1の
バンパカバー2表面に形成された溝部3内にバンパモー
ル4を取付けてなる自動車のバンパモール取付構造があ
る。 前記バンパモール4は、その裏面が溝部3の底面に両面
接着テープによつて接着して取付けられるが、長手方向
の端末部4Aは、例えば第11図に示されるように、バンパ
カバー2と一体的な係合突起2Aの裏側に差込まれて固定
されるか、あるいは、第12図に示されるように、バンパ
カバー2の端部に形成された差込み孔2B内に差込まれて
取付けられている。
【考案が解決しようとする問題点】
ところで、前記バンパモール4は、その表面にテドラフ
イルム等の光反射フイルム4Bが設けられていて、バンパ
カバー2の外観を向上させるようにしているものが多い
が、前記のように、バンパモール4の長手方向端末部4A
を係合突起2Aの裏側に差込んだり、差込み孔2B内に差込
むことによつて固定すると、バンパカバー2の長手方向
端面2Cとバンパモール4の長手方向端部との間にバンパ
モール欠落部5が発生してしまい、バンパカバー2の外
観を低下させてしまうという問題点がある。 又、第11図及び第12図で、符号6で示されるようにバン
パカバー2の長手方向端部外側面とバンパモール4の外
側面との間に段差が生じ、この段差6が、バンパカバー
2の外観を低下させるのみならず、自動車1の走行時に
おける風切り音を発生させたり、埃、泥等の汚れの付着
を生じ易くするという問題点がある。 これに対して、例えば実開昭59-126754号公報に開示さ
れるように、バンパモールの長手方向端部裏側に爪部を
形成し、この爪部がバンパカバー側の孔に挿入、係合さ
れるようにして、バンパモールの長手方向端末部を固定
することも考えられる。 しかしながら、この場合、バンパモールの長手方向端末
部には、直角の角部が形成され、これが露出するとバン
パカバーの外観を低下させるので、同公開公報に記載さ
れるように、装飾凸型部をバンパカバー側に設けなけれ
ばならず、このようにすると、バンパモール欠落部が生
じてしまうという問題点がある。また、装飾凸型部とバ
ンパモールの間に溝が生じ、ここに自動車走行中に風切
り音が発生したり、埃、泥等が付着し易いという問題点
がある。
【考案の目的】
この考案は、上記従来の問題点に鑑みてなされたもので
あつて、バンパカバーの長手方向端部にバンパモール欠
落部が生じないように、且つ、バンパカバーとの間に段
差が生じないようにし、これにより自動車走行中の風切
り音の発生、埃、泥等の付着を防止した自動車のバンパ
モール取付構造を提供することを目的とする。
【問題点を解決するための手段】
この考案は、バンパカバー表面に形成された溝部内にバ
ンパモールを取付けてなる自動車のバンパモール取付構
造において、前記溝部を、前記バンパカバーの長手方向
端部まで連続的に形成すると共に、該端部近傍で、前記
溝部底面にバンパカバー裏側に貫通して形成された取付
孔と、前記バンパモールの長手方向端末部を裏側に折曲
げ湾曲させて形成された折曲げ部と、この折曲げ部の折
曲げ先端にバンパモール裏面と一体的に形成され、且
つ、前記取付孔に挿入、係合可能とされた爪部と、を設
けてなり、前記折曲げ部は、そのバンパカバー長手方向
端末の湾曲部が、前記爪部が前記取付孔に挿入された状
態で、前記溝部の長手方向端部を被うようにして上記目
的を達成するものである。
【作用】
上記のように構成された自動車のバンパモール取付構造
においては、溝部がバンパカバーの長手方向端部まで連
続して形成されていて、且つバンパモールの長手方向端
末部に形成された湾曲部が該溝部の長手方向端部を被う
と共に、爪部によつてバンパカバーに固定されるので、
バンパモールとバンパカバーとの段差が生じることな
く、且つ、バンパカバーの長手方向端部にバンパモール
欠落部が発生することがない。このため、自動車走行中
の風切り音の発生、埃、泥等の付着を防止することがで
きる。
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。 この実施例は、第1図乃至第5図に示されるように、自
動車10におけるバンパカバー12の表面に形成された溝部
14内にバンパモール16を取付けてなる自動車のバンパモ
ール取付構造において、前記溝部14を、前記バンパカバ
ー12の長手方向端部まで連続的に形成すると共に、該端
部近傍で、前記溝部14の底面14Aにバンパカバー12裏側
に貫通して形成された取付孔18と、前記バンパモール16
の長手方向端末部を裏側に折曲げ湾曲させて形成された
折曲げ部20と、この折曲げ部20の折曲げ先端20Aに、バ
ンパモール16の裏面と一体的に形成され、且つ、前記取
付孔18に挿入、係合可能とされた爪部22と、を設けてな
り、前記折曲げ部20は、そのバンパカバー長手方向端末
の湾曲部21が、前記爪部22が前記取付孔18に挿入された
状態で、前記溝部14の長手方向端部14Bを被うようにさ
れたものである。 図の符号24はバンパモール16を溝部14の底面14Aに接着
させるための両面接着テープ、16Aはバンパモール16の
基材となる軟質ウレタン、16Bはこの軟質ウレタン16Aの
表面に形成されたテドラフイルム等の光沢フイルムをそ
れぞれ示す。 前記折曲げ部20及び爪部22は第6図〜第8図に示される
ようにして形成される。 即ち、第6図に示されるようにバンパモール16を所定長
さに切揃えた後、第7図に示されるように該バンパモー
ル16の端面から一定長さ範囲で軟質ウレタン16Aの裏面
側の切除部16Cを切除し、更に第8図に示されるよう
に、バンパモール16の長手方向端末部を裏側に湾曲して
折曲げて、折曲げ部20を形成すると共に、該折曲げ部20
の裏面及びバンパモール16における切除部16Cの部分
に、硬質合成樹脂からなる爪部22を折曲げ部20及びバン
パモール裏面と一体的にインジエクシヨン成形したもの
である。 前記爪部22をバンパモール16の取付け孔18内に挿入固定
すると、溝部14の長手方向端部14Bは折曲げ部20におけ
る湾曲部21によつて被われることになる。従つて、バン
パモール16の長手方向端部とバンパカバー12の長手方向
端部との間にバンパモール欠落部が生じるようなことが
ない。 又、バンパモール16の端末部は湾曲した折曲げ部20とさ
れているので、バンパモール16の長手方向端部に角部が
生じることがなく、外観を向上させることができるのみ
ならず、自動車走行中の風切り音の発生、埃、泥等の付
着の防止を図ることができる。 なお、上記実施例は自動車10のフロントバンパにおける
バンパカバー12に本考案を適用したものであるが、当
然、リヤバンパにも適用され得るものである。 又、上記実施例は、バンパモール16の軟質ウレタン16A
の一部が切除され、ここに爪部22がインジエクシヨン形
成されたものであるが、本考案はこれに限定されるもの
でなく、軟質ウレタン16Aを切除することなくそのまま
折曲げて折曲げ部20を形成するようにしてもよい。
【考案の効果】
本考案は、上記のように構成したので、バンパモールを
バンパカバーの長手方向端部にまで連続的に配置するこ
とができると共に、バンパモール表面とバンパカバー表
面との段差を解消し、且つ、バンパモールの長手方向端
部に角部が形成されないようにすることができ、従つ
て、自動車走行中の風切り音の発生、溝部、角部がある
ことによる埃、泥の付着を防止することができるという
優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る自動車のバンパモール取付構造を
適用した自動車のフロント部を示す側面図、第2図は本
考案に係る自動車のバンパモール取付構造の実施例を示
す第1図のII部を拡大した側面図、第3図及び第4図は
第2図のIII-III線及びIV-IV線に沿う断面図、第5図は
同実施例におけるバンパカバー及び溝部を示す斜視図、
第6図乃至第8図は同実施例におけるバンパモールの折
曲げ部及び爪部の形成過程を示す断面図、第9図は従来
の自動車のフロント部を示す側面図、第10図は第9図の
X部を拡大して示す側面図、第11図は第10図のXI-XI線
に沿う断面図、第12図は従来の他のバンパモール取付け
構造を示す第11図と同様の断面図である。 10……自動車、12……バンパカバー、14……溝部、14A
……底面、14B……長手方向端部、16……バンパモー
ル、18……取付孔、20……折曲げ部、20A……折曲げ先
端、21……湾曲部、22……爪部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】バンパカバー表面に形成された溝部内にバ
    ンパモールを取付けてなる自動車のバンパモール取付構
    造において、前記溝部を、前記バンパカバーの長手方向
    端部まで連続的に形成すると共に、該端部近傍で、前記
    溝部底面にバンパカバー裏側に貫通して形成された取付
    孔と、前記バンパモールの長手方向端末部を裏側に折曲
    げ湾曲させて形成された折曲げ部と、この折曲げ部の折
    曲げ先端にバンパモール裏面と一体的に形成され、且
    つ、前記取付孔に挿入、係合可能とされた爪部と、を設
    けてなり、前記折曲げ部は、そのバンパカバー長手方向
    端末の湾曲部が、前記爪部が前記取付孔に挿入された状
    態で、前記溝部の長手方向端部を被うようにされたこと
    を特徴とする自動車のバンパモール取付構造。
JP1988006744U 1988-01-22 1988-01-22 自動車のバンパモール取付構造 Expired - Lifetime JPH0735792Y2 (ja)

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JPH01111053U JPH01111053U (ja) 1989-07-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57147146U (ja) * 1981-03-11 1982-09-16
JPS59126754U (ja) * 1983-02-15 1984-08-25 トヨタ自動車株式会社 バンパモ−ルを備えた自動車用バンパ装置

Also Published As

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JPH01111053U (ja) 1989-07-26

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