JP2754122B2 - ランチャンネル - Google Patents
ランチャンネルInfo
- Publication number
- JP2754122B2 JP2754122B2 JP4223482A JP22348292A JP2754122B2 JP 2754122 B2 JP2754122 B2 JP 2754122B2 JP 4223482 A JP4223482 A JP 4223482A JP 22348292 A JP22348292 A JP 22348292A JP 2754122 B2 JP2754122 B2 JP 2754122B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- run channel
- core
- mold
- sash
- sectional
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Landscapes
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Window Of Vehicle (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車ドアのサッシュ
部に配置するところの芯金入りランチャンネルのうち、
特に型加硫成形部の形状に関するものである。
部に配置するところの芯金入りランチャンネルのうち、
特に型加硫成形部の形状に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図1乃至図5を参考にして説明する。従
来、セダン系自動車のサッシュ部10に取付けるランチ
ャンネル20は、芯金を埋設してなく、ドアパネル内の
ロアサッシュ40内に保持している。そのランチャンネ
ルのコーナー部等の型加硫成形部Kは、図4に示すよう
に、金型成形性の向上(金型の耐久性向上・型加硫成形
部形状の自由度の増大等)の要求に応えるため、基部コ
ーナーの展開ポイント25を軸に、必要に応じてJ=1
5〜30度外側に開いた展開状態(図4)で成形してい
た。その理由の一つは、展開しない場合、図2及び図3
に示すように、押出成形の一般部の中芯50に肉厚の薄
い部分51を生じて、中芯50を含む金型の耐久性が著
しく低下することを防止することにある。
来、セダン系自動車のサッシュ部10に取付けるランチ
ャンネル20は、芯金を埋設してなく、ドアパネル内の
ロアサッシュ40内に保持している。そのランチャンネ
ルのコーナー部等の型加硫成形部Kは、図4に示すよう
に、金型成形性の向上(金型の耐久性向上・型加硫成形
部形状の自由度の増大等)の要求に応えるため、基部コ
ーナーの展開ポイント25を軸に、必要に応じてJ=1
5〜30度外側に開いた展開状態(図4)で成形してい
た。その理由の一つは、展開しない場合、図2及び図3
に示すように、押出成形の一般部の中芯50に肉厚の薄
い部分51を生じて、中芯50を含む金型の耐久性が著
しく低下することを防止することにある。
【0003】しかしながら、図6に示す如く芯金60を
埋設して、ロアサッシュを廃止したものは、特性上展開
状態が取れないので中芯52が図7に示す形状になり、
肉厚の薄い部分52を生じ強度が不足し、こわれ易い問
題点を生じると言う問題点がある。
埋設して、ロアサッシュを廃止したものは、特性上展開
状態が取れないので中芯52が図7に示す形状になり、
肉厚の薄い部分52を生じ強度が不足し、こわれ易い問
題点を生じると言う問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、芯金を埋設して、ドアパネル内のロアサッシュを
廃止したランチャンネルは、特性上展開状態が取れない
ため、耐久性のない中芯52しか使えないことである。
点は、芯金を埋設して、ドアパネル内のロアサッシュを
廃止したランチャンネルは、特性上展開状態が取れない
ため、耐久性のない中芯52しか使えないことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図8乃至図11を参考に
して説明する。本発明は、自動車のドアサッシュ部10
に配置するところの断面コの字状の基部31の開口先端
に、中心線に向かってリップ32、32を突設したラン
チャンネルであって、形状保持及びドアパネルへの取付
けのために芯金60を埋設し、ロアサッシュを廃止する
と共に、型加硫成形部Kにおける前記コの字状基部31
の両コーナー部の展開ポイント35を軸に、外側に展開
可能に切り込み36、36を入れ、展開し、型加硫成形
後に、接着によって元の形状に戻すことを可能としてい
る。
して説明する。本発明は、自動車のドアサッシュ部10
に配置するところの断面コの字状の基部31の開口先端
に、中心線に向かってリップ32、32を突設したラン
チャンネルであって、形状保持及びドアパネルへの取付
けのために芯金60を埋設し、ロアサッシュを廃止する
と共に、型加硫成形部Kにおける前記コの字状基部31
の両コーナー部の展開ポイント35を軸に、外側に展開
可能に切り込み36、36を入れ、展開し、型加硫成形
後に、接着によって元の形状に戻すことを可能としてい
る。
【0006】
【実施例】実施例について図1・図8乃至図11を参考
にして説明すると、10はドアのサッシュ部、30はサ
ッシュ部10に配置するランチャンネルであって、断面
コの字状の基部31の開口先端に、中心線に向かってリ
ップ32,32を突設したものである。また、このラン
チャンネル30には、形状保持及びドアパネルへの取付
けのための芯金60を埋設してあり、それによってドア
パネル内のロアサッシュを廃止可能にしてある。さらに
そのコーナー等型加硫成形部K(E−EとF−Fとの
間)には、特に前記コの字状基部31の両コーナー部の
展開ポイント35を軸に、外側に展開可能に切り込み3
6,36を入れてある。
にして説明すると、10はドアのサッシュ部、30はサ
ッシュ部10に配置するランチャンネルであって、断面
コの字状の基部31の開口先端に、中心線に向かってリ
ップ32,32を突設したものである。また、このラン
チャンネル30には、形状保持及びドアパネルへの取付
けのための芯金60を埋設してあり、それによってドア
パネル内のロアサッシュを廃止可能にしてある。さらに
そのコーナー等型加硫成形部K(E−EとF−Fとの
間)には、特に前記コの字状基部31の両コーナー部の
展開ポイント35を軸に、外側に展開可能に切り込み3
6,36を入れてある。
【0007】作用について説明すると、上記の通り、型
加硫成形部Kでは、基部31の両コーナー部の展開ポイ
ント35に切り込み36,36に入れることにより、任
意の広がりに展開することが出来、また図11に示すよ
うに、一般部は、(展開した場合の中芯53の肉厚H)
>(展開しない場合の中芯52の肉厚G)にした中芯5
3を挿入することにより、中芯53の肉厚を大きくし、
その耐久性を高めることが出来る。なお、切り込み3
6,36で展開し、型加硫成形後、その部分を点付け接
着すれば元の形状に戻るため問題は残らない。
加硫成形部Kでは、基部31の両コーナー部の展開ポイ
ント35に切り込み36,36に入れることにより、任
意の広がりに展開することが出来、また図11に示すよ
うに、一般部は、(展開した場合の中芯53の肉厚H)
>(展開しない場合の中芯52の肉厚G)にした中芯5
3を挿入することにより、中芯53の肉厚を大きくし、
その耐久性を高めることが出来る。なお、切り込み3
6,36で展開し、型加硫成形後、その部分を点付け接
着すれば元の形状に戻るため問題は残らない。
【0008】
【発明の効果】本発明は以上のように構成されるため、
芯金を埋設することにより、ロアサッシュ等のシールホ
ルダーを廃止することが出来、しかも展開形状に設定可
能になった。
芯金を埋設することにより、ロアサッシュ等のシールホ
ルダーを廃止することが出来、しかも展開形状に設定可
能になった。
【図1】ランチャンネルを示す正面図である。
【図2】従来例の一般部を示す図1のA−A断面図であ
る。
る。
【図3】図2を型加硫成形部の断面形状と仮定した場合
における中芯の断面図である。
における中芯の断面図である。
【図4】従来例における展開型の型加硫成形部を示す図
1のB−B断面図である。
1のB−B断面図である。
【図5】図4に用いる中芯の断面図である。
【図6】ドアパネル内のロアサッシュを省き、芯金入り
ランチャンネルとした場合における図1のA−A・図8
のC−C断面図である。
ランチャンネルとした場合における図1のA−A・図8
のC−C断面図である。
【図7】図6を型加硫成形部の断面形状と仮定した場合
における中芯の断面図である。
における中芯の断面図である。
【図8】本発明の実施例の要部を示す斜視面である。
【図9】図8における展開型の型加硫成形部を示すD−
D断面図である。
D断面図である。
【図10】図9における展開型の型加硫成形部に用いる
中芯の断面図である。
中芯の断面図である。
【図11】展開用切込を入れた図8のC−C断面図であ
る。
る。
10 サッシュ部 20 ランチャンネル 21 基部 22 リップ 25 展開ポイント 30 ランチャンネル 31 基部 32 リップ 35 展開ポイント 36 切り込み 40 ロアサッシュ 50 中芯 51 肉厚の薄い部分 52 肉厚の薄い部分 53 肉厚の薄い部分 60 芯金 J 開度 K 型加硫成形部
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車のドアサッシュ部(10)に配置
するところの断面コの字状の基部(31)の開口先端
に、中心線に向かってリップ(32、32)を突設した
ランチャンネルであって、形状保持及びドアパネルへの
取付けのために芯金(60)を埋設し、ロアサッシュを
廃止すると共に、型加硫成形部Kにおける前記コの字状
基部(31)の両コーナー部の展開ポイント(35)を
軸に、外側に展開可能に切り込み(36、36)を入
れ、展開し、型加硫成形後に、接着によって元の形状に
戻すことを可能としてなるランチャンネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4223482A JP2754122B2 (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | ランチャンネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4223482A JP2754122B2 (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | ランチャンネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0648181A JPH0648181A (ja) | 1994-02-22 |
JP2754122B2 true JP2754122B2 (ja) | 1998-05-20 |
Family
ID=16798827
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4223482A Expired - Lifetime JP2754122B2 (ja) | 1992-07-29 | 1992-07-29 | ランチャンネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2754122B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH05210470A (ja) * | 1990-11-08 | 1993-08-20 | Seiko Epson Corp | プリンタ及びその機種選択処理方法 |
JPH06106992A (ja) * | 1992-09-28 | 1994-04-19 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | プレスドア用グラスラン |
JP2004055306A (ja) | 2002-07-18 | 2004-02-19 | Yamaichi Electronics Co Ltd | 基板接続用コネクタ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4956324A (ja) * | 1972-10-02 | 1974-05-31 | ||
JPS62137117U (ja) * | 1986-02-24 | 1987-08-29 | ||
JPS6371418A (ja) * | 1986-09-12 | 1988-03-31 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | サツシユレスドア型車のウエザ−ストリツプ |
-
1992
- 1992-07-29 JP JP4223482A patent/JP2754122B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0648181A (ja) | 1994-02-22 |
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