JP2605955Y2 - 自動車用ウエザーストリップ - Google Patents

自動車用ウエザーストリップ

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JP2605955Y2
JP2605955Y2 JP1993021686U JP2168693U JP2605955Y2 JP 2605955 Y2 JP2605955 Y2 JP 2605955Y2 JP 1993021686 U JP1993021686 U JP 1993021686U JP 2168693 U JP2168693 U JP 2168693U JP 2605955 Y2 JP2605955 Y2 JP 2605955Y2
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JP
Japan
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hollow seal
weather strip
molded
reinforcing member
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利夫 中池
正一 辻口
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Nishikawa Rubber Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車用ウエザースト
リップの型成形部分の水漏れを防止する構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来、型成形部分10と押出成形部分2
0とよりなる自動車用ウエザーストリップの接合部付近
の構造は、図1乃至図4に示すように、それぞれリテー
ナーに嵌着する基底部11,21に一体に中空シール部
12,22を結合したものであるが、型成形部分10
は、接合部の段差解消のため、肉厚を大にすることが出
来ず、押出成形部分20に比較して剛性が低く、ドアガ
ラス40を弾接させた場合のシール力が弱く、図4に示
すように、外から水Wを噴射すると、水漏れすると言う
問題点がある。
【0003】しかも、中空シール部12の剛性を大きく
するためには、図3に示すように、押出成形部分20の
ようにブリッジ23を設けることは、生産性の面から困
難であって、従来、図5及び図6に示すように、別にパ
ッド60を準備し、中空シール部22内に挿入し、内壁
に接着・固定すると言う考えが一般的であった。しか
し、この考えは、パッド60を準備する工数、その挿入
時の方向性の確認のための工数等、工数が増大し、コス
トが上昇すると言う新たな問題が生じる。なお、50,
51は基底部11の中芯抜き孔14及びパッド60と中
空シール部12内壁との接着箇所である。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、上記従来の自動車用ウエザーストリップの型成形
部分は、剛性が低く、水漏れし易く、剛性を高めるため
に、パッドを挿入しようとすると、パッド60を準備す
る工数、その挿入時の方向性の確認のための工数等、工
数が増大し、コストが上昇することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1・図2・図7乃至図
12を参考にして説明する。本考案は、型成形部分10
と押出成形部分20とよりなり、それぞれリテーナーに
嵌着する基底部11,21に一体に中空シール部12,
22を結合してなる自動車用ウエザーストリップであっ
て、その接合部付近の型成形部分10の基底部11の中
芯抜き孔14縁に、その縁を軸に中空シール部12内に
回動、且つ挿入可能な、中空シール部剛性向上用補強部
材15を結合してなるものである。
【0006】
【実施例】本考案の自動車用ウエザーストリップの一実
施例としてハードトップ車用ウエザーストリップは、従
来例同様、型成形部分10と押出成形部分20とよりな
り、それぞれリテーナーに嵌着する基底部11,21に
一体に中空シール部12,22を結合したものであっ
て、その接合部付近の型成形部分10の断面形状は図7
乃至図12に示す通りである。すなわち、いずれも基底
部11の中芯抜き孔14縁に、その縁を軸に中空シール
部12内に回動、且つ挿入可能な、中空シール部剛性向
上用補強部材15を結合してある。その補強部材15
は、断面形状をそれぞれ、図7に示すものは中空の三角
形に形成してあり、図8に示すものは中実の三角形に形
成してあり、図9・図10及び図11・図12に示すも
のは、先端に鈎状部を備えたL字状に形成してあり、し
かも図9・図10と図11・図12とでは鈎の向きは同
じであるが、結合する縁の側及び回動方向が互いに反対
になるようにしてある。なお、補強部材15の付け根、
回動側には回動を容易にするため、ノッチ16を形成し
てある。
【0007】作用について説明すると、それぞれ中芯抜
き孔14を開いて、その縁を軸に、補強部材15をノッ
チ16の側に回動し、中空シール部12内に押込み、内
壁に接着する(50,51は基底部11の中芯抜き孔1
4及び補強部材15と中空シール部12内壁との接着部
分である)。そうすることによって、図7に示すものは
三角形の少なくとも一辺が、また図9・図10及び図1
1・図12に示すものは鈎状部が、それぞれ中空シール
部12のシール面の内壁に当接し、それを介して、基底
部11で中空シール部12をバックアップし、中空シー
ル部12の剛性を高めることが出来る。なお、図9・図
10に示すものは、補強部材15が元の方向に戻ろうと
するため、それを接着して、固定する必要があるが、図
11・図12に示すものは、補強部材15が元の方向に
戻ろうとすると、鈎状部が内壁で押戻され、固定される
ため、部分51に関しては接着の必要はない。なお、自
動車用ウエザーストリップとして、ハードトップ車ウエ
ザーストリップの一実施を挙げたが、他のセダン系ウエ
ザーストリップ等のコーナー部や端末部等の形成部にも
活用できる。
【0008】
【考案の効果】本考案は以上のように構成されるため、
型成形部分10は補強部材15を含め、同時成形可能で
あって、別パッドを準備する工数、その挿入時の方向性
の確認のための工数等の工数が削減され、コストが著し
く低減される。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車の部分側面図である。
【図2】図1のウエザーストリップの要部を示す斜視図
である。
【図3】図2のA−A断面図である。
【図4】従来例の型成形部分を示す図2のB−B断面図
である。
【図5】別の従来例の型成形部分を示す図1のB−B断
面図である。
【図6】図5のパッド断面図である。
【図7】本考案の実施例の型成形部分の製造直後の状態
を示す図2のB−B断面図である。
【図8】図7における型成形部分の組付け時の状態を示
す図である。
【図9】本考案の第2の実施例の型成形部分の製造直後
の状態を示す図2のB−B断面図である。
【図10】図9における型成形部分の組付け時の状態を
示す図である。
【図11】本考案の第3の実施例の型成形部分の製造直
後の状態を示す図2のB−B断面図である。
【図12】図11における型成形部分の組付け時の状態
を示す図である。
【符号の説明】
10 型成形部分 11 基底部 12 中空シール部 14 中芯抜き孔 15 補強部材 16 ノッチ 20 押出成形部分 21 基底部 22 中空シール部 23 ブリッジ 40 ドアガラス 50 接着箇所 51 接着箇所 60 パッド W 水
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 10/08

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 型成形部分(10)と押出成形部分(2
    0)とよりなり、それぞれリテーナーに嵌着する基底部
    (11,21)に一体に中空シール部(12,22)を
    結合してなる自動車用ウエザーストリップにおいて、そ
    の接合部付近の型成形部分(10)の基底部(11)の
    中芯抜き孔(14)縁に、その縁を軸に中空シール部
    (12)内に回動、且つ挿入可能な、中空シール部剛性
    向上用補強部材(15)を結合してなる自動車用ウエザ
    ーストリップ。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55127615U (ja) * 1979-03-06 1980-09-09
GB2118232B (en) * 1982-03-27 1985-08-07 Draftex Dev Ag Reinforced glazing strip for a vehicle windscreen
JPH0621776Y2 (ja) * 1988-02-29 1994-06-08 豊田合成株式会社 自動車用ドアガラスラン

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