JPH0621776Y2 - 自動車用ドアガラスラン - Google Patents
自動車用ドアガラスランInfo
- Publication number
- JPH0621776Y2 JPH0621776Y2 JP1988026625U JP2662588U JPH0621776Y2 JP H0621776 Y2 JPH0621776 Y2 JP H0621776Y2 JP 1988026625 U JP1988026625 U JP 1988026625U JP 2662588 U JP2662588 U JP 2662588U JP H0621776 Y2 JPH0621776 Y2 JP H0621776Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door glass
- glass run
- door
- lips
- sub
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、自動車ドアのドアサッシ内面に沿って装着さ
れるドアガラスランに関するものである。
れるドアガラスランに関するものである。
[従来技術] 上記ドアガラスランとして、断面U字形ないしはV字形
で、両側壁の先端には対向方向へ伸びるリップを有し、
これ等のリップによってドアガラスの外周部を両面から
挟むようになした構造のものが多く用いられいる。
で、両側壁の先端には対向方向へ伸びるリップを有し、
これ等のリップによってドアガラスの外周部を両面から
挟むようになした構造のものが多く用いられいる。
このドアガラスランはゴムまたは合成樹脂からなり、一
般に押出成形される。
般に押出成形される。
第8図はこの種のドアガラスランの一例として、ドアサ
ッシ1のセンタピラー沿いの垂直部に装着されるドアガ
ラスランを示すもので断面U字形をなす両側壁41、4
2の先端には対向方向にリップ43、44が伸出してい
る。このドアガラスラン4はドアサッシ1の内面に装着
され、ドアガラス2はその端縁部が上記リップ43、4
4に両面から挟まれた状態で昇降する。
ッシ1のセンタピラー沿いの垂直部に装着されるドアガ
ラスランを示すもので断面U字形をなす両側壁41、4
2の先端には対向方向にリップ43、44が伸出してい
る。このドアガラスラン4はドアサッシ1の内面に装着
され、ドアガラス2はその端縁部が上記リップ43、4
4に両面から挟まれた状態で昇降する。
この種のドアガラスラン4は押出成形されるが、この場
合、第7図に示すように展開された形状で押出成形され
る。それは、装着時の形状ではリップ43、44の先端
間の間隔が狭いので、押出ダイスの強度に問題があるこ
と、また、ガラス摺動面へのウレタンコート等の滑性処
理がやりにくい等の理由によるものである。
合、第7図に示すように展開された形状で押出成形され
る。それは、装着時の形状ではリップ43、44の先端
間の間隔が狭いので、押出ダイスの強度に問題があるこ
と、また、ガラス摺動面へのウレタンコート等の滑性処
理がやりにくい等の理由によるものである。
[本考案が解決しようとする課題] ところで、このように展開状態としたドアガラスラン
は、これをドアサッシに組付ける作業がやりずらく、生
産性がよくないという問題がある。
は、これをドアサッシに組付ける作業がやりずらく、生
産性がよくないという問題がある。
そこで本考案は、展開状態で押出成形されても、作業性
容易にドアサッシに組付けることができるドアガラスラ
ンを提供し、もって従来の課題を解決することを目的と
するものである。
容易にドアサッシに組付けることができるドアガラスラ
ンを提供し、もって従来の課題を解決することを目的と
するものである。
[課題を解決するための手段] 本考案は、対向する両側壁の先端にドアガラスを挟むリ
ップを有するドアガラスランにおいて、第2図ないし第
4図に例示するように。両側壁41、42の内面から互
に対向する方向に伸出し、先端に互に係合するカギ型等
の係合部451、461を有するサブリップ45、46
を形成したことを特徴とする。
ップを有するドアガラスランにおいて、第2図ないし第
4図に例示するように。両側壁41、42の内面から互
に対向する方向に伸出し、先端に互に係合するカギ型等
の係合部451、461を有するサブリップ45、46
を形成したことを特徴とする。
[作用、効果] 本考案のドアガラスランは第2図に示すように展開状態
で押出成形される。成形後、第3図に示すように両サブ
リップ45、46の係合部451、461を係合せしめ
ることでドアガラスランを組付け状態の形状ないしはそ
れよりも若干開いた形状とする。これにより、ドアガラ
スランを作業性よく第4図に示すようにドアサッシ1に
組付けることができる。係合部451、461の係合
は、例えばローラにて両側壁41、42を対向方向に押
付ける等の手段で容易になされ得る。
で押出成形される。成形後、第3図に示すように両サブ
リップ45、46の係合部451、461を係合せしめ
ることでドアガラスランを組付け状態の形状ないしはそ
れよりも若干開いた形状とする。これにより、ドアガラ
スランを作業性よく第4図に示すようにドアサッシ1に
組付けることができる。係合部451、461の係合
は、例えばローラにて両側壁41、42を対向方向に押
付ける等の手段で容易になされ得る。
[実施例] 第1図および第4図に示すように自動車ドアのドアサッ
シ1の内面にはドアガラスラン4が組付けられる。ドア
サッシ1の後端垂直部に組付けられるドアガラスラン
は、第4図に示すように断面V字形をなす側壁41、4
2およびこれ等の先端から互に対向する方向に伸出する
リップ43、44を備えており、ドアサッシ1の凹状内
面に組付けられている。なお、第4図において、2はモ
ールである。
シ1の内面にはドアガラスラン4が組付けられる。ドア
サッシ1の後端垂直部に組付けられるドアガラスラン
は、第4図に示すように断面V字形をなす側壁41、4
2およびこれ等の先端から互に対向する方向に伸出する
リップ43、44を備えており、ドアサッシ1の凹状内
面に組付けられている。なお、第4図において、2はモ
ールである。
ドアガラスラン4は更に、両側壁41、42の内面中央
部から互に対向する方向に伸出するサブリップ45、4
6を備えている。サブリップ45、46の先端には互に
係合し得るカギ型の係合部451、461が形成してあ
る。これ等の係合部451、461はドアガラスラン組
付け状態において、若干離れた状態となっている。
部から互に対向する方向に伸出するサブリップ45、4
6を備えている。サブリップ45、46の先端には互に
係合し得るカギ型の係合部451、461が形成してあ
る。これ等の係合部451、461はドアガラスラン組
付け状態において、若干離れた状態となっている。
上記ドアガラスラン4は、第2図に示すように組付状態
よりもV字が開いた展開状態で押出される。押出後、ガ
ラス摺動面には必要な滑性処理がなされる。
よりもV字が開いた展開状態で押出される。押出後、ガ
ラス摺動面には必要な滑性処理がなされる。
次に第3図に示すようにサブリップ45、46の係合部
451、461を係合せしめる。これにより第4図の組
付状態よりも若干開いた状態となる。
451、461を係合せしめる。これにより第4図の組
付状態よりも若干開いた状態となる。
しかして、ドアガラスラン4は、これを大きく変形させ
ることなく、第4図に示すように容易にドアサッシ1の
凹状内面に組付けることができる。
ることなく、第4図に示すように容易にドアサッシ1の
凹状内面に組付けることができる。
係合部451、461の形状は種々の態様がとられ得
る。例えば第5図に示すように一方のサブリップ45の
係合部451のみをカギ型とし、他方のサブリップ46
の係合部461を係合せしめてもよい。また第6図に示
すように一方の係合部451を凹状受け面とし、これに
円頭状とした他方の係合部461を嵌合せしめる構造と
してもよい。
る。例えば第5図に示すように一方のサブリップ45の
係合部451のみをカギ型とし、他方のサブリップ46
の係合部461を係合せしめてもよい。また第6図に示
すように一方の係合部451を凹状受け面とし、これに
円頭状とした他方の係合部461を嵌合せしめる構造と
してもよい。
しかして本考案のドアガラスランによれば、上記係合部
451、461を係合せしめることで予め組付状態とほ
ぼ同じ形状に保持せしめることができ、ドアサッシへの
組付作業性が向上される。また係合用のサブリップはド
アガラスラン押出成形時に同時に形成し得る。
451、461を係合せしめることで予め組付状態とほ
ぼ同じ形状に保持せしめることができ、ドアサッシへの
組付作業性が向上される。また係合用のサブリップはド
アガラスラン押出成形時に同時に形成し得る。
第1図はドアガラスランを備えた自動車ドアの正面図、
第2図ないし第4図は本考案の第1の実施例を示すもの
で、第2図は押出成形時のドアガラスランの断面図、第
3図はドアサッシへの組付作業前の断面図、第4図は組
付状態を示すもので第1図のIV−IV線断面図、第5図は
第2の実施例の組付前の断面図、第6図は第3の実施例
の組付前の断面図、第7図は従来のドアガラスランの押
出成形時の断面図、第8図はその組付状態の断面図であ
る。 1……ドアサッシ 3……ドアガラス 4……ドアガラスラン 41、42……側壁 43、44……リップ 45、46……サブリップ 451、461……係合部
第2図ないし第4図は本考案の第1の実施例を示すもの
で、第2図は押出成形時のドアガラスランの断面図、第
3図はドアサッシへの組付作業前の断面図、第4図は組
付状態を示すもので第1図のIV−IV線断面図、第5図は
第2の実施例の組付前の断面図、第6図は第3の実施例
の組付前の断面図、第7図は従来のドアガラスランの押
出成形時の断面図、第8図はその組付状態の断面図であ
る。 1……ドアサッシ 3……ドアガラス 4……ドアガラスラン 41、42……側壁 43、44……リップ 45、46……サブリップ 451、461……係合部
Claims (1)
- 【請求項1】自動車のドアサッシの内面に装着されるド
アガラスランであって、相対向する側壁の先端に形成し
たリップによりドアガラスの外周部を両面から挟むよう
になしたドアガラスランにおいて、上記両側壁の内面か
ら互いに対向する方向へ伸出し、先端に互に係合する係
合部を有するサブリップを設けたことを特徴とする自動
車用ドアガラスラン。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988026625U JPH0621776Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 自動車用ドアガラスラン |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988026625U JPH0621776Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 自動車用ドアガラスラン |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01133012U JPH01133012U (ja) | 1989-09-11 |
JPH0621776Y2 true JPH0621776Y2 (ja) | 1994-06-08 |
Family
ID=31248422
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988026625U Expired - Lifetime JPH0621776Y2 (ja) | 1988-02-29 | 1988-02-29 | 自動車用ドアガラスラン |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0621776Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2605955Y2 (ja) * | 1993-03-31 | 2000-09-04 | 西川ゴム工業株式会社 | 自動車用ウエザーストリップ |
-
1988
- 1988-02-29 JP JP1988026625U patent/JPH0621776Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01133012U (ja) | 1989-09-11 |
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