JP3263701B2 - 自動車用ウエザーストリップの接続構造 - Google Patents

自動車用ウエザーストリップの接続構造

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JP3263701B2
JP3263701B2 JP05425194A JP5425194A JP3263701B2 JP 3263701 B2 JP3263701 B2 JP 3263701B2 JP 05425194 A JP05425194 A JP 05425194A JP 5425194 A JP5425194 A JP 5425194A JP 3263701 B2 JP3263701 B2 JP 3263701B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車用ウエザースト
リップの接続構造に関し、特にドアサッシュ部のグラス
ランウエザーストリップとドアウエスト部のドアウエス
トウエザーストリップとを相互に接続する構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図8に示すように、自動車のドア1のう
ちドアサッシュ部2に沿って配設されるグラスランウエ
ザーストリップ3とドアウエスト部4に沿って配設され
るドアウエストウエザーストリップ5とが交差する部分
では、そのグラスランウエザーストリップ3の端部とド
アウエストウエザーストリップ5の端部とを型成形コー
ナー部6を介して相互に接続するようにしている(例え
ば実開平2−3919号公報参照)。
【0003】具体的には、例えば図9に示すように、ア
ウターリップ3aとインナーリップ3bを備えたグラス
ランウエザーストリップ3のうち車室外側に位置するこ
とになるアウターリップ3aを切取線7から部分的に切
除し、このアウターリップ3aが切除されたグラスラン
ウエザーストリップ3とこれとは別に成形されたドアウ
エストウエザーストリップ5とを、所定の相対位置関係
となるように図示外の金型内にセットした上でゴム材料
を注入して、いわゆる金型成形法により型成形コーナー
部6を一体に成形する。その結果、金型成形された型成
形コーナー部6を介して、グラスランウエザーストリッ
プ3のアウターリップ3aの端部とドアウエストウエザ
ーストリップ5とがそれぞれ接続部8,9にて相互に接
続されることになる。
【0004】また、他の構造として、例えば図10,1
1に示すように、型成形コーナー部16をグラスランウ
エザーストリップ3のアウターリップ3aに対してのみ
予め一体に成形する一方、ドアウエストウエザーストリ
ップ15の端部にはカバー突起部10を予め有段成形し
ておき、型成形コーナー部16およびドアウエストウエ
ザーストリップ15の溝部11,12を対応するドア側
のフランジ部に嵌合させながら前記カバー突起部10を
型成形コーナー部16の端部16aに重ね合わせて、両
者を互いに突き合わせるようにして接続することもあ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図9および図10,1
1に示した従来の構造においては、いずれも型成形コー
ナー部6,16についてはそれ以外のドアウエストウエ
ザーストリップ5,15の一般部と異なり芯金14が埋
設されていないために、相手側のフランジ部に対する嵌
合保持力が充分でなく外れやすい傾向にある。したがっ
て、その型成形コーナー部6,16のアウターリップ部
をめくり上げて外そうとするとすればこれを容易に外す
ことができ、いわゆる防盗性の面で問題を残している。
【0006】なお、前記グラスランウエザーストリップ
3については芯金が埋設されていないが、グラスランウ
エザーストリップ3そのものが図示外の略断面略コ字状
のドアサッシュ部に抱持されるかたちとなるために保持
力が不足するようなことはない。
【0007】また、上記のように芯金14が埋設されて
いない型成形コーナー部6,16は剛性の面でも不足気
味となるため、ドアガラスとの間の摺動抵抗に伴う変形
がシールリップ6b,16bのみならず型成形コーナー
部6,16の本体部(基部)にまで及び、シール性能が
低下するとともに外観的な見栄えも悪くなる。
【0008】本発明は以上のような課題に着目してなさ
れたもので、グラスランウエザーストリップとドアウエ
ストウエザーストリップとを接続している型成形コーナ
ー部の保持力および剛性を高めて、防盗性のほかシール
性および見栄えの向上を図った構造を提供することを目
的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動車用ドア
のドアサッシュ部に沿って配設されるグラスランウエザ
ーストリップと、ドアウエスト開口部に沿って配設され
るドアウエストウエザーストリップの端部とを、少なく
とも前記グラスランウエザーストリップと一体に成形さ
れる型成形コーナー部を介して相互に接続するようにし
た自動車用ウエザーストリップの接続構造において、前
記型成形コーナー部には、該型成形コーナー部の端部か
らドアウエストウエザーストリップ側に突出し且つドア
ウエストウエザーストリップとドアウエスト開口部のフ
ランジ部との間に挾まれる補強芯材が埋設されているこ
とを特徴としている。
【0010】
【作用】この構造によると、型成形コーナー部とドアウ
エストウエザーストリップとの接続部において、その両
者にまたがる補強芯材が型成形コーナー部に埋設される
かたちとなるため、これによって型成形コーナー部の保
持力および剛性ともに向上するようになる。
【0011】
【実施例】図1は本発明の一実施例を示す図で、図9と
共通する部分には同一符号を付してある。
【0012】図1に示すように、グラスランウエザース
トリップ3のアウターリップ3aとドアウエストウエザ
ーストリップ5とがこれらと一体成形された型成形コー
ナー部17を介して相互に接続されている点では図9に
示したものと同一であるが、その型成形コーナー部17
にはドアウエストウエザーストリップ5側にまたがる金
属板製の補強芯材18が埋設されている点で異なってい
る。
【0013】そして、図1のほか図2,3にも示すよう
に、前記補強芯材18のうち型成形コーナー部17に沿
う一端部側ではその型成形コーナー部17の略U字状の
基部19内に完全に埋設されているのに対して、補強芯
材18のうちドアウエストウエザーストリップ5側に臨
む他端部側ではそのドアウエストウエザーストリップ5
の断面U字状の基部20内に埋設されることなく、単に
溝部14内に突出している。これは、型成形コーナー部
17とドアウエストウエザーストリップ5とを比較した
場合に、両者の最外表面形状がほぼ同一であるのに対し
て、両者の溝部11,12の幅寸法が相違するためであ
る。
【0014】ここで、前記補強芯材18を型成形コーナ
ー部17に埋設するには、型成形コーナー部17を金型
成形するための金型内に補強芯材18を予めセットした
上でこの補強芯材18をインサートとして成形を行うこ
とにより、補強芯材18が型成形コーナー部17の所定
位置に埋設される。
【0015】以上のようなウエザーストリップの構造に
おいては、図1〜3に示すように、型成形コーナー部1
7の溝部11が相手側のフランジ部22に嵌合する一
方、同様にドアウエストウエザーストリップ5の溝部1
2がドアウエスト部のフランジ部22に嵌合する。その
際、型成形コーナー部17からドアウエストウエザース
トリップ5の溝部12側に突出する補強芯材18の一端
部は、図3に示すようにドアウエスト開口部のフランジ
部22とドアウエストウエザーストリップ5の基部20
との間に挾持される。
【0016】そして、前記型成形コーナー部17の断面
略U字状の基部19内に補強芯材18が埋設されている
ことによって相手側のフランジ部22に対する嵌合保持
力が高くなり、しかも上記の補強芯材18がドアウエス
トウエザーストリップ5側にまでまたがっていることに
よってその剛性も高いものとなる。よって、型成形コー
ナー部17が相手側のフランジ部22から外れにくくな
り防盗性の面で有利となるほか、ドアガラスとの摺動に
伴う型成形コーナー部17の変形を抑制して、シール性
能の向上と併せて見栄えの向上に貢献できる。
【0017】図4,5は本発明の第2の実施例を示すも
ので、図10,11と共通する部分には同一符号を付し
てある。
【0018】この実施例では、型成形コーナー部23を
グラスランウエザーストリップ3のアウターリップ3a
に対してのみ接続部8にて予め一体に成形する際に、そ
の型成形コーナー部23内に補強芯材18を埋設して該
補強芯材18の一端部をドアウエストウエザーストリッ
プ15側に突出させるようにしたものである。そして、
上記の補強芯材18は、型成形コーナー部23を金型成
形する際にその金型内に予めインサートとしてセットし
ておくことにより、型成形コーナー部23の成形完了と
同時に型成形コーナー部23に埋設されて一体化され
る。
【0019】この実施例の場合、予めグラスランウエザ
ーストリップ3側に付帯していることになる型成形コー
ナー部23とこれとは別体のドアウエストウエザースト
リップ15の溝部11,12をそれぞれ対応するドア側
のフランジ部に嵌合させながら、そのドアウエストウエ
ザーストリップ15側のカバー突起部10を型成形コー
ナー部23の端部に重ね合わせて、両者を互いに突き合
わせるようにして接続する。
【0020】この時、予め型成形コーナー部23から外
部に突出している補強芯材18の一端部は、図2,3に
示す第1の実施例の場合と全く同様に、ドアウエストウ
エザーストリップ15とドアウエスト部のフランジ部2
2との間に挾まれるかたちとなって、補強芯材18全体
として型成形コーナー部23の嵌合保持力と剛性の向上
に大きく寄与することになる。
【0021】図6は本発明の第3の実施例を示す図で、
グラスランウエザーストリップ3のアウターリップ3a
と型成形コーナー部24との接続部25の形状が略クラ
ンク状に形成されている点で図4に示したものと異なっ
ている。本実施例の場合にも第1,第2の実施例と全く
同様の作用効果が得られる。
【0022】図7は本発明の第4の実施例を示す図で、
型成形コーナー部24からドアウエストウエザーストリ
ップ側に突出する補強芯材26の端部に予め略コ字状の
フック部27を形成するとともに、ドアウエスト部のフ
ランジ部22には切欠部28を形成しておき、型成形コ
ーナー部24をフランジ部22に装着する際に前記フッ
ク部27を切欠部28に係合させるようにしたものであ
る。
【0023】本実施例の場合、先に述べた各実施例と同
様の作用効果に加えて、フランジ部22と型成形コーナ
ー部24の相対位置を規制してその位置決めを行える利
点がある。
【0024】ここで、図6,7に示した第3,第4の実
施例では、図4,5に示したものと同様に、型成形コー
ナー部24とドアウエストウエザーストリップとが一体
成形されずに相互に突き合わせて接続するタイプのもの
に適用した例を示したが、上記の型成形コーナー部24
とドアウエストウエザーストリップとが一体成形された
図1のタイプのものにも適用できることは言うまでもな
い。
【0025】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、型成形コ
ーナー部に、該型成形コーナー部の端部からドアウエス
トウエザーストリップ側に突出し且つドアウエストウエ
ザーストリップとドアウエスト開口部のフランジ部との
間に挾まれる補強芯材を埋設した構造としたため、相手
側のフランジ部に対する型成形コーナー部の嵌合保持力
が高くなって外れにくいものとなり、取付状態が安定化
するとともに防盗性が向上する。
【0026】また、型成形コーナー部の剛性も高くなる
ために、ドアガラスとの摺動によって型成形コーナー部
が必要以上に変形してしまうことがなくなり、シール性
能の向上と併せて見栄えが向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す要部斜視図。
【図2】図1のA−A線に沿う断面図。
【図3】図1のB−B線に沿う断面図。
【図4】本発明の第2の実施例を示す分解斜視図。
【図5】図4の状態から相互に突き合わせた時の斜視
図。
【図6】本発明の第3の実施例を示す要部斜視図。
【図7】本発明の第4の実施例を示す要部分解斜視図。
【図8】自動車のドアの説明図。
【図9】図8のa部の拡大斜視図。
【図10】図8のa部の他の形態を示す分解斜視図。
【図11】図10の突き合わせ時の斜視図。
【符号の説明】
2…ドアサッシュ部 3…グラスランウエザーストリップ 4…ドアウエスト部 5,15…ドアウエストウエザーストリップ 17…型成形コーナー部 18…補強芯材 22…フランジ部 23,24…型成形コーナー部 26…補強芯材

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車用ドアのドアサッシュ部に沿って
    配設されるグラスランウエザーストリップと、ドアウエ
    スト部に沿って配設されるドアウエストウエザーストリ
    ップの端部とを、少なくとも前記グラスランウエザース
    トリップと一体に成形される型成形コーナー部を介して
    相互に接続するようにした自動車用ウエザーストリップ
    の接続構造において、 前記型成形コーナー部には、該型成形コーナー部の端部
    からドアウエストウエザーストリップ側に突出し且つド
    アウエストウエザーストリップとドアウエスト部のフラ
    ンジ部との間に挾まれる補強芯材が埋設されていること
    を特徴とする自動車用ウエザーストリップの接続構造。
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