JPS61120665A - 塗り分け塗装方法 - Google Patents
塗り分け塗装方法Info
- Publication number
- JPS61120665A JPS61120665A JP24152784A JP24152784A JPS61120665A JP S61120665 A JPS61120665 A JP S61120665A JP 24152784 A JP24152784 A JP 24152784A JP 24152784 A JP24152784 A JP 24152784A JP S61120665 A JPS61120665 A JP S61120665A
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- Japan
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- parting
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、自動車車体等の被塗装物表面に塗り分け塗装
する方法に関するものである。
する方法に関するものである。
従来、自動車車体等の被塗装物の表面に塗り分け塗装す
る際には第3図の断面図に示すような塗装方法によって
行われている。
る際には第3図の断面図に示すような塗装方法によって
行われている。
すなわち、被塗装物50の表面に密着性を向、上させる
ための化成処理皮膜51を形成した後、適宜手段によっ
て下塗り塗膜52および中塗り塗膜53を順次形成する
0次に、この中塗り塗膜53の表面に第1色目の上塗り
塗料を塗装して第1塗膜54を形成する。そして、この
第1塗膜54を焼付・硬化させた後、次に塗装される上
塗り用塗料の見切り部位55に見切りテープ56を貼着
するとともに、この見切りテープ56の一部と第1塗膜
54に紙等のマスキング材でマスキングする。
ための化成処理皮膜51を形成した後、適宜手段によっ
て下塗り塗膜52および中塗り塗膜53を順次形成する
0次に、この中塗り塗膜53の表面に第1色目の上塗り
塗料を塗装して第1塗膜54を形成する。そして、この
第1塗膜54を焼付・硬化させた後、次に塗装される上
塗り用塗料の見切り部位55に見切りテープ56を貼着
するとともに、この見切りテープ56の一部と第1塗膜
54に紙等のマスキング材でマスキングする。
この状態で、マスキング以外の一部の第1塗膜54およ
びマスキング以外の部位に第2色目の上塗り塗料を塗装
して第2塗膜58を形成する。そして、この第2塗膜5
8を焼fす・硬化させた後、マスキング材57を除去す
るとともに、見切りテープ56を剥離する。
びマスキング以外の部位に第2色目の上塗り塗料を塗装
して第2塗膜58を形成する。そして、この第2塗膜5
8を焼fす・硬化させた後、マスキング材57を除去す
るとともに、見切りテープ56を剥離する。
これにより、第4図の平面図に示すように被塗装物50
の表面に第1塗膜54と第2塗膜58が形成された塗り
分け塗装が完了する。
の表面に第1塗膜54と第2塗膜58が形成された塗り
分け塗装が完了する。
しかしながら、このような塗り分け塗装方法においては
、第1塗膜54の表面に形成される第2塗膜58の塗装
膜厚が通常の20μmないし40μmである場合には両
者塗膜54.58の境界面となる見切り部位55が直線
状をなし、意匠上なんら問題となるところはないが、第
2塗膜58を意匠性の向上または第2塗膜58の修理等
によって50μm以上の厚膜とした時には、第2t1!
膜58の焼付・硬化後において見切りテープ56を剥離
する際に、第4図に示すように両管膜54.58の境界
面となる見切り部位55がのこぎり歯のようにギザギザ
となり、外観を著しく低下させる不具合がある。
、第1塗膜54の表面に形成される第2塗膜58の塗装
膜厚が通常の20μmないし40μmである場合には両
者塗膜54.58の境界面となる見切り部位55が直線
状をなし、意匠上なんら問題となるところはないが、第
2塗膜58を意匠性の向上または第2塗膜58の修理等
によって50μm以上の厚膜とした時には、第2t1!
膜58の焼付・硬化後において見切りテープ56を剥離
する際に、第4図に示すように両管膜54.58の境界
面となる見切り部位55がのこぎり歯のようにギザギザ
となり、外観を著しく低下させる不具合がある。
従って、この発明は、上記の不具合を解消するためにな
されたもので、第1塗膜と第21!!!膜の見切り部位
に複数層からなる見切りテープを貼着し、第2塗膜き焼
付・硬化後において見切りテープを剥離する際に一層づ
つ順次剥離することによって、第2塗膜を厚膜とした時
にも見切り部位が直線状となるようにすることにある。
されたもので、第1塗膜と第21!!!膜の見切り部位
に複数層からなる見切りテープを貼着し、第2塗膜き焼
付・硬化後において見切りテープを剥離する際に一層づ
つ順次剥離することによって、第2塗膜を厚膜とした時
にも見切り部位が直線状となるようにすることにある。
すなわち、この発明に係る塗り分け塗装方法においては
、下塗り塗膜または下塗り塗膜および中塗り塗膜が順次
形成された被塗装物の表面を、第1色目の塗料と第2色
目の塗料を用いて塗装するにあたり、まず、下塗り塗膜
または下塗り塗膜および中塗り塗膜が形成された被塗装
物の表面に、第1色目の塗料を塗装して第1塗膜を形成
する。
、下塗り塗膜または下塗り塗膜および中塗り塗膜が順次
形成された被塗装物の表面を、第1色目の塗料と第2色
目の塗料を用いて塗装するにあたり、まず、下塗り塗膜
または下塗り塗膜および中塗り塗膜が形成された被塗装
物の表面に、第1色目の塗料を塗装して第1塗膜を形成
する。
そして、この第1塗膜を焼付・硬化させた後、次に形成
される第2塗膜の見切り部位に複数層からなる見切りテ
ープを貼着するとともに、この見切りテープの一部と第
1塗膜とにマスキング材によってマスキングする。
される第2塗膜の見切り部位に複数層からなる見切りテ
ープを貼着するとともに、この見切りテープの一部と第
1塗膜とにマスキング材によってマスキングする。
この状態で、マスキング以外の一部の第1塗膜およびマ
スキング以外の部位に第2色目の塗料を塗装して第2塗
膜を形成する。そして、この第2塗膜を焼付・硬化させ
た後、マスキング材を除去するとともに、複数層の見切
りテープを一層づつ順次剥離するようにしたものである
。
スキング以外の部位に第2色目の塗料を塗装して第2塗
膜を形成する。そして、この第2塗膜を焼付・硬化させ
た後、マスキング材を除去するとともに、複数層の見切
りテープを一層づつ順次剥離するようにしたものである
。
そして、本発明において被塗装物に形成される下塗り塗
膜または中塗り塗膜は通常一般に使用されている下塗り
塗料または中塗り塗料を利用することができ、例えば、
アニオン型およびカチオン型の電着塗料、有機溶剤型塗
料、水生塗料、粉体塗料等の塗料によって形成すること
ができる。また、これらの塗装方法は各塗料に適した塗
装装置および塗装条件によって形成される。さらに、被
塗装物に形成される下塗り塗膜および中塗り塗膜は必要
に応じて下塗り塗膜のみとすることもできる。
膜または中塗り塗膜は通常一般に使用されている下塗り
塗料または中塗り塗料を利用することができ、例えば、
アニオン型およびカチオン型の電着塗料、有機溶剤型塗
料、水生塗料、粉体塗料等の塗料によって形成すること
ができる。また、これらの塗装方法は各塗料に適した塗
装装置および塗装条件によって形成される。さらに、被
塗装物に形成される下塗り塗膜および中塗り塗膜は必要
に応じて下塗り塗膜のみとすることもできる。
また、第1色目の塗料および第2色目の塗料は通常一般
に使用されている有機溶剤型塗料、水生塗料、粉体塗料
等の上塗り塗料がそのまま利用することができ、その塗
装方法も各塗料に適した塗装装置および塗装条件によっ
て塗装することができる。
に使用されている有機溶剤型塗料、水生塗料、粉体塗料
等の上塗り塗料がそのまま利用することができ、その塗
装方法も各塗料に適した塗装装置および塗装条件によっ
て塗装することができる。
また、第2塗膜の見切り部位に貼着される複数層の見切
りテープは、数十μmの耐熱性樹脂フィルムが複数層に
積層されており、各層間と下面には接着剤が塗布され、
各フィルムの接着と第1塗膜への付着をさせるようにな
っている。そして、蒐切りテープの合計厚さは第2塗膜
の形成膜厚によって決定する必要があり、一般には第2
塗膜の膜厚の1倍ないし2倍の範囲が最も適している。
りテープは、数十μmの耐熱性樹脂フィルムが複数層に
積層されており、各層間と下面には接着剤が塗布され、
各フィルムの接着と第1塗膜への付着をさせるようにな
っている。そして、蒐切りテープの合計厚さは第2塗膜
の形成膜厚によって決定する必要があり、一般には第2
塗膜の膜厚の1倍ないし2倍の範囲が最も適している。
また、マスキング材は紙、樹脂フィルム、樹脂板等の一
般的なマスキング材がそのまま利用することができる。
般的なマスキング材がそのまま利用することができる。
以下、本発明に係る塗り分け塗装方法の一実施例を図面
に従って詳細に説明する。
に従って詳細に説明する。
第°1図は本発明に係る塗り分け塗装方法を説明するた
めの断面図、第2図は本発明に係る塗り分け塗装方法を
説明するための平面図を示すものである。
めの断面図、第2図は本発明に係る塗り分け塗装方法を
説明するための平面図を示すものである。
第1図および第2図おいて、1は金属材料からなる被塗
装物であうで、この被塗装物1を、その表面に付着する
油脂、指紋、塵埃等を脱脂剤を用いて洗浄・除去した後
、これを水洗いする。水洗後の被塗装物1の表面には多
(の水滴が付着しているので、これを清浄な空気または
熱風を吹き付けて除去する。その後、次に形成される塗
膜の密着性を向上させるために、りん酸亜鉛、りん酸鉄
等の化成処理皮膜2が形成される。
装物であうで、この被塗装物1を、その表面に付着する
油脂、指紋、塵埃等を脱脂剤を用いて洗浄・除去した後
、これを水洗いする。水洗後の被塗装物1の表面には多
(の水滴が付着しているので、これを清浄な空気または
熱風を吹き付けて除去する。その後、次に形成される塗
膜の密着性を向上させるために、りん酸亜鉛、りん酸鉄
等の化成処理皮膜2が形成される。
化成処理皮膜2が形成された被塗装物1は、次の工程で
ある電着塗装工程に移送される。この電着塗装工程では
被塗装物1の表面全体に20ないし40、μmの範囲で
下塗り塗膜3が形成される。
ある電着塗装工程に移送される。この電着塗装工程では
被塗装物1の表面全体に20ないし40、μmの範囲で
下塗り塗膜3が形成される。
そして、その電着塗装方法としては、従来から一般に実
施されているアニオン型電着塗料を用いて塗装する方法
、カチオン型電着塗料を用いて塗装する方法のいずれの
電着塗装方法も採用することができる。また、電着塗装
条件においても特別に条件設定する必要はなく、通常一
般に採用されている条件をそのまま適用することができ
る。
施されているアニオン型電着塗料を用いて塗装する方法
、カチオン型電着塗料を用いて塗装する方法のいずれの
電着塗装方法も採用することができる。また、電着塗装
条件においても特別に条件設定する必要はなく、通常一
般に採用されている条件をそのまま適用することができ
る。
゛ 下塗り塗膜3が形成された被塗装物1は
、次の工程である中塗り塗膜工程に移送される。この中
塗り塗装工程では、被塗装物1の表面全体に20ないし
50μmの範囲で中塗り塗膜4が形成される。ここで採
用される中塗り塗料は特に限定されるものではなく、例
えば有機溶剤型塗料、水生塗料、粉体塗料のいずれも使
用することができる。
、次の工程である中塗り塗膜工程に移送される。この中
塗り塗装工程では、被塗装物1の表面全体に20ないし
50μmの範囲で中塗り塗膜4が形成される。ここで採
用される中塗り塗料は特に限定されるものではなく、例
えば有機溶剤型塗料、水生塗料、粉体塗料のいずれも使
用することができる。
また、これらの塗装方法は各塗料に適した手段、例えば
エアスプレー塗装方法、エアレス塗装方法、静電塗装方
法等を適宜採用することができる。
エアスプレー塗装方法、エアレス塗装方法、静電塗装方
法等を適宜採用することができる。
そして、下塗り塗膜3および中塗り塗膜4は塗膜形成後
、乾燥工程に移送され、各塗膜3.4が焼付・硬化され
る。また、必要に応じて水研工程に移送され、各塗膜3
.4の表面が水研される。
、乾燥工程に移送され、各塗膜3.4が焼付・硬化され
る。また、必要に応じて水研工程に移送され、各塗膜3
.4の表面が水研される。
中塗り塗膜4が形成された被塗装物1は、次の工程であ
る第1色目の上塗り塗料の塗装工程に移送される。この
塗装工程では、被塗装物の表面の一部に20ないし50
μmの範囲で第1色目の上塗り塗料が塗装されて第1上
塗り塗膜5形成される。ここで採用される第1色目の上
塗り塗料および塗装方法は、中塗り塗料と同様にいずれ
の上塗り塗料および塗装方法も利用することができる。
る第1色目の上塗り塗料の塗装工程に移送される。この
塗装工程では、被塗装物の表面の一部に20ないし50
μmの範囲で第1色目の上塗り塗料が塗装されて第1上
塗り塗膜5形成される。ここで採用される第1色目の上
塗り塗料および塗装方法は、中塗り塗料と同様にいずれ
の上塗り塗料および塗装方法も利用することができる。
第1上塗り塗膜5が形成された被塗装物1は、次の工程
である第1上塗り塗膜5の焼付工程に移送される。この
焼付工程では、第1上塗り塗膜5に適した乾燥手段と乾
燥条件で焼付・硬化され、その手段および乾燥条件は特
に限定するものではない、また、第1上塗り塗膜5の焼
付・硬化程度は指触焼付けもしくは完全焼付けのいずれ
も採用することができ、これらの選択は第1上塗り塗膜
5の材料、種類によって決定することが望ましい。
である第1上塗り塗膜5の焼付工程に移送される。この
焼付工程では、第1上塗り塗膜5に適した乾燥手段と乾
燥条件で焼付・硬化され、その手段および乾燥条件は特
に限定するものではない、また、第1上塗り塗膜5の焼
付・硬化程度は指触焼付けもしくは完全焼付けのいずれ
も採用することができ、これらの選択は第1上塗り塗膜
5の材料、種類によって決定することが望ましい。
第1上塗り塗膜5が焼付・硬化された被塗装物1は、次
の工程であるマスキング工程に移送される。このマスキ
ング工程では、次に形成される上塗り塗膜の見切り部位
6に五層のテープからなる見切りテープ7が貼着される
とともに、この見切りテープ7の一部と第1上塗り塗膜
5とに紙、プラスチック等からなるマスキング材によっ
てマスキングが行われる。
の工程であるマスキング工程に移送される。このマスキ
ング工程では、次に形成される上塗り塗膜の見切り部位
6に五層のテープからなる見切りテープ7が貼着される
とともに、この見切りテープ7の一部と第1上塗り塗膜
5とに紙、プラスチック等からなるマスキング材によっ
てマスキングが行われる。
マスキングが行われた被塗装物1は、次の工程である第
2色目の上塗り塗料の塗装工程に移送される。この塗装
工程では、マスキングがされている第1上塗り塗膜5以
外の塗装部位に50ないし60μmの範囲で第2色目の
上塗り塗料が塗装され第2上塗り塗膜9が形成される。
2色目の上塗り塗料の塗装工程に移送される。この塗装
工程では、マスキングがされている第1上塗り塗膜5以
外の塗装部位に50ないし60μmの範囲で第2色目の
上塗り塗料が塗装され第2上塗り塗膜9が形成される。
ここで採用される第2色目の上塗り塗料および塗装条件
は、中塗り塗料と同様にいずれの上塗り塗料および塗装
方法も利用することができる。
は、中塗り塗料と同様にいずれの上塗り塗料および塗装
方法も利用することができる。
第2上塗り塗膜9が形成された被塗装物1は、次の工程
である焼付工程に移送される。この焼付工程では、第2
上塗り塗膜9が焼付・硬化される前に、5ないし10分
程度のセツティングがなされ、その後被塗装物1は乾燥
炉(図示せず)等肉に搬入されて第2上塗り塗膜9が焼
付・硬化され゛ る、ここでも、第1上塗り塗膜5の焼
付工程と同時に、第2上塗り塗膜9に適した乾燥手段と
乾燥条件で焼付・硬化され、その乾燥手段および乾燥条
件は特に限定するものではない。
である焼付工程に移送される。この焼付工程では、第2
上塗り塗膜9が焼付・硬化される前に、5ないし10分
程度のセツティングがなされ、その後被塗装物1は乾燥
炉(図示せず)等肉に搬入されて第2上塗り塗膜9が焼
付・硬化され゛ る、ここでも、第1上塗り塗膜5の焼
付工程と同時に、第2上塗り塗膜9に適した乾燥手段と
乾燥条件で焼付・硬化され、その乾燥手段および乾燥条
件は特に限定するものではない。
第2上塗り塗膜9が焼付・硬化された被塗装物1は、次
の工程であるマスキング材8の剥離工程に移送される。
の工程であるマスキング材8の剥離工程に移送される。
この剥離工程では、マスキング材8が取り除かれるとと
もに、五層の見切りテープ7の上層のテープから順次一
層づつ剥離される。
もに、五層の見切りテープ7の上層のテープから順次一
層づつ剥離される。
その際、一層のテープ端面と第2上塗り塗膜9の接触面
積は極くわずかであるために、テープを剥離する時に発
生する抵抗力が少なく、簡単に剥離することができる。
積は極くわずかであるために、テープを剥離する時に発
生する抵抗力が少なく、簡単に剥離することができる。
これによって、第1上塗り塗膜5と第2上塗り塗膜9と
の境界部である見切り部位6は第2図に示すように略直
線上に形成される。
の境界部である見切り部位6は第2図に示すように略直
線上に形成される。
以上説明したように1、本発明に係る塗り分け塗装方法
においては、第1塗膜と第2塗膜の境界面となる見切り
部位に複数層の見切りテープを貼着し、第2塗膜の焼付
・硬化後において見切りテープを剥離する際に一層づつ
順次剥離するようにしたから、第2塗膜を厚膜とした際
にもテープ剥離時に発生する抵抗力は極くわずかであっ
て、簡単に剥離することができるので、第2塗膜の見切
り部位を直線状とすることができる効果がある。
においては、第1塗膜と第2塗膜の境界面となる見切り
部位に複数層の見切りテープを貼着し、第2塗膜の焼付
・硬化後において見切りテープを剥離する際に一層づつ
順次剥離するようにしたから、第2塗膜を厚膜とした際
にもテープ剥離時に発生する抵抗力は極くわずかであっ
て、簡単に剥離することができるので、第2塗膜の見切
り部位を直線状とすることができる効果がある。
また、本発明に係る塗り分け塗装方法においては、第2
塗膜の見切り部位を直線状とすることができることによ
って、塗り分け塗装方法後における意匠性を著しく向上
させることができる効果がある。
塗膜の見切り部位を直線状とすることができることによ
って、塗り分け塗装方法後における意匠性を著しく向上
させることができる効果がある。
第1図は本発明に係る塗り分け塗装方法を説明するため
の断面図である。 第2図は本発明に係る塗り分け塗装方法を説明するため
の平面図である。 第3図は従来の塗り分け塗装方法を説明するだめの断面
図である。 第4図は従来の塗り分け塗装方法を説明するための平面
図である。 1・−・−・−・被塗装物 2・−−−−−・−・化成処理皮膜 3−−−−−−−・下塗り塗膜 4・−−−−−−−・中塗り塗膜 5・−・・−・第1上塗り筒車 6・−−−−−−−・見切り部位 7・・−一−−−−・見切りテープ 8・−一一一一−−・マスキング材 9−−−−−−−−・第2上塗り塗膜 出願人 トヨタ自動車株式会社 第1図 第2図
の断面図である。 第2図は本発明に係る塗り分け塗装方法を説明するため
の平面図である。 第3図は従来の塗り分け塗装方法を説明するだめの断面
図である。 第4図は従来の塗り分け塗装方法を説明するための平面
図である。 1・−・−・−・被塗装物 2・−−−−−・−・化成処理皮膜 3−−−−−−−・下塗り塗膜 4・−−−−−−−・中塗り塗膜 5・−・・−・第1上塗り筒車 6・−−−−−−−・見切り部位 7・・−一−−−−・見切りテープ 8・−一一一一−−・マスキング材 9−−−−−−−−・第2上塗り塗膜 出願人 トヨタ自動車株式会社 第1図 第2図
Claims (1)
- 下塗り塗膜または下塗り塗膜および中塗り塗膜が順次形
成された被塗装物の表面を、第1色目の塗料と第2色目
の塗料を用いて塗り分け塗装するにあたり、前記被塗装
物の表面に第1色目の塗料を塗装して第1塗膜を形成し
、焼付・硬化した後、次に形成される第2塗膜の見切り
部位に複数層からなる見切りテープを貼着するとともに
、この見切りテープの一部と第1塗膜とにマスキングを
し、第1塗膜の塗装部位以外に第2色目の塗料を塗装し
て第2塗膜を形成し、焼付・硬化した後、マスキングを
除去するとともに、複数層の見切りテープを一層づつ順
次剥離することを特徴とする塗り分け塗装方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24152784A JPS61120665A (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | 塗り分け塗装方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24152784A JPS61120665A (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | 塗り分け塗装方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61120665A true JPS61120665A (ja) | 1986-06-07 |
Family
ID=17075672
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24152784A Pending JPS61120665A (ja) | 1984-11-15 | 1984-11-15 | 塗り分け塗装方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61120665A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02180672A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-13 | Daihatsu Motor Co Ltd | 多色塗装見切方法 |
WO1998016331A3 (de) * | 1996-10-11 | 1998-05-22 | Voss Chemie | Kunststoffprofil zur Abdichtung der Luftspalten zwischen Karosserieteilen von Kraftfahrzeugen |
JP2012106758A (ja) * | 2010-11-16 | 2012-06-07 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 金属容器及びその製造方法 |
JP2016123903A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 株式会社壁紙革命 | 塗装方法 |
-
1984
- 1984-11-15 JP JP24152784A patent/JPS61120665A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02180672A (ja) * | 1988-12-28 | 1990-07-13 | Daihatsu Motor Co Ltd | 多色塗装見切方法 |
WO1998016331A3 (de) * | 1996-10-11 | 1998-05-22 | Voss Chemie | Kunststoffprofil zur Abdichtung der Luftspalten zwischen Karosserieteilen von Kraftfahrzeugen |
JP2012106758A (ja) * | 2010-11-16 | 2012-06-07 | Toyo Seikan Kaisha Ltd | 金属容器及びその製造方法 |
JP2016123903A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 株式会社壁紙革命 | 塗装方法 |
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