JPS61230770A - 多色塗り分け塗装方法 - Google Patents

多色塗り分け塗装方法

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JPS61230770A
JPS61230770A JP7309285A JP7309285A JPS61230770A JP S61230770 A JPS61230770 A JP S61230770A JP 7309285 A JP7309285 A JP 7309285A JP 7309285 A JP7309285 A JP 7309285A JP S61230770 A JPS61230770 A JP S61230770A
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JP
Japan
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color
painting
paint
coating
paint film
Prior art date
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Pending
Application number
JP7309285A
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English (en)
Inventor
Ikukazu Hibino
日比野 郁和
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、自動車車体等の被塗装物表面に多色塗り分け
塗装する方法に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、自動車車体等の被塗装物の表面を多色塗り分け塗
装する際には、第4図の断面図に示すような塗装方法に
よって行われている。
すなわち、第4図の(イ)に示すように被塗装物50の
表面に密着性を向上させるための化成処理皮膜51を形
成した後、適宜手段によって下塗り塗膜52および中塗
り塗膜53を順次形成する。
そして、この中塗り塗膜53の表面に第1色目の塗装範
囲Aに第1色目の塗膜54とクリヤ塗膜55を形成する
とともに、両室膜54.55を同時に焼付・硬化する。
その後、第1色目の塗装範囲Aをマスキング材56でマ
スキングする。
次に、第2色目の塗装範囲Bに第2色目の塗膜57とク
リヤ塗膜5Bを形成するとともに、両室膜57.58を
同時に焼付・硬化する。その後、マスキング56を除去
するとともに、第4図の(ロ)に示すように新たに第1
色目の塗装範囲Aおよび第2色目の塗装範囲Bをマスキ
ング材59でマスキングする。
つづいて、第3色目の塗装範囲Cに第3色目の塗IJ6
0とクリヤ塗II!61を形成するとともに、両塗膜6
0.61を同時に焼付・硬化する。その後、第1色目の
塗装範囲Aおよび第2色目の塗装範囲Bのマスキング材
59を除去する。
これによって、被塗装物50の表面に第1色目の塗膜5
4、第2色目の塗膜57および第3色目の塗膜60が順
次形成されたスリートンカラーの塗り分け塗装が完成す
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような多色塗り分け塗装方法におい
ては、各塗色ごとに吹き付け、水硬および焼付・硬化と
いう塗装工程を繰り返さなければならず、塗装工程の増
加および生産数の低下が生起することはもとより、塗り
分け塗装に際して第1色目の塗膜54および第2色目の
塗[!I57の2回にわたり、マスキングをしなければ
ならない不具合がある。
従って、この発明は、上記の不具合を解消するためにな
されたもので、多色塗り分け塗装をするに際し、第1色
目の塗料を塗装して、焼付・硬化の後、その塗装部位に
マスキングをし、更に、このマスキング部位を挟んで第
1色目の塗料と第2色目の塗料を塗装することにより、
塗膜の焼付・硬化、マスキング等の塗装工程数を低減さ
せるとともに、マスキング材料等の使用コストを低減さ
せることにある。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち、この発明に係る多色塗り分け塗装方法におい
ては、被塗装物の表面に多色塗り分け塗装するにあたり
、まず、下塗り塗膜または下塗り塗膜および中塗り塗膜
等の下地塗膜が形成された被塗装物の表面に、第1色目
の塗料を塗装するとともに、焼付・硬化することなく、
その表面にクリヤ塗料を塗装して、第1色目塗膜とクリ
ヤ塗膜を形成する。
次に、第1色目の塗膜とクリヤ塗膜を同時に焼付・硬化
させた後、第1色目の塗膜の形成部位にマスキング材に
よってマスキングする。
つづいて、マスキング部位を挟んで第2色目の塗料と第
3色目の塗料を塗装するとともに、焼付・硬化させるこ
となく、被塗装物の全体にクリヤ塗料を塗装して、第2
色目の塗膜、第3色目の塗膜およびクリヤ塗膜を形成す
る。
そして、第2色目の塗膜、第3色目の塗膜およびクリヤ
塗膜を同時に焼付・硬化させた後、第1色目の塗膜の形
成部位にマスキングされているマスキング材を除去する
ようにしたものである。
そして、この発明に−おいて被塗装物に形成される下塗
り塗膜または中塗り塗膜は、通常一般に使用されている
下塗り塗料および中塗り塗料を使用することができ、例
えば、下塗り塗料としてはアニオン型およびカチオン型
の電着塗料、有機溶剤型塗料、水性塗料、粉体塗料等を
挙げることができる。また、中塗り塗料としては有機溶
剤型塗料、水性塗料、粉体塗料等を挙げることができる
。そして、これら塗料の塗装方法は各塗料に適した塗装
々置および塗装条件によって形成される。さらに、下地
塗膜の形成は下塗り塗膜のみまたは下塗り塗膜および中
塗り塗膜を順次形成することができる。
また、第1色目の塗料、第2色目の塗料および第3色目
の塗料は、通常一般に使用されている有機溶剤型塗料、
水性塗料、粉体塗料等からなる上塗り塗料がそのまま使
用することができ、これらはソリッド塗料、メタリック
塗料、真珠光沢塗料等からなるものである。また、これ
ら塗料の塗装方法も各塗料に適した塗装々置および塗装
条件によって塗装することができる。
さらに、第1色目の塗膜と第2色目の塗膜の塗装部位に
マスキングされるマスキング材としては、紙、プラスチ
ックフィルム、プラスチック板等の一般的なマスキング
材が、そのまま使用することができる。
〔実施例〕
以下、本発明に係る多色塗り分け塗装方法の一実施例を
図面に基づいて詳細に説明する。
第1図は本発明に係る多色塗り分け塗装方法を説明する
ための拡大断面図、第2図は本発明に係る多色塗り分け
塗装方法に利用される塗装ブースの平面図、第3図は本
発明の多色塗り分け塗装方法で塗装された自動車車体の
側面図を示すものである。
第2図および第3図において、20はトンネル形状に形
成されている上塗り塗装の塗装ブースであって、この塗
装ブース20の一方は被塗装物である自動車車体Wを搬
入するための入口21aとされており、他方は上塗り塗
装後の自動車車体Wを搬出する出口21bとされている
また、塗装ブース20は第1ステージ20a、第2ステ
ージ20bおよび第3ステージ20cの三域に順次形成
されており、各ステージ20a、20b、20Cにはサ
イドレシプロケータ22、とトップレシプロケータ23
とからなる自動塗装機24 a s 24 b 124
 cが配設されている。
また、第1ステージ20aの近傍には有機溶剤型のメタ
リック塗料を供給するための供給装置25aが配設され
ており、循環パイプ26aによって自動塗装機24aに
接続され、第11色目の塗料と、色替えによる第2色目
の塗料を塗装するようになっている。
また、第2ステージ20bの近傍には有機溶剤型のメタ
リック塗料を供給するための供給装置25bが配設され
ており、循環パイプ26bによって自動塗装機24bに
接続され、第3色目の塗料を塗装するようになっている
また、第3ステージ20cの近傍には有機溶剤型のクリ
ヤ塗料を供給するための供給装置25cが配設されてお
り、循環パイプ26cによって自動塗装機24Gに接続
され、クリヤ塗料を塗装するようになっている。
上記のように構成された塗装ブースにおいて、本発明の
多色塗り分け塗装方法を第1図ないし第3図に基づいて
説明する。
まず、第1図に示すように自動車車体Wの表面に付着す
る油脂、塵埃等の汚れを除去し、その表面に密着性を向
上させるための化成処理皮膜lを形成した後、適宜手段
によって下塗り塗11!2および中塗り塗膜3を順次形
成する0次に、第2図に示すように塗装ブース20の入
口21aから第1ステージ20aに搬入するとともに、
自動塗装機24aのサイドシブロケータ22によって第
1色目の塗装範囲Aである自動車車体Wの中央部にメタ
リック塗料を吹き付けて第1図の(イ)に示すように第
1色目のベース塗11!4を形議する。
つづいて、第1色目のベース塗膜4を焼付・硬化するこ
となく、第3ステージ20cに搬入するとともに、自動
塗装機24cのサイドレシプロケータ22およびトップ
レシプロケータ23によって第1色目の塗膜4の全体に
クリヤ塗料を吹き付けてクリヤ塗膜5を形成する。
そして、塗装ブース20の出口21bから搬出して乾燥
炉(図示せず)に搬入し、第1色目のベース塗膜4とク
リヤ塗膜5を同時に焼付・硬化する。そして、両者の塗
膜4.5が焼付・硬化された自動車車体Wをマスキング
工程(図示せず)に搬入し、第1図の(イ)に示すよう
に第1色目の塗装範囲Aのベース塗膜4の形成部位にマ
スキング材6をマスキングする。
この状態で、再び塗装ブース20の入口21aから第1
ステージ20aに搬入するとともに、自動塗装機24a
のサイドレシプロケータ22およびトップレシプロケー
タ23によって第2色目の塗装範囲Bである自動車車体
Wの上部にメタリック塗料を吹き付けて第1図の(ロ)
に示すように第2色目のベース塗1m!7を形成する。
そして、第2色目のベース塗膜7を焼付・硬化すること
なく、第2ステージ20bに搬入するとともに、自動塗
装機24bのサイドレシプロケータ22によって第3色
目の塗装範囲Cである自動車車体Wの下部にメタリック
塗料を吹き付けて第3色目のベース塗膜8を形成する。
更に、第3色目のベース塗膜8を焼付・硬化することな
く、第3ステージ20cに搬入するとともに、自動塗装
機24cのサイドレシプロケータ22およびトップレシ
プロケータ23によって自動車車体Wの全体にクリヤ塗
料を吹き付けてクリヤ塗膜9を形成する。
その後、自動車車体Wを塗装ブース20の出口21bか
ら搬出して乾燥炉に搬入し、第2色目のベース塗膜7、
第3色目のベース塗11m!8およびクリヤ塗膜9を同
時に焼付・硬化する。そして、王者の塗N’A1.8.
9が焼付・硬化された自動車車体Wをマスキング工程に
搬入し、第1色目のベース塗II!J!4の形成部位に
マスキングされているマスキング材6を除去する。
これによって、第1図の(ハ)および第3図に示すよう
に、自動車車体Wの上部から順次第2色目のベース塗膜
7、第1色目のベース塗膜4および第3色目のベース塗
1m18が形成されたスリートンカラーの塗り分け塗装
が完成する。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明に係る多色塗り分け塗装方
法においては、多色塗り分け塗装をするに際し、第1色
目の塗料を塗装して、焼付・硬化の後、その塗装部位に
マスキングをし、更に、このマスキング部位を挟んで第
1色目の塗料と第2色目の塗料を塗装するようにしたか
ら、塗膜の焼付・硬化回数およびマスキング回数を低減
することができ、塗装工程を簡略化することができる効
果がある。
また、本発明に係る多色塗り分け塗装方法においては、
塗膜の焼付・硬化回数およびマスキング回数を低減する
ことができることによって、設備費、燃料費、マスキン
グ材料費等の使用コストを大幅に低減することができる
効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る多゛色塗り分け塗装方法を説明す
るための拡大断面図である。 第2図は本発明に係る多色塗り分け塗装方法に利用され
る塗装ブースの平面図である。 第3図は本発明に係る多色塗り分け塗装方法で塗装され
た自動車車体の側面図である。 第4図は従来の多色塗り分け塗装方法を説明するための
拡大断面図である。 1−m−・−化成処理皮膜 2−−−−−一下塗り塗膜 3−−−−−一中塗り塗膜 4−−−−−一第1色目のベース塗膜 5−・・−クリヤ塗膜 6−−−−−−マスキング材 ? −−−−−一第2色目のベース塗膜8・−・−第3
色目のベース塗膜 9〜−−m−・クリヤ塗膜 A・−ロー一一第1色目の塗装範囲 B−−−−・−第2色目の塗装範囲 C−・−第3色目の塗装範囲 出願人      トヨタ自動車株式会社1−ロー一化
仄悪別脛    7−−−−話2色巳のべ一又建隆2−
−T−壁り豊111      8−一男3色色のヘー
ス醤暎3−−−中豊り盪1%ll       9−m
−クリ↑す謄4−−−−勇1色目のべ一又室*   A
−−−−ネ1色、Bの愛ポ+S5−−−−− り’J1
’!!!!         B −−−42色8nf
4I&16−−−7スキ)りi        c−−
−一男3邑呂の隻枝先回第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 下地塗膜が形成された被塗装物の表面に、第1色目の塗
    料を塗装するとともに、焼付・硬化することなく、その
    表面にクリヤ塗料を塗装した後、前記第1色目の塗料と
    クリヤ塗料によって形成された塗膜を焼付・硬化せしめ
    、この第1色目の塗膜の形成部位にマスキングをし、更
    に、このマスキング部位を挟んで第2色目の塗料と第3
    色目の塗料を塗装するとともに、焼付・硬化することな
    く、被塗装物の全体にクリヤ塗料を塗装した後、前記第
    2色目の塗料、第3色目の塗料およびクリヤ塗料によっ
    て形成された塗膜を同時に焼付・硬化せしめ、その後、
    前記マスキングを除去することを特徴とする多色塗り分
    け塗装方法。
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