JPH0214779A - 車体の塗装方法 - Google Patents

車体の塗装方法

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Publication number
JPH0214779A
JPH0214779A JP16391588A JP16391588A JPH0214779A JP H0214779 A JPH0214779 A JP H0214779A JP 16391588 A JP16391588 A JP 16391588A JP 16391588 A JP16391588 A JP 16391588A JP H0214779 A JPH0214779 A JP H0214779A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coating
color base
blackout
painting
car body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP16391588A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeyuki Yamashita
山下 茂行
Setsuo Shimada
島田 節男
Hidetoshi Toyama
遠山 英俊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP16391588A priority Critical patent/JPH0214779A/ja
Publication of JPH0214779A publication Critical patent/JPH0214779A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、例えば車体のサツシュ部分をブラックアウ
ト塗装し、車体の上下部分をそれぞれ色分は塗装しメタ
リック系2トーンの塗装を行う(従来の技術) 乗用車両のメタリック系2トーン塗装(メタリック塗装
=2コート1ベーク型メタリック塗装)は、第1図およ
び第3図に示されるようになっている。
第1図に示される車体1は、ドア2のウィンドーシール
ド3を支えるサツシュ4部分がブラックアウト塗装され
ており、車体1の上部5が第1のメタリックカラーベー
ス塗料で塗装され、車体1の下部6には第2のメタリッ
クカラーベース塗料により塗装が施されている。
上述のように塗装するためには第3図に示される塗装断
面を形成するように塗装作業を行うことが必要であった
。まず車体1の地鉄7全体に対して電着塗装を行ない、
乾燥することで電着塗装層8を形成し、この後車体1全
体に対して中塗りを行ない中塗り層9を形成し、この中
塗り層9の上から上記サツシュ3の部分にブラックアウ
ト塗装を行ない、ブラックアウト層10を形成する、こ
のブラックアウト層10は塗装作業時において上記ドア
2のドアパネル11側にまで吹付けられてブラックアウ
トダスト層12が形成される。このブラックアウト塗装
の後に乾燥され、車体1の全体に対して第1のメタリッ
クカラーベース塗装、および第1のクリヤー塗装が順次
施され乾燥されることで、第1のメタリックカラーベー
ス層13、クリヤー層14とが形成されている。
そして、車体1の下部にのみ第2のメタリックカラーベ
ース塗装と第2のクリヤー塗装とを行い乾燥することに
より、第2のメタリックカラーベース層15と1.クリ
ヤー層16が形成されている。
上述のような塗装工程は通常6コート4ベークと呼ばれ
、工数が非常に多く、使用する塗料の種類、量とも多く
なり高価な製品となりがちであった。また、車体1の上
下方向の中途部に第3図に示されるように、第2のメタ
リックカラーベース層15と第2のクリヤー層16とが
第1のクリヤー層14に段差を形成しており、これらの
層の間で剥離が起りやすいという事情があった。
(発明が解決しようとする課題) 上述のように、第1および第2の2色のメタリックカラ
ーベース塗装を行ない、かつ一部にブラックアウト塗装
を行うと、塗装工数が多くなり車体価格を高めるもので
あった。また、塗料層間で剥離を生じやすい塗装方法で
あった。
この発明は上記課題に着目してなされたものであり、従
来に比較して塗装工数を減少し、塗装コストを減少し塗
料層間での剥離の発生を防止できる車体の塗装方法にあ
る。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) この発明は、車体に電着塗装を施し乾燥した後中塗り塗
装を行ない、ブラックアウト塗装し、かつ第1のカラー
ベース塗装を施して乾燥し、その後カラーベース塗装を
行ないクリヤー塗装し乾燥して終了する車体の塗装方法
にある。
(作用) 上述のような工程により塗装を行うことで、塗装終了時
の外観を同様に仕上げるために必要とされる従来の塗装
工程に比較して、少ない工程で塗装を終了でき、際外側
に塗装されるクリヤー塗装が車体略全体に塗装されるの
で、塗料層間での剥離の発生を防止することができる。
(実施例) この発明における一実施例を第1図および第2図を参照
して説明する。実施例における塗装方法により塗装され
る車体1はドア2のサツシュ4部分がブラックアウト塗
料で塗装されている。そして、車体1の上部5は第2の
メタリックカラーベース塗料により塗装され、下部は第
1のメタリックカラーベース塗料により塗装されている
以下、塗装方法について説明する。まず、車体1の地鉄
17に電着塗装し乾燥することで電着塗装層18を形成
し、そして、この電着塗装層18の上に中塗り塗装を施
して中塗り層19を形成する。この中塗り層19の上か
ら、上記ドア2のサツシュ4に対してブラックアウト塗
装を行ないブラックアウト層20を形成する。この際、
上記ドア2のドアパネル11側にも上記ブラックアウト
塗料が吹付けられ、ブラックアウトダスト層21が形成
される。
ここで、上記ブラックアウト塗装に使用される黒塗り用
の塗料は例えば大日本塗料製のアクローゼ#6000 
(商品名)であり、塗料の組成は第1表に示されるよう
になっている。
第1表 そして、ブラックアウト層20が形成された後に車体1
の下部5に第1のメタリックカラーベース塗装を行う。
この第1のメタリックカラーベース塗装により第1のメ
タリックカラーベース層22を形成する。ここで、第1
のメタリックカラーベース塗料は例えば田辺化学製の6
46ライン(商品名)であり、塗料の組成は第2表に示
すようになっている。
第2表 このメタリックカラーベース塗装が終了した後に乾燥す
る。つまり、中塗り塗装、ブラックアウト塗装そしてカ
ラーベース塗装を連続的にウェットオンウェット工法で
塗装し、その後に乾燥させる。
そして、上記車体1の上部5には第2のメタリックカラ
ーベース塗装が施されている。この第2のメタリックカ
ラーベース塗装により、第2のメタリックカラーベース
層23が形成されており。
この第2のメタリックカラーベース塗装に使用される塗
料の組成は、上記第1のメタリックカラーベース塗料と
同様の材質であり、色調が異なるものである。
そして、上記第2のメタリックカラーベース塗装は上記
ブラックアウトダスト層21上にも行われ、サツシュ1
1を除く車体1の上部5に塗装される。この際上記サツ
シュ11および第1のメタリックカラーベース層22の
部分にそれぞれ図示しないマスキングを施すことにより
、第2のメタリックカラーベース塗装を行ない、塗装作
業終了後に上記マスキングを除去する。
この後に上記車体1の全体にクリヤー塗装を施し、クリ
ヤー層24を形成する。このクリヤー塗装に使用される
塗料は例えば田辺化学制のC−38(商品名)であり、
その組成は第3表に示されるようになっていaる。
第3表 このクリヤー塗装が終了した後に乾燥することにより、
塗装の全工程を終了する。つまり、5コート3ベークで
塗装を終了できる。
このような塗装方法によれば、従来6コート3ベークで
対応している塗装仕上りと同様の外観を得ることができ
、これに要する工程は5コート3ベークである。これに
より作業工数が少なく、塗装作業時間を短縮できる。そ
して、従来はサツシュ4がブラックアウト塗装されたメ
タリック系の2トーン塗装の工数が多いので通常ライン
作業に加えてリペアラインでの作業を必要としていたが
、上述の塗装方法を用いれば通常の塗装ライン作業によ
り塗装工程の全てを終了できる。
上述のように、塗装工程の工数を減少することにより塗
装コストを低減できる。また、最終塗装はクリヤー塗装
により略全面に亘って塗装されるので塗料層間での剥離
を防止できる。さらに、」1記塗装方法によって構成さ
れる第2図に示される塗料断面は車体1の上部5で塗装
の積層状態が厚く、下部6で薄くなっている。これは人
目に付きやすい高い部分で木目の細かい厚手の塗装を施
すことができ、かつ人目に触れにくい低い部分でコスト
および工数を低減するように積層数を少なくしている。
なお、この発明は上記一実施例に限定されるものではな
い。例えば上記一実施例で使用される塗料の組成につい
ては、特に限定されるものではなく、同様の組成を有す
る塗料であればよい。また、ブラックアウト塗装を行っ
た後に第1のカラーベース塗装を行っているが、双方の
塗装順序はいずれが先に行われてもよい。
〔発明の効果〕
ブラックアウト塗装、と2色のメタリックカラーベース
塗装を組合せた塗装では6ベーク4コートの工数を必要
としており、通常の塗装ラインでは全塗装工程を終了で
きずに、リペアラインを必要としていが、この発明によ
れば5コート3ベークに作業工数を減少でき、通常の塗
装ラインで作業を終了できる。また、最終的にクリヤー
塗装により略全面が塗装されているので、2トーンカラ
ーでありながら塗料層間の剥離を防止できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は車体の施された塗装を示す側面図、第2図はこ
の発明における第1実施例の塗料層の状態を示し第1図
中のA−A線部分の断面図、第3図は第2図に対応する
従来における塗料層の断面図。 17・・・地鉄、18・・・電着塗装層、19・・・中
塗り層、20・・・ブラックアウト層、21・・・ブラ
ックアウトダスト層、22・・・第1のメタリックカラ
ーベース層、23・・・第2のメタリックカラーベース
層、24・・・クリヤー層。 出願人代理人 弁理士 鈴江武彦 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 車体に対して電着塗装を行ない、この電着塗装の乾燥後
    に中塗り塗装を行ない、この後に車体の一部にブラック
    アウト塗装を行ない、これとともにブラックアウト塗装
    が施される部分以外の範囲に第1のカラーベース塗装を
    行ない、その後乾燥し上記ブラックアウト塗装および第
    1のカラーベース塗装とに塗装範囲の端部側が重なるよ
    うに第2のカラーベース塗装を行ない、この後車体の略
    全体にクリヤー塗装を施して乾燥することを特徴とした
    車体の塗装方法。
JP16391588A 1988-06-30 1988-06-30 車体の塗装方法 Pending JPH0214779A (ja)

Priority Applications (1)

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JP16391588A JPH0214779A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 車体の塗装方法

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JP16391588A JPH0214779A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 車体の塗装方法

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JPH0214779A true JPH0214779A (ja) 1990-01-18

Family

ID=15783243

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JP16391588A Pending JPH0214779A (ja) 1988-06-30 1988-06-30 車体の塗装方法

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JP (1) JPH0214779A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107051847A (zh) * 2017-06-16 2017-08-18 湖南湘江关西涂料有限公司 一种汽车颜色涂装工艺

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