JPH1199360A - マスキングレスツートーン塗装方法 - Google Patents

マスキングレスツートーン塗装方法

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JPH1199360A
JPH1199360A JP27986497A JP27986497A JPH1199360A JP H1199360 A JPH1199360 A JP H1199360A JP 27986497 A JP27986497 A JP 27986497A JP 27986497 A JP27986497 A JP 27986497A JP H1199360 A JPH1199360 A JP H1199360A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】作業コストおよび副材料コストが高いマスキン
グを必要とせず、品質的にもまた意匠的にも優れたツー
トーン塗装方法を提供する。 【解決手段】2色の2コート1ベーク型メタリック上塗
り塗料を用いて車体を塗り分けるツートーン塗装方法で
あり、第1の上塗り塗料のベース塗料10を塗布したの
ち、ウェットオンウェットで第2の上塗り塗料のベース
塗料11を塗布し、さらにこれら第1および第2の上塗
り塗料のベース塗料10,11の上にウェットオンウェ
ットでクリヤ塗料12を塗布したのち、これらのベース
塗料10,11およびクリヤ塗料12を同時に焼き付け
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車ボディの上
塗り塗装に用いられるツートーン塗装方法に関し、特に
マスキングが不要となるツートーン塗装方法に関する。
【0002】
【従来の技術】乗用車、レクレーションビークル(R
V)あるいはワンボックス車などには、意匠的効果を狙
ったツートーン塗装が広く採用されている。従来のツー
トーン塗装方法では、図6に示すように、中塗り塗装が
完了したボディを上塗りブースに搬入し、ここでまず第
1色である上塗り塗料Aを塗布する。
【0003】図示するようにボディを上下に塗り分ける
タイプのツートーン塗装では、通常下部色が第1色とさ
れる。また、第1色上塗り塗料が、いわゆる2コート1
ベーク型メタリック塗料の場合には、ベース塗料を塗布
したのち所定のフラッシュタイムをおいてウェットオン
ウェットでクリヤ塗料を塗布する。こうして第1色の上
塗り塗料Aが塗布されたボディは、乾燥炉に搬送され焼
き付けられる。
【0004】第1色の上塗りが完了すると、ボディは再
び上塗りブース前まで搬送され、ここで第1色の塗装範
囲をマスキングする。このマスキングは、まず見切り線
に耐熱性マスキングテープ1を貼り付け、この上に耐熱
性マスキング紙2を被せるといった手作業により行われ
る。
【0005】第1色領域がマスキングされたボディを再
度上塗りブースに搬入し、今度は第2色の上塗り塗料B
を塗布する。そして、このボディを再び乾燥炉に搬送し
ここで第2色上塗り塗料Bを焼き付けたのち、マスキン
グ紙2およびマスキングテープ1を剥がす。こうしてボ
ディ下部が第1色A、ボディ上部が第2色Bに塗り分け
られたツートーン塗装車が製造される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ツートーン塗装方法では、以下の問題があった。まず、
第1色のマスキング作業は自動化がきわめて困難である
ため専ら手作業で行われるが、この作業時間が平均20
〜30分/台と著しく長い。マスキング時間が長いと、
それだけ作業コストがかかりきわめて高価な塗装仕様と
なる。
【0007】また、上述したマスキングテープやマスキ
ング紙は、上塗り乾燥炉を通過するので、200℃前後
の温度でも収縮しない高耐熱性のものが必要とされ、必
然的にマスキング材などの副材料費が高くなる。
【0008】一方、マスキングテープにて鮮鋭な見切り
線を出すが、これが手作業で行われるため、見切り線が
曲がったり、見切り線の部分で塗膜が欠けるといった見
切り線に関する品質不良が生じ易い。一旦見切り不良が
生じると、手直しはきわめて困難であり、場合によって
は第1色および第2色をサンディングして除去したのち
再び第1色から塗り直す必要もある。
【0009】本発明は、このような従来技術の問題点に
鑑みてなされたものであり、作業コストおよび副材料コ
ストが高いマスキングを必要とせず、品質的にもまた意
匠的にも優れたツートーン塗装方法を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のツートーン塗装方法は、車体を2色
に塗り分けるツートーン塗装方法において、第1の上塗
り塗料を塗布したのち、ウェットオンウェットで第2の
上塗り塗料を塗布し、これらを同時に焼き付けることを
特徴とする。
【0011】この請求項1記載のツートーン塗装方法で
は、第1色と第2色とをウェットオンウェットで塗装し
これらを同時に焼き付け、これによりツートーン塗装車
を製造するので、従来必要とされたマスキング作業が不
要となり、マスキング材などの副材料も不要となる。し
たがって、マスキング作業コストおよびマスキング材料
費のぶんだけコストダウンを達成することができる。ま
た、上塗り工程を1パスさせるだけでツートーン塗装が
得られるので、塗完直行時間が短縮され、短納期化に寄
与することができる。
【0012】請求項1記載のツートーン塗装方法は、ソ
リッド塗料のような1C1B型塗料および2C1B型メ
タリック塗料の両者を含む趣旨であるが、請求項2記載
のツートーン塗装方法は、2色の2コート1ベーク型メ
タリック上塗り塗料を用いて車体を塗り分けるツートー
ン塗装方法において、第1の上塗り塗料のベース塗料を
塗布したのち、ウェットオンウェットで第2の上塗り塗
料のベース塗料を塗布し、さらにこれら第1および第2
の上塗り塗料のベース塗料の上にウェットオンウェット
でクリヤ塗料を塗布したのち、これらのベース塗料およ
びクリヤ塗料を同時に焼き付けることを特徴とする。
【0013】この請求項2記載のツートーン塗装方法で
は、第1色および第2色ともに2C1B型メタリック塗
料である場合に、第1色および第2色のベース塗料をウ
ェットオンウェットで塗装し、さらにウェットオンウェ
ットで全体にクリヤ塗料を塗布したのち同時に焼き付
け、これによりツートーン塗装車を製造するので、従来
必要とされたマスキング作業が不要となり、マスキング
材などの副材料も不要となる。したがって、マスキング
作業コストおよびマスキング材料費のぶんだけコストダ
ウンを達成することができる。また、上塗り工程を1パ
スさせるだけでツートーン塗装が得られるので、塗完直
行時間が短縮され、短納期化に寄与することができる。
【0014】請求項1または2記載のツートン塗装方法
において、第1色と第2色との境界、すなわち見切り部
分の鮮鋭性については特に限定されないが、請求項3記
載のツートーン塗装方法は、見切り線近傍にぼかし領域
が形成されることを特徴とする。意識的に見切り線近傍
をぼかすことで、マスキングが不要となることに加え、
「ぼかし模様」によるソフトなイメージの付加といった
意匠的効果も期待できる。
【0015】請求項1〜3の何れかに記載のツートーン
塗装方法において、第1色および第2色の塗装条件は特
に限定されないが、請求項4記載のツートーン塗装方法
は、前記第2の上塗り塗料および前記第2の上塗り塗料
のベース塗料の吐出量が、50cc/分〜150cc/
分であることを特徴とする。
【0016】50cc/分未満の低吐出量であると、充
分な膜厚を確保することができず、また充分な膜厚を確
保するためには塗装時間が長くなるからである。逆に、
150cc/分以上の高吐出量であると、相手側色への
オーバースプレーが著しくなり意匠的および品質的に成
立しないからである。
【0017】また、請求項5記載のツートーン塗装方法
は、前記第2の上塗り塗料または前記第2の上塗り塗料
のベース塗料を塗布する際に、第1色領域へのオーバー
スプレーを抑制する手段を用いることを特徴とする。
【0018】請求項4記載のツートーン塗装方法のよう
に吐出量を制限することで相手側色へのオーバースプレ
ーが防止できるが、請求項5記載のツートーン塗装方法
のように第1色領域へのオーバースプレー抑制手段をさ
らに用いることにより、当該オーバースプレーがより確
実に防止できる。
【0019】請求項5記載のツートーン塗装方法におけ
るオーバースプレー抑制手段は、特に限定されないが、
たとえば非接触の隠蔽板やエアーカーテンなどを採用す
ることができる。
【0020】請求項1〜5記載のツートーン塗装方法に
おいて、用いることができる塗装ガンとしては特に限定
はされず、エアースプレーガン、エアレススプレーガ
ン、エアーミックスガン、小型ベルガンなどを挙げるこ
とができるが、請求項6記載のツートーン塗装方法は、
前記第2の上塗り塗料または前記第2の上塗り塗料のベ
ース塗料を塗布する際に、エアーブラシガンを塗装ガン
として用いることを特徴とする。
【0021】エアーブラシガンやこれを複数本束ねて構
成された小型ガン、あるいはこれらと上述した種々の塗
装ガンとを組み合わせて用いることで、第2色のオーバ
ースプレーをより確実に防止できる。
【0022】
【発明の効果】請求項1または2記載のツートーン塗装
方法によれば、従来必要とされたマスキング作業が不要
となり、マスキング材などの副材料も不要となる。した
がって、マスキング作業コストおよびマスキング材料費
のぶんだけコストダウンを達成することができる。ま
た、マスキングレスなので、見切り不良といった品質問
題が発生しない。さらに、上塗り工程を1パスさせるだ
けでツートーン塗装が得られるので、塗完直行時間が短
縮され、短納期化に寄与することができる。
【0023】請求項3記載のツートーン塗装方法によれ
ば、意識的に見切り線近傍をぼかすことで、マスキング
が不要となることに加え、「ぼかし模様」によるソフト
なイメージの付加といった意匠的効果も期待できる。
【0024】請求項4記載のツートーン塗装方法によれ
ば、第2色の吐出量を制限することで第1色へのオーバ
ースプレーを防止することができ、色飛びなどの品質不
良の発生を防止することができる。また、オーバースプ
レーが防止されることで、第1色および第2色ともに塗
膜の肌や鮮映性が向上する。
【0025】請求項5記載のツートーン塗装方法によれ
ば、第1色領域へのオーバースプレー抑制手段をさらに
用いることにより、オーバースプレーがより確実に防止
でき、上述した色飛びなどの品質不良の防止や、塗り肌
や鮮映性の向上がより顕著となる。
【0026】請求項6記載のツートーン塗装方法によれ
ば、エアーブラシガンを塗装ガンとして用いるので、第
2色のオーバースプレーをより確実に防止することがで
きる。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づいて説明する。図1は本発明のツートーン塗装方法
の実施形態を示す工程図、図2は同実施形態の中の第2
色ベースコート塗装工程の一例を示す斜視図、図3は同
第2色ベースコート塗装工程の他の例を示す斜視図、図
4は同第2色ベースコート塗装工程で用いられる塗装ガ
ンの一例を示す斜視図である。
【0028】以下の実施形態では、第1色および第2色
ともに2コート1ベーク型のメタリック塗料を用いる場
合について説明する。また、この実施形態では、図1に
示すボディをボディサイドの略中央で上下に塗り分ける
タイプのツートーン塗装を採用し、ボディ上部を第1
色、ボディ下部を第2色として説明する。
【0029】図1(a)に示すように、本実施形態のツ
ートーン塗装方法では、電着塗装および中塗り塗装を終
了した自動車ボディに対し、まず第1色の上塗りベース
コート10を塗装する。この工程ではボディの全体に第
1色の上塗り塗料のベースコート10を塗装する。この
ベースコート10単独の塗装膜厚は特に限定されない
が、乾燥状態で10μm〜20μmとすることが好まし
い。
【0030】この第1色のベースコート10を塗布して
から約1〜2分程度のフラッシュタイムをおいて、同図
(b)に示すように、ボディの下部に対して第2色の上
塗りベースコート11を塗装する。このベースコート1
1単独の塗装膜厚は特に限定されないが、見切り線から
離間した位置において乾燥状態で10μm〜20μmと
し、見切り線に近づくにつれ徐々に0μmに漸近するこ
とが好ましい。
【0031】第2色のベースコート11の塗装に際して
は、限定はされないが、たとえば図2に示されるよう
に、ハンドHに塗装ガンGが取り付けられた塗装ロボッ
トRを用いて行うことができる。
【0032】またこのとき、前工程で第1色が塗布され
たボディの上部に、第2色のベースコート11がオーバ
ースプレーするのを防止するために、限定はされない
が、たとえば図3に示されるようにオーバースプレー防
止用隠蔽板20をボディの前後方向にわたって設けてお
くことが好ましい。この隠蔽板20は、第1色10がウ
ェット状態であるのでボディに対して僅かな隙間をもっ
て非接触状態で設けることが好ましい。
【0033】さらに、オーバースプレー防止用隠蔽板2
0を設ける際にあるいは単独で、同図に示すように、第
1色側からエアーを供給して当該第1色側から流れるエ
アーカーテンを形成しても良い。こうすることで、ボデ
ィと隠蔽板20との隙間から第2色のベースコート11
がオーバースプレーすることが抑制される。
【0034】一方、第2色のベースコート11を塗装す
るための塗装ガンGについては、特に限定はされず、エ
アースプレーガン、エアレススプレーガン、エアーミッ
クスガン、小型ベルガンなどを用いることができるが、
たとえば図4に示すようなエアーブラシガンG1が複数
本束ねられて構成された小型ガンGや、これと上述した
種々の塗装ガンとを組み合わせて用いることが好まし
い。このような小型塗装ガンGを使用することで、ボデ
ィ上部への第2色のオーバースプレーをより確実に防止
できる。
【0035】また、第2色のベースコート11を塗装す
る際の塗料の吐出量は、限定はされないが、50cc/
分〜150cc/分とすることがより好ましい。50c
c/分未満の低吐出量では、充分な膜厚を確保すること
ができず、充分な膜厚を確保しようとすると塗装時間が
長くなるからである。逆に、150cc/分以上の高吐
出量では、第1色が塗装されたボディ上部へのオーバー
スプレーが著しくなり意匠的および品質的に成立しない
からである。
【0036】このとき塗装ガンGとしてエアースプレー
ガンなどのエアー圧によるものを用いる場合には、その
エアー圧を通常よりも低圧とすることが望ましい。
【0037】以上の第2色の上塗りベースコート11を
塗布してから、約1〜2分程度のフラッシュタイムをお
いて、同図(c)に示すように、ボディの全体に対して
クリヤコート12を塗装する。このクリヤコート12の
単独の膜厚は特に限定されないが、ボディ上部で30μ
m〜40μm、ボディ側部で20μm〜35μmとする
ことが好ましい。
【0038】同図(c)のクリヤコート12の塗装が終
了したら、5〜10分のセッティングタイムをおいて、
塗装乾燥炉に搬入し、ここで140℃で20分の焼き付
け条件がキープできるようにして、第1色ベースコート
10、第2色ベースコート11およびクリヤコート12
を同時に焼き付ける。
【0039】こうして得られるツートーン塗装は、図1
(d)の右図にも示されるように、第1色のベースコー
ト10と第2色のベースコート11とが見切り線近傍で
ぼかし模様をともなった新規な意匠効果を奏することと
なり、従来の鮮鋭なツートーン塗装に比べてソフトなイ
メージあるいは暖かいイメージの塗装を提供することが
できる。
【0040】また、基本的にマスキング・レス工法であ
るため、マスキング作業コストおよびマスキング材料費
のぶんだけコストダウンを達成することができる。ま
た、鮮鋭な見切り線を採用しないので、従来多発した見
切り線部分の見切り不良や塗膜欠けなどの品質不良が生
じることが皆無となり、塗完直行率が各段に向上する。
【0041】さらに、上塗りブースおよび上塗り乾燥炉
を1パスさせるだけでツートーン塗装が得られるので、
塗完直行時間が約1時間短縮される。その結果、自動車
の短納期化に寄与することができる。
【0042】なお、以上説明した実施形態は、本発明の
理解を容易にするために記載されたものであって、本発
明を限定するために記載されたものではない。したがっ
て、上記の実施形態に開示された各要素は、本発明の技
術的範囲に属する全ての設計変更や均等物をも含む趣旨
である。
【0043】たとえば、図1に示す実施形態では、第1
色のベースコート10はボディ全体に塗装したが、これ
は第2色の上塗り塗料11の隠蔽力を考慮したものであ
って、第2色の上塗り塗料11の隠蔽力が強い場合に
は、図5(a)に示すようにボディの上部のみに塗装し
ても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のツートーン塗装方法の実施形態を示す
工程図である。
【図2】本発明のツートーン塗装方法の実施形態の中の
第2色ベースコート塗装工程の一例を示す斜視図であ
る。
【図3】本発明のツートーン塗装方法の実施形態の中の
第2色ベースコート塗装工程の他の例を示す斜視図であ
る。
【図4】本発明のツートーン塗装方法の実施形態の中の
第2色ベースコート塗装工程で用いられる塗装ガンの一
例を示す斜視図である。
【図5】本発明のツートーン塗装方法の他の実施形態を
示す工程図である。
【図6】従来のツートーン塗装方法を示す工程図であ
る。
【符号の説明】
A…第1色 B…第2色 10…第1色のベースコート 11…第2色のベースコート 12…クリヤコート 20…オーバースプレー防止用隠蔽板 21…エアーカーテン G…塗装ガン G1…エアーブラシガン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体を2色に塗り分けるツートーン塗装方
    法において、第1の上塗り塗料を塗布したのち、ウェッ
    トオンウェットで第2の上塗り塗料を塗布し、これらを
    同時に焼き付けることを特徴とするツートーン塗装方
    法。
  2. 【請求項2】2色の2コート1ベーク型メタリック上塗
    り塗料を用いて車体を塗り分けるツートーン塗装方法に
    おいて、第1の上塗り塗料のベース塗料を塗布したの
    ち、ウェットオンウェットで第2の上塗り塗料のベース
    塗料を塗布し、さらにこれら第1および第2の上塗り塗
    料のベース塗料の上にウェットオンウェットでクリヤ塗
    料を塗布したのち、これらのベース塗料およびクリヤ塗
    料を同時に焼き付けることを特徴とするツートーン塗装
    方法。
  3. 【請求項3】見切り線近傍にぼかし領域が形成されるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載のツートーン塗装
    方法。
  4. 【請求項4】前記第2の上塗り塗料および前記第2の上
    塗り塗料のベース塗料の吐出量が、50cc/分〜15
    0cc/分であることを特徴とする請求項1〜3の何れ
    かに記載のツートーン塗装方法。
  5. 【請求項5】前記第2の上塗り塗料または前記第2の上
    塗り塗料のベース塗料を塗布する際に、第1色領域への
    オーバースプレーを抑制する手段を用いることを特徴と
    する請求項1〜4の何れかに記載のツートーン塗装方
    法。
  6. 【請求項6】前記第2の上塗り塗料または前記第2の上
    塗り塗料のベース塗料を塗布する際に、エアーブラシガ
    ンを塗装ガンとして用いることを特徴とする請求項1〜
    5の何れかに記載のツートーン塗装方法。
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