JPS62124161A - 艶消し塗装ラッカー補修方法及び艶消し塗装用ラッカー補修塗料 - Google Patents

艶消し塗装ラッカー補修方法及び艶消し塗装用ラッカー補修塗料

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JPS62124161A
JPS62124161A JP26456385A JP26456385A JPS62124161A JP S62124161 A JPS62124161 A JP S62124161A JP 26456385 A JP26456385 A JP 26456385A JP 26456385 A JP26456385 A JP 26456385A JP S62124161 A JPS62124161 A JP S62124161A
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JP
Japan
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lacquer
clear
matte
repairing
paint
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JP26456385A
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Kanekiyo Miyahara
宮原 兼清
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、自動車等に施された艶消し塗装部の補修方法
及び同補修方法の実施に直接使用される塗料並びにぼか
し液に関するものである。
(従来の技術) 一般に、自動車等の塗装面の補修は、塗膜の耐久性の観
点から焼付補修を行なうのが勿論好ましいのであるが、
例えば大型トラックのルーフや乗用自動車のサツシュ等
焼付けを行なうことが困難な部位、或いは焼付補修が可
能な塗装面でも顧客の要望によって屡々ラッカー補修が
行なわれることがある。一方、塗装技術者間に良く知ら
れているように、外観を重視する自動車等の艶消し塗装
面の部分的補修は、焼付補修であれ又ラッカー補修であ
れ、従来極めて困難とされてきた。艶消し塗料は、通常
透明又は半透明の樹脂からなるクリャーに、所望の色彩
を発現するだめの顔料と、艶消し剤(フラットベース)
として10乃至40μの大きな粒子からなる顔料(例え
ばカーボンホワイト)とを加え、更に必要に応じ安定剤
等の添加剤を添加して、溶媒を用い均一に分散混合した
ものであるが、このような艶消し塗料を塗装した塗装面
の一部をラッカー補修するために、実質的に同色に調色
されたラッカー補修塗料を補修部にスプレーした場合、
添付図面(−例としてトラックのドアが示されている)
中に符号10で示した補修部周辺の健全な塗装面12に
も補修塗料が不可避的に塗装され、この部分に二重の艶
消し塗膜が形成されるだめ、恰もチョークの粉が付着し
たように見える環状のダスト部14が発生して、著しく
外観を損なう。このため外観が重んじられる自動車等に
艶消し塗装が施されている場合、塗装面の補修が必要と
なったときは、部分的補修が行なわれず、例えば、ドア
、フェンダパネル等をそっくり交換しなければならない
ので、補修費用が著しく高価となり、逆にこの部分的補
修の困難さが自動車等への艶消し塗装の普及を妨げる主
たる原因となっていだのである。
(発明が解決しようとする問題点) 上述したように、艶消し塗装面に部分的なラッカー補修
を行なう場合に、補修部の周辺に発生するダスト部を解
消し、又は少くとも外観を損なわない程度に軽減するこ
とが、本発明の解決すべき問題点である。
(問題点を解決するための手段) 本発明は、上記に鑑み創案されたもので、補修部と同色
に調色した艶消し塗料に、5乃至20%のクリヤー及び
3乃至10チのフラットベースを添加して再調色したラ
ッカー補修塗料を、上記補修部にスプレー塗装する第1
工程と、クリヤーに15乃至30チのフラットベースを
加えて作られた艶消しクリヤーをラッカー用シンナーに
5乃至30%添加して作られたぼかし液を、上記第1工
程の塗装により補修部周辺に生成したダスト部にスプレ
ー塗装する第2工程とを包含することを特徴とする艶消
し塗装ラッカー補修方法、及び上記補修方法の実施に直
接使用される専用の補修用ラッカー塗料であって、補修
部と同色に調色した艶消し塗料に、5乃至20%のクリ
ヤー及び3乃至10%のフラットベースを添加して再調
色してなることを特徴とする塗料、並びに上記ラッカー
補修塗料の塗装後に補修部周辺のダスト部に適用され、
同ダスト部の外観を効果的に改善するものであって、ク
リヤーに15乃至30%のフラットベースを加えて作ら
れた艶消しクリヤーをラッカー用シンナーに5乃至30
チ添加してなることを特徴とする専用のぼかし液を提供
するものである。
(実施例) 以下本発明の実施例を詳細に説明する。先づ、添付図面
に例示した補修部1oに後に詳述するラッカー補修塗料
をスプレー塗装し、次に周辺のダスト部1,4に後述す
るばかし液をスプレー塗装して自然乾燥させる。上記ラ
ッカー補修塗料は、既に艶消し塗装が施されている非補
修部分12と実質的に同色に調色された艶消しラッカー
塗料をベースとし、これに5チ乃至20%のクリヤー及
び5%乃至10%のフラットベース(艶消し剤)を添加
して、均一に混合し再調色して製造される。
この際クリヤーの量は、非補修部分12のグロス値C艶
の程度を示す)によって5q6から20%の範囲で増減
させ、一般にグロス値が小さい(即ち艶が少ない)場合
に少くし、反対にグロス値が大きい(即ち艶が多い)場
合には増量するが、通常の自動車における艶消し塗装で
は、概ね10%程度が適当である。又上記フラットベー
スには、好ましくは数μから20μ程度のカーボンホワ
イトが用いられ、その添加量は非補修部分12のグロス
値によってに%乃至10チの範囲で増減される。
グロス値が著しく小さい場合は、10%を限度としてこ
れに近い量とし、グロス値の増大と共に3チを下限とし
て概ねグロス値に応じ添加量を増減する。通常の自動車
における艶消し塗装では、概ね5チ程度が適当である。
次に、上記ぼかし液は、先づクリヤーに対して15チ乃
至30%のフラットベースを添加して艶゛消しクリヤー
を作り、この艶消しクリヤーを、ラッカー用シンナーに
5チ乃至30%添加して調製する。上記艶消しクリヤー
におけるフラットベースの添加量は、前記ラッカー補修
塗料のそれと略同様の要領で非補修部分120グロス値
に応じて増減される。ラッカー用シンナーに対する艶消
しクリヤーの添加量が5チ以下では、相対的にシンナー
の量が多すぎてぼかし液が塗装面から流れ落ちてしまう
ので実用性がなく、30チ以上ではフラットベースの量
が多きに過ぎ、ダスト部14に顕在する艶消し剤を蔭蔽
してぼかす効果が薄れ、外観を改善し得ない不具合があ
る。なお、上記シンナーには、通常のラッカー用シンナ
ーにリターダ(相対的に留出温度が高いシンナーであっ
て、通称ノンブラッシングと呼ばれているもの)を添加
し蒸散を稍々遅くしたものが用いられる。リターダの混
合割合は、その留出温度によって異るが、例えば留出温
度が100℃乃至120℃のリターダでは、20%乃至
40チ、好ましくは30%程度が実用上段も有効であっ
た。
上述したようなラッカー補修塗料を補修部10にスプレ
ー塗装し、次に上述したぽかし液をダスト部14にスプ
レー塗装したのち、自然乾燥を行なうことによって、ダ
スト部14のチョーク粉状の見苦しい外観を解消し、又
は少くとも外観の見苦しさ即ち元来の艶消し塗装部12
との視覚上の違和感を大巾に緩和することができたので
ある。
(発明の効果) 本発明により、従来困難であった艶消し塗装面のラッカ
ー補修を容易にかつ低コストでしかも品質良く行なうこ
とができるので、極めて有益である。又本発明によるラ
ッカー補修方法、補修用塗料及び専用ぼかし液の実現に
よって、従来普及が遅れていた自動車等外観が重視され
る物品への艶消し塗装が促進される効果も期待される。
【図面の簡単な説明】
添付図面は、艶消し塗装を施しだ自動車のドアに従来の
補修方法によって補修を行った場合の外観を説明した概
念図である。 10・・・補修部     14・・・ダスト部12・
・・非補修部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)補修部と同色に調色した艶消し塗料に、5乃至2
    0%のクリヤー及び3乃至10%のフラットベースを添
    加して再調色したラッカー補修塗料を、上記補修部にス
    プレー塗装する第1工程と、クリヤーに15乃至30%
    のフラットベースを加えて作られた艶消しクリヤーをラ
    ッカー用シンナーに5乃至30%添加して作られたぼか
    し液を、上記第1工程の塗装により補修部周辺に生成し
    たダスト部にスプレー塗装する第2工程とを包含するこ
    とを特徴とする艶消し塗装ラッカー補修方法
  2. (2)補修部と同色に調色した艶消し塗料に、5乃至2
    0%のクリヤー及び3乃至10%のフラットベースを添
    加し再調色してなることを特徴とする艶消し塗装用ラッ
    カー補修塗料
  3. (3)クリヤーに15乃至30%のフラットベースを加
    えて作られた艶消しクリヤーをラッカー用シンナーに5
    乃至30%添加してなることを特徴とする艶消し塗装ラ
    ッカー補修用ぼかし液
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62124160A (ja) * 1985-11-25 1987-06-05 Mitsubishi Motors Corp 艶消し塗装の焼付補修方法及び補修用塗料並びにぼかし液
JP2007169526A (ja) * 2005-12-22 2007-07-05 Nippon Paint Co Ltd ぼかし液組成物、および自動車外装塗膜補修方法

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