JPH039789B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH039789B2
JPH039789B2 JP60237047A JP23704785A JPH039789B2 JP H039789 B2 JPH039789 B2 JP H039789B2 JP 60237047 A JP60237047 A JP 60237047A JP 23704785 A JP23704785 A JP 23704785A JP H039789 B2 JPH039789 B2 JP H039789B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
color
coating
painting
paint
air
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP60237047A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6297671A (ja
Inventor
Masami Ishikawa
Tomeichi Nahata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
Priority to JP23704785A priority Critical patent/JPS6297671A/ja
Publication of JPS6297671A publication Critical patent/JPS6297671A/ja
Publication of JPH039789B2 publication Critical patent/JPH039789B2/ja
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は自動車ボデーにツートン塗装を施す方
法に関する。
[従来の技術] 自動車ボデーのツートーン塗装はたとえば第3
図に示されるごとく行なわれている。すなわち下
地塗装を施したボデー30上に第1色塗装31を
施し、該第1色塗装31上の第2色塗装32との
境界部にマスキングテープ33を貼着し、接着剤
34を介してマスキング紙35を貼合せて第1色
塗装31を被覆する。ついで塗装ガン36から第
2色塗料をスプレーして第2色塗装32を施し、
そののちマスキングテープ33、マスキング紙3
5を除去することによつてツートーン塗装を完了
する。
[発明が解決しようとする問題点] しかしながら、前記従来のツートーン塗装方に
おいて、第1色塗装31上にマスキングを施す作
業はきわめて煩雑であり、生産性をわるくしてい
る。
本発明は前記の点に鑑みて、従来のマスキング
が不要な多色塗装法を提供するにある。
[問題点を解決するための手段] すなわち本発明は、自動車の上塗り塗装工程に
おいて被塗物たる自動車ボデーに塗料をスプレー
塗布してツートーン塗装を行うに際し、両塗膜の
境界線近傍に配設された、先端孔がスリツト状で
あるエアノズルからエアを吹出してエアカーテン
を形成し、該エアカーテンによりスプレーされた
塗料粒子が自動車ボデー上の所望の領域のみに付
着するようにしてスプレー塗布によりツートーン
塗装することを特徴とする多色塗装法に関する。
[実施例] つぎに図面に基づいて本発明を説明する。
第1図は本発明の一実施例を示す説明図であ
り、この実施例は被塗物に第1色塗装および第2
色塗装を順次施すツートーン塗装に関するもので
ある。
第1図において、1は自動車ボデーであり、あ
らかじめ電着塗装、中塗塗装などの下地塗装が施
されている。2は自動塗装装置であり、該装置は
サイド塗装ガン3を備えており、サイド塗装ガン
3は往復動駆動装置4によつて上下方向に往復動
するようにされている。
まず従来のツートーン塗装のばあいと同様にし
てボデー1のサイド下部に第1色塗料を塗装ガン
によつてスプレー塗布し、焼付けて第1色塗装1
0をうる。
つぎにボデー1のサイド上部に第2色塗装11
を施すのであるが、そのばあい第1色塗装10と
の境界部に向けてエアノズル5からエアを吹出し
てエアカーテン6を形成し、その状態で塗装ガン
3によつて第2色塗料をスプレー塗布して第2色
塗装11を施す。その際第1色塗装10との境界
部を越えて第1色塗装10の方向へ向う塗料粒子
はエアカーテン6によつて遮られるため、境界部
以外の第1色塗装10のうえに第2色塗料粒子が
付着することがない。かくして従来のマスキング
ンテープやマスキング紙を用いるマスキングを施
すことなく、ツートーン塗装を行なうことができ
る。
第1図に示される実施例においては、1つの塗
装ブースで第1色塗装10を施し、ついでボデー
1を別の塗装ブースに移して第2色塗装11を施
してもよく、あるいは同一の塗装ブースで第1色
塗装10および第2色塗装11を順次施すように
してもよい。
第2図は本発明の別の実施例を示す説明図であ
り、この実施例は被塗物に第1色塗装と第2色塗
装とを同時に施すツートーン塗装に関するもので
ある。
この実施例における自動塗装装置20は2つの
サイド塗装ガン21,22を備えており、これら
サイド塗装ガンは往復動駆動装置23により上下
に往復動するようにされている。サイド塗装ガン
21はボデー1のサイド下部を塗装するものであ
り、サイド塗装ガン22はボデー1のサイド上部
を塗装するものである。
第1色塗装10と第2色塗装11との境界部と
なるべき部位に向けてエアノズル5からエアを吹
出してエアカーテン6を形成し、その状態で塗装
ガン21および塗装ガン22によつてそれぞれ第
1色塗料および第2色塗料をスプレー塗布して第
1色塗装10と第2色塗装11とを同時に施す。
その際エアカーテン6によつて第1色塗料粒子と
第2色塗料粒子とは混合することがなく、ツート
ーン塗装がえられる。
第2図に示される実施例においては、第1色塗
装と第2色塗装とを同時に行なうことできるので
あるが、このようなことは従来のマスキング方法
を採用するかぎり到底不可能なことである。なお
この実施例では第1図に示される実施例における
ごとき自動塗装装置2を各サイドに2台設置して
第1色塗装と第2色塗装とを分担させるようにし
てもよい。
本発明において、エアカーテン6はスプレーさ
れた塗料粒子が所望する領域以外の領域に飛散す
るのを遮断しうるように形成すればよいが、通常
その幅は塗料のスプレーパターンの直径の20〜25
倍程度とされる。またエアカーテン6の厚さは吹
出されたエアの流速などによつてかわるが、通常
3.5〜4cm程度とすれば充分である。エアの流速
は塗料粒子の流速にもよるが、通常5〜50m/秒
程度とされる。エアノズル5の孔はスリツト状で
あるのが好ましく、このようなエアノズル5を1
個ないし複数個配置して前記のごときエアカーテ
ンを形成する。なお本発明において、第1色塗装
10と第2塗装11との境界部の仕上りが良好で
ないばあいは、境界部をストライプテープなどの
テープ類、プロテクシヨンモール、ルーフドツプ
モールなどのモール類を設ける部位に設定するの
が好ましい。
前記においては、本発明を自動車ボデーのツー
トーン塗装を例にとつて説明したが、本発明はか
かる例に限定されるものではなく、3色およびそ
れ以上の多色塗装に適用しうるものであり、また
被塗物としても自動車ボデー以外に家電製品、事
務機器、電車などのその他の車両などがあげられ
る。
[発明の効果] エアカーテンにより各塗色の塗料粒子が境界部
を越えて所望領域以外の領域に付着するのを防止
することによつて、マスキングテープ、マスキン
グ紙などを用いるマスキングを施すことなく自動
車ボデーのツートーン塗装を行うことができ、さ
らに不要部へのダストの飛散がないため通常行な
われている第2色塗装前の下地研磨を実施するこ
となくツートーン塗装を行なうことができ、生産
性が向上される。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図はそれぞれ本発明の各実施
例を示す説明図、第3図は従来のツートーン塗装
法を示す説明図である。 (図面の主要符号)、1:自動車ボデー、3,
21,22:塗装ガン、5:エアノズル、6:エ
アカーテン、10:第1色塗装、11:第2色塗
装。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 自動車の上塗り塗装工程において被塗物たる
    自動車ボデーに塗料をスプレー塗布してツートー
    ン塗装を行うに際し、両塗膜の境界線近傍に配設
    された、先端孔がスリツト状であるエアノズルか
    らエアを吹出してエアカーテンを形成し、該エア
    カーテンによりスプレーされた塗料粒子が自動車
    ボデー上の所望の領域のみに付着するようにして
    スプレー塗布によりツートーン塗装することを特
    徴とする多色塗装法。
JP23704785A 1985-10-23 1985-10-23 多色塗装法 Granted JPS6297671A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP23704785A JPS6297671A (ja) 1985-10-23 1985-10-23 多色塗装法

Applications Claiming Priority (1)

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JP23704785A JPS6297671A (ja) 1985-10-23 1985-10-23 多色塗装法

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Publication Number Publication Date
JPS6297671A JPS6297671A (ja) 1987-05-07
JPH039789B2 true JPH039789B2 (ja) 1991-02-12

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JP23704785A Granted JPS6297671A (ja) 1985-10-23 1985-10-23 多色塗装法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100468811B1 (ko) 2000-06-26 2005-01-29 에이비비 가부시키가이샤 투톤 도장방법
JP5029153B2 (ja) * 2007-06-08 2012-09-19 日産自動車株式会社 余剰溶射皮膜除去方法および装置ならびに該装置に使用する液体噴射ノズル

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5748981A (en) * 1980-07-10 1982-03-20 Basf Ag 1,3-dioxane-5-yl-alkenyltriazole, manufacture, plant growth regulant containing same, preparation thereof plant growth regulation thereby

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JPS5748981A (en) * 1980-07-10 1982-03-20 Basf Ag 1,3-dioxane-5-yl-alkenyltriazole, manufacture, plant growth regulant containing same, preparation thereof plant growth regulation thereby

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JPS6297671A (ja) 1987-05-07

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