JP3058313B2 - 自動車の塗装面にストリパブルペイントを塗布する方法 - Google Patents

自動車の塗装面にストリパブルペイントを塗布する方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動車の塗装面を一時
的に保護するためにストリパブブルペイントを塗布する
方法であり、完成した自動車の運搬等に際して塗装面を
一時的に保護するために液状のストリッパブルペイント
を塗装面に塗布して保護膜を形成する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、完成した自動車を出荷する場合
に、自動車の塗装面を一時的に保護する方法としては、
例えば特開平6−142604号公報に記載されている
ように、保護すべき範囲の外周縁に沿ってローラ又は刷
毛等によってストリッパブルペイントを塗布し、その後
或はその前に、保護すべき範囲より狭い範囲にストリッ
パブルペイントをスプレ塗布すると共に、お互いの塗布
範囲に塗り重ね部を設けるようにした方法が知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術において
は、スプレ塗布の際に塗料のダストが広範囲に広がり、
ローラ又は刷毛等によってストリッパブルペイントを塗
布する塗り重ね部の面積が大きくなりコストアップにな
るという問題点を有していた。また、ダストが塗り重ね
部の範囲を越えて飛散し保護すべき範囲外の部分に付着
する場合があり、マスキング工程や検査・修正のための
工程などが必要になりコストアップになるという問題点
を有していた。更に、ストリッパブルペイントをローラ
又は刷毛等によって塗布する場合には、自動車のように
被塗装物の面積が大きいと塗りむらにより保護膜の厚み
が不均一となり、破れや剥がれなどが生じるという問題
点を有していた。
【0004】本発明は、従来の技術が有するこのような
問題点に鑑みてなされたものであり、その目的とすると
ころは、ストリッパブルペイントが保護すべき範囲外の
部分に付着することなく、保護膜の厚みが均一で塗着効
率の良い塗装面の保護膜形成方法を提供しようとするも
のである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決すべく本
発明は、請求項1では、自動車の塗装面を一時的に保護
するために、該塗料ノズルで該塗装面にストリパブルペ
イントを塗布する方法であって、自動車、ストリパブル
ペイントの塗料ノズルが相対的に移動し、前記自動車の
塗装面の保護すべき範囲内に先行して該塗料ノズルで
トリッパブルペイントを線状に垂れ流し、前記ストリッ
パブルペイントの塗布面に対して、該塗料ノズルの移動
方向の後方に配置したエア噴出体により斜め上方よりエ
アを吹き付けることによって、前記ストリッパブルペイ
ントを前記塗装面の保護すべき範囲に広げて乾燥させ保
護膜を形成する工程と、前記ストリッパブルペイントの
塗布面との塗り重ね部を設けるように、前記ストリッパ
ブルペイントの塗布面の外周に沿ってローラ又は刷毛等
によりストリッパブルペイントを塗布する工程と、を備
えることを特徴とする
【0006】請求項2では、請求項1において、前記ス
トリッパブルペイントの塗布面に対するエア吹き付け
は、加湿エアを先行して吹き付け、該加湿エアの吹き付
け後、後行するように除湿エアを吹き付けるようにした
ことを特徴とする
【0007】
【作用】請求項1では、自動車の塗装面の保護すべき範
内に線状に垂れ流されたストリッパブルペイントが、
塗布面に対して斜め上方より吹き付けられるエアによっ
て保護すべき範囲に広げられ、乾燥して保護膜が形成さ
れる。見切り部分が制限されている場合には、保護すべ
き範囲の外周に沿ってローラ又は刷毛等によりストリッ
パブルペイントを塗布する工程によって、塗装面に垂ら
したストリッパブルペイントによる塗布部との塗り重ね
部が形成される。
【0008】請求項2では、ストリッパブルペイントに
除湿したエアを吹き付けるので、ストリッパブルペイン
トの粘度が高く乾燥が早い場合でも、塗装面に垂らした
ストリッパブルペイントは、加湿したエアによってスト
リッパブルペイントの保護幕形成範囲を広げることがで
き、後行する除湿エアで更にストリッパブルペイントを
薄く広げ、且つストリッパブルペイントの乾燥を促進す
ることが出来る。
【0009】
【実施例】以下に本発明の実施例を添付図面に基づいて
説明する。ここで、図1は本発明に係る塗装面の保護膜
形成方法を実施する保護膜形成装置の平面図、図2は同
じく正面図、図3は同じく側面図、図4は保護膜形成範
囲を示す車体の平面図、図5はエア噴出体の斜視図、図
6は塗料ノズルとエア噴出体の位置関係を示す説明図、
図7はエア噴出体を加湿エア用と除湿エア用の2段構成
にした場合の塗料ノズルとの位置関係を示す説明図であ
る。
【0010】本発明に係る塗装面の保護膜形成方法を実
施する保護膜形成装置は、図1乃至図3に示すように、
コンベヤ(不図示)で搬送される車体1が通過出来る程
度の門型フレーム構造体2を成し、保護したい車体1の
塗装面にストリッパブルペイントを垂らす塗料ノズル3
と、塗料ノズル3から垂らされたストリッパブルペイン
トにエアを吹き付けて保護したい範囲に広げるエア噴出
体4を備えている。なお、直交座標系(X、Y、Z)
は、図1乃至図3に示すようになっている。
【0011】ここで、車体1の塗装面のうち保護膜を形
成する対象となる部位は、図4に示すように、フード
A、ルーフBやトランクリッドCなどである。また、ス
トリッパブルペイントとしては、塗膜(保護膜)を形成
した後、衝撃性、耐磨耗性に優れ、耐水性、耐油性を備
えると共に、剥がす時には容易に一枚の被膜となって剥
ぎ取ることが出来るものが望ましく、例えば塩化ビニー
ル系塗料、ビニールエマルジョン系塗料、水性エマルジ
ョン系塗料、或は合成ラテックスなどから採用される。
【0012】門型のフレーム構造体2は、4本の角柱フ
レーム5を床面6に立設し、更に立設した角柱フレーム
5の上端部に取付部材7を介して車体1の進行方向(X
方向)に横フレーム8を2本横設し、次いで車体1の進
行方向と直交する方向(Y方向)であって角柱フレーム
5の上端部と横フレーム8の先端部に横フレーム9を4
本横設して構成されている。また、角柱フレーム5下部
でX方向に取付部材10を介して補強のために横フレー
ム11を横設している。
【0013】立設した角柱フレーム5には、上下動フレ
ーム構造体13が垂直方向(Z方向)に移動自在に係合
している。上下動フレーム構造体13は、4本の角柱フ
レーム5に夫々上下動自在に係合するガイド部材14
と、ガイド部材14の端部にX方向に架設した2本のフ
レーム15と、フレーム15の端部同士をY方向に接続
した2本のフレーム16から成っている。また、一方の
フレーム15上には、ラック17が敷設され、他方のフ
レーム15上には、レール18が敷設されている。
【0014】従って、上下動フレーム構造体13は、角
柱フレーム5に係合して不図示の駆動手段やガイド手段
などにより、Z方向に移動自在に構成される。
【0015】更に、上下動フレーム構造体13には、X
方向に移動自在で塗料ノズル3とエア噴出体4を備えた
前後動フレーム構造体20が係合している。前後動フレ
ーム構造体20は、一端にピニオン21を他端にローラ
22を取付けY方向に配設した2本のフレーム23と、
フレーム23の端部同士をX方向に接続した2本のフレ
ーム24と、フレーム24間に架設したレール部材25
から成っている。また、一方のフレーム24には、回転
軸にピニオン26を取付けたモータ27が固着してい
る。
【0016】従って、前後動フレーム構造体20は、ラ
ック17にピニオン21,26を噛合し、レール18に
ローラ22を係合させてモータ27を作動することによ
り、上下動フレーム構造体13上をX方向に移動自在に
構成される。
【0017】塗料ノズル3は、Y方向に移動自在なノズ
ルベース30に固着され、ストリッパブルペイントを供
給する塗料供給装置(不図示)に接続されている。ノズ
ルベース30は、前後動フレーム構造体20の一部であ
るレール部材25上をサーボモータや減速機などを備え
た駆動手段(不図示)により、所望な速度で自走するよ
うに構成されている。
【0018】エア噴出体4は、一方のフレーム23に固
着され、ホース34でエアを供給するエア供給装置(不
図示)に接続されている。エア噴出体4は、図5に示す
ように、中央ブロック35と左側ブロック36と右側ブ
ロック37の3個の直方体状のブロックから成り、各ブ
ロック35,36,37の底面には多数のエア噴出口3
8が直線上で且つZ方向に形成されている。エア噴出口
38の直径は、例えば0.6mm程度で、エア噴出速度
は25m/secである。
【0019】エア噴出口38を直線上に多数形成したこ
とのより、単一のスリット孔と同様なエアの流れを作る
ことが出来る。また、図5及び図6に示すように、エア
噴出口38は車体1の塗装面Sに対してほぼ直角に開い
ているので、各ブロック35,36,37には、エア噴
出角度αを所望な角度に調節するために取付角度βが変
えられる板部材39が設けられている。板部材39の取
付角度βを調整することによって、エア噴出口38から
噴出したエアFが板部材39に当る角度が変化し、エア
噴出角度αを所望な角度に調節することが出来る。
【0020】そこで、板部材39の取付角度βは、エア
噴出体4のエア噴出口38が開いている面に対し、65
度以上の場合には見切りの部分が薄くなり、また55度
未満の場合には飛び散りが発生し易いため、60度とし
ている。
【0021】更に、左右のブロック36,37からのエ
アFの噴出方向を、図5に示すように、中央ブロック3
5からのエアFの噴出方向と交差するように内側に向け
ることによって、ストリッパブルペイントが保護範囲外
に流れないようにしている。
【0022】また、ストリッパブルペイントの粘度が高
く又は乾きが早い場合には、図7に示すように、加湿エ
アWを噴出する加湿エア用ノズル40と除湿エアDを噴
出する除湿エア用ノズル41を備えたエア噴出体42が
用いられる。加湿エアWを使用することにより塗装面S
に垂らしたストリッパブルペイントPは、均一に薄く保
護すべき範囲内で広げられる。次いで、加湿エアWを吹
き付けた後に除湿エアDを吹き付けることによって、ス
トリッパブルペイントPは、更に薄く広げられると共
に、ストリッパブルペイントPの乾燥が促進される。
【0023】以上のように構成した保護膜形成装置によ
る塗装面の保護膜形成方法について説明する。先ず、塗
装完成車である車体1がコンベヤ(不図示)で搬送さ
れ、フードAのみが上下動フレーム構造体13と重なる
位置で停止する。すると、予め車体1の進行方向最後部
に位置した前後動フレーム構造体20を備える上下動フ
レーム構造体13が、駆動手段等により原位置とする最
上部から降下し、塗料ノズル3がフードAの前端部に対
して所定の間隔を保つ高さの位置で停止する。
【0024】この時、塗料ノズル3は、原位置として車
体1の右側端部に位置している。そして、図6に示すよ
うに、塗料ノズル3は、所定の吐出量のストリッパブル
ペイントPをフードAの前端部に沿って垂れ流しながら
所定の速度でY方向にフードAの左側端部まで移動す
る。次いで、前後動フレーム構造体20がモータ27の
作動によって、車体1の進行方向と逆方向(図6に示す
矢印方向)に所定距離だけ移動する。
【0025】前後動フレーム構造体20の移動と同時
に、エア噴出体4から図5及び図6に示すようなエアF
を塗装面Sに対して所定のエア噴出角度αで噴出させ、
フードAの前端部に沿って垂れ流したストリッパブルペ
イントPをエア圧で保護膜形成範囲内に広げる。一方、
塗料ノズル3は、フードAの左側端部からストリッパブ
ルペイントPを垂れ流しながら所定の速度でY方向にフ
ードAの右側端部まで移動する。次いで、前後動フレー
ム構造体20がモータ27の作動によって、車体1の進
行方向と逆方向(図6に示す矢印方向)に所定距離だけ
再度移動する。
【0026】前後動フレーム構造体20の再度の移動と
同時に、エア噴出体4から図5及び図6に示すようなエ
アFを塗装面Sに対して所定のエア噴出角度αで噴出さ
せ、フードAに垂れ流したストリッパブルペイントPを
保護膜形成範囲内に広げる。このような動作を繰返して
ストリッパブルペイントPがフードAの保護膜形成範囲
全体に行き渡ったならば、塗料ノズル3からのストリッ
パブルペイントPの吐出を停止する。それと同時に、エ
ア噴出体4からのエアFの噴出を停止すると共に、エア
Fが保護膜形成範囲に当らないようにエアFの噴出方向
を変える。
【0027】そして、フードAに塗布したストリッパブ
ルペイントPが乾燥すると、薄くて均一な保護膜がフー
ドAの塗装面全体に形成される。
【0028】また、ストリッパブルペイントPの粘度が
高い場合、又はストリッパブルペイントPの乾燥する速
度が早くむらや破れが発生する場合には、図7に示すよ
うに、先ず加湿エアWを加湿エア用ノズル40から塗装
面Sに対して所定のエア噴出角度αで噴出させ、十分ス
トリッパブルペイントPが保護膜形成範囲内に広がるよ
うにする。そして、加湿エアWでストリッパブルペイン
トPが広がった後に、除湿エアDを除湿エア用ノズル4
1から吹き付けて、更にストリッパブルペイントPを薄
く広げると共に、ストリッパブルペイントPの乾燥を促
進することが出来る。
【0029】更に、見切り部分が制限されている場合に
は、保護すべき範囲の外周縁に沿ってローラ(幅100
mm)又は刷毛(幅50mm)でストリッパブルペイン
トを塗布し、本発明に係る保護膜形成装置による塗膜と
の塗り重ね部を設けて見切り部を綺麗にする。
【0030】フードAと同様にして、ルーフB、トラン
クリッドCにストリッパブルペイントによる保護膜が形
成される。トランクリッドCへの塗布が終了すると、上
下動フレーム構造体13は原位置である最上部に戻り、
車体1は保護膜形成装置からコンベヤによって払い出さ
れる。
【0031】また、フードA、ルーフBやトランクリッ
ドCなど保護膜形成対象の形状変化がある程度あるもの
に対しては、塗料ノズル3とエア噴出体4を産業用ロボ
ットに装着して保護膜を形成することも出来る。また、
塗料ノズル3とエア噴出体4を別の産業用ロボットに装
着し、2台の産業用ロボットを協調させながら保護膜を
形成することも出来る。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、
求項1では、自動車の塗装面を一時的に保護するため
に、該塗料ノズルで該塗装面にストリパブルペイントを
塗布する方法であって、自動車、ストリパブルペイント
の塗料ノズルが相対的に移動し、自動車の塗装面の保護
すべき範囲内に先行して該塗料ノズルでストリッパブル
ペイントを線状に垂れ流し、ストリッパブルペイントの
塗布面に対して、該塗料ノズルの移動方向の後方に配置
したエア噴出体により斜め上方よりエアを吹き付けるこ
とによって、ストリッパブルペイントを塗装面の保護す
べき範囲に広げて乾燥させ保護膜を形成する工程と、ス
トリッパブルペイントの塗布面との塗り重ね部を設ける
ように、ストリッパブルペイントの塗布面の外周に沿っ
てローラ又は刷毛等によりストリッパブルペイントを塗
布する工程とを備え、自動車の塗装面にストリパブブル
ペイントを塗布するので、ストリッパブルペイントのダ
ストが発生しないため、保護すべき範囲外にストリッパ
ブルペイントが付着することがなく、マスキング工程や
検査・修正のための工程が必要なくなり、作業効率及び
塗着効率を向上させて保護膜を形成することが出来る。
塗料ノズルによるストリッパブルペイントの先行した
れ流しと、これに対し後行するエア噴出体によるエアの
噴出によって、塗装面にストリッパブルペイントが均一
に塗布され、塗りむらによる不均一な保護膜が原因の破
れや剥がれが防止出来る。又自動車塗装面に前記したス
トリッパブルペイントの塗布した部分の範囲の外周縁に
沿ってローラ又は刷毛でストリッパブルペイントを塗布
することにより、見切り線に沿って綺麗な保護膜を形成
することが出来る。
【0033】請求項2では、請求項1において、前記ス
トリッパブルペイントの塗布面に対するエア吹き付け
は、加湿エアを先行して吹き付け、該加湿エアの吹き付
け後、後行するように除湿エアを吹き付けるようにした
ので、ストリッパブルペイントの粘度が高く又乾きが早
い場合には、加湿エアを使用することにより、均一に薄
くストリッパブルペイントを延ばすことが出来、加湿エ
アを吹き付けた後に、除湿エアを吹き付けることによ
り、ストリッパブルペイントを更に薄く広げると共に早
く乾燥させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る自動車の塗装面にストリパブブル
ペイントを塗布する方法を実施する装置の平面図
【図2】本発明に係る自動車の塗装面にストリパブブル
ペイントを塗布する方法を実施する装置の正面図
【図3】本発明に係る自動車の塗装面にストリパブブル
ペイントを塗布する方法を実施する装置の側面図
【図4】ストリパブブルペイントを塗布範囲を示す車体
の平面図
【図5】エア噴出体の斜視図
【図6】塗料ノズルとエア噴出体の位置関係を示す説明
【図7】エア噴出体を加湿エア用と除湿エア用の2段構
成にした塗料ノズルとの位置関係を示す説明図
【符号の説明】
1…車体、2…門型のフレーム構造体、3…塗料ノズ
ル、4,42…エア噴出体、5…角柱フレーム、6…床
面、13…上下動フレーム構造体、17…ラック、18
…レール、20…前後動フレーム構造体、21,26…
ピニオン、22…ローラ、25…レール部材、27…モ
ータ、30…ノズルベース、35…中央ブロック、36
…左側ブロック、37…右側ブロック、38…エア噴出
口、39…板部材、40…加湿エア用ノズル、41…除
湿エア用ノズル、A…フード、B…ルーフ、C…トラン
クリッド、P…ストリッパブルペイント。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B05D 3/00,3/04 B05D 1/28,1/30,1/40 B05D 5/00 B05D 7/14 B05C 11/06 B05B 15/04

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の塗装面を一時的に保護するため
    、該塗料ノズルで該塗装面にストリパブルペイントを
    塗布する方法であって、自動車、ストリパブルペイントの塗料ノズルが相対的に
    移動し、前記自動車の塗装面の 保護すべき範囲内に先行
    して該塗料ノズルでストリッパブルペイントを線状に垂
    れ流し 記ストリッパブルペイントの塗布面に対して、該塗料
    ノズルの移動方向の後方に配置したエア噴出体により斜
    め上方よりエアを吹き付けることによって、前記ストリ
    ッパブルペイントを前記塗装面の保護すべき範囲に広げ
    て乾燥させ保護膜を形成する工程と、 前記ストリッパブルペイントの塗布面との塗り重ね部を
    設けるように、前記ストリッパブルペイントの塗布面の
    外周に沿ってローラ又は刷毛等によりストリッパブルペ
    イントを塗布する工程と、 を備えることを特徴とする自動車の 塗装面にストリパブ
    ルペイントを塗布する方法
  2. 【請求項2】 前記ストリッパブルペイントの塗布面に
    対するエア吹き付けは、加湿エアを先行して吹き付け、
    該加湿エアの吹き付け後、後行するように除湿エアを吹
    き付けるようにしたことを特徴とする請求項1記載の自
    動車の塗装面にストリパブルペイントを塗布する方法
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