JP6061271B2 - プレート式熱交換器の開放要領 - Google Patents

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Description

本発明は、原子力発電施設の使用済燃料貯蔵ピットにおけるピット水系のクーラに用いて好適なプレート式熱交換器の開放要領に関する。
プレート式熱交換器は、図3及び図4A,図4Bに示すように、熱交換されるA流体(冷水等)とB流体(温水等)が流通する通路孔101a,101b及び102a,102bが形成され、かつ、表面に波形の伝熱面Sを有する伝熱プレート100を、ガスケット103を介在させて積層し、積層された伝熱プレート100間に交互に、A流体とB流体がそれぞれ流通する流路(図中矢印参照)を形成したものであり、伝熱プレート100の伝熱面Sを介して、A流体とB流体の熱交換が行われるようになっているのは良く知られている(特許文献1参照)。
そして、定期点検等においては、熱交換器を開放(分解)して伝熱プレート100の洗浄に加えて当該伝熱プレート100の表面(伝熱面S)に貼り付けられたゴム等からなるガスケット103の交換が行われるが、この際、食品業界等では、化学洗浄や高圧水洗浄等で各部の洗浄が行われるのが一般的であった。
特許第4416076号公報
ところで、前述したプレート式熱交換器は、原子力発電施設(プラント)の使用済燃料貯蔵ピットのピット水系(以下、SFP水系と言う)のクーラとしても採用されている。そして、SFP水系における定期点検等に伴い、このプレート式熱交換器を開放(分解)する必要がある。
ところが、前記開放点検下における伝熱プレートの洗浄やガスケット交換作業時等には、放射性のピット水(以下、SFP水と言う)と非放射性の原子炉補機冷却水(以下、CCW水と言う)とのコンタミネーション(contamination:混合)が懸念される。即ち、SFP水が流れる流路のドレン後のノズル部残水により、熱交換器開放後、CCW水が流れる流路への滴り水が発生することによるものと、伝熱プレートの作業中の接触等によるコンタミネーションの懸念がある。
しかしながら、コンタミネーションをコントロール(管理)できるガスケット交換方法として、化学洗浄等の方法も考えられるが、大掛かりな設備が必要となることから、コンタミネーションによる伝熱プレートのCCW水側の汚染を防止する容易な開放点検要領の確立が強く希求されている。
そこで、本発明は、熱交換される流体間のコンタミネーションを効果的にコントロールしてメンテナンスを容易に行うことができるプレート式熱交換器の開放要領を提供することを目的とする。
斯かる目的を達成するための本発明に係るプレート式熱交換器の開放要領は、
多数の伝熱プレートがガスケットを介して積層されて、熱交換される2つの流体が伝熱プレート間に形成された各々の流路を上下方向に交互に流れることで熱交換が行われるプレート式熱交換器の開放要領において、
施設内の系統から分離された熱交換器の一方の流路に対し純水によるフィードアンドブロー洗浄を実施する第1の工程と、
前記フィードアンドブロー洗浄後に、両方の流路におけるノズル部のドレン処置を行うと共に少なくとも一方の流路に温風を送風して伝熱プレートを乾燥させる第2の工程と、
前記一方の流路に剥離性塗料を注入して当該流路に対応する伝熱プレートの伝熱面側に剥離性塗料を塗布した後、熱交換器を開放して伝熱プレートを本体部から2枚1組で取り外す第3の工程と、
前記取り外した伝熱プレートを仮設架台に吊り込み、他方の流路に対応する伝熱プレートの伝熱面側にも剥離性塗料を塗布した後、2枚1組の伝熱プレートを引き剥がし、先ず、一方の流路に対応する伝熱プレートの伝熱面側における剥離性塗料を剥離して洗浄し、引き続き、他方の流路に対応する伝熱プレートの伝熱面側における剥離性塗料を剥離して洗浄する第4の工程と、
前記洗浄後の伝熱プレートを熱交換器の本体部に戻して熱交換器を復旧する第5の工程と、
前記他方の流路を純水によるフィードアンドブロー洗浄を行い、前記熱交換器を施設内の系統に戻し、系統を復旧させる第6の工程と、
を備えたことを特徴とする。
前記第3の工程において、伝熱プレートを本体部から2枚1組で取り外す際に他方の流路に対応する伝熱プレートの伝熱面側の旧ガスケットを取り外すと共に、前記第4の工程において、2枚1組の伝熱プレートを引き剥がす際に、一方の流路に対応する伝熱プレートの伝熱面側の旧ガスケットを取り外す一方、当該一方の流路に対応する伝熱プレートの伝熱面側の洗浄後に当該伝熱面側に新ガスケットを取り付け、次いで、他方の流路に対応する伝熱プレートの伝熱面側の洗浄後に当該伝熱面側に新ガスケットを取り付けることを特徴とする。
前記第3の工程における剥離性塗料の注入は流路の下部ノズルから供給することを特徴とする。
前記第3の工程における剥離性塗料の塗布後、当該流路に温風を送風して、剥離性塗料を乾燥させることを特徴とする。
前記第6の工程におけるフィードアンドブロー洗浄後にサンプリングにて前記他方の流路の汚染状態を確認することを特徴とする。
前記一方の流路には原子力発電施設の放射性の使用済燃料貯蔵ピットのピット水が流れ、前記他方の流路には非放射性の原子炉補機冷却水が流れることを特徴とする。
本発明に係るプレート式熱交換器の開放要領によれば、熱交換器の開放点検時に、伝熱プレートの伝熱面を剥離性塗料で一時的にコーティングするようにしたので、熱交換する2流体間のコンタミネーションを効果的にコントロールして伝熱プレートの洗浄やガスケットの交換等のメンテナンスを容易に行うことができる。
本発明の一実施例を示すプレート式熱交換器の開放要領を示す手順図である。 同じくプレート式熱交換器の開放要領を示す手順図である。 同じくプレート式熱交換器の正面図である。 同じくプレート式熱交換器の左側面図である。 同じく伝熱プレートの詳細図である。 一般的なプレート式熱交換器の流路形成を示す伝熱プレート部の分解斜視図である。 同じくA流体が流れる伝熱プレートのガスケット形状を示す説明図である。 同じくB流体が流れる伝熱プレートのガスケット形状を示す説明図である。
以下、本発明に係るプレート式熱交換器の開放要領を実施例により図面を用いて詳細に説明する。
図1Aは本発明の一実施例を示すプレート式熱交換器の開放要領を示す手順図、図1Bは同じくプレート式熱交換器の開放要領を示す手順図、図2Aは同じくプレート式熱交換器の正面図、図2Bは同じくプレート式熱交換器の左側面図、図2Cは同じく伝熱プレートの詳細図である。
例えば、原子力発電施設の使用済燃料貯蔵ピットのピット水系(SFP水系)のクーラとして採用されるプレート式熱交換器は、図2A乃至図2Cに示すような構造になっている。
即ち、プレート式の熱交換器10は、伝熱プレート11が上部バー12と下部バー13により、フレームに組み込まれてなる。フレームは固定フレーム14と可動フレーム15からなり、その間に多数の伝熱プレート11が複数本の締付けボルト16で固定されている。
各々の伝熱プレート11の伝熱面Sにはガスケット17が取り付けられており、伝熱プレート11間の隙間に放射性のSFP水(図3及び図4A,図4B中のB流体参照)と非放射性のCCW水(図3及び図4A,図4B中のA流体参照)が上下方向に交互に流れるようになっている。
そして、固定フレーム14にSFP水系に接続される入口管台S1及び出口管台S2とCCW水系に接続される入口管台S3及び出口管台S4が設けられる。尚、図2A中18は支柱である。
このように構成された熱交換器10の定期点検時等における開放要領を図1A及び図1Bの手順図に基づいて説明する。
先ず、手順1に示すように、SFP水系(系統)から分離された熱交換器10のSFP水が流れる流路(一方の流路)に対し純水(PM水)によるフィードアンドブロー(F&B)洗浄を実施する(第1の工程)。即ち、固定フレーム14におけるSFP水系に接続される入口管台S1から供給したPM水を熱交換器10内のSFP水が流れる流路に一旦溜めておいた後、出口管台S2からフロア-ドレンし、これを数回繰り返すのである。
次に、前記熱交換器10内のSFP水が流れる流路とCCW水が流れる流路(他方の流路)の両方の流路におけるノズル部のドレン残水をノズル部からアクセスして取り除いた後、手順2に示すように、少なくともSFP水系に接続される出口管台S2から温風乾燥設備20より温風を送付し、伝熱プレート11を乾燥させる(第2の工程)。図中21はSFP水系に接続される入口管台S1に接続される作業用排気ダクト(サーキュレータ等で吸引される)である。
次に、手順3に示すように、SFP水系に接続される出口管台S2のノズル部から熱交換器10内のSFP水が流れる流路にダイヤフラムポンプ等により剥離性塗料を供給し、伝熱プレート11の伝熱面SであるSFP面側をコーティングした後、熱交換器10を開放して伝熱プレート11を2枚1組で取り外す(第3の工程)。注入した余剰の剥離性塗料はSFP水系に接続される出口管台S2から排出して仮設容器に回収した後、熱交換器10内を手順2と同様に温風乾燥設備20により乾燥させる。尚、剥離性塗料は、油性、水性を問わず、均一に塗れてシート状に剥がせるものであれば良く、ケミパックやメルコート等のストリッパブルペイントを用いると好適である。
次に、手順4に示すように、取り外した伝熱プレート11を仮設架台22に吊り込み、CCW水が流れる流路に対応する伝熱プレート11の伝熱面SであるCCW面側にも剥離性塗料を刷毛等にて塗布して一定期間放置し乾燥させた後、2枚1組の伝熱プレート11を引き剥がし、作業台23上にて、先ず、SFP水が流れる流路に対応する伝熱プレート11の伝熱面SであるSFP面側における剥離性塗料を剥離して洗浄し、引き続き、作業台23上で伝熱プレート11を裏返して、CCW水が流れる流路に対応する伝熱プレート11の伝熱面SであるCCW面側における剥離性塗料を剥離して洗浄する(第4の工程)。尚、剥離性塗料(コーティング)が剥がれにくい時は、塗料を刷毛等で上塗りして剥がすと好適である。また、伝熱プレート11の伝熱面Sは、作業台23上で手拭き洗浄する。
また、前記第3の工程において、伝熱プレート11を本体部から2枚1組で取り外す際にCCW水が流れる流路に対応する伝熱プレート11の伝熱面S側の旧ガスケット17を取り外すと共に、前記第4の工程において、2枚1組の伝熱プレート11を引き剥がす際に、SFP水が流れる流路に対応する伝熱プレート11の伝熱面S側の旧ガスケット17を取り外す一方、当該SFP水が流れる流路に対応する伝熱プレート11の伝熱面S側の洗浄後に当該伝熱面S側に新ガスケット17を取り付け、次いで、CCW水が流れる流路に対応する伝熱プレート11の伝熱面S側の洗浄後に当該伝熱面S側に新ガスケット17を取り付けるようにしても良い。
次に、手順5に示すように、洗浄した伝熱プレート11を熱交換器10の本体部に戻して熱交換器10を復旧する(第5の工程)。
次に、手順6に示すように、熱交換器10を復旧した後、熱交換器10のCCW水が流れる流路に対し純水(PM水)によるフィードアンドブロー(F&B)洗浄を実施する(第6の工程)。即ち、CCW水系に接続される出口管台S4から供給したPM水を熱交換器10内のCCW水が流れる流路に一旦溜めておいた後、入口管台S3からドレンし、これを数回繰り返すのである。
そして、CCW水が流れる流路に対し、サンプリングにて当該流路の汚染状態を確認した後、熱交換器10をSFP水系に戻してSFP水系を復旧させる(第6の工程)。
このようにして本開放要領によれば、熱交換器10の開放点検時に、伝熱プレート11の伝熱面Sを剥離性塗料で一時的にコーティングするようにしたので、熱交換する2流体間のコンタミネーションを効果的にコントロールして伝熱プレート11の洗浄やガスケット17の交換等のメンテナンスを容易に行うことができる。
また、本実施例によれば、剥離性塗料(コーティング)を剥がす際に、伝熱面Sに付着したゴミ等の不純物も剥離性塗料(コーティング)と一緒に除去し得ることができる。
尚、本実施例では、伝熱プレート11の伝熱面Sにコーティングを施す例を示したが、伝熱プレート11全体にコーティングを施しても良い。また、伝熱プレート11のSFP水が流れる伝熱面Sにおいては、剥離性塗料(コーティング)を剥がす際に、当該伝熱面Sに付着した放射性物質も剥離性塗料(コーティング)と一緒に除去し得て放射線線量を大幅に低減することができることが本発明者等の実験等で確認されている。
また、本発明は上記実施例に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、剥離性塗料の種類、剥離方法、注入方法、乾燥方法の変更や各種ドレン処理の方法変更等各種変更が可能であることは言うまでもない。また、本発明は原子力発電施設における他の系統のクーラや原子力発電施設以外の系統におけるクーラにも適用できる。
本発明に係るプレート式熱交換器の開放要領は、熱交換される流体間のコンタミネーションを効果的にコントロールしてメンテナンスを容易に行うことができるので、原子力発電施設のSFP水系のクーラとして用いて好適である。
10 プレート式の熱交換器
11 伝熱プレート
12 上部バー
13 下部バー
14 固定フレーム
15 可動フレーム
16 締付けボルト
17 ガスケット
18 支柱
20 温風乾燥設備
21 作業用排気ダクト
22 仮設架台
23 作業台
S 伝熱プレートの伝熱面
S1 SFP水系に接続される入口管台
S2 SFP水系に接続される出口管台
S3 CCW水系に接続される入口管台
S4 CCW水系に接続される出口管台

Claims (6)

  1. 多数の伝熱プレートがガスケットを介して積層されて、熱交換される2つの流体が伝熱プレート間に形成された各々の流路を上下方向に交互に流れることで熱交換が行われるプレート式熱交換器の開放要領において、
    施設内の系統から分離された熱交換器の一方の流路に対し純水によるフィードアンドブロー洗浄を実施する第1の工程と、
    前記フィードアンドブロー洗浄後に、両方の流路におけるノズル部のドレン処置を行うと共に少なくとも一方の流路に温風を送風して伝熱プレートを乾燥させる第2の工程と、
    前記一方の流路に剥離性塗料を注入して当該流路に対応する伝熱プレートの伝熱面側に剥離性塗料を塗布した後、熱交換器を開放して伝熱プレートを本体部から2枚1組で取り外す第3の工程と、
    前記取り外した伝熱プレートを仮設架台に吊り込み、他方の流路に対応する伝熱プレートの伝熱面側にも剥離性塗料を塗布した後、2枚1組の伝熱プレートを引き剥がし、先ず、一方の流路に対応する伝熱プレートの伝熱面側における剥離性塗料を剥離して洗浄し、引き続き、他方の流路に対応する伝熱プレートの伝熱面側における剥離性塗料を剥離して洗浄する第4の工程と、
    前記洗浄後の伝熱プレートを熱交換器の本体部に戻して熱交換器を復旧する第5の工程と、
    前記他方の流路を純水によるフィードアンドブロー洗浄を行い、前記熱交換器を施設内の系統に戻し、系統を復旧させる第6の工程と、
    を備えたことを特徴とするプレート式熱交換器の開放要領。
  2. 前記第3の工程において、伝熱プレートを本体部から2枚1組で取り外す際に他方の流路に対応する伝熱プレートの伝熱面側の旧ガスケットを取り外すと共に、前記第4の工程において、2枚1組の伝熱プレートを引き剥がす際に、一方の流路に対応する伝熱プレートの伝熱面側の旧ガスケットを取り外す一方、当該一方の流路に対応する伝熱プレートの伝熱面側の洗浄後に当該伝熱面側に新ガスケットを取り付け、次いで、他方の流路に対応する伝熱プレートの伝熱面側の洗浄後に当該伝熱面側に新ガスケットを取り付けることを特徴とする請求項1に記載のプレート式熱交換器の開放要領。
  3. 前記第3の工程における剥離性塗料の注入は流路の下部ノズルから供給することを特徴とする請求項1又は2に記載のプレート式熱交換器の開放要領。
  4. 前記第3の工程における剥離性塗料の塗布後、当該流路に温風を送風して、剥離性塗料を乾燥させることを特徴とする請求項1,2又は3に記載のプレート式熱交換器の開放要領。
  5. 前記第6の工程におけるフィードアンドブロー洗浄後にサンプリングにて前記他方の流路の汚染状態を確認することを特徴とする請求項1,2,3又は4に記載のプレート式熱交換器の開放要領。
  6. 前記一方の流路には原子力発電施設の放射性の使用済燃料貯蔵ピットのピット水が流れ、前記他方の流路には非放射性の原子炉補機冷却水が流れることを特徴とする請求項1,2,3,4又は5に記載のプレート式熱交換器の開放要領。
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