JP2016123903A - 塗装方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 凹凸のある壁面および天井を効率良く塗装する。【解決手段】 凹凸を有する被塗装面の非塗装領域をマスキング材でマスキングした後、マスキング材の端部に沿って樹脂溶液を塗布し、マスキング材と非塗装領域の間にある間隙を樹脂溶液で充填する。間隙に樹脂溶液が充填された状態で塗装を行うことにより、塗料がマスキング材と非塗装領域の間にある間隙に入り込むことを防止でき、塗装領域と非塗装領域の境界がきれいに塗装できる。このため、塗装後に作業者が塗装領域と非塗装領域の境界を修正する作業などが不要となり、凹凸のある被塗装面に効率良く塗装を行うことができる。【選択図】 図4

Description

本発明は建造物の塗装に関し、特に凹凸を有する壁紙(クロス)が貼られた内壁および天井に塗装を行う方法に関する。
室内の雰囲気を変えるため、内壁および天井の壁紙にカラフルに或いはシックに塗装を施すことは、壁紙を張替えるよりも低コストで、古い壁紙の廃棄物が生じないなどの利点がある。
通常、塗装を行う前にはマスキングテープなどのマスキング材により、塗装の必要がない非塗装領域に塗料が付着しないようマスキング(養生)が行われる(特許文献1)。しかし、壁紙には意匠性を高めることなどを目的に、表面に凹凸を設けたものがあり(特許文献2、3)、凹凸がある壁紙ではマスキング材と壁紙の間を間隙なくマスキングすることは難しい。マスキング材と壁紙の間に間隙がある状態で塗装を行うと、マスキング材の端部から塗料の一部が間隙に入り込む。このため、凹凸のある壁紙に塗装をする場合、塗装後にマスキング材を除去してから、手作業で塗装領域と非塗装領域の境界部分の塗装を修正する必要がある。
特許第2914212号公報 特開平8−58033号公報 特開2001−336093号公報
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は凹凸を有する被塗装面であっても、マスキング材の下に塗料が入り込むことがなく、塗装作業を効率的に行うことができる塗装方法を提供することである。
上記課題を解決するために本発明に係る塗装方法は、凹凸を有する被塗装面の非塗装領域をマスキング材でマスキングするステップと、前記マスキング材の端部に沿って樹脂溶液を塗布するステップと、塗布した前記樹脂溶液の上から、前記被塗装面の塗装を行うステップと、を有することを特徴とする。
また、前記樹脂溶液は酢酸ビニル樹脂およびアクリル樹脂の少なくとも一方、ならびに水を含むことを特徴とする。
本発明により、凹凸を有する被塗装面であっても、マスキング材の下に塗料が入り込むことがなく、塗装作業を効率的に行うことができる。
凹凸のある壁紙にマスキングテープでマスキングした状態の断面図である。 マスキングテープの端部に沿って樹脂溶液を塗布した状態の断面図である。 樹脂溶液をマスキングテープと壁紙の間隙に充填した状態の断面図である。 樹脂溶液の上から塗装を行った状態の断面図である。 塗装後、マスキングテープを剥がした状態の断面図である。
以下、本発明の一実施形態として、表面に凹凸が形成された壁紙を被塗装面とする塗装方法について説明する。
壁紙1に塗装を行う前準備として、従来の方法で壁紙の塗装を必要としない領域である非塗装領域をマスキングテープによってマスキングする。図1は壁紙1の非塗装領域をマスキングテープ2によってマスキングした状態の断面図である。マスキングテープ2は壁紙1の表明に形成された凹凸形状に沿って壁紙1の表面に密着し覆うことができない。このため、壁紙1とマスキングテープ2との間には部分的に間隙が生じている。なお、マスキング材は、マスキングテープの他にマスキングシートなど、接着力が弱く塗装後に容易に壁紙から剥がすことができるものであれば特に限定されるものではない。
非塗装領域をマスキング後、樹脂溶液3をマスキングテープ2から露出している壁紙1の表面とマスキングテープ2の端部に、マスキングテープ2の端部に沿って塗布する。図2は樹脂溶液3が塗布された状態の断面図である。樹脂溶液3を塗布する方法としては、ディスペンサを用いて塗布する方法、刷毛、ヘラ、またはコテを用いて塗布する方法などが利用できる。壁紙上の樹脂溶液3を塗布する領域は、マスキングテープ2の端部から10mm以内とすることが好ましい。また、樹脂溶液3としては、酢酸ビニル樹脂、アクリル樹脂などと水を含む溶液が好ましく、より好ましくは酢酸ビニル樹脂に対して、水を30〜60質量%含む酢酸ビニル樹脂の溶液が、粘度、塗布性などの点で適している。
塗布された樹脂溶液3は、マスキングテープ2の端部側から、壁紙1とマスキングテープ2の間隙に広がり、図3の断面図に示すようにマスキングテープ2の端部側にある壁紙1とマスキングテープ2の間隙は、樹脂溶液3によって充填される。ディスペンサで樹脂溶液3を塗布する場合、壁紙上に塗布した樹脂溶液3をヘラなどを用いて、マスキングテープ2の端部に向けて広げれば、壁紙上に塗布された樹脂溶液3を壁紙1とマスキングテープ2の間隙に効率良く充填することができる。また、刷毛、ヘラ、コテなどを用いる場合、マスキングテープ2の近傍からマスキングテープ2の端部に向けて樹脂溶液3を塗布することにより、樹脂溶液3をマスキングテープ2と壁紙1の間隙に効率良く充填することができる。
樹脂溶液3を充填後にマスキングテープ2上の余分な樹脂溶液3は、ウエスなどでふき取られる。マスキングテープ2上に樹脂溶液3が厚く残ったままでは、樹脂溶液3が乾燥、硬化するまでに時間がかかる。また、塗装後にマスキングテープ2を剥がすときに乾燥、硬化した樹脂溶液3と共に塗料4も剥がれ、塗装領域と非塗装領域の境界がきれいにならないためである。
樹脂溶液3の塗布後、乾燥、硬化した樹脂溶液3の上から壁紙1の塗装を行う。図4は塗装を行った状態の断面図である。図4に示すように、壁紙1とマスキングテープ2の間の間隙は樹脂溶液3が充填されて埋められているため、塗料4がマスキングテープの下まで広がることなく塗装を行うことができる。
図5は塗装後マスキングテープ2を剥がした状態の断面図である。マスキングテープ2の下の樹脂溶液3は、マスキングテープ2と一緒に壁紙1から除去される。また、塗料4はマスキングテープ2の下には侵入しないので、塗装領域と非塗装領域の境界がきれいな塗装を行うことができ、従来のような塗装後の境界の修正作業などは必要としない。
以上、本発明を実施形態に基づき説明したが、本発明は実施形態例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更が可能である。
1 壁紙
2 マスキングテープ
3 樹脂溶液
4 塗料

Claims (2)

  1. 凹凸を有する被塗装面の非塗装領域をマスキング材でマスキングするステップと、
    前記マスキング材の端部に沿って樹脂溶液を塗布するステップと、
    塗布した前記樹脂溶液の上から、前記被塗装面の塗装を行うステップと、を有することを特徴とする塗装方法。
  2. 前記樹脂溶液は、酢酸ビニル樹脂およびアクリル樹脂の少なくとも一方、ならびに水を含むことを特徴とする、請求項1に記載の塗装方法。
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