JPS61245870A - 見切部を美麗に出す塗装マスキング方法 - Google Patents
見切部を美麗に出す塗装マスキング方法Info
- Publication number
- JPS61245870A JPS61245870A JP60087433A JP8743385A JPS61245870A JP S61245870 A JPS61245870 A JP S61245870A JP 60087433 A JP60087433 A JP 60087433A JP 8743385 A JP8743385 A JP 8743385A JP S61245870 A JPS61245870 A JP S61245870A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- parting line
- film
- molded product
- paint
- masking method
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明はたとえば自動車部品等のプラスチック成形品を
色分は塗装するに際して行うエマルジョン系ストリッパ
ブルペイントを用いた簡易で見切部を美麗に出す塗装マ
スキング方法に関する。
色分は塗装するに際して行うエマルジョン系ストリッパ
ブルペイントを用いた簡易で見切部を美麗に出す塗装マ
スキング方法に関する。
従来の技術
従来、自動車部品等のプラスチック成形品、たとえばポ
リプロピレンやウレタン製バンパー等ヲ色分は塗装する
際、被塗装部分はマスキングテープを使用したり、広い
部分はマスキングテープとフィルムを使用して隠ぺいし
、その他の部分を着色塗料で塗装する方法が行われてい
た。
リプロピレンやウレタン製バンパー等ヲ色分は塗装する
際、被塗装部分はマスキングテープを使用したり、広い
部分はマスキングテープとフィルムを使用して隠ぺいし
、その他の部分を着色塗料で塗装する方法が行われてい
た。
しかしながらこの方法は、
■手間がかかること、
■曲線部はマスキングテープが奇麗に貼れないこと、
■洗浄工程、その他の工程で無理のかかった曲線部など
のテープが浮き、マスキングが不良となること。
のテープが浮き、マスキングが不良となること。
■テープではきれいな直線部が出ないこと、等の理由で
見切部が美麗に形成できない等の欠点があった。
見切部が美麗に形成できない等の欠点があった。
又、マスキングテープに代え、塩ビオルガノゾル系スト
リッパブルペイントを用いる方法もあるが、塩ビオルガ
ノゾルは (a)溶剤系であり、公害、中毒、引火の心配があるこ
と、 (b) 墳ビゾルに含まれる多量の可塑剤及び溶剤によ
り、下地が塗装された鋼板(所謂プレコート鋼板等)で
は変色・シミが出るおそれがあること、(C)未塗装の
鋼板やステンレス鋼板などの基材では、塩ビから分解発
生する塩酸ガスにより、錆を発生し、フィルムが剥れな
くなること、などの欠点があった。
リッパブルペイントを用いる方法もあるが、塩ビオルガ
ノゾルは (a)溶剤系であり、公害、中毒、引火の心配があるこ
と、 (b) 墳ビゾルに含まれる多量の可塑剤及び溶剤によ
り、下地が塗装された鋼板(所謂プレコート鋼板等)で
は変色・シミが出るおそれがあること、(C)未塗装の
鋼板やステンレス鋼板などの基材では、塩ビから分解発
生する塩酸ガスにより、錆を発生し、フィルムが剥れな
くなること、などの欠点があった。
・ 発明が解決しようとする問題点
本発明は、簡易にして見切部が美麗に得られる新しい塗
装マスキング方法を提供することを目的とする。
装マスキング方法を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段
本発明はプラスチック成型品の表面に鋭角の凹状又は凸
状の見切り線を設け、ついで、この表面にストリッパブ
ルペイントを塗布し、乾燥させ。
状の見切り線を設け、ついで、この表面にストリッパブ
ルペイントを塗布し、乾燥させ。
皮膜化し、ついでこの見切り線に沿って該皮膜をはくり
することを特徴とする見切部を美麗に出す塗装マスキン
グ方法である。
することを特徴とする見切部を美麗に出す塗装マスキン
グ方法である。
本発明のプラスチック成型品とは、色分は塗装の対象と
なるもので、自動車バンパーが代表的であり、プラスチ
ックとしてはポリプロピレン、ポリエチレン、ウレタン
、ABS、FRP、ポリカーボネート、ポリブテンター
ポリマー等が挙げられる。
なるもので、自動車バンパーが代表的であり、プラスチ
ックとしてはポリプロピレン、ポリエチレン、ウレタン
、ABS、FRP、ポリカーボネート、ポリブテンター
ポリマー等が挙げられる。
この成型品の表面に、凹状又は凸状の見切線を設ける。
すなわち、見切りをつけたい線に沿って予めナイフで浅
い切れ目を入れるか、もしくは注型時の鋳型に鋭角な凸
部を作っておいて射出成型後成型物に鋭い凹部が出来る
様にしておく。
い切れ目を入れるか、もしくは注型時の鋳型に鋭角な凸
部を作っておいて射出成型後成型物に鋭い凹部が出来る
様にしておく。
又は、成型後成型物に鋭い凸部が出来る様にしておく、
この切れ目や凹部の深さ、又は凸部の深さはp層程度の
ものでも充分であるが、鋭角であることが必要である。
この切れ目や凹部の深さ、又は凸部の深さはp層程度の
ものでも充分であるが、鋭角であることが必要である。
この上にストリッパブル(マスキング)塗料を塗布後、
乾燥し上記凹部の線に沿って剥離することにより、四部
に沿って美麗に見切りが出る。
乾燥し上記凹部の線に沿って剥離することにより、四部
に沿って美麗に見切りが出る。
ストリッパブルペイントとしては、塩ビゾル系は剥離時
、全体がはがれ易く、美麗な見切り線が得られにくい。
、全体がはがれ易く、美麗な見切り線が得られにくい。
本発明においては、わずかの凸部又は凹部でフィルムが
破れ切れ剥離できることが必要で、本発明者の研究によ
れば、ストリッパブル塗膜としてアクリロニトリルを2
5〜40重量部を含み、アクリル酸ブチル及び/又はア
クリル酸2エチルヘキシルを70〜40重量部、並びに
(メタ)アクリル酸及び/又は(メタ)アクリル酸エス
テル残部、合計で100重量部をエマルジョン共重合し
て得られたアクリルエマルジョンを主成分とする塗料用
組成物から成膜したものが好ましく、エマルジョンのT
gが一15〜15℃の共重合体がさらに好ましい。Tg
が−15℃未満ではフィルムが軟らかすぎる上、密着性
が強く奇麗に剥れないことがある。逆に+15℃超では
フィルムに柔軟性がなく、目的とする見切部具外のとこ
ろでも裂けやすく奇麗な見切部が得られない、アクリロ
ニトリルはフィルム強度を出し、アクリル酸ブチル及び
/又はアクリル酸2エチルヘキシルはフィルムに柔軟性
を与える。上記組成バランスにおいて本発明の効果がよ
り発揮できる。
破れ切れ剥離できることが必要で、本発明者の研究によ
れば、ストリッパブル塗膜としてアクリロニトリルを2
5〜40重量部を含み、アクリル酸ブチル及び/又はア
クリル酸2エチルヘキシルを70〜40重量部、並びに
(メタ)アクリル酸及び/又は(メタ)アクリル酸エス
テル残部、合計で100重量部をエマルジョン共重合し
て得られたアクリルエマルジョンを主成分とする塗料用
組成物から成膜したものが好ましく、エマルジョンのT
gが一15〜15℃の共重合体がさらに好ましい。Tg
が−15℃未満ではフィルムが軟らかすぎる上、密着性
が強く奇麗に剥れないことがある。逆に+15℃超では
フィルムに柔軟性がなく、目的とする見切部具外のとこ
ろでも裂けやすく奇麗な見切部が得られない、アクリロ
ニトリルはフィルム強度を出し、アクリル酸ブチル及び
/又はアクリル酸2エチルヘキシルはフィルムに柔軟性
を与える。上記組成バランスにおいて本発明の効果がよ
り発揮できる。
これらは公知の方法、たとえば特願昭58−24822
8号の方法に準じてエマルジョン重合して製造する。
8号の方法に準じてエマルジョン重合して製造する。
作用
以下図面に基づき説明する。
第1図は見切り線が凹状の1実施例の説明図で、説明の
便宜上工程(1)〜(8)からなる。
便宜上工程(1)〜(8)からなる。
(1)は成型物lを示す。
(2)は見切りをつけたい線(見切り線という)3に沿
ってナイフ2で切れ目を入れる図である。
ってナイフ2で切れ目を入れる図である。
(3)はストリッパブルペイントをスプレーガン4で成
型物全表面に塗布している図である。
型物全表面に塗布している図である。
(4)はストリッパブルペイントを乾燥させ皮膜化5さ
せた図である。
せた図である。
(5)は本塗装したい面を出すために皮膜を矢印6の方
向へ剥離している図である。その際、ひっばって剥離す
るだけで切れ目(見切り線)に沿って皮膜は切れる。
向へ剥離している図である。その際、ひっばって剥離す
るだけで切れ目(見切り線)に沿って皮膜は切れる。
(6)において、剥離部をスプレーガン9によって本塗
装する。
装する。
(7)は本塗装された部分8を示す。
(8)は未剥離のストリッパブルペイント皮膜を矢印7
の方向へ剥離している図である。これにより色分は塗装
が完成する。
の方向へ剥離している図である。これにより色分は塗装
が完成する。
第2図は、成型物表面に凸状の見切り線を設けた場合で
ある。工程(1)〜(8)に従って説明する。
ある。工程(1)〜(8)に従って説明する。
(1)は成型物lに鋭角な凸部(見切り線)3をつけた
状態を示す。
状態を示す。
(2)は成型物表面にガン4からストリッパブルペイン
トを塗布している状態を示す。
トを塗布している状態を示す。
(3)はストリッパブルペイントが乾燥され皮膜5が生
じた図である。
じた図である。
(4)は本塗装したい部分の皮膜を矢印6の方向へ引張
り、凸部に沿って自然に美麗に切断し見切部が得られる
。
り、凸部に沿って自然に美麗に切断し見切部が得られる
。
(5)で剥離部分にガン9から本塗装を行う。
(8)では本塗装置された状態を示す。
(7)は不要なストリッパブル皮膜を矢印7の方向へ剥
がしている状態を示す。
がしている状態を示す。
(8)は得られた見切部の美麗な色分は塗装成型品を示
す。
す。
発明の詳細
な説明したとおり、本発明方法は簡易に美麗な見切り部
を得る塗装マスキング方法である。
を得る塗装マスキング方法である。
特に曲線部などではフィルムに柔軟性があり、破れるこ
となくきれいに不要皮膜を曲線に沿ってわずかの力でも
って剥離可能である。
となくきれいに不要皮膜を曲線に沿ってわずかの力でも
って剥離可能である。
第1〜2図は、本発明方法の説明図である。
100.成型物、 2・0.ナイフ、 3・、・見
切り線、 4・・・スプレーガン、 5・・・皮膜、
6.7・−Φ矢印、 8・φ・本塗装された部分、
9・・・スプレーガンン。
切り線、 4・・・スプレーガン、 5・・・皮膜、
6.7・−Φ矢印、 8・φ・本塗装された部分、
9・・・スプレーガンン。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、プラスチック成型品の表面に鋭角の凹状又は凸状の
見切り線を設け、ついで、この表面にストリッパブルペ
イントを塗布し、乾燥させ、皮膜化し、ついでこの見切
り線に沿って該皮膜をはくりすることを特徴とする見切
部を美麗に出す塗装マスキング方法。 2、凹状の見切り線がナイフによる切れ目である特許請
求の範囲第1項記載の塗装マスキング方法。 3、凹状の見切り線がプラスチック成型品を成型する際
、鋳型内部に刻設された鋭角の凸部によって生じたもの
である特許請求の範囲第1項記載の塗装マスキング方法
。 4、凸状の見切り線がプラスチック成型品を成型する際
、鋳型内部に刻設された鋭角の凹部によって生じたもの
である特許請求の範囲第1項記載の塗装マスキング方法
。 5、ストリッパブルペイントがアクリロニトリル25〜
40重量部、アクリル酸ブチル及び/又はアクリル酸2
エチルヘキシル70〜40重量部、残部アクリル酸エス
テル、メタアクリル酸エステル、アクリル酸、メタアク
リル酸からなる群より選ばれた1種以上から合成された
アクリル系ポリマーのエマルジョン系のストリッパブル
ペイントである特許請求の範囲第1、2、3、又は4項
記載の塗装マスキング方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60087433A JPS61245870A (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | 見切部を美麗に出す塗装マスキング方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60087433A JPS61245870A (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | 見切部を美麗に出す塗装マスキング方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61245870A true JPS61245870A (ja) | 1986-11-01 |
Family
ID=13914731
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60087433A Pending JPS61245870A (ja) | 1985-04-25 | 1985-04-25 | 見切部を美麗に出す塗装マスキング方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61245870A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01317571A (ja) * | 1988-06-20 | 1989-12-22 | Nanjiyou Sobi Kogyo Kk | 塗付剤の塗付方法及びワーク接着方法 |
JP2016123903A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 株式会社壁紙革命 | 塗装方法 |
EP3587084A1 (de) * | 2018-06-22 | 2020-01-01 | Magna Exteriors GmbH | Verfahren zum herstellen eines kunststoffbauteils, sowie kunststoffbauteil und bearbeitungsanlage |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5916567A (ja) * | 1982-07-20 | 1984-01-27 | Mazda Motor Corp | マスキング塗装法 |
JPS59174631A (ja) * | 1983-03-23 | 1984-10-03 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | 樹脂製品の塗装方法 |
-
1985
- 1985-04-25 JP JP60087433A patent/JPS61245870A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5916567A (ja) * | 1982-07-20 | 1984-01-27 | Mazda Motor Corp | マスキング塗装法 |
JPS59174631A (ja) * | 1983-03-23 | 1984-10-03 | Kinugawa Rubber Ind Co Ltd | 樹脂製品の塗装方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01317571A (ja) * | 1988-06-20 | 1989-12-22 | Nanjiyou Sobi Kogyo Kk | 塗付剤の塗付方法及びワーク接着方法 |
JP2016123903A (ja) * | 2014-12-26 | 2016-07-11 | 株式会社壁紙革命 | 塗装方法 |
EP3587084A1 (de) * | 2018-06-22 | 2020-01-01 | Magna Exteriors GmbH | Verfahren zum herstellen eines kunststoffbauteils, sowie kunststoffbauteil und bearbeitungsanlage |
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