JPH0342066A - 塗装マスキング用フィルム - Google Patents
塗装マスキング用フィルムInfo
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- JPH0342066A JPH0342066A JP1175594A JP17559489A JPH0342066A JP H0342066 A JPH0342066 A JP H0342066A JP 1175594 A JP1175594 A JP 1175594A JP 17559489 A JP17559489 A JP 17559489A JP H0342066 A JPH0342066 A JP H0342066A
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Classifications
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- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
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- B29K2023/00—Use of polyalkenes or derivatives thereof as moulding material
- B29K2023/04—Polymers of ethylene
- B29K2023/06—PE, i.e. polyethylene
Landscapes
- Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
〔産業上の利用分野〕
本発明は、塗装マスキング用フィルムに関し、さらに詳
しくは、マスキング用のポリオレフィンフィルムに付着
した塗料が飛散して、塗装面や環境を汚染することのな
い塗装マスキング用フィルムに関する。
しくは、マスキング用のポリオレフィンフィルムに付着
した塗料が飛散して、塗装面や環境を汚染することのな
い塗装マスキング用フィルムに関する。
【従来の技術1
従来、被塗装物の塗装面に異なった色を塗り分ける場合
、既塗装面または境界となる部分をマスキング材で被覆
し、被覆されていない部分を別の色の塗料で塗装する方
法が採用されている(実公昭62−36535号、実開
昭62−126273号など)、また、塗装工事の際、
まわりの物品の塗料による汚染を防止する場合にも、被
保護物品等をマスキング材で被覆して保護している(特
開昭63−44958号など)。 マスキング材としては、通常、紙やポリエチレンなどの
プラスチックフィルム(シート状物を含む)が各種の塗
装分野で用いられている。特に、近年、自動車のフロン
トスカート、サイドシール等の部材に塗料を部分的に塗
装したり、自動車補修を行なう場合などに、境界を定め
て部分的に塗装する必要があり、しかも複数の色の塗り
分けを明確にし、かつ、色のにじみや他の塗料の混入に
よる汚染のない高品質の塗装が求められており、マスキ
ング材に対する要求水準も高くなっている。 ところが、紙は、柔軟性に乏しいため、被塗装物や被保
護物品の形状に正確に合わせて被覆することが困難であ
り、また、塗料が浸透して既塗装面ににじみだしたり、
被保護物品を汚染することがある。 一方、プラスチックフィルムからなるマスキング用フィ
ルムは、透明で柔軟性を有し、塗料の浸透がないため、
自動車塗装や補修用などのマスキング材として、多用さ
れるに至っている。特に、厚さ10〜30μmのポリオ
レフィンフィルムは、安価で取り扱い易いので、好まれ
て利用されている。このマスキング用フィルムは、一般
に、幅方向の少なくとも一端に、粘着剤層を設けたり、
あるいは粘着テープをその粘着剤層の一部(小幅部)が
重なるようにして積層することにより、粘着剤層によっ
て被塗装物に貼着し、また、塗装後には剥すことができ
るようにしている。 ところで、スプレー塗装などによりマスキング用フィル
ム面に付着した塗料は、乾燥するにしたがってフィルム
面から剥離し、微細な粉末やフレークとなって飛散する
。特に、ポリオレフィンフィルムの場合に、その傾向が
強い、そのため、塗装後に、マスキング用フィルムを被
塗装物から剥す際に、衝撃により飛散した塗料粉が塗装
面に付着して、色むらや汚染を生じたり、あるいは塗装
面に微小な凹凸や傷がつくなどの問題がある。 また、被塗装物から剥す際だけではなく、使用済みのマ
スキング用フィルムを取り扱う場合にも、わずかの外力
や衝撃により塗料粉が飛散して、塗装面に付着したり、
作業環境を悪化させるという問題があった。 近年、自動車産業の分野をはじめとして、ユーザーの厳
しい要求により、高度の塗装面の仕上げが求められてい
るが、前記したように、従来のマスキング材は、塗装作
業上の問題を抱えており、近年の要求水準に充分応える
ことができないものである。 (発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、表面に付着した塗料が飛散することの
ないマスキング用フィルムを提供することにある。 本発明者らは、前記従来技術の有する問題点を解決する
ために鋭意検討した結果、ポリエチレンやポリプロピレ
ンなとのボリオレフィフィルムをコロナ放電処理し、フ
ィルム表面のぬれ張力を40ダイン/ c m以上に調
整すると・、そのコロナ放電処理面に付着した塗料が乾
燥後も容易に剥離せず、該フィルムを塗装マスキング用
フィルムとした場合に、付着した塗料を飛散させること
がないことを見出した。 従来、コロナ放電処理は、主としてポリオレフィンの接
着、ラミネート、印刷性改良等のために行なわれている
が、これらの特性改良効果とコロナ放電劣化等との関連
から、通常、ぬれ張力が38ダイン/ c m前後かそ
れ以下となるように処理が行なわれている。また、マス
キング用フィルムにおいて、ポリエステル基材と粘着剤
との接着力向上のため、基材のポリエステルフィルムに
予めコロナ処理を行なうことも公知である(特開昭61
−250082号)、シかしながら、表面に付着した塗
料の飛散を防ぐために、前記特定の範囲のぬれ張力とな
るようにコロナ放電処理を行なったポリオレフィンフィ
ルムをマスキング用フィルムとすることは、未だ提案さ
れていない。 本発明は、これらの知見に基づいて完成するに至ったも
のである。 〔課題を解決するための手段〕 かくして、本発明によれば、少なくとも片面がコロナ放
電処理され、該コロナ放電処理面が40ダイン/ c
m以上のぬれ張力を有するポリオレフィンフィルムより
なることを特徴とする塗装マスキング用フィルムが提供
される。 以下、本発明について詳述する。 (ポリオレフィンフィルム) 本発明では、マスキング用フィルムとしてボリオレフィ
ンフィルムを使用する。ポリオレフィンフィルムとして
は、ポリエチレンやポリプロピレンなとの未延伸フィル
ム(シート状物を含む)、−軸または二軸延伸フィルム
などを挙げることができる。 ポリオレフィンフィルムの厚さは、通常、10〜30μ
m、好ましくは10〜20LLmであり、あまり薄いと
コロナ放電処理条件に耐えられず、逆に厚すぎると不経
済である。 また、ポリオレフィンフィルムは、炭酸カルシウムを1
0〜25重量%程度含有させると、フィルムの切断が容
易で作業性が良好となり、また、使用後に分解・焼却が
し易くなる。しかも、炭酸カルシウム配合ポリオレフィ
ンフィルムは、該フィルムで塗装面をマスキングしたま
ま塗料の加熱処理を行なった場合でも、揮発成分の揮散
に起因する塗装面のくもり現象が発生しない。 (コロナ放電処理) コロナ放電処理は、例えば、絶縁電極と接地ロールとの
間に高周波高圧をかけ、その間の気体を絶縁破壊してイ
オン化しコロナ放電を起こし、ポリオレフィンフィルム
をこの放電空間内を通過させるなど、コロナ放電をして
いる電極間を通過させる通常の方法で行なうことができ
る。 コロナ放電処理は、ポリオレフィンフィルムのコロナ放
電処理面のぬれ張力が40ダイン/cm以上、好ましく
は45ダイン/ c m以上となるように行なう、ぬれ
張力の上限は特にないが、コロナ放電劣化との関連で、
通常、60ダイン/ c m前後である。ぬれ張力が4
0ダイン/ c m未満であると、塗料とフィルム面と
のぬれが不充分で、スプレーガンで塗料を吹き付けて数
分後にマスキング用フィルムを剥すと、該フィルム面に
被着した塗料が粉末ないしフレーク状となって飛散する
。逆に、ぬれ張力を上げるためにコロナ放電処理の条件
を強くしすぎると、コロナ放電劣化により、フィルムに
孔が開き、マスキング用フィルムとして不適当なものと
なる。 (粘着テープ) コロナ放電処理したポリオレフィンフィルムは、そのま
までもマスキング用フィルムとして使用できるが、通常
、フィルムの幅方向の一端または両端に、粘着剤層を設
けるか、あるいは粘着テープを積層する。 粘着テープは、フィルムのコロナ放電処理面に、粘着テ
ープの粘着剤層の一部(小幅部)がコロナ放電処理面の
端部と重なるように積層し、粘着剤層の露出部により被
塗装物に貼着できるようにする。コロナ放電処理をして
いるため、粘着テープは、フィルム面に強固に接着し、
また、被塗装物に貼着すれば、フィルムのコロナ放電処
理面が非被覆面となるため好ましい、さらに、粘着テー
プとして、例えば、架橋型アクリル系粘着テープような
耐熱性、耐溶剤性に優れた粘着剤層を有するものを使用
すれば、塗装後に、マスキング用フィルムを被塗装物に
貼着したままで、塗料の加熱乾燥工程に供給することが
できる。 〔実施例〕 以下に実施例および比較例を挙げて、本発明をさらに具
体的に説明するが、本発明は、これらの実施例のみに限
定されるものではない。 [実施例1] ポリエチレン(出光石化社製、商品名;エースポリマー
HF−21D)をリングダイから溶融押出し、インフレ
ーション成形法によって、筒状のフィルムを成形した(
厚さ10gm;折径270m m sブロー比3.17
)。 筒状フィルムをピンチロールで扁平にし、巻き取りロー
ルで巻き取る直前に両面から空気中でコロナ放電処理を
行ない、ロールに巻き取った。 コロナ放電処理条件は、次のと°おりである。 コロナ放電装置二春日電機社製HF5S−101電極−
フィルム間隙:2〜3mm 電圧:6.5KV ぬれ張力=45ダイン/ c m (ただし、ぬれ張力は、和光紬薬工業社製のぬれ張力測
定試薬「ぬれ指数標準液」を使用し、該標準液をフィル
ムのコロナ放電処理面に塗布して測定した値である。) コロナ放電処理後、このフィルムの幅方向の−端のコロ
ナ放電処理面に、幅15mmの粘着テープ(種水化学工
業社製、商品名;紙粘着テープNo、 655)の粘着
剤層の一部(幅約4mm)がコロナ放電処理面と重なる
ように、ロール間を通して粘着テープを積層した。粘着
テープは、ポリエチレンフィルムと強固に接着し、無理
に剥そうとすると、フィルムが伸びて破れた。 得られた塗装マスキング用フィルムを粘着テープの露出
した粘着剤層により、非塗装面に貼着し、コロナ放電処
理面に、エアースプレーガンにより塗料(神東塗料社製
のアクリル樹脂塗料、商品名アクリルラッカーNo、4
1、パーマネントブルー)を吹き付けた。 吹き付けて約10分後に、マスキング用フィルムを剥し
たが、付着した塗料はフィルムのコロナ放電処理面に強
固に接着し、塗料粉が舞い散ることはなかった。また、
このフィルムを両手で揉んでも、塗料は、はとんど剥れ
なかった。 [実施例2、比較例1〜4] 第1表に示すとおり、コロナ放電処理条件な種々変化さ
せた以外は実施例1と同様にして、ぬれ張力の異なる各
種ポリエチレンフィルムからなるマスキング用フィルム
を製造し、同様に、スプレーガンによる塗装試験を行な
い、フィルムに付着した塗料の剥れ状況を評価した。 なお、比較のために、コロナ放電処理をしていないポリ
エチレンフィルムについても、実験を行なった。また、
実施例1のフィルムについての評価も第1表に合わせて
示した。 〈評価基準〉 フィルムに付着した塗料の剥れ状況は、吹き付けて数分
後、次の5段階で評価した。 ××:マスキング用フィルムを被塗装物から手でゆっく
り剥しても、塗料粉が飛び散る。 ×:手で一気に剥したとき、塗料粉が飛び敗る。 Δ:塗料の付着面に僅かの衝撃を加えても、塗料が粉状
ないしフレーク状となって剥れてしまう。 ○:通常の作業では塗料は、剥れない、ただし、塗料付
着面を手で揉むと、フレーク状の塗料片が剥れる。 0:塗料は、フィルム面に強固に接着し、手で揉んでも
容易に剥れない。 第1表 (*1)通常の印刷用ポリエチレンフィルムのコロナ放
電処理の標準的数値 第1表から明らかなように1本発明のコロナ放電処理フ
ィルムは、塗料乾燥後に、塗料粉やフレークが剥れて飛
散することがないので、被塗装物の塗装面を汚したり、
作業環境を悪化させることはない。 【実施例3】 炭酸カルシウムを40重量%含有するポリエチレン・マ
スターバッチ(カルブ工業社製、商品名、2800−F
)100重量部に、ポリエチレン(出光石化社製、商品
名;エースポリマーHF−21D)100重量部を配合
した樹脂組成物を用い、実施例1と同様にインフレーシ
ョン成形法によって筒状のフィルムを成形した(厚さ1
5gm、折径270 m m ) @ このフィルムを実施例1と同様にして、コロナ放電処理
を行ない、ぬれ張力45ダイン/cmのフィルムを得、
同様に評価したところ、付着した塗料は、フィルム面に
強固に接着し、手で揉んでも容易に剥れなかった。 このコロナ処理を行なったフィルムで、塗料(神東塗料
社製のアクリル樹脂塗料、商品名;アクリルラッカーN
o、41.パーマネントブルー)を基材(ポリウレタン
樹脂製バンパー)に吹き付けた塗装面を覆い、そのまま
オーブンに入れて約80℃で45分間の加熱工程を2回
繰り返し、塗料を硬化させたところ、揮発成分によるく
もりの発生のない美麗な塗装面を得た。これにより、該
フィルムで塗装面をマスキングしたまま、塗料の加熱硬
化ができることが分かる。
、既塗装面または境界となる部分をマスキング材で被覆
し、被覆されていない部分を別の色の塗料で塗装する方
法が採用されている(実公昭62−36535号、実開
昭62−126273号など)、また、塗装工事の際、
まわりの物品の塗料による汚染を防止する場合にも、被
保護物品等をマスキング材で被覆して保護している(特
開昭63−44958号など)。 マスキング材としては、通常、紙やポリエチレンなどの
プラスチックフィルム(シート状物を含む)が各種の塗
装分野で用いられている。特に、近年、自動車のフロン
トスカート、サイドシール等の部材に塗料を部分的に塗
装したり、自動車補修を行なう場合などに、境界を定め
て部分的に塗装する必要があり、しかも複数の色の塗り
分けを明確にし、かつ、色のにじみや他の塗料の混入に
よる汚染のない高品質の塗装が求められており、マスキ
ング材に対する要求水準も高くなっている。 ところが、紙は、柔軟性に乏しいため、被塗装物や被保
護物品の形状に正確に合わせて被覆することが困難であ
り、また、塗料が浸透して既塗装面ににじみだしたり、
被保護物品を汚染することがある。 一方、プラスチックフィルムからなるマスキング用フィ
ルムは、透明で柔軟性を有し、塗料の浸透がないため、
自動車塗装や補修用などのマスキング材として、多用さ
れるに至っている。特に、厚さ10〜30μmのポリオ
レフィンフィルムは、安価で取り扱い易いので、好まれ
て利用されている。このマスキング用フィルムは、一般
に、幅方向の少なくとも一端に、粘着剤層を設けたり、
あるいは粘着テープをその粘着剤層の一部(小幅部)が
重なるようにして積層することにより、粘着剤層によっ
て被塗装物に貼着し、また、塗装後には剥すことができ
るようにしている。 ところで、スプレー塗装などによりマスキング用フィル
ム面に付着した塗料は、乾燥するにしたがってフィルム
面から剥離し、微細な粉末やフレークとなって飛散する
。特に、ポリオレフィンフィルムの場合に、その傾向が
強い、そのため、塗装後に、マスキング用フィルムを被
塗装物から剥す際に、衝撃により飛散した塗料粉が塗装
面に付着して、色むらや汚染を生じたり、あるいは塗装
面に微小な凹凸や傷がつくなどの問題がある。 また、被塗装物から剥す際だけではなく、使用済みのマ
スキング用フィルムを取り扱う場合にも、わずかの外力
や衝撃により塗料粉が飛散して、塗装面に付着したり、
作業環境を悪化させるという問題があった。 近年、自動車産業の分野をはじめとして、ユーザーの厳
しい要求により、高度の塗装面の仕上げが求められてい
るが、前記したように、従来のマスキング材は、塗装作
業上の問題を抱えており、近年の要求水準に充分応える
ことができないものである。 (発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は、表面に付着した塗料が飛散することの
ないマスキング用フィルムを提供することにある。 本発明者らは、前記従来技術の有する問題点を解決する
ために鋭意検討した結果、ポリエチレンやポリプロピレ
ンなとのボリオレフィフィルムをコロナ放電処理し、フ
ィルム表面のぬれ張力を40ダイン/ c m以上に調
整すると・、そのコロナ放電処理面に付着した塗料が乾
燥後も容易に剥離せず、該フィルムを塗装マスキング用
フィルムとした場合に、付着した塗料を飛散させること
がないことを見出した。 従来、コロナ放電処理は、主としてポリオレフィンの接
着、ラミネート、印刷性改良等のために行なわれている
が、これらの特性改良効果とコロナ放電劣化等との関連
から、通常、ぬれ張力が38ダイン/ c m前後かそ
れ以下となるように処理が行なわれている。また、マス
キング用フィルムにおいて、ポリエステル基材と粘着剤
との接着力向上のため、基材のポリエステルフィルムに
予めコロナ処理を行なうことも公知である(特開昭61
−250082号)、シかしながら、表面に付着した塗
料の飛散を防ぐために、前記特定の範囲のぬれ張力とな
るようにコロナ放電処理を行なったポリオレフィンフィ
ルムをマスキング用フィルムとすることは、未だ提案さ
れていない。 本発明は、これらの知見に基づいて完成するに至ったも
のである。 〔課題を解決するための手段〕 かくして、本発明によれば、少なくとも片面がコロナ放
電処理され、該コロナ放電処理面が40ダイン/ c
m以上のぬれ張力を有するポリオレフィンフィルムより
なることを特徴とする塗装マスキング用フィルムが提供
される。 以下、本発明について詳述する。 (ポリオレフィンフィルム) 本発明では、マスキング用フィルムとしてボリオレフィ
ンフィルムを使用する。ポリオレフィンフィルムとして
は、ポリエチレンやポリプロピレンなとの未延伸フィル
ム(シート状物を含む)、−軸または二軸延伸フィルム
などを挙げることができる。 ポリオレフィンフィルムの厚さは、通常、10〜30μ
m、好ましくは10〜20LLmであり、あまり薄いと
コロナ放電処理条件に耐えられず、逆に厚すぎると不経
済である。 また、ポリオレフィンフィルムは、炭酸カルシウムを1
0〜25重量%程度含有させると、フィルムの切断が容
易で作業性が良好となり、また、使用後に分解・焼却が
し易くなる。しかも、炭酸カルシウム配合ポリオレフィ
ンフィルムは、該フィルムで塗装面をマスキングしたま
ま塗料の加熱処理を行なった場合でも、揮発成分の揮散
に起因する塗装面のくもり現象が発生しない。 (コロナ放電処理) コロナ放電処理は、例えば、絶縁電極と接地ロールとの
間に高周波高圧をかけ、その間の気体を絶縁破壊してイ
オン化しコロナ放電を起こし、ポリオレフィンフィルム
をこの放電空間内を通過させるなど、コロナ放電をして
いる電極間を通過させる通常の方法で行なうことができ
る。 コロナ放電処理は、ポリオレフィンフィルムのコロナ放
電処理面のぬれ張力が40ダイン/cm以上、好ましく
は45ダイン/ c m以上となるように行なう、ぬれ
張力の上限は特にないが、コロナ放電劣化との関連で、
通常、60ダイン/ c m前後である。ぬれ張力が4
0ダイン/ c m未満であると、塗料とフィルム面と
のぬれが不充分で、スプレーガンで塗料を吹き付けて数
分後にマスキング用フィルムを剥すと、該フィルム面に
被着した塗料が粉末ないしフレーク状となって飛散する
。逆に、ぬれ張力を上げるためにコロナ放電処理の条件
を強くしすぎると、コロナ放電劣化により、フィルムに
孔が開き、マスキング用フィルムとして不適当なものと
なる。 (粘着テープ) コロナ放電処理したポリオレフィンフィルムは、そのま
までもマスキング用フィルムとして使用できるが、通常
、フィルムの幅方向の一端または両端に、粘着剤層を設
けるか、あるいは粘着テープを積層する。 粘着テープは、フィルムのコロナ放電処理面に、粘着テ
ープの粘着剤層の一部(小幅部)がコロナ放電処理面の
端部と重なるように積層し、粘着剤層の露出部により被
塗装物に貼着できるようにする。コロナ放電処理をして
いるため、粘着テープは、フィルム面に強固に接着し、
また、被塗装物に貼着すれば、フィルムのコロナ放電処
理面が非被覆面となるため好ましい、さらに、粘着テー
プとして、例えば、架橋型アクリル系粘着テープような
耐熱性、耐溶剤性に優れた粘着剤層を有するものを使用
すれば、塗装後に、マスキング用フィルムを被塗装物に
貼着したままで、塗料の加熱乾燥工程に供給することが
できる。 〔実施例〕 以下に実施例および比較例を挙げて、本発明をさらに具
体的に説明するが、本発明は、これらの実施例のみに限
定されるものではない。 [実施例1] ポリエチレン(出光石化社製、商品名;エースポリマー
HF−21D)をリングダイから溶融押出し、インフレ
ーション成形法によって、筒状のフィルムを成形した(
厚さ10gm;折径270m m sブロー比3.17
)。 筒状フィルムをピンチロールで扁平にし、巻き取りロー
ルで巻き取る直前に両面から空気中でコロナ放電処理を
行ない、ロールに巻き取った。 コロナ放電処理条件は、次のと°おりである。 コロナ放電装置二春日電機社製HF5S−101電極−
フィルム間隙:2〜3mm 電圧:6.5KV ぬれ張力=45ダイン/ c m (ただし、ぬれ張力は、和光紬薬工業社製のぬれ張力測
定試薬「ぬれ指数標準液」を使用し、該標準液をフィル
ムのコロナ放電処理面に塗布して測定した値である。) コロナ放電処理後、このフィルムの幅方向の−端のコロ
ナ放電処理面に、幅15mmの粘着テープ(種水化学工
業社製、商品名;紙粘着テープNo、 655)の粘着
剤層の一部(幅約4mm)がコロナ放電処理面と重なる
ように、ロール間を通して粘着テープを積層した。粘着
テープは、ポリエチレンフィルムと強固に接着し、無理
に剥そうとすると、フィルムが伸びて破れた。 得られた塗装マスキング用フィルムを粘着テープの露出
した粘着剤層により、非塗装面に貼着し、コロナ放電処
理面に、エアースプレーガンにより塗料(神東塗料社製
のアクリル樹脂塗料、商品名アクリルラッカーNo、4
1、パーマネントブルー)を吹き付けた。 吹き付けて約10分後に、マスキング用フィルムを剥し
たが、付着した塗料はフィルムのコロナ放電処理面に強
固に接着し、塗料粉が舞い散ることはなかった。また、
このフィルムを両手で揉んでも、塗料は、はとんど剥れ
なかった。 [実施例2、比較例1〜4] 第1表に示すとおり、コロナ放電処理条件な種々変化さ
せた以外は実施例1と同様にして、ぬれ張力の異なる各
種ポリエチレンフィルムからなるマスキング用フィルム
を製造し、同様に、スプレーガンによる塗装試験を行な
い、フィルムに付着した塗料の剥れ状況を評価した。 なお、比較のために、コロナ放電処理をしていないポリ
エチレンフィルムについても、実験を行なった。また、
実施例1のフィルムについての評価も第1表に合わせて
示した。 〈評価基準〉 フィルムに付着した塗料の剥れ状況は、吹き付けて数分
後、次の5段階で評価した。 ××:マスキング用フィルムを被塗装物から手でゆっく
り剥しても、塗料粉が飛び散る。 ×:手で一気に剥したとき、塗料粉が飛び敗る。 Δ:塗料の付着面に僅かの衝撃を加えても、塗料が粉状
ないしフレーク状となって剥れてしまう。 ○:通常の作業では塗料は、剥れない、ただし、塗料付
着面を手で揉むと、フレーク状の塗料片が剥れる。 0:塗料は、フィルム面に強固に接着し、手で揉んでも
容易に剥れない。 第1表 (*1)通常の印刷用ポリエチレンフィルムのコロナ放
電処理の標準的数値 第1表から明らかなように1本発明のコロナ放電処理フ
ィルムは、塗料乾燥後に、塗料粉やフレークが剥れて飛
散することがないので、被塗装物の塗装面を汚したり、
作業環境を悪化させることはない。 【実施例3】 炭酸カルシウムを40重量%含有するポリエチレン・マ
スターバッチ(カルブ工業社製、商品名、2800−F
)100重量部に、ポリエチレン(出光石化社製、商品
名;エースポリマーHF−21D)100重量部を配合
した樹脂組成物を用い、実施例1と同様にインフレーシ
ョン成形法によって筒状のフィルムを成形した(厚さ1
5gm、折径270 m m ) @ このフィルムを実施例1と同様にして、コロナ放電処理
を行ない、ぬれ張力45ダイン/cmのフィルムを得、
同様に評価したところ、付着した塗料は、フィルム面に
強固に接着し、手で揉んでも容易に剥れなかった。 このコロナ処理を行なったフィルムで、塗料(神東塗料
社製のアクリル樹脂塗料、商品名;アクリルラッカーN
o、41.パーマネントブルー)を基材(ポリウレタン
樹脂製バンパー)に吹き付けた塗装面を覆い、そのまま
オーブンに入れて約80℃で45分間の加熱工程を2回
繰り返し、塗料を硬化させたところ、揮発成分によるく
もりの発生のない美麗な塗装面を得た。これにより、該
フィルムで塗装面をマスキングしたまま、塗料の加熱硬
化ができることが分かる。
本発明により、付着した塗料が乾燥後、表面から剥離し
て飛散し、塗装面を汚したり、凹凸や傷をつけたり、あ
るいは環境汚染を引き起こすことのない塗装マスキング
用フィルムを、コロナ放電処理という簡単な操作により
提供することができる。
て飛散し、塗装面を汚したり、凹凸や傷をつけたり、あ
るいは環境汚染を引き起こすことのない塗装マスキング
用フィルムを、コロナ放電処理という簡単な操作により
提供することができる。
Claims (2)
- (1)少なくとも片面がコロナ放電処理され、該コロナ
放電処理面が40ダイン/cm以上のぬれ張力を有する
ポリオレフィンフィルムよりなることを特徴とする塗装
マスキング用フィルム。 - (2)ポリオレフィンフィルムが、炭酸カルシウムを1
0〜25重量%含有するポリオレフィン樹脂組成物から
形成されたものである請求項1記載の塗装マスキング用
フィルム。(3)フィルムの幅方向の一端または両端の
コロナ放電処理面に、粘着テープの粘着剤層の一部がコ
ロナ放電処理面と重なるように、粘着テープが積層され
たものである請求項1または2記載の塗装マスキング用
フィルム。
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JPH0342066A true JPH0342066A (ja) | 1991-02-22 |
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