JP2005539127A - 整合性がある厚い縁部を有する、粗面用接着テープ - Google Patents

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Abstract

第1の側面および第2の側面を有するバッキングと、第1の側面の接着剤又は接着剤セグメントとを有し、縁部の接着剤が中央断面より厚い感圧接着テープが記載される。このようなテープは粗い表面にとりわけ有用である。また、第1の側面に被覆されている内側接着剤、接着剤が被覆されておらず、第1のセグメントを離間させている複数の第2のセグメント、および接着材(tacking)の第1の側面の縁部に被覆され、より厚い縁部接着剤を提供する縁部接着剤の第3のセグメントを有する接着テープも記載される。

Description

本発明は、粗く非理想的な表面に特に有用な接着テープに関し、本接着テープは整合性がある、より厚い(1つ又は複数の)縁部を有する。
箱封緘用テープなどの慣用的な接着テープは、バッキング層、接着剤層、および低接着性バックサイズ層(low adhesion backsize layer)(LAB)で形成されている。これらの感圧接着テープは、通常、感圧接着剤層がバッキング層の一方の主表面にバッキング層の幅全体にわたって被覆され、LAB層がバッキング層のもう一方の表面に被覆されるプロセスによって調製される。幾つかの好ましい接着剤には、天然ゴム又合成ゴムと接着付与樹脂とのブレンドを含むゴムベースの接着剤が挙げられる。スチレン−イソプレン−スチレンブロックコポリマーをベースにする接着剤が使用されることが多い。アクリレートベースの接着剤も使用される。
本発明は、テープの1つ又は複数の縁部に、テープの中央断面の他の点における接着剤塗膜又は接着剤層よりも厚い感圧接着剤(PSA)層を被覆又は他の方法で配置することにより得ることができる感圧接着テープを提供する。場合により、テープは、テープの1つ又は複数の縁部に発泡体若しくは整合性のある別の材料、又は材料の組合せのストリップを備え、その結果、テープの中央断面の他の点における接着剤塗膜又は接着剤層よりも厚い層が得られてもよい。また、テープは、その中央部位に、1つ以上の接着剤塗膜又はストリップを具有しても、又は具有していなくてもよい。更に、縁部の接着剤は、テープの中央断面の1つ又は複数の接着剤と同じ化学的組成を有しても、又は有していなくてもよい。更に、接着剤ストリップ上にパターンを形成することができる。パターンは、微細構造化又は他の手段で形成することができる。パターンは、不連続な表面に対するテープの整合性を増すことが意図されている。
従って、本発明は、第1の側面と第2の側面とを有するバッキング、およびバッキングの第1の側面に被覆されている接着剤を具備する接着テープであり、前記接着剤は、内側接着剤と縁部接着剤とを具備し、縁部接着剤は内側接着剤より厚い。
別の実施形態では、本発明は、第1の側面と第2の側面とを有するバッキング、バッキングの第1の側面に被覆されている内側接着剤の複数の第1のセグメント、接着剤が被覆されておらず、複数の第1のセグメントを離間させている複数の第2のセグメント、およびバッキングの第1の側面の縁部に被覆されている縁部接着剤の(1つ又は複数の)第3のセグメントを備える接着テープであり、縁部接着剤は内側接着剤より厚い。
慣用的なテープでは、接着剤層又は接着剤塗膜の厚さは、テープの断面全体で一定である。本発明では、その主な特徴は、テープの中央断面の接着剤塗膜又は接着剤層より厚い接着剤塗膜又は接着剤ストリップをテープの縁部に提供することである。この特徴によってテープは基材の表面に、より良好に整合することができ、このため、縁部の厚さが同じである慣用的なテープと同等の、又はそれよりも十分な縁部の封着と、基材に対する同等の、又はそれよりも大きい接着力が提供される。また、この特徴により、テープの縁部の接着剤ストリップはテープの中央部位の(1つ又は複数の)接着剤を太陽光、溶剤、又は(1つ又は複数の)内側接着剤の性能に影響を与え得る他の試剤から保護することができる。更に、本発明は接着剤縁部が厚いため、縁部が薄くマスキングが困難な表面である幅木のマスキングに最適である。
本発明の別の特徴は、マスキングテープの接着面に相当量の接着剤塗膜が被覆されているマスキングテープと比較して、より少ない被覆重量で粗い又は非理想的な基材に対する十分な接着力を示すマスキングテープを提供することである。
本発明の更に別の特徴は、本発明の接着テープが塗装、防水処理、船舶用ワニス塗装、アスファルトシーリング(black top sealing)、コンクリートシーリング、コンクリートおよび舗道の路面標識などの準備をするためのマスキングテープとして粗面に適用されるとき、粗面に十分に接着する接着剤を提供することである。このような作業の前に高圧空気又は水を使用して表面を清掃するとき、テープは接着した状態を維持する。
本発明の他の特徴は、非理想的な又は粗い表面に塗料又は塗液を適用する際、マスキングされた領域とマスキングされない領域との間に鮮明な境界線を提供する、粗い又は非理想的な基材用のマスキングテープを提供することである。
本発明は、感圧接着剤を有する接着テープ、特にマスキングテープである。本テープは、テープの縁部の両方に、テープの中央断面の他の点における接着剤塗膜又は接着剤層よりも厚い感圧接着剤(PSA)層を具有する。テープの縁部部分は縁部接着剤と称され、接着剤を具有するテープの中央断面は内側接着剤と称される。接着剤は両方とも化学的組成が同じであっても、又は異なってもよい。
粗い基材は、その接触点が接着するのに十分な面積を提供できないような表面を有する基材と定義される。例えば、セメントブロック、レンガ、仕上げ加工されていない裸の木材、およびスタッコなど、表面の空洞、空孔、穴、窪み又は不連続のため、接触点は全表面の一部だけである。
非理想的な基材は、例えば、幅木、窓枠、および戸枠などの、接着するのが困難な領域に配置されている基材と定義される。
図1および図2を参照すると、これらは、バッキングの一方側面全体が被覆され、縁部の接着剤部分がより厚い接着剤を有する前記実施形態を表しており、接着剤は同じであっても、又は異なってもよい。図1および図2は、バッキング12を有するテープ10を示し、バッキングは第1の側面14と第2の側面16とを有する。側面14には、接着剤の塗膜又はストリップが適用され、テープの1つ又は複数の縁部は、テープの中央断面20(内側接着剤)よりも厚い接着剤層18(端部接着剤)を有する。一実施形態では、縁部接着剤は、内側接着剤より少なくとも25%厚くてもよい。典型的には、縁部接着剤は、幅約0.01〜約5cm、厚さ約5〜約50mm(2〜約20ミル)とすることができる。
本発明の第2の実施形態では、接着剤のセグメントを有する接着テープが提供される。セグメントは、任意の別個の部分と定義される。セグメントには、ドット、斑点、およびストライプが挙げられ、任意の形状を有することができる。ストライプは細長い帯である。これは連続していても又は不連続であってもよい。これは直線状であっても又は非直線状(環状又は湾曲)であってもよい。
この実施形態は、バッキング12と側面14および16を有するテープ10を示す図3および図4を参照することによって最もよく説明される。側面14では、接着剤を具有するセグメントは18および20である。複数の第1のセグメントは20と示され、内側接着剤である。複数の第2のセグメントは、接着剤がないこと、即ち、図3および図4の20と18との間の空間によって表されている。これらの第2のセグメントは、接着剤が被覆されておらず、図示されるように、第1のセグメントから明瞭に離間されている。テープの縁部の(1つ又は複数の)第3のセグメントは、内部接着剤20より明瞭に厚く見える縁部接着剤18である。
この実施形態でも、接着剤は同じであっても、又は異なってもよい。
整合性があり、厚い接着剤縁部を有する本発明は、粗面用のマスキングテープとして特に有用である。本発明を使用すると、より少ない接着剤で、慣用的なテープ(例えば、100%の接着剤で100%の接着力が提供される)より大きい接着力が得られる。
バッキング層は、特定のテープのバッキング層に使用される既知の任意の材料とすることができる。例えば、バッキング層は、(単一の組成物又は材料のブレンドとすることができる)任意の材料、又は、例えば、ダクトテープ、電気テープ、金属テープ、およびマスキングテープなどのテープに使用される材料の層である。バッキング層は、例えば、布、紙、金属箔、又はプラスチックフィルムとすることができる。好適な紙バッキングには、飽和又は不飽和の平面紙(flatstock)およびクレープ紙が挙げられる。好適なプラスチックフィルムバッキングには、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリプロピレンとポリエチレンとのコポリマー、ポリエステル、および酢酸ビニルが挙げられる。ポリプロピレンは、キャストフィルム、一軸配向ポリプロピレン(MOPP)、二軸配向ポリプロピレン(BOPP)、又は同時二軸配向ポリプロピレン(SBOPP)とすることができる。バッキング材料は、コンポスト化可能なもの、分解性のもの、着色されたもの、印刷可能なもの、印刷されたものとすることができ、異なる表面組織を有するもの、又はエンボス加工されたもの、又は伸張性のものとすることができる。
接着剤は、実際上、どのような接着剤であってよい。接着剤には、ホットメルト被覆配合物、転写被覆配合物、溶剤被覆配合物、およびラテックス配合物、並びに、積層、熱活性化および水活性化接着剤、および結合剤を挙げることができる。本発明に有用な接着剤には、全ての感圧接着剤が挙げられる。感圧接着剤は、強力で永続するタック、指圧以下での接着、および被着体への十分な保持能力を含む特性を有することが周知である。本発明に有用な接着剤の例には、ポリアクリレート、ポリビニルエーテル、ジエンゴム(天然ゴム、ポリイソプレン、およびポリブタジエンなど)、ポリイソブチレン、ポリクロロプレン、ブチルゴム、ブタジエン−アクリロニトリルポリマー、熱可塑性エラストマー、ブロックコポリマー(スチレン−イソプレンおよびスチレン−イソプレン−スチレン(SIS)ブロックコポリマー、エチレン−プロピレン−ジエンポリマー、およびスチレン−ブタジエンポリマーなど)、ポリ−α−オレフィン、無定形ポリオレフィン、シリコーン、エチレン含有コポリマー(エチレン酢酸ビニル、エチルアクリレートおよびエチルメタクリレートなど)、ポリウレタン、ポリアミド、エポキシ、ポリビニルピロリドンおよびビニルピロリドンのコポリマー、ポリエステル、並びに、これらの混合物およびブレンド(連続相又は不連続相)の一般的な組成物をベースにするものが挙げられる。更に、接着剤は、接着付与剤、可塑剤、フィラー、酸化防止剤、安定剤、顔料、拡散体、硬化剤、繊維、フィラメント、発泡剤、および溶剤などの添加剤を含有することができる。ホットメルト型接着剤は、縁部接着剤として、および接着剤セグメントに好ましい。また、各接着剤セグメントは複数の構成成分の連続相で構成することができる、即ち、単一のセグメント中に、異なる材料が並列して存在することができる。また、接着剤は、任意に、既知の任意の方法で硬化することができる。
本発明の任意選択的な実施形態は、感圧接着剤の一部として発泡体ストリップ又はフィルムを使用することである。発泡体ストリップは、接着剤で固定されているテープの1つ又は複数の縁部に、又は内側接着剤の一部として、又はバッキングの前面全体を連続層又は不連続層として被覆する接着剤層として適用されてもよい。バッキングの第1の側面に発泡体を載置する別の方法は、それ自体がバッキングに、および最終接着剤層に結合できる発泡接着剤を予め形成する方法である。発泡体ストリップを調製する更に別の方法は、発泡材のバッキングを連続層又は不連続層に使用して接着テープを調製する方法である。接着テープはストリップに切断され、最終テープのバッキングに適用される。次いで、最終接着剤が、発泡体の剥き出しの側面を被覆するように適用される。特定の実施形態では、発泡体ストリップは、テープのバッキングの第1の側面の縁部に具備されるため、発泡体ストリップを取付ける接着剤層と共に、縁部はテープの中央部位よりも厚い。特に有用な発泡体ストリップは、閉鎖セル型ポリエチレンフォームである。
有用な感圧接着剤の全般的な説明は、ポリマー科学および工学百科事典、13巻、ウィリー・インターサイエンス出版(ニューヨーク、1988年)(Encyclopedia of Polymer Science and Engineering, Vol.13,Wiley−Interscience Publishers(New York,1988))に見ることができる。有用な感圧接着剤の説明は、更に、ポリマー科学および技術百科事典、1巻、インターサイエンス出版(ニューヨーク、1964年)(Encyclopedia of Polymer Science and Technology, Vol.1,Interscience Publishers(New York,1964))に見ることができる。
必要に応じて、既知の任意の低接着性バックサイズ層(以下LAB)材料を使用することができる。LAB層に好適な材料には、ポリウレタン、シリコーン、フルオロケミカル、アクリレート、ポリ酢酸ビニル、およびこれらの組合せが挙げられる。バッキング層に対する接着剤層の接着力を増大させるプライマーなど、他の数多くの層をテープに追加することができる。また、印刷物を接着剤の下のバッキング層の第1の側面に、又は、任意のLAB層の下、中、若しくは上のいずれかのバッキング層の第2の面に配置することができる。この印刷物は、宣伝、指示書、又は他の情報とすることができる。テープは、消臭剤、香料、静電防止材、画像形成および表示材料、並びに被包化された清掃用化学物質などの様々な添加剤を含有することができる。また、火炎処理、火炎穿孔(flame perforation)、コロナ処理、および粗面化によってバッキング層を改質することができる。
図3および図4に示される実施形態では、接着剤は、狭いレーン又はセグメント20および18に適用されており、それより狭く、被覆されていないセグメントによって離間されている。被覆されている接着剤セグメント20および18は、幅1.27cm(0.50インチ)とすることができ、被覆されていないセグメントは、幅0.025cm(0.010インチ)とすることができ、ストリップの幅と、被覆されていないレーンの幅との比は50:1になる。この比は2:1のように低くすることができ、幾つかの実施形態では、この比を更に低くすることができるか、又はストリップの幅を被覆されていないレーンの幅より狭くすることができる。この比は、約2:1〜約10:1まで変わり得る。一実施形態では、15.24cm当り100セグメント(6インチ当り100セグメント)が存在する。また、それよりも多くの、又はそれよりも少ないセグメントを使用することもできる。
被覆重量と加工条件(被覆プレートのオリフィス間の距離、および以下に検討されるセグメント平坦化の程度など)に応じて、接着剤セグメントの幅は、0.01〜1.0cmの範囲とすることができ、接着剤の隣接するセグメント間のバッキングの被覆されていない部分の幅は、1.0cm〜0.0cmの範囲とすることができる。
テープに被覆した後、接着剤セグメントを平坦化してもよい。平坦化は、例えば、以下に更に詳細に説明されるローラーニップを使用して実施することができる。一実施形態では、平坦化された接着剤セグメント20は、互いに接触し(被覆されていない部分の幅が0である)、波形の外観を作り出し、テープ10の性能特性を変えることができる。
使用される接着剤セグメント20および18のパターンと幅に応じて、本発明のセグメント化されたテープ10は、使用する接着剤の量を著しく低減することができる。この低減は約10〜20%であるが、30%とすることもできる。これによって、独自の視覚的に刺激する製品が提供されるだけでなく、テープの製造コストが低減する。畝のあるパターンは、テープに補強されている外観を提供する。別の利点は、接着剤で完全に被覆されているテープの場合のように、接着剤の被覆中に発生する場合があるすじによって、テープの外観が損なわれないことである。
本発明の接着テープは、多くの方法によって調製されてもよい。1つの方法では、慣用的なテープが使用され、押出し又は類似の手段で接着剤のストリップを追加することによって、その1つ又は複数の縁部に接着剤が追加される。別の方法は、剥離紙上に接着剤層を被覆した後、接着剤層の縁部をそれ自体の上に折り重ね、接着剤縁部の厚さ(折り重ねる方法に応じて、元の厚さの何倍かになり得る)を増大する方法である。本発明を製造する別の方法は、オリフィスが開放されているダイを使用して接着剤を押出し、テープの所望の領域(縁部など)に接着剤を堆積させる方法である。更に別の方法は、バッキングに厚い接着剤層を被覆し、接着剤の厚さを調整するのに使用できるエンボスロールを使用して、テープに接着剤を所望のように分配し、本明細書に記載されるものなどのテープを得る方法である。
慣用的なテープでは、接着材層の厚さはテープの断面全体で一定であり、このため、テープが基材に圧着されるとき、テープを配置するのに使用される力は、テープの広い面積に分配される。しかし、本発明は、縁部に、又は接着剤が集中しているところであればどこでも、その力を集中させることができる。従って、縁部に力を集中させることにより、接着剤が基材表面の空洞および窪みに更に圧入され易くなり、そのため、更に十分な縁部の封着と、接着剤の基材に対する更に十分な結合又は接着力が得られる。
十分な縁部の封着が所望される状況では、均一な厚い接着剤層を有するテープが実現性のある手法となり得る。しかし、本発明は同じ厚さの慣用的なテープと同等に十分な、又はそれよりも十分な封着と接着力を提供するため、接着剤の量の節約が想到される。
本発明の特に有用な用途は、非理想的な基材の塗装時である。塗装工は、幅木にマスキングテープを適用しなければならないことが多いが、幅木の縁部は薄いため、そうすることが困難であり、このため従来のテープでは接触面積が少ないため接着が困難である。この問題を解決するため、強力なテープ又は厚い接着剤を有するテープが好ましい。しかし、本発明は、接着剤の縁部がより厚いため、この問題に対して慣用的なテープよりも改善された解決法を提供する。
また、特定の用途では、特定の領域をマスキングし、他の領域は清掃するためマスキングしない状態にしておくことが望ましい。それらの幾つかの状況では、空気又は水の高圧噴射を使用して表面を清掃し、慣用的なテープを使用して所望の領域をマスキングする。それにも関わらず、空気又は水の噴射が慣用的なテープの縁部に向けられるとき、テープが表面から剥離する。本発明に記載のテープは、この問題に対処する。
本発明の別の利点は、テープの縁部に接着剤を使用し、テープの中央断面の(1つ又は複数の)接着剤を保護する能力である。例えば、クラトン(KRATON)(商標)およびゴムベースの接着剤などの低コストの接着剤には、煉瓦やセメントブロックなどの粗い表面に十分に接着するが、太陽光に暴露されると分解するか又は基材に移行するものがある。本発明により、紫外線に安定な接着剤をテープの縁部に使用すると共に、テープの中央断面にそれらの接着剤を使用することができる。このため、本発明により、紫外線に対する抵抗性があり、且つ、紫外線に安定な接着剤のみで製造されたテープよりも低コストになる可能性があるテープを構成することができる。
このテープ構成の更に別の利点は、同じ種類の接着剤を備える従来のテープに対して得られる接着力パーセント(100%接着剤、100%接着力)より高率の接着力を有することである。例えば、従来のテープの接着剤の50%を含有し、接着剤塗膜厚さが同じである本明細書に記載のテープの接着力は、従来のテープの接着力の50%であると期待される。しかし、本発明に記載のテープの接着力は、期待されるものより大きくない場合でも、少なくともそれに等しい。この結果、接着剤がより有効に利用される。
本発明は、塗料マスキング用途を想到されているが、下記の実施例は本発明を説明することを意図しており、本発明の限定を意図するものではない。
実施例1
長さ50cm、幅2.54cmのマスキングテープストリップを以下のように調製した。まず、ポリ−α−オレフィン(PAO)接着剤層をダイから1枚の剥離紙上に押出した。押出された接着剤層は、厚さ0.023cm(6ミル)、幅約15.24cmであった。次いで、剥離紙上の押出された接着剤を長さ50cmの片に切断し、接着剤側を上にして平坦な表面上に置いた。接着剤層を2枚の剥離ライナー片で「サンドイッチする」ように、露出した接着剤を1枚の新しい剥離ライナー片で被覆した。スリッター(互いに0.3175cm離間されている2枚の剃刀刃を備えるナイフ)の補助で、幅0.3175cm、長さ50cmの接着剤ストリップに切断した。図5は、スリットするプロセスを表す。
表1のテープサンプルの製造に使用される各接着剤ストリップは、テープの幅の8分の1であった。このため、4本の接着剤ストリップ(各縁部に1本の接着剤ストリップ、および中央に均一な間隔で配置されている2本のストリップ)を備えるBと標識されたテープでは、接着剤の量は、基準テープAの接着剤の量の1/2(4×1/8)となる。同様に、接着剤ストリップを2本だけ(テープの各縁部に1本の接着剤ストリップ)備えるDと標識されたテープでは、接着剤の量は、基準テープAの接着剤の量の1/4(2×1/8)となる。更に、Dと標識されたテープは、厚さ0.038cmの閉鎖セル型ポリエチレンフォームのストリップを備えた。テープの縁部に発泡体ストリップを配置する前、発泡体ストリップを所定の場所に保持するため、厚さ0.003cmのアクリル転写接着剤のストリップをテープの縁部に適用した。次いで、厚さ0.023cmの接着剤ストリップを発泡体ストリップの上に配置した。各接着剤の厚さ内にある残りのテープサンプル間には類似の関係がある。
紙の全幅2.54cmおよび長さを接着剤で被覆することにより、対照マスキングテープを調製した。幅2.54cmのストリップは、一方側の剥離紙を除去し、紙バッキングに押付けることによって、ローム・アンド・ハース(Rohm and Haas)製のサーフェン2024Bプライマー(Serfene 2024B Primer)でプライマー処理された幅2.54cmのポリエチレンフィルムバッキングに適用された。これは、表1にA1層の対照サンプル又は基準サンプルと識別される基準サンプルである。接着剤ストリップがフィルムに十分に結合することを確実にするため、セメントブロックに対する接着力の試験方法に記載されている1.68+/−0.37kgの鋼製シリンダをテープサンプル上で移動させ、接着剤とプラーマー処理したフィルム間の十分な接触を確実にした。FおよびK対照のように厚さを2倍および4倍にするため、2.54cmのバッキングの全幅をそれぞれ、2層および3層の接着剤で被覆した。別個の接着剤ストリップを有するサンプルを製造するため、剥離紙を除去して接着剤を露出させ、2.54cmのバッキングの適切な領域に0.3175cmのストリップを追加することによって、幅0.3175cmの接着剤ストリップを適用し、サンプルB、C、DおよびEを製造した。これを繰返し、サンプルG、H、I、J、KおよびLの数層の接着剤ストリップを製造した。
表1
Figure 2005539127
実施例2
この実施例は、塗料マスキング特性試験を記載する。
セメントブロック(19cm×40cm×3.8cm、ミネソタ州セントポール、メナーズ又はホーム・ディーポー・ハードウェア・ストアー(Menards or Home Depot Hardware Stores,St.Paul,MN))を作業台の上に平らに置き、標準の塗料刷毛で埃とくずを除去した。プライマー(プレップ・ライト・ラテックス・プライマー600−7447ホワイトB28 W200(Prep Rite Latex Primer 600−7447 White B28 W200)、ミネソタ州セントポール、シャーウィン・ウィリアムズ製(Sherwin Williams,St.Paul,MN))をセメントブロックの上部表面全部に適用した。プライマーを一晩乾燥させた。実施例1の幅2.5cm×長さ25cmの平行なマスキング試験ストリップをプライマー処理したブロックの幅に適用した。各ストリップをブロック上に置いた後、試験テープ上に、毎分約305cmの速度で2回鋼製ロールを通過させた。鋼製シリンダーは、幅3.5cm、直径14.0cmであり、裸のステンレス鋼製であった。表面は正確な円柱であり、ローラーの重量は5040gであった。ストリップ間に約0.635cmの間隔を空けた。各試験ストリップについてこれらの段階を繰り返し、ブロック上でそれらを識別するため、サンプル番号を記した。
メナーズ・ハードウェア・ストアー(Menards Hardware Store)の標準の塗料刷毛を使用して、ラテックス塗料(ピッツバーグ・ペイント・セミグロス・ラテックス78−851ブラック(Pittsburgh Paints Semi−gloss Latex 78−851 Black))を適用し、プライマー処理したブロックの露出領域を全て被覆した。塗料を一晩乾燥させた。ストリップをブロックから除去した。ブロックを目視検査し、様々な試験マスキングストリップで得られる見切り線の質を評価した。
見切り線の質(鮮明度)を特性評価するため、塗装したセメントブロックの幅10cmの中央部位、即ち、各試験テープに対して長さ10cmの見切り線2本を選択した(各テープは、その上を塗装されるとき、2本の見切り線(各縁部に1本)を作り出すため、2本の見切り線)。次いで、見切り線のベースから塗料の隆起又は突出の数を数え、それぞれを3つの部類、即ち、0〜0.15cm、0.15〜0.3cm、又は>0.3cmの1つに入れて報告した。隆起を分類した後、各部類に対して加重値(点数)が割り当てられた。0〜0.15cmの部類の隆起には、それぞれ1点が割り当てられ、0.15〜0.3cmの部類の隆起には、それぞれ3点が割り当てられ、>0.3cmの部類の隆起には、それぞれ5点が割り当てられた。
このシステムを使用して、評価基準、即ち、完全な見切り線、0点、および最悪の見切り線が確立された。最悪の見切り線では、点数は、(20cm/0.15cm)×6点=667点であった。このシステムを用いて、各テープ構成の平均点数を推定した。
各見切り線の点数は、実際、見切り線がどれ程悪いかを、又は完全な見切り線からの逸脱を示唆するため、これによって、各見切り線の「鮮明度」又は「完全さ」の程度を推定することができた。計算は以下のように行った。
見切り線の鮮明度%=[1−平均点数/667]×100
試験テープで作り出される見切り線の評価を表2に要約する。その結果から、各接着剤の厚さについて縁部の接着剤がより厚いテープサンプルでは、慣用的なテープ構成(連続した接着剤層を有するもの)で作り出されるものよりも優れた見切り線を作り出し、見切り線の評価が良くなる、即ち、見切り線の鮮明度が高くなることが分かる。縁部に発泡体のストリップと接着剤ストリップを備えるテープについて、類似の結果が得られた。これは本発明の利点の1つである。
表2
Figure 2005539127
実施例3
この実施例は、実施例1のマスキング試験テープのセメントブロックに対する接着力を決定するために実施される試験を記載する。この試験では、実施例2で使用されるものと同様の裸のセメントブロックを使用した。まず、標準の塗料刷毛でセメントブロックを清掃し、次いで微量の埃を除去するため湿ったタオルで清掃した。ブロックを温度と湿度が一定(70Fおよび相対湿度50%)の室内で一晩放置した。
セメントブロックに対するテープサンプルの接着力を試験するため、セメントブロックの(汚れや亀裂がない)幅3cm、長さ30.5cmのストリップを選択した。テープサンプルをセメントブロックのこの領域に適用した。これは、試験テープが全て同じ試験領域に適用されることを確実にするために行われ、このようにして、セメントブロックの表面の変化によるセメントブロックに対する接着力の変化を最小限にした。
セメントブロックに対するテープサンプルの接着力を評価するため、長さ30.5cm×幅2.5cmのストリップ試料を実施例1のマスキングテープから切取った。操作者は、試料を一方の手に保持し、試料の長縁部がブロックの長辺に平行になり、試料の一端がブロックの一端に位置決めされるように、試料を試験ブロック上に、および選択された試験領域上に位置決めした。セメントブロックに既に接着されている試料の端部から開始し、もう一方の端部を空いている方の手で保持しながら、鋼製ロールを手動で通過させた。ローラーで適用できるように、張力を保った。シリンダの運動は、前後に毎分約305cmの速度であった。鋼製シリンダは、直径8.25cm、厚さ4.44cmであり、ショアスケールのデュロメータ硬さが80+/−5であった。表面は真の円柱であり、ローラーの重量は1.68+/−0.37kgであった。
スウィング−アルバート引張試験機、225−1型(Thwing−Albert Tensile Tester,Model 225−1)を使用して、12インチ/分でセメントブロックに対する180°接着力を決定した。試験は、鋼TM−613に対する(インストロン(Instron))接着力に記載された。剥離試験機の「バック」ボタンを押して、ヘッドを試験モードに位置決めした。引張試験機の移動ヘッドに係合されるL字形フックにテープの端部を取付け(180°剥離を可能にする)、テープに幾らか張力が掛かっているようにパネルからそれを約2.5cm剥離させた。運動を開始させた。(この段階は、試験が有効になるように、圧着の完了の1分以内に開始した。)
試験は約23+/−2℃、および相対湿度50+/−5%で実施した。剥離速度は、12インチ/分であった。剥離試験の長さは30秒、予備剥離時間(Pre−peel time)は2秒、剥離距離は約15.24cmであった。
セメントブロックに対する接着力試験の結果は表2に記載されている。この表中、テープストリップの標識は、表1の標識に対応する。
各接着剤厚さの基準テープ、即ち、接着剤で幅全体が被覆された、慣用的なテープ構成を示すテープサンプルに対する各テープの接着力%を計算した。本明細書に記載される実施例では、3つの評価基準を使用した。評価基準1、この評価基準はAと標識されるテープサンプルによって表され、幅全体が連続した1層の接着剤で被覆されているテープサンプルであった。評価基準2は、Fと標識されるテープサンプルによって表され、テープの幅全体が、重なり合う連続した2層の接着剤(即ち、1の接着剤厚さの2倍)で被覆されているテープサンプルであった。評価基準3は、Kと標識されるテープサンプルによって表され、テープの幅全体が、重なり合う3層の接着剤(即ち、1の接着剤厚さの3倍)で被覆されているテープサンプルであった。
表2に示される結果から、2、3又は4本のストリップを備える試験サンプルの接着力は、対応する接着剤厚さを具有する基準テープの対応するサンプルより高い接着力%を有することが明瞭に実証される。対応する基準テープに対して、所与のテープサンプルでは、接着剤の量に比例する量の接着力が期待されるため、これは期待されていなかった。換言すれば、対応する基準テープ(同じ接着剤および同じ接着剤厚さ)の接着剤の量の25%を有するテープでは、対応する基準テープの25%の接着力が期待された。この結果から、本発明で接着力が増大することが明瞭に分かる。
前記結論に対する1つの例外は、Eと標識されるテープサンプルであった。このテープの接着力%は、対応する基準テープAの接着力より低かった。これは、発泡体が接着剤より硬く、テープの中央部位の接着剤がセメントブロックに接着できなかったということによって説明できるが、しかし、この構成に対応する見切り線の鮮明度は最も高いものの1つであった。
本発明の一実施形態の接着マスキングテープの断面図である。 本発明の別の実施形態の接着マスキングテープの断面図である。 本発明の別の実施形態の接着マスキングテープの断面図である。 本発明の更に別の実施形態の接着マスキングテープの断面図である。 スリットする前の幅の広い接着テープの断面図である。

Claims (22)

  1. 第1の側面と第2の側面とを有するバッキング、および
    前記バッキングの前記第1の側面に被覆される接着剤であって、内側接着剤と縁部接着剤とを備え、前記縁部接着剤が前記内側接着剤より厚い接着剤、
    を備える接着テープ。
  2. 前記テープがマスキングテープである、請求項1に記載のテープ。
  3. 前記縁部接着剤が、前記内側接着剤より少なくとも約25%厚い、請求項1に記載のテープ。
  4. 前記縁部接着剤と前記内側接着剤が感圧接着剤である、請求項1に記載のテープ。
  5. 前記縁部接着剤と前記内側接着剤が同じである、請求項1に記載のテープ。
  6. 前記縁部接着剤と前記内側接着剤が異なる、請求項1に記載のテープ。
  7. 前記縁部接着剤が、ホットメルト型接着剤である、請求項6に記載のテープ。
  8. 前記縁部接着剤が、紫外線に安定な接着剤である、請求項6に記載のテープ。
  9. 前記縁部接着剤の幅が、約0.01〜約5cmである、請求項1に記載のテープ。
  10. 前記縁部接着剤の厚さが、約5〜約50mmである、請求項1に記載のテープ。
  11. 前記接着剤が、接着剤層間に発泡材を更に備える、請求項1に記載のテープ。
  12. 前記バッキングの前記第2の側面に低接着性バックサイズ層を更に備える、請求項1に記載のテープ。
  13. 前記縁部接着剤上に形成されているパターンを更に備える、請求項1に記載のテープ。
  14. 第1の側面と第2の側面とを有するバッキング、
    前記バッキングの前記第1の側面に被覆されている内側接着剤の複数の第1のセグメント、
    接着剤で被覆されていない複数の第2のセグメントであって、前記複数の第1のセグメントを離間させている複数の第2のセグメント、および
    前記バッキングの前記第1の側面の1つ又は複数の縁部に被覆されている縁部接着剤の1つ又は複数の第3のセグメント、
    を備える接着テープであって、前記縁部接着剤が前記内側接着剤より厚い接着テープ。
  15. 前記縁部接着剤と前記内側接着剤が感圧接着剤である、請求項14に記載のテープ。
  16. 前記縁部接着剤と前記内側接着剤が同じである、請求項14に記載のテープ。
  17. 前記縁部接着剤と前記内側接着剤が異なる、請求項14に記載のテープ。
  18. 前記第1のセグメントおよび前記第3のセグメントの幅と、前記第2のセグメントの幅との比が2:1〜10:1の範囲であり、前記第1のセグメントおよび前記第3のセグメントの幅が0.01〜1.0cmの範囲であり、前記第2のセグメントの幅が1.0〜0.0cmの範囲であり、前記第2のセグメントの幅が0.0cmのとき、隣接する前記第1のセグメントと前記第3のセグメントは互いに接触し、不均一な様々な厚さを有するコーティングを形成する、請求項14に記載のテープ。
  19. 前記縁部接着剤が、接着剤層間に発泡材を更に備える、請求項14に記載のテープ。
  20. 前記バッキングの前記第2の側面に低接着性バックサイズ層を更に備える、請求項14に記載のテープ。
  21. 前記第1のセグメントおよび前記第3のセグメント上に形成されているパターンを更に備える、請求項14に記載のテープ。
  22. 前記テープがマスキングテープである、請求項14に記載のテープ。
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