JPH0118215Y2 - - Google Patents

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JPH0118215Y2
JPH0118215Y2 JP1983002346U JP234683U JPH0118215Y2 JP H0118215 Y2 JPH0118215 Y2 JP H0118215Y2 JP 1983002346 U JP1983002346 U JP 1983002346U JP 234683 U JP234683 U JP 234683U JP H0118215 Y2 JPH0118215 Y2 JP H0118215Y2
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JP
Japan
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tape
guide member
parting
flat
guide
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JP1983002346U
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JPS59110065U (ja
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  • Adhesive Tape Dispensing Devices (AREA)
  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案はツートーン塗装における境界線見切り
テープ貼付具に関する。
自動車ボデの塗装においては、美感の向上のた
めの一つの手段としてボデを2色またはそれ以上
の色に塗り分ける、いわゆるツートーン塗装が行
なわれている。
このツートーン塗装は通常ボデのうえに第1色
目の塗装を施し、この第1色目の塗装のうえに重
ねて部分的に第2色目の塗装を施すことによつて
行なわれるが、第1色目の塗装と第2色目の塗装
の境界の形成には見切りテープが使用される。す
なわち第1色目の塗装上に見切りテープをその一
側縁が第2色目の塗装との境界線上にくるように
貼着し、しかるのち第2色目の塗装を施し、つい
で見切りテープを剥離することによつて第1色目
の塗装と第2色目の塗装との境界線を明確に形成
している。
ところで第1図に示されるごとく、ボデ1に段
差があり、ボデ1が第1の平坦部2、段部3およ
び第2の平坦部4からなるばあいにおいて、平坦
部2の面と段部3の面との交線上に第1色目の塗
装5と第2色目の塗装6との境界線7を形成しよ
うとすれば第1色目の塗装5のうえに見切りテー
プ8をその一側縁が前記境界線7に沿うように貼
着し、そののち第2色目の塗装6を施さなければ
ならない。しかし、従来の見切りテープ貼付具を
用いては見切りテープ8を前記のごとく貼着する
ことができない。
本考案は前記の点に鑑みて、段差のあるボデに
ツートーン塗装を施す際に段部に境界線を形成し
うるように見切りテープを貼着できる見切りテー
プ貼付具を提供するにある。
すなわち本考案は、第1の平坦部およびこれか
ら段部を介して持上つている第2の平坦部を有す
る被塗物に、前記第1の平坦部と前記段部との境
界近傍を境界線とするツートーン塗装を施す際
に、見切りテープをその一側縁が前記境界線に沿
うように前記第1の平坦部に貼着するために使用
する見切りテープ貼付具であつて、一定の間隔を
おいて相互に脱着自在に固定されている、下面が
前記第1の平坦部に対応するガイド面を構成して
いる平板状の第1のガイド部材および断面L字形
状の部材であつて、その立上り部が第1のガイド
部材に対向し、その水平部の裏面が少なくとも前
記段部に対応するガイド面を構成している第2の
ガイド部材、第1のガイド部材と第2のガイド部
材との間に設けられている、見切りテープを送り
出すためのテープ送り出し部および送り出された
見切りテープを塗装面に押圧するためのテープ押
え部からなり、前記第2のガイド部材の前記段部
に対応するガイド面が当該段部の形状に合致する
ように形成されてなり、前記第2のガイド部材の
ガイド面を前記段部に当てこれに沿わせて移動さ
せることによつて見切りテープをその一側縁が前
記境界線に沿うように前記第1の平坦部に貼着す
るように構成したツートーン塗装における境界線
見切りテープ貼付具に関する。
つぎに図面に基づいて本考案を説明する。
第2図は本考案の見切りテープ貼付具の一実施
例を示す分解斜視図、第3図は組立てた状態を示
す斜視図、第4〜5図はそれぞれ前記実施例の見
切りテープ貼付具を用いて見切りテープを貼着す
る状態を示す概略説明図である。
図面において、10および20はそれぞれ第1
のガイド部材および第2のガイド部材である。第
1のガイド部材10は平板状であり、その下面は
ボデ1の第1の平坦部2の塗装面と接触するガイ
ド面11を構成している。第2のガイド部材20
は断面L字形状の部材であつて、第1のガイド部
材10に対抗する立上り部21とその裏面がボデ
1の段部3および第2の平坦部4の塗装面と接触
するガイド面23を構成する水平部22とからな
る。前記第2のガイド部材20の段部3に対応す
るガイド面は段部3の形状に合致するように形成
されている。
ガイド部材10とガイド部材20との間には見
切りテープのロールを装着するためのテープロー
ルセツト用ローラ30、見切りテープを塗装面に
押圧するためのテープ押えローラ31、見切りテ
ープを押圧するための押え部33を有するテープ
押えバネ部材32がこの順序に配置される。
ガイド部材10にはテープロールセツト用ロー
ラ30を装着するためのボルト40、テープ押え
ローラ31を装着するためのボルト41、および
テープ押えバネ部材32を装着するためのボルト
42がそれぞれ固着されている。ガイド部材10
にはさらにガイド部材10とガイド部材20を相
互に固定するためのボルト43が固着されてい
る。ガイド部材20の立上り部21にはそれぞれ
ボルト40,41,42,43の先端部を挿通す
るための孔50,51,52,53が設けられて
いる。
テープロールセツト用ローラ30に見切りテー
プ34のテープロール35を装着し、ボルト4
0,41,42,43の先端部をそれぞれ孔5
0,51,52,53に挿通し、ナツト60,6
1,62,63を螺入することによつてガイド部
材10とガイド部材20とが一定の間隔を保つて
相互に着脱自在に固定される。
テープロール35から見切りテープ34を巻き
戻し、その一端を第1色目の塗装5上に貼着し、
ついで本考案の見切りテープ貼付具を第4図の矢
印の方向に滑らせるとテープロール35から見切
りテープ34が巻き戻され、巻き戻された見切り
テープ34はテープ押えバネ部材32のテープ押
え部33およびテープ押えローラ31で順次押圧
されて第1色目の塗装5のうえに貼着されてい
く。
第1のガイド部材10のガイド面11と第2の
ガイド部材20の水平部22のガイド面23の平
坦部とはボデ1の第1の平坦部2と第2の平坦部
4の間の段差と同じ段差を有するようにされてい
る。そして第2のガイド部材20の立上り部21
の下端部はボデ1の段部3の形状に対応して断面
楔形状に形成されており、その稜線24が第1の
ガイド部材10のガイド面11と同一水平面上に
なるようにされている。
前記構成の見切りテープ貼付具を、その第1の
ガイド部材10のガイド面11がボデ1の第1の
平坦部2の第1色目の塗装5のうえにのるよう
に、第2のガイド部材20のガイド面23の平坦
部がボデ1の第2の平坦部4の第1色目の塗装5
のうえにのるようにおいてボデ1の段部3に沿わ
せて移動させると、第2のガイド部材20の稜線
24がボデ1の第1の平坦部2の面と段部3の面
との交線上を移動し、その結果見切りテープ34
はその一側縁がボデ1の第1の平坦部2の面と段
部3の面との交線に一致して貼着される。
前記のごとくして見切りテープ34を貼着した
のち第2色目の塗装6を施し、ついで見切りテー
プ34を剥離すると、第1色目の塗装5と第2色
目の塗装6との境界線7がボデ1の第1の平坦部
2の面と段部3の面との交線上に明確に形成され
る。
このように本考案の見切りテープ貼付具は、第
2のガイド部材20のガイド面23がボテ1の段
部3の形状に合致するように形成されているか
ら、該ガイド面23を段部3に当てることによつ
てその位置決めができる。それゆえ別途案内治具
を用いることなく見切りテープ貼付具でけでテー
プを貼着し、段差のある塗装面の段部の部分に境
界線を形成できるので有利である。
第1のガイド部材10および第2のガイド部材
20は塗装面を傷つけないようなものであればよ
く、合成樹脂、硬質ゴム、金属(その表面を樹脂
などでライニングしておく)などでつくられる。
滑り性がわるいばあいはガイド面に樹脂メツキを
施すか、フイルムを貼合せてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は段差のある塗装面にツートーン塗装を
施すばあいの状態を示す断面図、第2図は本考案
の見切りテープ貼付具の一実施例を示す分解斜視
図、第3図は組立てた状態を示す斜視図、第4〜
5図はそれぞれ第2〜3図に示される実施例の見
切りテープ貼付具を用いて見切りテープを貼着す
る状態を示す概略説明図である。 図面の主要符号、10:第1のガイド部材、1
1:ガイド面、20:第2のガイド部材、21:
立上り部、22:水平部、23:ガイド面、2
4:稜線、30:テープロールセツト用ローラ、
31:テープ押えローラ、32:テープ押えバネ
部材、34:見切りテープ、35:テープロー
ル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1の平坦部およびこれから段部を介して持上
    つている第2の平坦部を有する被塗物に、前記第
    1の平坦部と前記段部との境界近傍を境界線とす
    るツートーン塗装を施す際に、見切りテープをそ
    の一側縁が前記境界線に沿うように前記第1の平
    坦部に貼着するために使用する見切りテープ貼付
    具であつて、一定の間隔をおいて相互に脱着自在
    に固定されている、下面が前記第1の平坦部に対
    応するガイド面を構成している平板状の第1のガ
    イド部材および断面L字形状の部材であつて、そ
    の立上り部が第1のガイド部材に対向し、その水
    平部の裏面が少なくとも前記段部に対応するガイ
    ド面を構成している第2のガイド部材、第1のガ
    イド部材と第2のガイド部材との間に設けられて
    いる、見切りテープを送り出すためのテープ送り
    出し部および送り出された見切りテープを塗装面
    に押圧するためのテープ押え部からなり、前記第
    2のガイド部材の前記段部に対応するガイド面が
    当該段部の形状に合致するように形成されてな
    り、前記第2のガイド部材のガイド面を前記段部
    に当てこれに沿わせて移動させることによつて見
    切りテープをその一側縁が前記境界線に沿うよう
    に前記第1の平坦部に貼着するように構成したツ
    ートーン塗装における境界線見切りテープ貼付
    具。
JP234683U 1983-01-11 1983-01-11 見切りテ−プ貼付具 Granted JPS59110065U (ja)

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JP234683U JPS59110065U (ja) 1983-01-11 1983-01-11 見切りテ−プ貼付具

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JP234683U JPS59110065U (ja) 1983-01-11 1983-01-11 見切りテ−プ貼付具

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Publication Number Publication Date
JPS59110065U JPS59110065U (ja) 1984-07-25
JPH0118215Y2 true JPH0118215Y2 (ja) 1989-05-26

Family

ID=30134014

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JP234683U Granted JPS59110065U (ja) 1983-01-11 1983-01-11 見切りテ−プ貼付具

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6371987B1 (ja) * 2017-11-11 2018-08-22 山下 末則 塗装用養生テープ貼り付け器具

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JP6635710B2 (ja) * 2015-08-11 2020-01-29 株式会社マルテー大塚 テープホルダー

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JPS56103550U (ja) * 1979-12-29 1981-08-13

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JPS59110065U (ja) 1984-07-25

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