JPS6146444Y2 - - Google Patents

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JPS6146444Y2
JPS6146444Y2 JP11342580U JP11342580U JPS6146444Y2 JP S6146444 Y2 JPS6146444 Y2 JP S6146444Y2 JP 11342580 U JP11342580 U JP 11342580U JP 11342580 U JP11342580 U JP 11342580U JP S6146444 Y2 JPS6146444 Y2 JP S6146444Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
masking
test piece
sheet
masking sheet
edge
Prior art date
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Expired
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JP11342580U
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English (en)
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JPS5737444U (ja
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  • Testing Resistance To Weather, Investigating Materials By Mechanical Methods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、テストピースを用いて耐食性試
験、耐候性試験、耐オゾン性試験等の環境暴露試
験をおこなうに際して前記テストピースを部分的
にマスキングするのに好適なテストピース用マス
キングシートに関するものである。
従来、テストピースの被テスト面以外をマスキ
ングするに際しては、テストピースのマスキン
グ部(裏面部および端部)にマスキング用塗料を
刷毛塗りもしくは浸漬等により塗布する手段、あ
るいは、テストピースのマスキング部(裏面部
および端部)に沿つて帯状の粘着テープを順次貼
りつける手段などをとつていた。
しかしながら、前記のマスキング用塗料を塗
布する場合には、塗装器具を必要とすること、正
確な寸法が得難いこと、塗装後乾燥時間を要する
こと、塗料の歩留りが悪いこと、マスキングが直
線的におこなわれ難いこと、試験前の状態が判断
できなくなること、などの欠点を有し、前記の
帯状粘着テープを用いる場合には、正確な寸法が
得難いこと、帯状粘着テープの貼付け作業が煩雑
であること、帯状粘着テープの歩留りが悪いこ
と、などの欠点を有していた。
この考案の目的は、上述した従来技術の欠点を
解消し、マスキングの際に何んらの器具も必要と
せず、マスキング作業を極めて迅速におこなうこ
とができ、正確なマスキング寸法を得ることが容
易に可能であり、マスキング材料の歩留りが非常
に高く、マスキング後直ちに使用可能であり、し
かも価格の低廉化を可能にするテストピース用マ
スキングシートを提供することにある。
以下、この考案の実施例を図面に基いてさらに
詳細に説明する。
第1図はマスキングしようとするテストピース
1の外観を示しており、長辺と短辺とからなる矩
形状をなし、所要の板厚を有している。そして、
仮想線で囲んだ面が被テスト面Sとなる。
また、第2図はこの考案の一実施例におけるテ
ストピース用マスキングシートを示しており、こ
のマスキングシート2は前記マスキングしようと
するテストピース1の外形よりも大きな形状のシ
ート素材から形成されている。このシート素材と
しては、たとえば、ポリ塩化ビニル、ポリエステ
ル、ポリウレタン等の合成樹脂材を使用すること
ができ、一方の面には接着剤を塗布しておく。そ
して、上記シート素材から前記テストピース1の
外形(第2図に仮想線で示す)よりも小さな形状
のテストピース1の被テスト面Sと同形の裏面部
用マスキングシート3を分離線4において分離可
能にする。さらに、残りのシート素材を前記テス
トピース1の端部用マスキングシート5として、
前記テストピース1の端部に添着可能にしてい
る。具体的には、図示例の場合に、四隅にそれぞ
れ三角形のスリツト加工部6を形成して、後述す
る如く端部用マスキングシート5をテストピース
1の外形端部に沿つて折曲添着できるようにして
いる。なお、テストピース1に対する位置決めが
容易にかつ正確におこなうことができるように、
仮想線で示すテストピース1の四隅部分にL字形
の位置決めマーク8を設けておくのも望ましい。
この位置決めマーク8を設ける際には、印刷ある
いは加圧による凹凸変形加工等の手段を採用する
ことができる。
また、分離線4はミシン目状の多孔直線から形
成して、使用時に裏面部用マスキングシート3を
分離できるようにすることも可能であるが、他の
実施例においては、第3図に示すように、離型紙
7を用いるのも便利である。すなわち、片面側に
接着剤9を塗布したシート素材と離型紙7とを重
ね合わせた状態にして、前記第2図に示す如く分
離線4の部分に切れ目を入れて使用時に裏面部用
マスキングシート3を離型紙7から容易に分離で
きるようにすると共に、四隅部に三角形のスリツ
ト加工部6を形成して、端部用マスキングシート
5を離型紙7から分離したのちテストピース1の
外形端部に沿つて折曲添着できるようにしておく
ことも望ましい。なお、スリツト加工部6の形状
は図示例のものに限定されず、端部用マスキング
シート5をテストピース1の外形端部に折曲添着
しうる任意の形状とすることができる。
なお、上述した実施例では、テストピース1が
矩形状をなしているが、このような形状のものの
みに限定されず、たとえば円形のテストピースで
あつても本考案を適用することができる。
次に、一具体例を示すと、使用したテストピー
ス1の形状は、JIS K 5400,JIS H 8617に規
定する暴露試験に供しうるもので、長辺×短辺が
150×90mm、板厚が2mmのものである。他方、マ
スキングシート2の素材寸法は、180×120mmとし
た。さらに、裏面部用マスキングシート3の寸法
は、140×80mmとなるようにした。すなわち、テ
ストピース1の表面のマスキング幅が5mmとなる
ように分離線4を設けた。また、L字形の位置決
めマーク8の幅は、板厚に相当する2mmとした。
そして、ここで使用したマスキングシート2は、
第3図に示す如く離型紙7上に接着剤を介して貼
着したものである。
このようなマスキングシート2を用いるにあた
つては、まず、裏面部用マスキングシート3を離
型紙7から剥がして、第5図aに示す如く、テス
トピース1の裏面側に各端部から5mmの間隔をお
いて貼着する。次に、端部用マスキングシート5
を離型紙7から剥して、第4図aおよび第5図a
に示す如く、テストピース1の表面側に各端部に
おけるマスキング幅が5mmとなるように添着す
る。次いで、たとえば第4図bおよび第5図bに
示す如く、長辺側の端部用マスキングシート5を
テストピース1の端部に沿つて折曲添着し、その
後第4図cおよび第5図cに示す如く、短辺側の
端部用マスキングシート5をテストピース1の端
部に沿つて折曲添着する。この場合、折曲添着後
に端部用マスキングシート5と裏面部用マスキン
グシート3とが約7〜8mmの幅で重なり合つてテ
ストピース1の裏面部を完全にマスキングしてい
た。すなわち、裏面部用マスキングシート3と端
部用マスキングシート5とによりテストピース1
の被テスト面を除く部分を完全にマスキングし
た。そこで、シート素材の寸法を定めるに際して
は、折曲後の端部用マスキングシート5と裏面部
用マスキングシート3とが所要量だけ重なり合う
ような端部用マスキングシート5の幅が得られる
ように定める必要がある。
したがつて、シート素材の不要部分は、四隅の
三角形スリツト加工部6だけであり、非常に高い
歩留り(97%程度)が得られる。
以上のように、この考案によれば、マスキング
の際に何んらの器具も必要とせず、マスキング作
業を極めて迅速におこなうことができ、正確なマ
スキング寸法を得ることが容易に可能であつて正
確な暴露面積のもとで精度の高い実験ができ、マ
スキング材料の歩留りが非常に良く、マスキング
後直ちに使用可能であり、テストピースの端部お
よび角部をより丈夫なものにすることができ、価
格の低廉価も可能である等々の非常にすぐれた効
果をもたらしうる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を適用しうるテストピースの
斜視図、第2図はこの考案の一実施例におけるマ
スキングシートの平面図、第3図はマスキングシ
ートを離型紙上に設けた状態の平面説明図、第4
図a〜cはテストピースの表面側からマスキング
工程を順次示す説明図、第5図a〜cはテストピ
ースの裏面側からマスキング工程を順次示す説明
図、第6図および第7図はマスキング後のテスト
ピースのそれぞれ表面側斜視図および裏面側斜視
図である。 1……テストピース、2……マスキングシー
ト、3……裏面部用マスキングシート、4……分
離線、5……端部用マスキングシート。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. マスキングしようとするテストピースの被テス
    ト面と同形部分を分離可能にすると共に、該部分
    と残りの部分とにより前記テストピースの前記被
    テスト面を除く全ての部分を覆つて添着可能な形
    状としことを特徴とするテストピース用マスキン
    グシート。
JP11342580U 1980-08-12 1980-08-12 Expired JPS6146444Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11342580U JPS6146444Y2 (ja) 1980-08-12 1980-08-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11342580U JPS6146444Y2 (ja) 1980-08-12 1980-08-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5737444U JPS5737444U (ja) 1982-02-27
JPS6146444Y2 true JPS6146444Y2 (ja) 1986-12-27

Family

ID=29474444

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11342580U Expired JPS6146444Y2 (ja) 1980-08-12 1980-08-12

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JP (1) JPS6146444Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5984812U (ja) * 1982-11-29 1984-06-08 ソニー株式会社 ロ−タリ−トランス
AT513842B1 (de) * 2013-06-17 2014-08-15 Avl List Gmbh Verfahren zur Überprüfung der Wirksamkeit einer Abgasnachbehandlungseinrichtung

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5737444U (ja) 1982-02-27

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