JPH06172724A - 装飾用粘着シート - Google Patents

装飾用粘着シート

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Publication number
JPH06172724A
JPH06172724A JP4325785A JP32578592A JPH06172724A JP H06172724 A JPH06172724 A JP H06172724A JP 4325785 A JP4325785 A JP 4325785A JP 32578592 A JP32578592 A JP 32578592A JP H06172724 A JPH06172724 A JP H06172724A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper
fusuma
backing paper
sliding
backing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4325785A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Sakoda
敏郎 佐古田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SANKOO KOGYO KK
Original Assignee
SANKOO KOGYO KK
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Filing date
Publication date
Application filed by SANKOO KOGYO KK filed Critical SANKOO KOGYO KK
Priority to JP4325785A priority Critical patent/JPH06172724A/ja
Publication of JPH06172724A publication Critical patent/JPH06172724A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Adhesive Tapes (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 取扱いが容易で、望む位置への貼り付けを容
易に行なうことのできる装飾用粘着シートを提供する。 【構成】 襖紙1の裏面に粘着剤が塗布され、その粘着
面2に剥離可能な裏紙3が貼り付けられている。又、裏
紙3bは切れ目線4により縦方向に同じ幅で3つに分割
され、それぞれが別々に剥がせるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は襖紙、壁紙等の装飾用粘
着シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、襖紙、壁紙等においては、その貼
り付け作業を容易にすることを目的とした粘着シートタ
イプの製品が普及している。例えば、襖紙では表面に装
飾模様が描かれた基材の裏側に粘着剤が塗布され、その
上に粘着剤の保護及び保管の際に他に付着しないように
するための裏紙が貼り付けられている。そして、作業時
において、裏紙を剥がすだけで襖に貼り付けることがで
きるようになっている。このタイプの襖紙は、襖張りの
際に襖紙の基材に糊を塗る必要がなく、素人でも手軽に
襖張りができるようになっている。
【0003】このような粘着シートタイプの襖紙を襖に
貼り付けるには、まず襖紙の上端部分の裏紙を剥がし
て、粘着面を一部露出させる。そして、この露出した粘
着面を襖の貼り付け面の上端に位置を決めながら押し当
てて貼り付ける。こののちは、襖紙と襖の貼り付け面と
にずれが生じないように注意しながら、裏紙を徐々に剥
がすとともにそれにより露出する粘着面を順次貼り付け
ていくようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、この粘着シ
ートタイプの襖紙は、所定位置に正確に貼り付けること
が難しかった。すなわち、前記のように襖紙を貼り付け
る場合、始めに貼り付けた部分が正しく位置決めされて
いないと、全体が正しく位置決めされず所定の貼り付け
位置からのずれが生ずる。又、襖紙は幅90cm、長さ
180cmと大きいため、裏紙を剥がしながら作業を行
うと剥離後の裏紙が作業の邪魔になる。又、裏紙を前部
一度に剥がして裏紙のない状態で貼り付けを行うと、粘
着面が所定の貼り付け面以外の位置に付着してしまい作
業が難しかった。
【0005】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、その目的は取扱いが容易で、望む位
置への貼り付けを容易に行なうことのできる装飾用の粘
着シートを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するため、基材の裏面に粘着剤が塗布され、該粘着剤
の表面に裏紙が貼り付けられた装飾用粘着シートにおい
て、前記裏紙に裏紙を複数に分割する切れ目線を設けた
ことをその要旨とする。
【0007】又、前記切れ目線は裏紙の長手方向に延び
裏紙をほぼ等しく3分割するように2本設けることが好
ましい。
【0008】
【作用】本発明によれば裏紙を複数に分割して剥がすこ
とができる。そして、粘着面全面を一度に露出させずに
裏紙の一部を粘着面から完全に剥離除去できるので、裏
紙が貼り付け作業の邪魔にならない。
【0009】
【実施例】以下、本発明を襖紙に具体化した一実施例を
図1〜図2に従って説明する。図1(a),(b)に示
すように襖紙は、その裏面に粘着剤が塗布された基材と
しての襖紙1と、粘着面2に貼り付けられた剥離可能な
裏紙3とから構成されている。この裏紙3は襖紙1の長
手方向に延びるように2本設けられた切れ目線4によ
り、その幅が等しく3分割されており、分割された裏紙
3はそれぞれ裏紙3a,3bとなっている。又、この襖
紙1の大きさは、その長さが180cmで幅が90cm
となっている。
【0010】この襖紙1は、次のようにして使用する。
まず、図1(b)に示すように、襖紙1の真ん中の裏紙
3aを襖紙1の上部のほうから下方に向かって部分的に
剥がす。これにより、襖紙1の上部の粘着面2を一部露
出させる。
【0011】そして、図2(a)に示すように、この襖
紙1を襖5の張り付け面に位置を決めながら当てる。同
時に、襖紙1の粘着面2の露出した部分を襖5の相対す
る貼り付け面に押し当てる。すると、その部分の粘着面
2が襖5に貼着される。ここで、襖紙1と襖5との位置
関係がほぼ決まる。
【0012】こののちは、襖紙1が襖5の上部において
襖5に貼着されることにより保持されているため、作業
者はさらに順次裏紙3aを剥がして、襖紙1と襖5との
ずれが生じないように注意しながら、露出した粘着面2
を襖5の下方に向かって貼り進めていく。このように貼
り進めて、最終的に裏紙3aを襖紙1から取り去り、露
出した粘着面2を襖5の相当する貼り付け面に貼り付け
る。これにより、襖紙1が襖5に対して位置決めされ
る。
【0013】次に、図2(b)に示すように、襖紙1の
両側の裏紙3bを1枚ずつ上部から徐々に剥がして、露
出した粘着面2を相当する貼り付け面に貼り付けてい
く。この時、剥がしていく裏紙3bを襖5の外側下方に
引っ張ることにより、襖紙1に張力を与えながら貼り付
けていく。この動作により、襖紙1に皺を生じさせるこ
となく貼り付けていくことができる。そして、最後に裏
紙3bを取り去って、露出した粘着面2を貼り付ける。
【0014】この後は、図示しない引手金具を襖5の所
定の箇所に取りつける。この際に、該当する箇所の襖紙
1に穴を開けることにより、引手金具を取りつける。以
上詳述したように、本実施例の襖紙1によれば、裏紙3
が縦方向に等しい幅で3つに分割された裏紙3を、分割
された裏紙3a,3b毎に剥がすことができるため、裏
紙3a,3bの取扱いが容易で貼り付け作業の邪魔にな
ることがない。又、粘着面が1度に露出することがな
く、そして、各裏紙3a,3bの幅が30cmなので、
裏紙3a,3bが剥がされた後の粘着面2を片手で容易
に襖5に押しつけることができ、襖紙1の位置を決めな
がら貼り付けていく作業がし易い。従って、襖紙1の襖
5への貼り付けを容易に行うことができる。
【0015】尚、本発明は上記実施例に限定されるもの
ではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で例えば次のよ
うに構成することもできる。 (1) 上記実施例では、裏紙3を縦方向に3つに分割
しているが、図3に示すように上部に横方向の切れ目線
4を設け、その下方に縦方向の切れ目線4を2本設けて
もよい。この場合は、襖5への位置決めを上部の裏紙3
cを取り去ることで行う。
【0016】(2) 上記実施例では、裏紙3を30c
mずつに分割したが、裏紙3aの幅は20〜40cmの
範囲で任意に設定してよい。 (3) 上記実施例では、基材を紙としているが、例え
ばビニールシート等の他の素材のものでもよい。
【0017】(4) 上記実施例では、切れ目線4によ
り裏紙3を完全に分割しているが、剥がすときに容易に
分割できればミシン目や一点鎖線状等の切れ目線として
もよい。
【0018】(5) 上記実施例では、裏紙3を分割す
る切れ目線4を直線としたが、図4(a)に示すように
波線状の切れ目線7としてもよく、又その他ジグザグ線
等の形態の切れ目線としてもよい。
【0019】(6) 上記実施例では、裏紙3を縦方向
にのみ分割したが、図4(b)に示すように、縦方向に
切れ目線4を入れるとともに横方向に切れ目線4を入れ
ておき、裏紙3をより細かく分割して剥がせるようにし
てもよい。
【0020】(7) さらに、襖紙1に限らず、壁紙や
他の装飾用の粘着シート等において実施してもよい。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、取
扱いが容易で、望む位置への貼り付けを容易に行なうこ
とができる優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例としての襖紙の裏面
図であり、(b)は裏紙の上部を襖紙から剥がした状態
を示す襖紙の裏面図である。
【図2】(a)は裏紙の上部を剥がした襖紙を襖に貼り
付けた状態を示す説明図であり、(b)は裏紙を剥がす
ときの状態を示す説明図である。
【図3】別例の襖紙の裏面図である。
【図4】同じく(a)は裏紙の切れ目線を波線とした襖
紙の裏面図であり、(b)は裏紙に長手方向の切れ目線
に加えて幅方向の切れ目線を合わせた襖紙の裏面図であ
る。
【符号の説明】
1…基材としての襖紙、3…裏紙、4…切れ目線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基材(1)の裏面に粘着剤が塗布され、
    該粘着剤の表面に裏紙(3)が貼り付けられた装飾用粘
    着シートにおいて、前記裏紙(3)に裏紙(3)を複数
    に分割する切れ目線(4)を設けたことを特徴とする装
    飾用粘着シート。
  2. 【請求項2】 前記切れ目線(4)は裏紙(3)の長手
    方向に延び裏紙(3)をほぼ等しく3分割するように2
    本設けられている請求項1に記載の装飾用粘着シート。
JP4325785A 1992-12-04 1992-12-04 装飾用粘着シート Pending JPH06172724A (ja)

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JP4325785A JPH06172724A (ja) 1992-12-04 1992-12-04 装飾用粘着シート

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JPH06172724A true JPH06172724A (ja) 1994-06-21

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ID=18180584

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2022017206A (ja) * 2020-07-13 2022-01-25 大日本印刷株式会社 加飾シート、加飾シートが貼合された物品の製造方法

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