JPS5937807Y2 - 粘着表示素子転着装置 - Google Patents

粘着表示素子転着装置

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JPS5937807Y2
JPS5937807Y2 JP10759979U JP10759979U JPS5937807Y2 JP S5937807 Y2 JPS5937807 Y2 JP S5937807Y2 JP 10759979 U JP10759979 U JP 10759979U JP 10759979 U JP10759979 U JP 10759979U JP S5937807 Y2 JPS5937807 Y2 JP S5937807Y2
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adhesive
paper
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JP10759979U
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JPS5626778U (ja
Inventor
昂 藤井
Original Assignee
東光化工株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 線路の里程や勾配を表示する従来の線路諸標は木製であ
ったため、防腐の役も兼ねて表面に白色のペンキを塗り
、その上に里程、勾配を表示するアルファベットや数字
を黒色のペンキで書込んでいた。
このような木製線路諸標は腐食し易く耐久性に乏しいた
め、最近では複合再生プラスチックを原料として成形さ
れたプラスチック製線路諸標が用いられてきたが、同プ
ラスチック製線路諸標では、付着されたペンキが剥れ易
く、しかも里程、勾配の書込作業を向上させるために、
黒等の所要の色彩に着色されたプラスチックフィルムの
表面に粘着剤を塗布した上に、表面が平滑な離形紙を貼
付け、これを所要の字体、大きさの文字または数字に打
抜いた表示素材を用い、転着作業時にこの表示素材の離
形紙を剥し、プラスチックフィルム製の粘着表示素子を
線路諸標に順次貼付けていた。
しかしながらこの粘着表示素子は極めて薄く変形し易い
ため、皺を付けずに配列を整えて貼付けることは頗る困
難であった。
これを解決するために、離形紙に着色粘着プラスチック
フィルムを貼付けたものを打抜く際に、所定の配列に所
要の文字、数字を配置した状態で粘着プラスチックフィ
ルムのみを打抜き、所要ノ文字、数字の形状をした粘着
表示素子a以外の粘着プラスチックフィルム部分を剥し
、離形紙すをおよび粘着表示素子aの表面に、和紙の如
く柔軟性と強靭性を有する紙に比較的粘着度の低い粘着
剤を塗布してなるアプリケーションと称せられる半透明
接着用紙Cを貼付は被覆した粘着表示素材を用い(第1
図ないし第2図参照)貼付作業時に、接着用紙Cを離形
紙すから剥すと、粘着表示素子aは接着用紙Cに付着し
たよ・離形紙すより剥れる。
この所定の配列状態で粘着表示素子aが付着した接着用
紙Cを所要の線路諸標の所定個所に貼付け、布または適
当な器具で接着用紙Cの表面を擦付け、充分に粘着表示
素子aの粘着面dを線路諸標の表面に付着した後、接着
用紙Cを線路諸標から剥していた。
このような第1図ないし第2図に図示の粘着表示素材で
は、予め定められた配列の文字または数字だけを線路諸
標に貼着しうるのみで、種々の文字または数字の配列を
自由に得ることができず、また相互に貼合された粘着プ
ラスチックフィルムと離形紙の内、粘着プラスチックフ
ィルムのみを確実に打抜くことは頗る困難であり、さら
に不良品の発生率が極めて高く、しかも接着用紙は1回
の貼付作業毎に使用破棄しなければならず、コストを高
かった。
本案はこのような難点を克服するために考案された粘着
表示素子転着装置の考案に係り、−面が平滑に形成され
た転着板と、同転着板の平滑面に貼着される接着用紙と
よりなり、前記転着板では、中央蓋の平滑面と外枠の平
滑面とは同一平面をなすとともに前記中央蓋は前記平滑
面と反対側に開閉されるように前記外枠に連結されてい
ることを特徴とするもので、その目的とする処は、被表
示体の表面に粘着表示素子を頗る能率良く容易に転着す
ることができる装置を供する点にある。
本案は前記したように一面が平滑に形成された転着板と
、同転着板の平滑面に貼着される接着用紙とよりなり、
前記転着板では、中央蓋の平滑面と外枠の平滑面とは同
一平面をなすとともに前記中央蓋は前記平滑面と反対側
に開閉されるように前期外枠に連結されでいるため、前
記転着板の中央蓋を閉じて同中央蓋と外枠とを同一面に
した状態において、前記転着板の平滑面に前記接着用紙
を皺なく平らに貼着してから、前記中央蓋を同接着用紙
より剥して同接着用紙と反対側に開き、離形紙と一体に
貼着されたまま所要の字体、大きさに打抜かれた粘着表
示素子を前記接着用紙に所要の配列状態で貼付けた後、
同粘着表示素子に貼着された離形紙を剥がし、同粘着表
示素子および接着用紙の粘着面を所要の被表示面に貼付
け、前記接着用紙を介して前記粘着表示素子を充分に前
記被表示面に擦付けて粘着し、最後に前記接着用紙を前
記被表示面から剥がせば、前期被表示面に所要の粘着表
示素子を所要の配列状態で極めて容易に能率良く転着す
ることができる。
また本案においては、離形紙を一体に貼着した状態で粘
着表示素子を接着用紙に粘着するようにした・め、同粘
着表示素子に皺を付けずに同粘着表示素子を所要の配列
状態で被表示面に正確に転着することができる。
さらに本案においては、接着用紙の外周を転着板の外枠
に貼付けて無理なく支持させた・め、被表示面から接着
用紙を剥がす際にも同接着用紙に皺を付けずまたこれを
破る惧れもなく、前記接着用紙を何回も使用でき、従っ
てコストを節減することができる。
さらにまた本案においては、離形紙と一体に貼着された
まま所要の字体、大きさに打抜かれた粘着表示素子を用
いた・め、粘着表示素子のみを選択的に打抜いたものに
比べてロスがなく、打抜作業が簡単となり、その結果こ
の面からもコストが安くなる。
しかも本案では、接着用紙を転着板に一旦貼着する場合
に、外枠のみならずこれと面一をなす中央蓋にも接着用
紙に貼着させるようにした・め、転着板への貼着が容易
であり、また転着板に接着用紙を貼着してから、粘着表
示素子の転着作業を中断した後に、中央蓋を接着用紙に
再び貼着させれば、接着用紙の粘着面を中央蓋で被いこ
の粘着面にごみや他の物が付着することが防止され、接
着用紙の耐久性が向上する。
以下本案を第3図ないし第5図に図示の実施例について
説明すると、1は半透明な1枚のポリプロピレン製矩形
状転着板で、その−面2は平滑に形成され、その他面3
は細かな凹凸に形成されており、回転着板1には両側縁
と下縁とから一定の間隔をなして平行に切目4が刻まれ
、転着板1の上縁と切目4の下部とから一定の間隔を存
し平行して平滑面2側に溝5が設けられ、外枠6と中央
蓋7と折曲片8とが形成されている。
また9は和紙のように柔軟性と強靭性を有する紙に比較
的粘着度の低い粘着剤を塗布してなる半透明接着用紙で
ある。
さらに11は離形紙に着色粘着プラスチックフィルムを
貼付けたものを所要の字体、大きさの文字または数字に
打抜いた表示素材で、同表示素材11は粘着表示素子1
2とこれと同一形状の離形紙片23とよりなっている。
第3図ないし第5図に図示の実施例は前記したように構
成されているので、普通の状態では、第3図お・よび第
4図に図示されるように平板状となり、必要に応じて折
曲片8および中央蓋7は溝5を中心として凹凸面3側へ
折曲されるようになっている。
従って転着板1の外枠6、中央蓋7お・よび折曲片8を
平板状にした態にお・いて、転着板1の平滑面2の上端
より下端に向って接着用紙9を皺なく平らに貼着し、転
着板1の下縁よりはみ出した部分を切離すと、接着用紙
9は転着板1の平滑面2持に外枠6に貼着けられる。
次に折曲片8の下縁より凹凸面3側に向って起して折曲
片8を接着用紙9より剥し、一方の手で外枠6の下部を
押えなぎら他方の手で折曲片8を掴み、さらに凹凸面3
側へ折曲片8を引張ると、中央蓋7は接着用紙9より剥
され、第5図に図示されるように接着用紙9の粘着面中
央部10が露出される。
この外枠6内で露出された接着用紙9の粘着面中央部1
0に、裏返しに返された所要の表示素材11を所定の取
列状態に並べて貼付けた後、同表示素材11の離形紙片
13を、粘着面中央部10に貼付けられた粘着表示素子
12より剥がずど、同粘着表示素子12の粘着面が露出
される。
さらに中央蓋7を聞いた状態で、所要の線路諸標(図示
されず)の表示個所に前記粘着面中央部10を近づけて
接触させ、前記接着用紙9の裏面(粘着面中央部10と
反対の面)を充分に擦付けると、前記粘着表示素子12
の粘着面および接着用紙9の粘着面中央部10は所要の
線路諸標の表示個所に貼付けられる。
そして転着板1の外枠6を持って、これと一体の接着用
紙9を線路諸標より剥すと、粘着表示素子12のみが線
路諸標の表示面に貼付けられたま・となる。
最後に線路諸標の表示面に貼付けられた粘着表示素子1
2の表面を布等で丁寧に擦れば、粘着表示素子12は線
路諸標の表示面に皺や空隙がない状態で完全に転着され
る。
このように本実施例によれば、線路諸標の表示面に所要
の粘着表示素子を一定の配列状態で頗る容易に能率良く
転着することができる。
また離形紙に着色粘着プラスチックフィルムを貼付けた
ものを所要の字体、大きさの文字または数字に打抜いて
表示素材11を形成した・め、粘着表示素子のみを選択
的に打抜いたものに比べてロスがなく、打抜作業も簡単
となり、コストが著しく安くなる。
しかも表示素材11の粘着表示素子12は、離形紙片1
3に貼着されて補強され、かつ作業者の指に妄りに粘着
する惧れがないため、転着板1の外枠6に張付けられた
接着用紙9の粘着面中央部10に、表示素材11を所要
の配列状態で容易に粘着させることができる。
そして接着用紙9の粘着面中央部10に所要の配列状態
で粘着された表示素材11の離形紙片13を同表示素材
11の粘着表示素子12より剥がせば、頗る変形し易い
粘着表示素子12は接着用紙9の粘着面中央部10に安
定して粘着支持されるので、線路諸標への転着は頗る確
実にかつ容易にしがも綺麗に遂行される。
さらに表示素材11の粘着表示素子12一時的に粘着支
持する接着用紙9はその外周を転着板1の外枠6に無理
なく貼付は支持されているため、線路諸標から接着用紙
9を剥がす場合にも、同接着用紙9には皺が付く惧れも
なければ、また同接着用紙9が破れる惧れもなく、同接
着用紙9の反覆使用が可能となり、コストが安くなる。
さらに種々の種類の文字、数字に打抜かれた表示素材1
1を用意しておけば、線路諸標に、必要な表示を自由に
施すことができる。
さらにまた転着板1はポリプロピレン製であるため、頗
る丈夫であり、しかも溝5を中心として中央蓋7および
折曲片8を何回も反覆折曲しても、間溝5を境として破
れることもない。
しかも転着板1の一面2を頗る容易に平滑に形成するこ
とができるので、接着用紙9の外周を確固と貼着支持す
ることができる。
第3図ないし第5図に図示の実施例では、転着板1は、
外枠6と中央蓋7と折曲片8とよりなっていたが、第6
図ないし第7図に図示するように、外枠6の上縁に溝1
4を介して外枠6と略同−外形寸法の台板15を折畳自
在に連接してもよく、このような実施例では、台板15
に粘着表示素子12の配列目印となる基準線16や目盛
17を付けることができ、その結果第3図ないし第5図
に図示の実施例で奏せられる作用効果の外に、作用効果
素子12の配列を頗る容易にかつ適切に行なうことがで
き、しかも、折曲片8を掴んで、外枠6に貼着された接
着用紙9の粘着面中央部10から中央蓋7を剥す際に、
外枠6を台板15で補強しで外枠6の変形を阻止でき、
中央蓋7の剥離作業をより円滑に行なうことができる。
また前期実施例では、いずれも転着板1は可撓性に富ん
でいるため、被表示面が平面のみでなく、曲面であって
も、これに対応して転着板1を容易に彎曲させることが
でき、この彎曲被示面に粘着表示素子12を頗る容易に
転着することができる。
前記実施例は線路諸標に粘着表示素子を転着しうるよう
にしたものであるが、広告表示板、事務器具のように表
示をする必要のものに転着することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の粘着表示素材の平面図、第2図は第1図
の■−■線に沿って裁断した縦断側面図、第3図は本案
に係る粘着表示素子転着装置の一実施例を図示した平面
図、第4図は第3図のBy−IV線に沿って裁断した縦
断側面図、第5図はその斜視図、第6図は他の実施例の
斜視図、第7図はその縦断側面図である。 1・・・・・・ポリプロピレン製矩形状転着板、2・・
・・・・平滑面、3・・・・・・凹凸面、4・・・・・
・切目、5・・・・・・溝、6・・・・・・外枠、7・
・・・・・中央蓋、8・・・・・・折曲片、9・・・・
・・接着用紙、10・・・・・・粘着面中央部、11・
・・・・・表示素材、12・・・・・・粘着表示素子、
13・・・・・・離形紙片、14・・・・・・溝、15
・・・・・・台板、16・・・・・・基準線、17・・
・・・・目盛。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一面が平滑に形成された転着板と、回転着板の平滑面に
    貼着される接着用紙とよりなり、前記転着板では、中央
    蓋の平滑面と外枠の平滑面とは同一平面をなすとともに
    前記中央蓋は前記平滑面と反対側に開閉されるように前
    記外枠に連結されていることを特徴とする粘着表示素子
    転着装置。
JP10759979U 1979-08-06 1979-08-06 粘着表示素子転着装置 Expired JPS5937807Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10759979U JPS5937807Y2 (ja) 1979-08-06 1979-08-06 粘着表示素子転着装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10759979U JPS5937807Y2 (ja) 1979-08-06 1979-08-06 粘着表示素子転着装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5626778U JPS5626778U (ja) 1981-03-12
JPS5937807Y2 true JPS5937807Y2 (ja) 1984-10-19

Family

ID=29340219

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JP10759979U Expired JPS5937807Y2 (ja) 1979-08-06 1979-08-06 粘着表示素子転着装置

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JPS5626778U (ja) 1981-03-12

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