JPH0738935Y2 - ラベル用紙 - Google Patents
ラベル用紙Info
- Publication number
- JPH0738935Y2 JPH0738935Y2 JP1988142440U JP14244088U JPH0738935Y2 JP H0738935 Y2 JPH0738935 Y2 JP H0738935Y2 JP 1988142440 U JP1988142440 U JP 1988142440U JP 14244088 U JP14244088 U JP 14244088U JP H0738935 Y2 JPH0738935 Y2 JP H0738935Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- label
- paper
- piece
- adhesive
- cut
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Adhesive Tapes (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、ラベル用紙、特に表面側に印字がなされるラ
ベル用紙に関するものである。
ベル用紙に関するものである。
従来、配送業者による配送業務や各種工場での検査、出
荷業務などにおいて、所定情報の記録を各種の伝票に行
う一方、前記所定情報に対応する製品を管理するため
に、製品側にも所定情報を記載するようにしており、こ
の記載された情報に基づいて各種作業が行われている。
そしてこれらの業務において、製品側への情報の転記が
容易に行えるようにラベル片を備えるラベル用紙や帳票
などが使用されている。
荷業務などにおいて、所定情報の記録を各種の伝票に行
う一方、前記所定情報に対応する製品を管理するため
に、製品側にも所定情報を記載するようにしており、こ
の記載された情報に基づいて各種作業が行われている。
そしてこれらの業務において、製品側への情報の転記が
容易に行えるようにラベル片を備えるラベル用紙や帳票
などが使用されている。
このラベル用紙や帳票などは、ラベル片を有する部分の
構造が同一であって、例えば、帳票の形態に基づいて説
明すると、第５図と第６図に示すように、所定情報が記
載される帳票ａの端部に、上面に剥離剤ｂが塗布された
剥離紙ｃを閉じ合わせ、この剥離紙ｃの上面に粘着剤ｄ
を介してラベル片ｅを剥離可能に貼着させた構成を有す
るものや、第７図と第８図とに示すように、帳票ａの上
面に剥離剤ｂを塗布し、粘着剤ｄを介してラベル片ｅを
剥離可能に貼着した構成を有するものがあった。
構造が同一であって、例えば、帳票の形態に基づいて説
明すると、第５図と第６図に示すように、所定情報が記
載される帳票ａの端部に、上面に剥離剤ｂが塗布された
剥離紙ｃを閉じ合わせ、この剥離紙ｃの上面に粘着剤ｄ
を介してラベル片ｅを剥離可能に貼着させた構成を有す
るものや、第７図と第８図とに示すように、帳票ａの上
面に剥離剤ｂを塗布し、粘着剤ｄを介してラベル片ｅを
剥離可能に貼着した構成を有するものがあった。
しかしながら、情報記載業務の作業効率を向上させるた
めに昨今使用されるようになってきたプリンタに対し
て、上記した構成のラベル用紙や帳票はその印字適正が
悪いものであった。
めに昨今使用されるようになってきたプリンタに対し
て、上記した構成のラベル用紙や帳票はその印字適正が
悪いものであった。
すなわち帳票とラベル片との紙質が異なる点や、ラベル
片表面とこのラベル片以外の面とに段差ｆが生じている
ことから、プリンタヘッドの送りに支障を来し、連続的
に供給するとラベル片がめくれ上がったりしてプリンタ
ヘッドを破損させることがあった。
片表面とこのラベル片以外の面とに段差ｆが生じている
ことから、プリンタヘッドの送りに支障を来し、連続的
に供給するとラベル片がめくれ上がったりしてプリンタ
ヘッドを破損させることがあった。
また所望形状のラベル片を設けるには、予め剥離紙にラ
ベル片用紙が貼着しているラベル用紙を用い、前記ラベ
ル片用紙側からカットを入れてラベル片を形成し、その
後ラベル片以外のラベル片用紙を取り除く方法や、ラベ
ル片用紙を粘着剤を介して剥離剤塗布面に貼着し、その
後ラベル片用紙側からカットを入れて余剰部分のラベル
片用紙を取り除く方法を採っており、このためカットに
囲まれたラベル片以外のラベル片用紙は使用されず、不
経済な点もあった。
ベル片用紙が貼着しているラベル用紙を用い、前記ラベ
ル片用紙側からカットを入れてラベル片を形成し、その
後ラベル片以外のラベル片用紙を取り除く方法や、ラベ
ル片用紙を粘着剤を介して剥離剤塗布面に貼着し、その
後ラベル片用紙側からカットを入れて余剰部分のラベル
片用紙を取り除く方法を採っており、このためカットに
囲まれたラベル片以外のラベル片用紙は使用されず、不
経済な点もあった。
そこで、印字適正が良好であって、付使用部分を生じさ
せないようにすることが課題となされていた。
せないようにすることが課題となされていた。
本考案は、上記した課題を考慮してなされたもので、用
紙をプリント部とラベル部に区画し、ラベル部の裏面に
粘着剤を塗布し、この粘着剤を介して上面に自己発色剤
による複写記入部を有する剥離紙を貼着し、前記ラベル
部の表面側から粘着剤塗布面に対応する周辺内側部分に
カットを入れ、該カットに囲まれてなる部分をラベル片
とし、このラベル片を剥離可能に設けたことを特徴とす
るラベル用紙を提供して、上記課題を解消するものであ
る。
紙をプリント部とラベル部に区画し、ラベル部の裏面に
粘着剤を塗布し、この粘着剤を介して上面に自己発色剤
による複写記入部を有する剥離紙を貼着し、前記ラベル
部の表面側から粘着剤塗布面に対応する周辺内側部分に
カットを入れ、該カットに囲まれてなる部分をラベル片
とし、このラベル片を剥離可能に設けたことを特徴とす
るラベル用紙を提供して、上記課題を解消するものであ
る。
本考案においては、ラベル片用紙の表面中にラベル片の
印字面を備え、ラベル片用紙に貼着している剥離紙から
印字情報を有するラベル片が剥離でき、剥離紙にラベル
片の情報を複写記入できるラベル用紙が形成されるよう
になる。
印字面を備え、ラベル片用紙に貼着している剥離紙から
印字情報を有するラベル片が剥離でき、剥離紙にラベル
片の情報を複写記入できるラベル用紙が形成されるよう
になる。
つぎに、本考案を第１図から第４図に示す実施例に基づ
いて詳細に示す。
いて詳細に示す。
図中１はラベル用紙である。該ラベル用紙１は、表面に
印字適正を有するラベル片用紙２とこのラベル片用紙２
の裏面の所定箇所に、上面に自己発色剤による複写記入
部を有する剥離紙３を備えるもので、複数のラベル片用
紙２が切取り用ミシン目４を介して連続し、それぞれに
前記剥離紙３が備えられている連続した形態をなしてい
る。
印字適正を有するラベル片用紙２とこのラベル片用紙２
の裏面の所定箇所に、上面に自己発色剤による複写記入
部を有する剥離紙３を備えるもので、複数のラベル片用
紙２が切取り用ミシン目４を介して連続し、それぞれに
前記剥離紙３が備えられている連続した形態をなしてい
る。
上記剥離紙３は基材30上面に剥離剤31と自己発色剤とが
塗布されたもので、この剥離剤塗布面をラベル片用紙２
の裏面側に面しさせ、粘着剤５を介してラベル片用紙２
に貼着している。またラベル片用紙２の表面側からは、
前記粘着剤塗布面に対応する領域Ａ内（すなわち粘着剤
塗布面に対応する周辺内側部分）に、剥離紙３に達しな
い深さのカット６が入れられ、このカット６に囲まれた
部分を剥離可能なラベル片７としている。
塗布されたもので、この剥離剤塗布面をラベル片用紙２
の裏面側に面しさせ、粘着剤５を介してラベル片用紙２
に貼着している。またラベル片用紙２の表面側からは、
前記粘着剤塗布面に対応する領域Ａ内（すなわち粘着剤
塗布面に対応する周辺内側部分）に、剥離紙３に達しな
い深さのカット６が入れられ、このカット６に囲まれた
部分を剥離可能なラベル片７としている。
このラベル片７は、表面が他のラベル片用紙２の表面と
面一になっているとともに印字適正を有することから、
プリンタヘッドの送りに支障を来すことなく表面に情報
を印字できるようになる。そして情報印字の後はカット
から剥ぎ取り他の物品に貼着できるようになる。
面一になっているとともに印字適正を有することから、
プリンタヘッドの送りに支障を来すことなく表面に情報
を印字できるようになる。そして情報印字の後はカット
から剥ぎ取り他の物品に貼着できるようになる。
第３図は剥離紙３の他の例を示すものである。図示した
例においては、ラベル片対応領域外に剥離剤が塗布され
ていない部分を有していて、基材30が粘着剤５を介して
ラベル片用紙２に直接貼着しており、ラベル片７を剥ぎ
取る前や剥ぎ取った後においても剥離紙３がラベル片用
紙２から剥離しないように設けられている。
例においては、ラベル片対応領域外に剥離剤が塗布され
ていない部分を有していて、基材30が粘着剤５を介して
ラベル片用紙２に直接貼着しており、ラベル片７を剥ぎ
取る前や剥ぎ取った後においても剥離紙３がラベル片用
紙２から剥離しないように設けられている。
さらに上記実施例は、カット６が連続している状態のも
のであるが、第４図に示すように不連続状態でカット６
を入れ、未カット部60でラベル７とラベル片用紙２とが
つながるようにしでもよい。
のであるが、第４図に示すように不連続状態でカット６
を入れ、未カット部60でラベル７とラベル片用紙２とが
つながるようにしでもよい。
なお、上記した実施例は、ラベル片の表面に情報が印字
されるものであるが、他のラベル片用紙の表面にも対応
情報が印字され、ラベル用紙が帳票の形態を取るように
してもよい。また上記実施例は連続状態のものを示した
が、単片状態のものであってもよい。
されるものであるが、他のラベル片用紙の表面にも対応
情報が印字され、ラベル用紙が帳票の形態を取るように
してもよい。また上記実施例は連続状態のものを示した
が、単片状態のものであってもよい。
以上説明したように、本考案によれば、ラベル片用紙の
裏面の所定箇所に粘着剤を介して上面に自己発色剤によ
る複写記入部を有する剥離紙を貼着し、前記ラベル片用
紙の表面側から粘着剤塗布面に対応する周辺内側部分に
カット入れ、該カットに囲まれてなるラベル片を剥離可
能に設けたので、ラベル片表面とラベル片以外の表面と
は面一となりまた同一紙質となることから、プリンタヘ
ッドの送りに支障を来すことがなくなり、確実な情報印
字が行えるラベル用紙を提供できるようになる。そし
て、カットの外側部分の粘着剤によりカッドの外側部分
のラベル片用紙の部分と剥離紙との一体化が保持され、
カットの内側部分のラベル片が脱落することがなく、取
り扱いが容易であると共に剥離紙に情報が複写記入され
るので、この剥離紙を控紙として使用できるなど、実用
性にすぐれた効果を奏するものである。
裏面の所定箇所に粘着剤を介して上面に自己発色剤によ
る複写記入部を有する剥離紙を貼着し、前記ラベル片用
紙の表面側から粘着剤塗布面に対応する周辺内側部分に
カット入れ、該カットに囲まれてなるラベル片を剥離可
能に設けたので、ラベル片表面とラベル片以外の表面と
は面一となりまた同一紙質となることから、プリンタヘ
ッドの送りに支障を来すことがなくなり、確実な情報印
字が行えるラベル用紙を提供できるようになる。そし
て、カットの外側部分の粘着剤によりカッドの外側部分
のラベル片用紙の部分と剥離紙との一体化が保持され、
カットの内側部分のラベル片が脱落することがなく、取
り扱いが容易であると共に剥離紙に情報が複写記入され
るので、この剥離紙を控紙として使用できるなど、実用
性にすぐれた効果を奏するものである。
第１図は本考案に係るラベル用紙の一実施例を示す説明
図、第２図は一実施例の要部を断面で示す説明図、第３
図は剥離紙の他の例を示す説明図、第４図はカットの他
の例を示す説明図、第５図から第８図は従来例を示す説
明図である。 １……ラベル用紙 ２……ラベル片用紙 ３……剥離紙 ５……粘着剤 ６……カット
図、第２図は一実施例の要部を断面で示す説明図、第３
図は剥離紙の他の例を示す説明図、第４図はカットの他
の例を示す説明図、第５図から第８図は従来例を示す説
明図である。 １……ラベル用紙 ２……ラベル片用紙 ３……剥離紙 ５……粘着剤 ６……カット
Claims (1)
- 【請求項１】用紙をプリント部とラベル部に区画し、ラ
ベル部の裏面に粘着剤を塗布し、この粘着剤を介して上
面に自己発色剤による複写記入部を有する剥離紙を貼着
し、前記ラベル部の表面側から粘着剤塗布面に対応する
周辺内側部分にカットを入れ、該カットに囲まれてなる
部分をラベル片とし、このラベル片を剥離可能に設けた
ことを特徴とするラベル用紙。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988142440U JPH0738935Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | ラベル用紙 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988142440U JPH0738935Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | ラベル用紙 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0262582U JPH0262582U (ja) | 1990-05-10 |
| JPH0738935Y2 true JPH0738935Y2 (ja) | 1995-09-06 |
Family
ID=31408398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988142440U Expired - Fee Related JPH0738935Y2 (ja) | 1988-10-31 | 1988-10-31 | ラベル用紙 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0738935Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61109770U (ja) * | 1984-12-22 | 1986-07-11 |
-
1988
- 1988-10-31 JP JP1988142440U patent/JPH0738935Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0262582U (ja) | 1990-05-10 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |