JPH086515Y2 - 塗装用装飾体 - Google Patents

塗装用装飾体

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Publication number
JPH086515Y2
JPH086515Y2 JP1989087245U JP8724589U JPH086515Y2 JP H086515 Y2 JPH086515 Y2 JP H086515Y2 JP 1989087245 U JP1989087245 U JP 1989087245U JP 8724589 U JP8724589 U JP 8724589U JP H086515 Y2 JPH086515 Y2 JP H086515Y2
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JP
Japan
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painting
decorative
decorative body
coating
work
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JP1989087245U
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JPH0326376U (ja
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隆介 小倉
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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  • Details Or Accessories Of Spraying Plant Or Apparatus (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、塗り分け塗装等に用いられる塗装用装飾体
の改良に関する。
(従来の技術) 従来、例えば自動二輪車、三輪車の燃料タンクやサイ
ドカバー等の表面をストライプ状に塗り分けするような
際は、塗装用装飾体を用いて塗装を行なうことがある。
すなわち、このような塗装は、第2図の(A)から
(E)に示すような工程によって仕上げられ、まず
(A)でワークWの主体色(例えば白色)を塗装した
後、(B)のようなストライプ状の塗装用装飾体11を貼
着する。このストライプ状の塗装用装飾体11は、例えば
第3図に示すように濃紺色の粘着用装飾テープ12表面
に、塗装マスキング用の透明なアプリケーション13が被
着され形成されている。
次いで(C)に示すように、マスキング14を塗装用装
飾体11の一部と重複させつつ被せ、爾後(D)に示すよ
うな露出部分の吹き付け塗装(例えば青色)を行なう。
塗装が終えるとマスキング14を外し、次いで塗装用装飾
体11表面の透明アプリケーション13を剥がすと、(E)
に示すように三色(白色、濃紺色、青色)に塗り分けら
れた状態となり、検査後クリヤー塗装が施されて完成品
となっていた。
(考案が解決しようとする課題) このような塗装用装飾体を用いて塗り分け塗装を行な
う場合、表面の透明アプリケーションは見切りの役目を
果たすこととなるが、従来の場合、ワークの形態等によ
って塗装後の見切り線が明確に形成されないことがあっ
た。
すなわち第3図に示すように、ワークW端部の表面に
凹凸があるような場合には、装飾テープ12と透明アプリ
ケーション13間に装飾テープ12の厚みによる隙間が生じ
ることとなり、透明アプリケーション13とワークが完全
に密着せず、この隙間から吹き付け塗装の塗料が入り込
み、見切り線付近の美観を損ねるという不具合があっ
た。
(課題を解決するための手段) かかる不具合を是正するため、本考案はワーク接着面
を有し、このワーク接着面を介してワークに取付けられ
るテープ状の装飾マークの表面に、塗装マスキング用の
粘着シートが被着された塗装用装飾体において、この塗
装用装飾体は、前記装飾マークの所定の一端部から延出
する補助片を備え、この補助片と装飾マークの間には、
切れ目が設けられたことを特徴とする。
(作用) 塗装用装飾体をワークに貼着する際隙間が生じること
がなく、又塗装後装飾マーク表面の粘着シートを剥がす
際に補助片も一緒に取り去るようにすれば、従来と同じ
ような塗り分け塗装を美しく仕上げることが出来る。
(実施例) 本考案の塗装用装飾体の実施例について添付した図面
に基づき説明する。
本考案の塗装用装飾体は、自動二輪車等のタンクやサ
イドカバーにストライプ模様の塗り分け塗装を行なう際
に用いられている。すなわち第1図に示すように、この
塗装用装飾体1は、白色の主体色に塗装されたワークW
面に接着される装飾マークとしての濃紺色の装飾テープ
2と、この装飾テープ2の表面を覆う粘着シートとして
の透明アプリケーション3を備え、透明アプリケーショ
ン3の端部は装飾テープ2の端部を超えて更に延出し、
装飾テープ2から剥がし易いように形成されている。
本考案の塗装用装飾体1は、装飾テープ2の見切り線
側の端部に連なって延出する補助片4を備えており、こ
の補助片4と装飾テープ2間には切れ目5が設けられて
いる。
このような塗装用装飾体1は、図示のように補助片4
の一端部がワーク端部より張り出すような状態で貼着さ
れ、又この時の装飾テープ2の端部は、ワーク端部から
所定の間隔だけ入り込んだ所定の位置にセットされてい
る。この際見切り線側は図に示すように隙間が生じるこ
とがない。この後第2図の(C),(D),(E)の工
程に示すようなマスキング14及び青色の吹き付け塗装を
既述と同様の手順で行ない、透明アプリケーション3を
剥がす際同時に補助片4もワークW面から取り除くと、
濃紺色と青色の見切り線の美しい塗り分け塗装となって
いる。
その後塗り分け検査が行なわれてクリヤー塗装が施さ
れることとなるが、従来のように塗り分け検査後再度修
正する必要がないため従来の工程の短縮化が可能であ
る。
(考案の効果) 以上のように本考案の塗装用装飾体は、装飾マークの
一端部から補助片を延出させ、境目に切れ目を設けるだ
けという簡単な構成によって塗り分け塗装の見切り線の
仕上がりを美しくすることが出来、商品の生産性を向上
させることが出来た。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の塗装用装飾体を示し、(A)は斜視
図、(B)は断面図、第2図は塗装の工程図、第3図は
従来の塗装用装飾体を示し、(A)は斜視図、(B)は
断面図である。 尚、同図中、1は塗装用装飾体、2は装飾テープ、3は
透明アプリケーション、4は補助片、5は切れ目、11は
塗装用装飾体、12は装飾テープ、13は透明アプリケーシ
ョン、14はマスキング、Wはワークを示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ワーク接着面を有し、このワーク接着面を
    介してワークに取付けられるテープ状の装飾マークの表
    面に、塗装マスキング用の粘着シートが被着された塗装
    用装飾体において、 この塗装用装飾体は、前記装飾マークの所定の一端部か
    ら延出する補助片を備え、この補助片と装飾マークの間
    には、切れ目が設けられたことを特徴とする塗装用装飾
    体。
JP1989087245U 1989-07-25 1989-07-25 塗装用装飾体 Expired - Lifetime JPH086515Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0326376U JPH0326376U (ja) 1991-03-18
JPH086515Y2 true JPH086515Y2 (ja) 1996-02-28

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6039377U (ja) * 1983-08-24 1985-03-19 積水化学工業株式会社 マスキングテ−プ

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JPH0326376U (ja) 1991-03-18

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