JP3032251U - 模様付き釘 - Google Patents
模様付き釘Info
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- JP3032251U JP3032251U JP1996004298U JP429896U JP3032251U JP 3032251 U JP3032251 U JP 3032251U JP 1996004298 U JP1996004298 U JP 1996004298U JP 429896 U JP429896 U JP 429896U JP 3032251 U JP3032251 U JP 3032251U
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- JP
- Japan
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- patterned
- color
- nail
- decorative plate
- pattern
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 化粧板の色彩と合致するように同色で表面処
理が施され、壁仕上げを施した際に化粧板の美観を損な
わないようにする。 【解決手段】 壁仕上げ用の化粧板6等に打ち込まれる
ものであって、少なくとも釘頭1aの表面に2色以上の
塗料で模様付け4をする。
理が施され、壁仕上げを施した際に化粧板の美観を損な
わないようにする。 【解決手段】 壁仕上げ用の化粧板6等に打ち込まれる
ものであって、少なくとも釘頭1aの表面に2色以上の
塗料で模様付け4をする。
Description
【0001】
この考案は、壁仕上げ用の化粧板等に打ち込まれる模様付き釘に関する。
【0002】
従来から、壁下地に化粧板を張り合わせて壁仕上げを行う際には、表面処理を 何も施していない素地のままの状態の釘を使用しているのが現状である。
【0003】
しかしながら、上記の従来技術によると、素地のままの釘を使用しているので 、化粧板の模様に対して、化粧板から表出する釘頭表面の素地色が合致しないこ とが多く、その結果、釘頭が目立ち易く、化粧仕上げの目的で壁下地に張り合わ せた化粧板の美観が損なわれるという問題が生じている。
【0004】 この考案は、上記問題を解決するためになされたもので、その目的は、化粧板 の色彩と合致するように同色で表面処理が施され、壁仕上げを施した際に化粧板 の美観を損なわないような模様付き釘を提供することにある。
【0005】
上記目的を達成するため、その手段としては、少なくとも釘頭の表面に2色以 上の塗料で模様が付されたことを特徴とする模様付き釘。
【0006】
以下、この考案の実施の一形態について、図に基づいて説明する。
【0007】 この模様付き釘1は、例えば、図1及び図2に示すように、表面全体にアクリ ル樹脂塗料やウレタン樹脂塗料等の下地塗料が塗布されて所定の色合いの下地色 2を有すると共に、この下地色2上に斑点模様3が上塗りされて模様付け4がな されたものである。
【0008】 この模様付け4としては、例えば、図3に示すように、石膏ボード等の壁下地 5にサイディングボード等の化粧板6を張り合わせて打ち込み固定して壁仕上げ した際に、化粧板6の模様と合致するものである。具体的には、化粧板6の下地 色7がねずみ系色等であって黒系色等の斑点模様8が点在している場合、模様付 き釘1もこれに合致するように表面全体に塗布して着色された下地色2がねずみ 系色等で、この下地色2上に上塗りされる斑点模様3が黒系色等となる。
【0009】 上記のように、模様付き釘1の模様付け4と、化粧板6の下地色7と斑点模様 8の模様が一致又は出来る限り近いものとすることによって、化粧板6から表出 する釘頭1aが目立つことがなく、化粧板6の外観の美しさを損なうことがなく なる。また、これと同時に、表面全体が下地色2となる下地塗料で被覆されるの で、防錆や腐食防止をも図れて耐久性をもたせることもできる。更に又、釘打ち 時に、軸1bの回りに付着している塗料が化粧板6と軸1bとの摩擦によって釘 頭1aの下面に剥がれて集まり、これが防水の役目を果して、化粧板6の内部に 雨水等が侵入するのを有効に防止できる。
【0010】 次に、表面全体に模様付け4を行う方法としての一例を示すと、素地色のまま の模様付き釘1を所定色の下地塗料に浸して塗布して乾燥する。その後、透明塗 料と所定色の固形塗料とを混ぜ合わせた混合塗料の中に浸して引き上げて斑点模 様3の付したものを高温下に数十分間程置いて焼き付け塗装する。
【0011】 このように模様付き釘1は化粧板6の模様と合致するように模様付け4がなさ れるが、下地色2や斑点模様3の色合いは化粧板6に対応して決められるもので 、特に限定されるものではなく、例えば、下地色2が青緑系色、赤紫系色、白系 色、茶系色、その他の系統色等で、これに他の色又は同色で濃淡が異なる斑点模 様3或いは他の模様が施された2色以上の複合色であればよい。
【0012】 また、化粧板6から表出するのは釘頭1aのみであるので、模様付け4を行う 部分としては、図4に示すように、釘頭1aの表面部分或いは表面部分とその周 囲の部分のみとしてもよい。この場合、軸1b部分への模様付け4を省略できる ので、各種塗料の節約等による低コスト化を図れる。
【0013】 以上、模様付き釘1についての説明を述べたが、打ち込み固定する対象物とし ては壁仕上げ用の化粧板6に限定されるものではなく、床仕上げ用やその他の資 材でもよい。この場合、模様付き釘1の模様付け4は、これら対象物の模様等に 合致又は出来る限り近いものとなる。
【0014】
この考案によると、壁仕上げ用の化粧板の模様等と模様付き釘の模様付けとが 合致するので目立つことがなく、化粧仕上げを目的とする化粧板の美観が損なう ことがない。
【0015】 特に、化粧板から表出する釘頭のみに化粧板の模様と合致する模様付けを行っ た場合には、上記効果に加えて模様付けする各種塗料の節約となって低コスト化 を図れる。
【図1】一実施例の模様付き釘を示す正面図。
【図2】模様付き釘の表面(模様付け部分)の拡大図。
【図3】壁仕上げ用の化粧板に模様付き釘を打ち付けた
ときの一部省略した斜視図。
ときの一部省略した斜視図。
【図4】釘頭のみに模様付けした状態を示す一部省略し
た斜視図。
た斜視図。
1 模様付き釘 1a 釘頭 4 模様付け
Claims (1)
- 【請求項1】 少なくとも釘頭の表面に2色以上の塗料
で模様が付されたことを特徴とする模様付き釘。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996004298U JP3032251U (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 模様付き釘 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1996004298U JP3032251U (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 模様付き釘 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3032251U true JP3032251U (ja) | 1996-12-17 |
Family
ID=43167172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1996004298U Expired - Lifetime JP3032251U (ja) | 1996-05-17 | 1996-05-17 | 模様付き釘 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3032251U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019178480A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 天井化粧板固定用ビスおよび天井化粧板の取付構造 |
-
1996
- 1996-05-17 JP JP1996004298U patent/JP3032251U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019178480A (ja) * | 2018-03-30 | 2019-10-17 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 天井化粧板固定用ビスおよび天井化粧板の取付構造 |
JP7117618B2 (ja) | 2018-03-30 | 2022-08-15 | パナソニックIpマネジメント株式会社 | 天井化粧板固定用ビスおよび天井化粧板の取付構造 |
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