JP3012588U - 外装化粧板の取付け構造 - Google Patents
外装化粧板の取付け構造Info
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- JP3012588U JP3012588U JP1994016618U JP1661894U JP3012588U JP 3012588 U JP3012588 U JP 3012588U JP 1994016618 U JP1994016618 U JP 1994016618U JP 1661894 U JP1661894 U JP 1661894U JP 3012588 U JP3012588 U JP 3012588U
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- nail head
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外装化粧板を取付けた後のハケ塗りなどによ
る釘頭の塗装が不要で、かつ釘頭が目立ちにくい外装化
粧板の取付け構造に関する。 【構成】 表面に凹凸模様を有する塗装済の外装化粧板
31を釘頭22aの小さな釘22を用いて凹凸模様の凹
部31bに釘頭が位置するようにして下地材3に取付け
た外装化粧板の取付け構造。
る釘頭の塗装が不要で、かつ釘頭が目立ちにくい外装化
粧板の取付け構造に関する。 【構成】 表面に凹凸模様を有する塗装済の外装化粧板
31を釘頭22aの小さな釘22を用いて凹凸模様の凹
部31bに釘頭が位置するようにして下地材3に取付け
た外装化粧板の取付け構造。
Description
【0001】
本考案は、建築用の外装化粧板、特に表面塗装を施してある外装化粧板に最適 な取付け構造に関するものである。
【0002】
天井や壁などの建築用の外装化粧板は、釘やビスなどによって下地材に取付け られているが、予め表面に塗装が施されている外装化粧板を取付ける場合、釘頭 が目立つのは外観上好ましくないため種々の工夫が施されている。
【0003】 その一例を説明すると、図3のように外装化粧板1を釘やビス2などによって 下地材3に取付けた後、その釘頭2aに外装化粧板1の塗装面1aと同色の塗料 をハケなどにより塗装を行って塗装部4とする方法が挙げられる。
【0004】
しかしながら、上記のように釘頭2aに1本ずつハケ塗りなどの塗装作業は手 間がかかり、ムラなく均一に塗装するには熟練を要する。また、塗装後に塗料が 乾燥するまでに他の物が接触したり、塵や埃が付着したりすることのないように 保持する必要があるという作業効率の面での問題もある。さらに、図4のように 表面に凹凸模様を有する外装化粧板11の場合、釘やビス2などの釘頭2aに塗 装部4を施すと、塗装部4が塗装面11aから突出するため、目立ち易くなり、 外観上の問題は解決されていない。
【0005】 本考案は、上記する従来技術の問題点に鑑み、予め表面塗装を施してある外装 化粧板を下地材に取付ける際、釘頭が目立ちにくく、かつ釘頭のハケ塗りなどの 塗装作業が不要な外装化粧板の取付け構造を提供することを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】 本考案における第1の考案は、表面が塗装済の外装化粧板を釘頭の小さな釘を 用いて下地材に取付けるように構成したことを特徴としており、本考案における 第2の考案は、表面に凹凸模様を有する塗装済の外装化粧板を釘頭の小さな釘を 用いて下地材に取付けるように構成したことを特徴としている。
【0007】 また、本考案における第3の考案は、第1の考案において、釘頭を外装化粧板 の塗装と同色に塗装した釘を用いたことを特徴としており、本考案における第4 の考案は、第2の考案において、釘頭を外装化粧板の塗装と同色に塗装した釘を 用いたことを特徴としている。
【0008】 さらに、本考案における第5の考案は、第2の考案において、凹凸模様を有す る外装化粧板の凹凸模様の凹部に釘頭が位置するようにしたことを特徴としてお り、本考案における第6の考案は、第4の考案において、凹凸模様を有する外装 化粧板の凹凸模様の凹部に釘頭が位置するようにしたことを特徴としている。
【0009】
本考案の外装化粧板の取付け構造によれば、釘頭の小さな釘を使用しているた め、表面に塗装を施してある外装化粧板を下地材に取付けた場合、釘頭にハケ塗 りなどの塗装作業を行わなくても釘頭が目立ちにくくすることができ、また、釘 頭を外装化粧板の塗装面と同色に塗装した釘を使用することにより、釘頭の目立 ち易さを解消でき、外観上美観を損なうことが確実になくなる。
【0010】
本考案の実施例を図面を参照しながら説明する。図1は、本考案の第1実施例 を示す説明用断面図、図2は、第2実施例を示す説明用断面図である。
【0011】 第1実施例は、表面が平坦な外装化粧板21の例であり、表面に塗装面21a が施されている。このような構成の外装化粧板21は、下地材3に釘22を用い て取付けられている。
【0012】 この使用する釘22は、図示のように、釘頭22aが小さな形状に形成されて おり、釘頭22aが目立つことがなくなる。この場合、釘頭22aを外装化粧板 21の表面に施してある塗装面21aと同色に塗装させた釘22を使用すること により、さらに釘頭22aの目立ちを少なくでき、外観上の美観を損なうことが ない。
【0013】 第2実施例は、表面が凹凸模様を有し、かつ塗装面31aを施してある外装化 粧板31の例である。この場合、凹凸模様の凹部31b或いは凹凸模様の凸部3 1cの何れかの部位に釘頭22aが位置するように釘22を使用できる。しかし 、図示のように凹凸模様の凹部31bに釘頭22aが位置するように釘22を使 用すると、この凹凸模様の凹部31bは、外装化粧板31に光線があたったとき に陰となり易いため、小さな釘頭22aの形状とが相俟って、釘頭22aがより 目立ちにくくなり、美観を損なうことがない。使用する釘22や釘頭22aのみ を塗装面31aと同色に塗装したものとすると、さらに釘頭22aが目立ちにく くなる。
【0014】 このように本考案は、釘頭の小さな釘を使用することにより、釘頭にハケ塗り などの塗装作業を行わなくても釘頭を目立ちにくくすることができる。また、釘 頭を外装化粧板の塗装面と同色に塗装した釘を使用する場合、特に凹凸模様の凹 部の部位に同色の釘頭を位置させると、光線の作用によって生ずる陰と小さな釘 頭の形状とが相俟って、より釘頭が目立ちにくくなる。
【0015】
本考案の外装化粧板の取付け構造によれば、次のような効果がある。
【0016】 釘頭の小さな釘を使用しているため、外装化粧板を下地材に取付けた後の釘 頭の塗装作業を省くことができ、しかも釘頭の目立ちを防ぐことが可能となり、 美観上の課題を解決できる。
【0017】 特に、表面に凹凸模様を有する塗装済の外装化粧板の場合、釘頭のハケ塗り などの塗装部分が目立つ課題を解決でき、しかも凹凸模様の凹部に釘頭を位置さ せるようにすると、より釘頭を目立ちにくくすることができる。
【0018】 予め外装化粧板の塗装面と同色に塗装させた釘頭の小さな釘を使用すること により、さらに釘頭の目立ちをより一層防ぐことができる。
【0019】 従来のように釘頭に1本ずつハケ塗りなどの塗装作業を省略でき、その取付 け作業の効率化を図ることができる。
【0020】 塗装作業を省略できるため、その乾燥時間がなくなり、一段と取付け作業の 効率化を図ることができる。
【図1】本考案における第1実施例を示す説明用断面
図。
図。
【図2】本考案における第2実施例を示す説明用断面
図。
図。
【図3】従来例の1例を示す説明用断面図。
【図4】従来例の2例を示す説明用断面図。
3 下地材 21 外装化粧板 22 釘 22a 釘頭
Claims (6)
- 【請求項1】 表面が塗装済の外装化粧板を釘頭の小さ
な釘を用いて下地材に取付けるように構成したことを特
徴とする外装化粧板の取付け構造。 - 【請求項2】 表面に凹凸模様を有する塗装済の外装化
粧板を釘頭の小さな釘を用いて下地材に取付けるように
構成したことを特徴とする外装化粧板の取付け構造。 - 【請求項3】 釘頭を外装化粧板の塗装と同色に塗装し
た釘を用いたことを特徴とする請求項1に記載の外装化
粧板の取付け構造。 - 【請求項4】 釘頭を外装化粧板の塗装と同色に塗装し
た釘を用いたことを特徴とする請求項2に記載の外装化
粧板の取付け構造。 - 【請求項5】 表面に凹凸模様を有する塗装済の外装化
粧板の凹凸模様の凹部に釘頭が位置するようにしたこと
を特徴とする請求項2に記載の外装化粧板の取付け構
造。 - 【請求項6】 表面に凹凸模様を有する塗装済の外装化
粧板の凹凸模様の凹部に釘頭が位置するようにしたこと
を特徴とする請求項4に記載の外装化粧板の取付け構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994016618U JP3012588U (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 外装化粧板の取付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1994016618U JP3012588U (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 外装化粧板の取付け構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3012588U true JP3012588U (ja) | 1995-06-20 |
Family
ID=43148280
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1994016618U Expired - Lifetime JP3012588U (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 外装化粧板の取付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3012588U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005336996A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-12-08 | Yoshino Gypsum Co Ltd | ボード建材、ボード建材製造方法及びボード建材施工方法 |
JP2020002707A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | 大建工業株式会社 | 化粧板の施工方法及び化粧板の施工構造 |
-
1994
- 1994-12-16 JP JP1994016618U patent/JP3012588U/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005336996A (ja) * | 2004-04-28 | 2005-12-08 | Yoshino Gypsum Co Ltd | ボード建材、ボード建材製造方法及びボード建材施工方法 |
JP2020002707A (ja) * | 2018-06-29 | 2020-01-09 | 大建工業株式会社 | 化粧板の施工方法及び化粧板の施工構造 |
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