JPH078892A - 塗装の補修方法 - Google Patents
塗装の補修方法Info
- Publication number
- JPH078892A JPH078892A JP15902693A JP15902693A JPH078892A JP H078892 A JPH078892 A JP H078892A JP 15902693 A JP15902693 A JP 15902693A JP 15902693 A JP15902693 A JP 15902693A JP H078892 A JPH078892 A JP H078892A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet member
- coating
- repair
- exterior material
- repairing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マスキングを行う必要がなく、しかも短時間
で補修を行うことのできる塗装の補修方法を提供する。 【構成】 外装材1の塗装の補修箇所Sの大きさに合
わせたシート部材10の表面に、塗料3aを所定の模様
状に塗布し、このシート部材10の表面を前記補修箇所
Sに当てた後、シート部材10を剥して前記補修箇所S
を所定の模様に塗装する。
で補修を行うことのできる塗装の補修方法を提供する。 【構成】 外装材1の塗装の補修箇所Sの大きさに合
わせたシート部材10の表面に、塗料3aを所定の模様
状に塗布し、このシート部材10の表面を前記補修箇所
Sに当てた後、シート部材10を剥して前記補修箇所S
を所定の模様に塗装する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば外装材の塗装
を補修する塗装の補修方法に関する。
を補修する塗装の補修方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、建築用の外装材等に斑点模様を施
して意匠効果を高めたものが提案されている。この外装
材は、例えば硬質木片セメント板の表面を所定の色の塗
料で塗装して化粧層を形成させ、この化粧層の上から別
な色の塗料を吹き付けて斑点模様等を形成して構成した
ものである。
して意匠効果を高めたものが提案されている。この外装
材は、例えば硬質木片セメント板の表面を所定の色の塗
料で塗装して化粧層を形成させ、この化粧層の上から別
な色の塗料を吹き付けて斑点模様等を形成して構成した
ものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、経年使用に
より斑点模様が剥がれたりする場合があり、この様な場
合、斑点模様の補修を行うが、この補修は、スプレーガ
ンや刷毛を用いて行っている。このスプレーガンを使用
して塗料を吹き付ける方法として実開昭62−1563
74号公報に記載されたものが知られている。
より斑点模様が剥がれたりする場合があり、この様な場
合、斑点模様の補修を行うが、この補修は、スプレーガ
ンや刷毛を用いて行っている。このスプレーガンを使用
して塗料を吹き付ける方法として実開昭62−1563
74号公報に記載されたものが知られている。
【0004】ところが、スプレーガンで塗料を吹き付け
て斑点模様を形成する場合には、補修箇所以外に塗料が
付着しないように、マスキングを行う必要があり、その
マスキング作業が非常に面倒であるという問題があっ
た。また、刷毛で補修する場合には、刷毛で1個づつ斑
点模様を形成するので、多くの時間を費やしてしまうと
いう問題があった。
て斑点模様を形成する場合には、補修箇所以外に塗料が
付着しないように、マスキングを行う必要があり、その
マスキング作業が非常に面倒であるという問題があっ
た。また、刷毛で補修する場合には、刷毛で1個づつ斑
点模様を形成するので、多くの時間を費やしてしまうと
いう問題があった。
【0005】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、マスキングを行う必要がなく、し
かも短時間で補修を行うことのできる塗装の補修方法を
提供することにある。
もので、その目的は、マスキングを行う必要がなく、し
かも短時間で補修を行うことのできる塗装の補修方法を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、外装材の塗装の補修箇所の大きさに合わ
せたシート部材の表面に、塗料を所定の模様状に塗布
し、このシート部材の表面を前記補修箇所に当てた後、
シート部材を剥して前記補修箇所を所定の模様に塗装す
ることを特徴とする。
達成するため、外装材の塗装の補修箇所の大きさに合わ
せたシート部材の表面に、塗料を所定の模様状に塗布
し、このシート部材の表面を前記補修箇所に当てた後、
シート部材を剥して前記補修箇所を所定の模様に塗装す
ることを特徴とする。
【0007】
【作 用】この発明によれば、外装材の塗装の補修箇所
の大きさに合わせたシート部材の表面に、塗料を所定の
模様状に塗布し、このシート部材の表面を前記補修箇所
に当てた後、シート部材を剥して前記補修箇所を所定の
模様に塗装するものであるから、補修箇所だけ塗装する
ことができる。
の大きさに合わせたシート部材の表面に、塗料を所定の
模様状に塗布し、このシート部材の表面を前記補修箇所
に当てた後、シート部材を剥して前記補修箇所を所定の
模様に塗装するものであるから、補修箇所だけ塗装する
ことができる。
【0008】
【実施例】以下、この発明に係る塗装の補修方法の実施
例を図面に基づいて説明する。
例を図面に基づいて説明する。
【0009】図1において、1は建築用の外装材で、こ
の外装材1は硬質木片セメント板2の表面に所定の色の
塗料を塗装して化粧層2aを形成し、この化粧層の上か
ら別な色の塗料3を吹き付けて斑点模様4を形成して構
成したものである。
の外装材1は硬質木片セメント板2の表面に所定の色の
塗料を塗装して化粧層2aを形成し、この化粧層の上か
ら別な色の塗料3を吹き付けて斑点模様4を形成して構
成したものである。
【0010】この外装材1の鎖線で囲む補修箇所である
S部分の斑点模様が剥がれている場合、この補修箇所S
の補修方法について説明する。
S部分の斑点模様が剥がれている場合、この補修箇所S
の補修方法について説明する。
【0011】先ず、図2に示すように、塗料に対して剥
離性のよい例えばアルミ箔やビニールからなるシートを
補修箇所Sと同形の大きさに切断したシート部材10を
用意する。
離性のよい例えばアルミ箔やビニールからなるシートを
補修箇所Sと同形の大きさに切断したシート部材10を
用意する。
【0012】次に、図3に示すように、スプレーガン1
1でシート部材10の表面に斑点模様状に塗料3と同じ
色の塗料3aを吹き付ける。この後、図4に示すよう
に、塗料3aが乾燥する前にシート部材10を外装材1
の補修箇所Sに当てて、図5に示すようにシート部材1
0に吹き付けた塗料3aを補修箇所Sの化粧層2aの表面
に付着させる。
1でシート部材10の表面に斑点模様状に塗料3と同じ
色の塗料3aを吹き付ける。この後、図4に示すよう
に、塗料3aが乾燥する前にシート部材10を外装材1
の補修箇所Sに当てて、図5に示すようにシート部材1
0に吹き付けた塗料3aを補修箇所Sの化粧層2aの表面
に付着させる。
【0013】そして、図6に示すようにシート部材10
を剥せば、シート部材10は塗料に対して剥離性のよい
ことにより、図7に示すように、塗料3aは外装材1の
補修箇所Sの化粧層2aに付着したままとなり、シート
部材10のみを剥すことができる。この結果、補修箇所
Sの化粧層2aに斑点模様15を形成することができ、
修復は完了することとなる。
を剥せば、シート部材10は塗料に対して剥離性のよい
ことにより、図7に示すように、塗料3aは外装材1の
補修箇所Sの化粧層2aに付着したままとなり、シート
部材10のみを剥すことができる。この結果、補修箇所
Sの化粧層2aに斑点模様15を形成することができ、
修復は完了することとなる。
【0014】このように、シート部材10に塗料3aを
斑点模様状に吹き付け、このシート部材10を外装材1
の補修箇所Sに当ててシート部材10を剥せばよいの
で、短時間で行うことができ、しかも補修箇所Sだけ塗
装されることになるのでマスキングを行う必要がなく、
その補修作業はいたって簡単なものとなる。
斑点模様状に吹き付け、このシート部材10を外装材1
の補修箇所Sに当ててシート部材10を剥せばよいの
で、短時間で行うことができ、しかも補修箇所Sだけ塗
装されることになるのでマスキングを行う必要がなく、
その補修作業はいたって簡単なものとなる。
【0015】以上、この発明の実施例を図面により詳述
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上記実施
例では斑点模様を修復する場合について説明したが、他
の模様であってもよいことは勿論である。
してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変
更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上記実施
例では斑点模様を修復する場合について説明したが、他
の模様であってもよいことは勿論である。
【0016】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、外装材の塗装の補修箇所の大きさに合わせたシー
ト部材の表面に、塗料を所定の模様状に塗布し、このシ
ート部材の表面を前記補修箇所に当てた後、シート部材
を剥して前記補修箇所を所定の模様に塗装するものであ
るから、短時間で行うことができ、しかも、補修箇所だ
け塗装されることになるのでマスキングを行う必要がな
く、その補修作業はいたって簡単なものとなる。
れば、外装材の塗装の補修箇所の大きさに合わせたシー
ト部材の表面に、塗料を所定の模様状に塗布し、このシ
ート部材の表面を前記補修箇所に当てた後、シート部材
を剥して前記補修箇所を所定の模様に塗装するものであ
るから、短時間で行うことができ、しかも、補修箇所だ
け塗装されることになるのでマスキングを行う必要がな
く、その補修作業はいたって簡単なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる外装材に施された斑点模様を
示した正面図である。
示した正面図である。
【図2】シート部材を示した平面図である。
【図3】シート部材に塗料を吹き付ける状態を示した説
明図である。
明図である。
【図4】シート部材を外装材の補修箇所に当てる状態を
示した説明図である。
示した説明図である。
【図5】シート部材を外装材の補修箇所に当てた状態を
示した側面図である。
示した側面図である。
【図6】シート部材を剥す状態を示した側面図である。
【図7】修復が完了した外装材を示した正面図である。
1 外装材 3a 塗料 10 シート部材 S 補修箇所
Claims (1)
- 【請求項1】外装材の塗装の補修箇所の大きさに合わせ
たシート部材の表面に、塗料を所定の模様状に塗布し、
このシート部材の表面を前記補修箇所に当てた後、シー
ト部材を剥して前記補修箇所を所定の模様に塗装するこ
とを特徴とする塗装の補修方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15902693A JPH078892A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 塗装の補修方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15902693A JPH078892A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 塗装の補修方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH078892A true JPH078892A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=15684638
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15902693A Pending JPH078892A (ja) | 1993-06-29 | 1993-06-29 | 塗装の補修方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH078892A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003092912A1 (en) * | 2001-12-14 | 2003-11-13 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Process for repairing coated substrate surfaces |
WO2009066547A1 (ja) * | 2007-11-20 | 2009-05-28 | Aioi Insurance Co., Ltd. | 塗装用転写フィルム及び塗装用転写フィルムを用いた塗装方法 |
US8431813B2 (en) | 2009-06-08 | 2013-04-30 | Roland Corporation | Percussion instrument and method with coupling devices |
-
1993
- 1993-06-29 JP JP15902693A patent/JPH078892A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003092912A1 (en) * | 2001-12-14 | 2003-11-13 | E.I. Du Pont De Nemours And Company | Process for repairing coated substrate surfaces |
US6958171B2 (en) | 2001-12-14 | 2005-10-25 | E. I. Du Pont De Nemours And Company | Process for repairing coated substrate surfaces |
WO2009066547A1 (ja) * | 2007-11-20 | 2009-05-28 | Aioi Insurance Co., Ltd. | 塗装用転写フィルム及び塗装用転写フィルムを用いた塗装方法 |
US8431813B2 (en) | 2009-06-08 | 2013-04-30 | Roland Corporation | Percussion instrument and method with coupling devices |
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