JP2530013B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

半導体装置の製造方法

Info

Publication number
JP2530013B2
JP2530013B2 JP63292612A JP29261288A JP2530013B2 JP 2530013 B2 JP2530013 B2 JP 2530013B2 JP 63292612 A JP63292612 A JP 63292612A JP 29261288 A JP29261288 A JP 29261288A JP 2530013 B2 JP2530013 B2 JP 2530013B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chip
semiconductor
semiconductor chip
fine particles
adhesive tape
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63292612A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02138755A (ja
Inventor
山田  豊
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
Priority to JP63292612A priority Critical patent/JP2530013B2/ja
Publication of JPH02138755A publication Critical patent/JPH02138755A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2530013B2 publication Critical patent/JP2530013B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2221/00Processes or apparatus adapted for the manufacture or treatment of semiconductor or solid state devices or of parts thereof covered by H01L21/00
    • H01L2221/67Apparatus for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components; Apparatus not specifically provided for elsewhere
    • H01L2221/683Apparatus for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping
    • H01L2221/68304Apparatus for handling semiconductor or electric solid state devices during manufacture or treatment thereof; Apparatus for handling wafers during manufacture or treatment of semiconductor or electric solid state devices or components; Apparatus not specifically provided for elsewhere for supporting or gripping using temporarily an auxiliary support
    • H01L2221/68318Auxiliary support including means facilitating the separation of a device or wafer from the auxiliary support
    • H01L2221/68322Auxiliary support including means facilitating the selective separation of some of a plurality of devices from the auxiliary support

Landscapes

  • Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔概 要〕 粘着テープ上の半導体チップをピックアップし所定の
トレー等に移送する際の半導体装置の製造方法に関し、 半導体チップ切断時に発生し該半導体チップ表面に付
着する微粒子を確実に除去することを目的とし、 粘着テープ上に半導体ウェハを接着してから該半導体
ウェハを複数の半導体チップに分割した後、該半導体チ
ップ表面をイオンガスにさらしかつ不活性ガスにさらし
て該半導体チップ表面の微粒子を除去する工程と、次い
で治具を用いて該半導体チップを吸着し、前記粘着テー
プから剥離して移送する工程とを有して構成する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は粘着テープ上の切断された半導体チップをピ
ックアップして所定のトレーに移送する際の半導体装置
の製造方法に係り、特に半導体チップ切断時に発生し該
半導体チップ表面に付着する微粒子を確実に除去して半
導体装置としての特性と生産性の向上を図った半導体装
置の製造方法に関する。
〔従来の技術〕
第2図は従来の半導体装置の製造方法例を説明する概
念図である。
図で、(イ)は図示されない治具上にセットした厚さ
30〜40μm程度の粘着テープ1に、所要サイズの半導体
ウェハ2がパターン非形成面で貼り付けられた状態を表
わしている。
ここでロータリカッタ等を使用し、図(ロ)に示す如
く上記半導体ウェハ2をパターンに沿って縦横に切断し
て所定サイズのチップ3を形成するが、この切断方法に
は該ウェハ2表面からの切断深さをウェハ2の厚さHの
一部とするハーフカット法と該ウェハ2の厚さHに粘着
テープ1の厚さの一部h(約20μm程度)を加えた寸法
とするフルカット法がある。
図(ロ)は例として上記後者のフルカット法による場
合を示したものであるが、何れの場合にもチップ3の粘
着テープ1との接合面側の切断エッヂ部分に例えば数〜
10μmオーダの微細な背面カケを生じ、静電気を帯びた
微粒子が発生する。
図(ロ)のチップ部分を拡大した図(ハ)に示す3a,3
bは上記の背面カケによる微粒子を表わしたものである
が、これらの微粒子3a,3b等は静電気を帯びているため
周囲の各チップ表面に吸引され易い状態にあり、一部の
微粒子は飛散して近傍のチップ表面に付着する。
次いで例えば粘着テープ1のチップ3に対応する領域
を図(ハ)に示す如く円筒状の吸着ステージ4の吸着面
4aに装着する。
この吸着ステージ4の周壁内部の全周囲には、図示さ
れない真空ポンプに連なる吸引溝4bが開口部を端面に現
出して上記吸着面4aを構成するように形成されており、
また該吸着ステージ4の内径部分には図示されない例え
ばプランジヤのような駆動装置によって該内径部で円滑
に上下動し且つ上記吸着面4a側端面の該チップ3の領域
内に一列上にない3個以上複数個のピン5aを立てた押上
治具5が装着されている。なお図では該ピン5aを三角形
の各頂点位置に配置した3個の場合について表わしてい
る。
ここで上記チップ3の周囲にある各隣接チップを該吸
着ステージ4の吸着面4aで吸着した後、押上治具5のみ
を矢印a方向に上昇させて該粘着テープ1を突き破る上
記ピン5aでチップ3を該テープ1から剥離させながら押
し上げる。
この際静電気を帯びた前述の微粒子3a,3bの残部は、
該チップ3の該粘着テープ1からの剥離と共に浮動状態
となって該チップ3や隣接するチップ例えば3′や3″
の表面その他の部分に吸引付着する。
一方ピン5aで押し上げられた上記のチップ3は、該チ
ップ3の上方対応位置に配設された図(ニ)に示す如き
図示されない排気系で矢印b方向に排気されるピックア
ップ治具6に真空吸着され、他の所定位置に設置したト
レーまで該チップ3を移送するようにしている。
この場合、該ピックアップ治具6ではチップ表面に付
着した微粒子を除去することができないため、各チップ
のトレーへの移送はかかる微粒子が表面その他各面に付
着した状態で行われる。
従来かかる微粒子は極めて小さいことからチップとし
ての特性に及ぼす影響が少ないが、チップとしての集積
度の向上によってこれら微粒子が無視できなくなり、爾
後の工程でチップとしての特性を低下させる要因となっ
てきている。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の構成になる半導体装置の製造方法では、半導体
ウェハをチップ状に形成する段階で発生し且つ該チップ
上に付着する微粒子を該チップをトレー等に移送する段
階で除去することができないため、半導体チップとして
の特性を低下させると言う問題があった。
〔課題を解決するための手段〕
上記問題点は、粘着テープ上に半導体ウェハを接着し
てから該半導体ウェハを複数の半導体チップに分割した
後、該半導体チップ表面をイオンガスにさらしかつ不活
性ガスにさらして該半導体チップ表面の微粒子を除去す
る工程と、次いで治具を用いて該半導体チップを吸着
し、前記粘着テープから剥離して移送する工程と、を有
する半導体装置の製造方法によって解決される。
〔作 用〕
本発明では、ピックアップ治具が複数の半導体チップ
を順にピックアップする間に、後でピックアップするチ
ップ表面に不活性ガスブローを吹き付けることによって
チップ表面に付着している微粒子を吹き飛ばすようにし
ている。
従って、チップ上の微粒子が完全に除去されることか
らピックアップ治具は表面に微粒子のないチップをピッ
クアップすることになり、爾後の工程でも半導体チップ
としての特性を低下させることがない作業を実現させる
ことができる。
〔実施例〕
第1図は本発明になる半導体装置の製造方法を説明す
る図であり、(A)は微粒子がチップ表面に付着した状
態を、また(B)は該チップがピックアップ治具にピッ
クアップされた状態をそれぞれ表わしている。
第2図(イ)のように粘着テープ1にウェハ2を接着
し、第2図(ロ)のように例えばロータリカッタで該半
導体ウェハ2を切断して複数の半導体チップに分割した
後、第2図(ハ)のように吸着ステージ4の吸着面4a上
に吸引させ、第2図(ニ)のように粘着テープ1に貼り
付けられた半導体チップ3をピックアップした後ピック
アップ位置を隣の半導体チップ3′に移動させた後の状
態が第1図(A)である。
半導体チップ3′の表面上には、例えば破線で示す30
の部分にあった半導体チップ3をピックアップしたとき
に飛散した微粒子3aが静電気を帯びた状態で付着してい
る。
次に本実施例では、静電気を喪失させて微粒子3aの除
去をより良好に行うために不活性ガスブローに更にイオ
ンガスブローを加えて吹き付けるようにしている。
10は一般に市販されているイオンガス発生器をまた11
は例えば窒素ガス射出器を表わしており、いずれもチッ
プ3′の表面近傍で該チップ3′の表面に向かう方向に
設置しているものである。
イオンガス発生器10からイオンブロー10aをチップ
3′の表面に吹きつけ、微粒子3aからイオン化して帯び
ている静電気を喪失させてチップ3′に対する吸引力を
なくす。
同時に窒素ガス射出器11から射出する窒素ガスブロー
11aを吹き付けて矢印cのように該微粒子3aを吹き飛ば
して該チップ3′上に存在する微粒子を全て除去する。
なお窒素ガスブロー11aは化学的に安定した不活性ガス
であるため、該ガスを吹き付けることによってチップと
しての特性に影響を及ぼすことがない。
実験結果によれば、窒素ガスブロー11aの圧力を3〜5
Kg/cm2程度にして、この窒素ガスブローと同時にイオン
ガス発生器10からイオンブロー10aを射出させて吹き付
けると、微粒子が完全に吹き飛ばされて除去できること
を確認している。
次に吸着ステージ4の押上治具5を第2図(ニ)の場
合と同様に上昇させ、複数のピン5aで該チップ3′を押
上げてピックアップ治具6にチャックさせて図(B)に
示す状態とする。
従って該ピックアップ治具6には微粒子付着のないチ
ップのみがピックアップされることから、トレーに移送
された後の諸工程でも半導体チップとしての特性を低下
させることがない作業の実現が可能となる。以上のよう
に、本発明では電気的に吸着している微粒子をイオンガ
スにさらすことで剥がれ易くしつつ、不活性ガスにさら
して当該微粒子を飛び去らすものである。
なお本実施例では、半導体チップが粘着テープ上で既
に完全にカッティングされ、互いに分離している場合を
例としているが、粘着テープに貼られた状態で半分だけ
カットしたハーフカット状態にある半導体チップに本発
明を適用しても同様の効果を得ることができる。
〔発明の効果〕
上述の如く本発明により、微粒子付着のない半導体チ
ップを所定のトレーに移送することが可能となり、爾後
の諸工程でも半導体チップとしての特性を低下させるこ
とがない半導体装置の製造方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明になる半導体装置の製造方法を説明する
図、 第2図は従来の半導体装置の製造方法例を説明する概念
図、 である図において、 1は粘着テープ、3,3′は半導体チップ、 3aは微粒子、 4は吸着ステージ、4aは吸着面、 5は押上治具、5aはピン、 6はピックアップ治具、 10はイオンガス発生器、 11は窒素ガス射出器、 をそれぞれ表わす。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘着テープ上に半導体ウェハを接着してか
    ら該半導体ウェハを複数の半導体チップに分割した後、 該半導体チップ表面をイオンガスにさらしかつ不活性ガ
    スにさらして該半導体チップ表面の微粒子を除去する工
    程と、 次いで、治具を用いて該半導体チップを吸着し、前記粘
    着テープから剥離して移送する工程と、 を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
JP63292612A 1988-11-18 1988-11-18 半導体装置の製造方法 Expired - Fee Related JP2530013B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63292612A JP2530013B2 (ja) 1988-11-18 1988-11-18 半導体装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63292612A JP2530013B2 (ja) 1988-11-18 1988-11-18 半導体装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02138755A JPH02138755A (ja) 1990-05-28
JP2530013B2 true JP2530013B2 (ja) 1996-09-04

Family

ID=17784051

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63292612A Expired - Fee Related JP2530013B2 (ja) 1988-11-18 1988-11-18 半導体装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2530013B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104319251A (zh) * 2014-10-29 2015-01-28 三星半导体(中国)研究开发有限公司 芯片拾取装置

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4666469B2 (ja) * 2005-03-29 2011-04-06 大日本スクリーン製造株式会社 テープ剥離装置
JP4530966B2 (ja) * 2005-10-21 2010-08-25 株式会社新川 ボンディング装置及びボンディング方法
JP2008053260A (ja) * 2006-08-22 2008-03-06 Nidec Tosok Corp ピックアップ装置
JP2008135455A (ja) * 2006-11-27 2008-06-12 Ngk Insulators Ltd チップ移載装置
JP2012015231A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Disco Abrasive Syst Ltd テープ貼着方法
JP5718601B2 (ja) * 2010-09-15 2015-05-13 株式会社日立ハイテクインスツルメンツ ダイボンダ及び半導体製造方法

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3973682A (en) * 1974-12-20 1976-08-10 International Business Machines Corporation Pick up assembly for fragile devices

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104319251A (zh) * 2014-10-29 2015-01-28 三星半导体(中国)研究开发有限公司 芯片拾取装置
CN104319251B (zh) * 2014-10-29 2018-02-06 三星半导体(中国)研究开发有限公司 芯片拾取装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH02138755A (ja) 1990-05-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102623402B (zh) 半导体集成电路装置的制造方法
JPH08250574A (ja) 半導体ダイピックアップ用真空コレット
JP2007036153A (ja) ウエーハの保護テープ貼着方法および貼着装置
JP2001118862A (ja) ペレットピックアップ装置
JPH1079414A (ja) ウエーハ分離装置および該装置の使用方法
JP2530013B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2003229469A (ja) 半導体チップピックアップ装置
JP6366223B2 (ja) 半導体チップのピックアップ装置
JP5471777B2 (ja) ウェハ加工方法およびウェハ加工装置
JP2001024050A (ja) ワーク保持装置
JP2003224088A (ja) 半導体チップピックアップ装置
JP2001102329A (ja) 被加工物の分割方法
JP2010062472A (ja) 半導体チップのピックアップ装置およびこれを用いた半導体チップのピックアップ方法
JP2004186430A (ja) 半導体ウェーハの加工方法
JP2002353170A (ja) 半導体ウェーハの分離システム、分離方法及びダイシング装置
JPH0376139A (ja) 半導体素子突上げ方法
JP3003630B2 (ja) コレット装置及びチップ取扱方法
US20030201549A1 (en) Pickup apparatus, pickup method and method for manufacturing semiconductor device
JPH10335270A (ja) ペレットのピックアップ装置
JPH0745558A (ja) 半導体チップの剥離方法
JPS59134849A (ja) ダイシング方法および粘着シ−ト
JPH05114643A (ja) 半導体ウエハのウエハシート保持方法
JPS63228638A (ja) チツプ取出し装置
JP5075770B2 (ja) 半導体チップのピックアップ装置およびこれを用いた半導体チップのピックアップ方法
JPH02111047A (ja) 半導体装置の製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees