JP2529896B2

JP2529896B2 - 芳香付けされた洗濯用洗浄剤

Info

Publication number: JP2529896B2
Application number: JP2257574A
Authority: JP
Inventors: ジョン・マーチン・ビーハン; ダグラス・パーリング; ブライアン・ジェームス・ウィリス
Original assignee: Unilever NV
Current assignee: Unilever NV
Priority date: 1989-09-29
Filing date: 1990-09-28
Publication date: 1996-09-04
Anticipated expiration: 2011-09-04
Also published as: EP0430315A2; AU6319890A; GR3023401T3; DK0430315T3; ATE150079T1; DE69030156T2; AU648039B2; ES2098244T3; CA2026512C; BR9004876A; EP0430315A3; JPH03131696A; US6140295A; EP0430315B1; GB8921995D0; EP0430315B2; CA2026512A1; DE69030156D1; ZA907795B

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、芳香付けされた洗濯用洗浄剤に関する。よ
り詳細には、リパーゼを含有する芳香付けされた洗濯用
洗浄剤に関する。本発明は、また、リパーゼを含有する
洗濯用洗浄剤に添加するのに適する芳香族に関する。

様々な種類の汚れを除去するために、酵素を洗濯用洗
浄剤に添加することは広く知られている。洗濯用洗浄剤
に含有させるための多くの種類の酵素が提案されている
が、プロテアーゼとアミラーゼに重点が置かれている。
洗濯用洗浄剤におけるリパーゼの使用は、例えば、英国
特許第1,372,034号、米国特許第3,950,277号、米国特許
第4,011,169号、米国特許第4,707,291号、欧州特許第20
5,208号、欧州特許第206,390号、欧州特許第268,456
号、日本国特許公開公報63−78000のような特許文献、
並びに1988年６月のリサーチ・ディスクロージャー（Re
search Disclosure）29056とそこに引用されている文献
中に記載されている。しかしながら、現在までのとこ
ろ、リパーゼは洗濯用洗浄剤中に極めて限定的にしか使
用されていないことが判明した。

また、酵素がそれらの活性において完全に特異的であ
ることはめったにないということ、及び市販の酵素が完
全に純粋であるのはまれであることが従来技術において
知られている。従って、実質的に全てのプロテアーゼ
が、いくらかのリパーゼ／エステラーゼ活性を有する。

リパーゼは、リパーゼを含む洗剤が脂肪の加水分解に
よって織物上の脂汚れをよりよく処理できるので、洗濯
用洗浄剤において大きな潜在的利点を有する。しかしな
がら、このような洗濯用洗浄剤は、織物に付着した残留
臭気を残すことが時々ある。この問題は、臭気精製され
た（odourpurified）リパーゼの使用によっては軽減さ
れない（臭気精製は、プロテアーゼに対して記載され
た、欧州特許第142,886号の試験方法によって定義され
る）。従って、これらの臭気は、酵素そのものの臭気と
は関係がないようである。このような残留悪臭は、消費
者によって知覚されるので、洗浄剤の全体的性能を損な
う。この悪臭は、ただ単に従来の芳香剤を洗浄剤に添加
することによっては解決できないことが経験されてお
り、いくつかの芳香剤は状況をより一層悪くすることが
判明した。

特定の群から選択された芳香物質の少なくとも特定最
小量と別の群に属する芳香物質の特定最大量以下の量と
を含有する芳香剤が、リパーゼで処理された洗濯物の残
留悪臭の問題を解決できることが判明した。従って、一
方において、本発明はリパーゼ含有洗濯用洗浄剤用の新
規な芳香剤を提供し、他方において、少なくとも100LU/
gの脂質分解酵素活性を生じるような量のリパーゼと特
定の芳香剤を含有する新規な洗濯用洗浄剤を提供し、こ
のような芳香剤は、ａ） 200乃至350AMU［原子質量単位（Atomic Mass Uni
ts）］の分子量を有する脂肪族ケトン、 150乃至350AMUの分子量を有し、芳香族基を含むケト
ン、 160乃至350AMUの分子量を有する脂肪族アルデヒド、 130乃至350AMUの分子量を有し、芳香族基を含むアル
デヒド、 150乃至350AMUの分子量を有するニトリル、 190乃至350AMUの総分子量を有する、アルデヒドとア
ミンの縮合生成物、 350AUM未満の分子量を有するマクロ環式（macrocycli
c）ラクトンムスク（musk）、芳香族基を含む、ニトロムスク、から選択される１種以上の芳香物質を少なくとも25重量
％含有し、及びｂ）１乃至７の炭素原子を有する脂肪酸から誘導され
たエステルの量が芳香剤の50重量％未満である。

芳香剤及びこのような芳香剤を含有する洗浄剤におい
て、上述のａ）のもとに特定された群から選択される芳
香物質が芳香剤中において少なくとも30重量％であるの
が好ましく、芳香剤及び洗浄剤において、この比率が少
なくとも40重量％であるのが特に好ましい。同様に、芳
香剤及び洗浄剤において、芳香剤が30重量％未満の１乃
至７の炭素原子を有する脂肪酸からのエステルしか含ま
ないのが好ましく、20重量％未満しか含まないのが特に
好ましい。

適する脂肪族ケトンは、例えば、 2,7,8−トリメチル−１−アセチル−シクロドデカ−
2,5,7−トリエン、７−アセチル−1,1,6,7−テトラメチル−1,2,3,4,5,
6,7,8−オクタヒドロナフタレン、イソロンギホルアノン、 γ−イロン、 α−ベチボン、である。

適する芳香族基を含むケトンは、例えば、４−（ｐ−ヒドロキシフェニル）−ブタン−２−オ
ン、 1,1,2,4,4,7−ヘキサメチル−６−アセチル−テトラ
リン、ベンゾフェノン、メチルナフチルケトン、である。

適する脂肪族アルデヒドは、例えば、２−メチルヘンデカナール、ウンデカナール、４−（４′−メチル−４′−ヒドロキシペンチル）−
シクロヘキサ−３−エンカルボアルデヒド、７−ホルミル−５−イソプロピル−２−メチル−ビシ
クロ［2.2.2］オクト−２−エン、４−（トリシクロ［5.2.1.0｛2,6｝］デシリデン−
８）−ブタナール、４−（４′−メチルペント−３−エニル）−シクロヘ
キサ−３−エンカルボアルデヒド、である。

適する芳香族基を含むアルデヒドは、例えば、 α−ヘキシルシンナムアルデヒド、アニスアルデヒド、ヘリオトロピン、２−フェニルプロパナール、ジヒドロシンナムアルデヒド、３−（ｐ−ｔ−ブチルフェニル）−２−メチルプロパ
ナール、である。

適するニトリルは、例えば、２−メチルデカノニトリル、トリデセン−２−ニトリル、ゲラノニトリル、シンナモニトリル、シトロネロニトリル、ドデカノニトリル、である。

適するアルデヒドとアミンの縮合生成物は、例えば、メチルＮ−（2,4−ジメチル−３−シクロヘキセニ
ル）メチリデンアントラニレート、メチルＮ−（3,7−ジメチル−７−ヒドロキシ−オ
クチリデン）アントラニレート、メチルＮ−（４−（４′−メチル−４′−ヒドロキ
シペンチル）−シクロヘキサ−３−エニル］メチリデン
アントラニレート、である。

適するマクロ環式ラクトンムスクは、例えば、エチレンドデカンジオエート、 11−オキサヘキサデカノリド、シクロペンタデカノリド、である。

適する芳香族基を含むニトロムスクは、例えば、ムスクキシレン、である。

本発明による洗濯用洗浄剤は、粉末又は顆粒状固体、
棒、水性又は非水性のペースト又は液体でよい。本発明
による洗濯用洗浄剤は、リパーゼ以外に、当技術分野に
おいて通常の成分、例えば、アニオン性、カチオン性、
両性イオン性、又は非イオン性洗浄剤活性化合物、ビル
ダー、金属イオン封鎖剤、無機充填剤、漂白剤、蛍光漂
白剤、再付着防止剤、織物コンディショナー、その他の
酵素などを含むことができる。このような洗濯用洗浄剤
は、さらに、上述の文献中に記載されているような、そ
の他の従来的成分を含有してもよい。従って、典型的洗
濯用洗浄剤は、５乃至40％のアニオン性洗浄剤活性化合
物、１乃至20％の非イオン性洗浄剤活性化合物、０乃至
５％の起泡増進剤、０乃至30％のビルダー／金属イオン
封鎖剤、０乃至60％の無機充填剤、０乃至15％の漂白
剤、15％までの１種以上の蛍光漂白剤、再付着防止剤、
酵素、及び織物コンディショナー、及び0.05乃至1.5％
の芳香族を含有する。

本発明による洗濯用洗浄剤に含有させるのに適するリ
パーゼは、例えば、デンマークのノボ・インダストリ・
エー・エス（Novo Industri A/S）製のリポジム（Lipoz
yme）、リポラーゼ（Lipolase）SP−285、SP−356、及
びSP−400、日本の天野製薬（株）の天野リパーゼＰ、
Ｂ、CES、CE、AP、Ｍ−AP、及びAML、メイトー（Meit
o）リパーゼ MY−30、OF、及びPL、サイケン（Saiken）
リパーゼ、及びエンゼコ（Enzeco）リパーゼ（商標）で
ある。その他の適するリパーゼは、上記の引用文献、特
にリサーチ・ディスクロージャー29056及びそこに引用
されている文献中に開示されている。リパーゼは、その
他の酵素との混合物として添加されてもよい。別法とし
て、主にその他の活性によって特徴づけられるが、有用
なリパーゼ活性も示す酵素を使用してもよい。洗濯用洗
浄剤中のリパーゼの量は、少なくとも20LU/gの脂質分解
酵素活性（lipolytic enzyme activity）を生じるよう
なものであるのが好ましく、100LU/g以上が特に好まし
く、少なくとも500LU/gであるのが最も適切である。

１リパーゼ単位（LU）は、温度30℃、pH＝9.0のpH調
節槽において、5mmolのトリス緩衝液中の13mmolのCa²⁺
と20mmolのNaClの存在下に、3.3重量％のオリーブ油と
3.3％のアラビアゴムのエマルジョンから毎分１μmolの
滴定可能な脂肪酸を生成するリパーゼの量である。

以下の実施例は本発明を説明するものであるが、本発
明はいかなる意味においてもそれらによって限定される
ものではない。

実施例１リパーゼ含有洗濯用洗浄剤で洗浄した織物上の残留悪
臭を消す能力に関して芳香物質を試験した。

汚れ付け以下記載の標準的汚れ付け方法を使用した。

10gの乳製品（好ましくはミルク）を、1600cm²の正方
形のアクリル織物上に均一に塗布した。その後、この織
物をプラスチックの袋中に１時間密封した。ついで、織
物を一晩並べて乾燥した。

洗浄方法 0.5％のノボ・インダストリ・エー・エス製のリポラ
ーゼ100Tと0.1％の試験される芳香物質を含有する6gの
洗剤粉末（下記の組成を参照のこと）、40℃の水１リッ
トル、及び上述のようにして準備した汚れ付けした織物
をターグ−Ｏ−トメーター（Terg−Ｏ−tometer）に装
入した。織物を150rpmで10分間洗浄した。絞った後、織
物を24時間並べて乾燥させた。乾燥した織物をプラスチ
ックの袋に入れ、室温で１時間平衡させた。芳香付けし
ていない洗剤粉末で洗浄した対照サンプルの織物を同じ
方法で準備した。

洗剤粉末組成％w/w アルキルアリールスルホン酸ナトリウム 9.9 非イオン性界面活性剤 2.9 ナトリウムセッケン 1.1 ゼオライト（4A型） 27.6 炭酸ナトリウム 12.0 硫酸ナトリウム 28.0 珪酸ナトリウム 1.5 再付着防止剤 0.8 ナトリウム EDTA 0.3 リパーゼ（上述のように特定したもの） 0.5 芳香物質（上述のように特定したもの） 0.1 漂白剤（過硼酸ナトリウム/EDTA） 6.8 その他（水、染料、その他） 8.5 感応分析残留悪臭の知覚される強度を、強度の大小を評価する
訓練を受けた30人からなるパネルが織物について評価し
た。データーを内標準（internal standards）を使用し
て規格化し、平均して、個々の芳香物質に対する残留悪
臭の知覚された強度のパネルの総意に基づく値を与え
た。これらの知覚された強度は無次元の単位で表され、
強度の絶対値として解釈することはできないが、試験さ
れた芳香物質について悪臭の知覚された強度の割合を示
すものである。香水製造者の経験によれば、63より大き
い知覚された残留悪臭強度を有する化合物は、リパーゼ
含有洗濯用洗浄剤用の芳香剤中で効果的に使用できる程
十分には残留悪臭を消さなかった。

結果知覚された悪臭強度 MW≧200の脂肪族ケトン： 2,7,8−トリメチル−１−アセチル−シクロドデカ−2,5,7−トリエン 15 ７−アセチル−1,1,6,7−テトラメチル−1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロナフタレン 56 イソロンギホルアノン 56 MW＜200の脂肪族ケトン：イオノン 81 ２−ｎ−ヘプチルシクロペンタノン 99 MW≧150の芳香族ケトン：４−（ｐ−ヒドロキシフェニル） −ブタン−２−オン、 33 1,1,2,4,4, ７−ヘキサメチル−６−アセチル −テトラリン 50 MW≧160の脂肪族アルデヒド：４−（４′−メチル−４′−ヒドロキシペンチル）−シクロヘキサ−３ −エンカルボアルデヒド 33 ７−ホルミル−５−イソプロピル −２−メチル−ビシクロ［2.2.2 ］オクト−２−エン 42 ４−（トリシクロ［5.2.1.0｛2, ６｝］デシリデン−８）−ブタナール 50 MW≧130の芳香族アルデヒド： α−ヘキシルシンナムアルデヒド 54 アニスアルデヒド 54 ヘリオトロピン 49 ３−（ｐ−ｔ−ブチルフェニル） −２−メチルプロパナール 44 MW≧150のニトリル：トリデセン−２−ニトリル、 45 シトロネロニトリル 50 MW≧190のアルデヒドとアミノの縮合化合物：メチルＮ−（2,4−ジメチル− ３−シクロヘキセニル）メチリデンアントラニレート 38 メチルＮ−（3,7−ジメチル− ７−ヒドロキシ−オクチリデン）アントラニレート 49 マクロ環式ラクトン： 11−オキサヘキサデカノリド 17 シクロペンタデカノリド 36 芳香族ニトロムスク：ムスクキシレン 40 １乃至７の炭素原子を有する脂肪酸のエステル：２−ｔ−ブチルシクロヘキシルアセテート 72 ヘキサヒドロ−4,7−メタノインデン−５−（又は６）−イルプロピオネート 84 ヘキサヒドロ−4,7−メタノインデン−５−（又は６）−イルアセテート 114 1,3−ノナンジオールジアセテート 71 実施例２リパーゼ含有洗濯用洗浄剤に配合するための３種類の
芳香剤を組成Ａ、Ｂ、及びＣに従って調製し（＊は悪臭
を消すために有効な芳香物質を示す）、実施例１に記載
した方法に従って、悪臭を消す能力を汚れ付けされた織
物について試験した。ただし、洗剤粉末組成物は、0.1
％の芳香物質の代わりに0.3％の芳香剤を含有してい
た。洗浄した織物について、上述のように再び芳香付け
されていない洗剤粉末で洗浄した織物と比較しながら、
感応分析を行った。感応分析の結果を標準的統計法を使
用して規格化し、元の悪臭のパーセンテージとして、知
覚された残留悪臭のパネルの総意に基づく値を与えた。
香水製造者の経験によれば、50％より大きい知覚された
残留悪臭強度を有する芳香族は、リパーゼ含有洗濯用洗
浄剤用の芳香剤中で実用上有用であるのに十分な程度に
は残留悪臭を消さなかった。

芳香剤Ａ重量部ベンジルサリチレート 25 ｐ−ｔ−ブチルシクロヘキシルアセテート 15 α−ヘキシルシンナムアルデヒド 15^＊ベンジルアセテート 10 ４−アセトキシ−３−ペンチルテトラヒドロピラン８アミルサリチレート７シトロネロール７テトラヒドロリナロール５ α−アミルシンナムアルデヒド５^＊７−アセチル−1,1,6,7−テトラメチル −1,2,3,4,5,6,7,8−オクタヒドロナフタレン３^＊合計 100 知覚された残留悪臭強度:51％芳香剤Ｂベンジルサリチレート 20 α−ヘキシルシンナムアルデヒド 20^＊ｐ−ｔ−ブチルシクロヘキシルアセテート 15 1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−4,6,6,7,8,8− ヘキサメチル−シクロペンタ（ｇ）−２− ベンゾピラン 10 1,1,2,4,4,7−ヘキサメチル−６−アセチルテトラリン８^＊２−フェニルエタノール５ベンジルアセテート５クマリン４ゲラニオール４テトラヒドロリナロール４メチルＮ−（2,4−ジメチル−３−シクロヘキセニル）メチリデンアントラニレート３^＊４−（ｐ−ヒドロキシフェニル）−ブタン −２−オン２^＊合計 100 知覚された残留悪臭強度:28％芳香剤Ｃベンジルサリチレート 20 α−ヘキシルシンナムアルデヒド 15 ^＊ｐ−ｔ−ブチルシクロヘキシルアセテート 15 1,1,2,4,4,7−ヘキサメチル−６−アセチルテトラリン 12 ^＊ 1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−4,6,6,7,8,8− ヘキサメチル−シクロペンタ（ｇ）−２− ベンゾピラン 8.5 ベンジルアセテート５３−（ｐ−ｔ−ブチルフェニル）−２−メチルプロパナール 4.5^＊パッチョリ（酸洗浄したもの） 4.5 2,7,8−トリメチル−１−アセチル− シクロドデカ−2,5,9−トルエン４ ^＊４−（ｐ−ヒドロキシフェニル）−ブタン −２−オン４ ^＊メチルナフチルケトン 2.5^＊メチルＮ−（3,7−ジメチル−７−ヒドロキシ −オクチリデン）アントラニレート２ ^＊オークモス（Oakmoss）（合成）２カラナール（Karanal）［クエスト・インターナショナ
ル（Quest International）の商標］１合計 100 知覚された残留悪臭強度:14％実施例３活発に残留悪臭を消す、洗濯用洗浄剤の芳香剤を以下
の組成に従って調製した（悪臭消去成分には＊の印がつ
けられている）。

ベンジルサリチレート 19.7 α−ヘキシルシンナムアルデヒド 16.0^＊ｏ−ｔ−ブチルシクロヘキシルアセテート 14.0 1,1,2,4,4,7−ヘキサメチル−６−アセチルテトラリン 12.0^＊ 1,3,4,6,7,8−ヘキサヒドロ−4,6,6,7,8,8− ヘキサメチル−シクロペンタ（ｇ）−２− ベンゾピラン 9.5 ベンジルアセテート 5.0 ３−（ｐ−ｔ−ブチルフェニル）−２−メチルプロパナール 4.5^＊ 2,7,8−トリメチル−１−アセチル− シクロドデカ−2,5,9−トリエン 4.0^＊４−（ｐ−ヒドロキシフェニル）−ブタン −２−オン 4.0^＊ムスクキシレン 3.5^＊パッチョリ（酸洗浄したもの） 3.3 メチルＮ−［３−（４′−メチル−４′−ヒドロキシペンチル）−シクロヘキサ−３−エニル］メチリデンアントラニレート 2.0^＊オークモス（合成） 1.5 11−オキサヘキサデカノリド 1.0^＊合計 100

───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.⁶ 識別記号庁内整理番号ＦＩ技術表示箇所Ｄ０６Ｍ 13/345 Ｃ１１Ｄ 3:386 16/00 3:50） //(Ｃ１１Ｄ 3/60 Ｄ０６Ｍ 23/00 3:386 13/12 3:50） 13/20 Ｄ０６Ｍ 23/00 Ｄ０６Ｍ 13/34 (72)発明者ブライアン・ジェームス・ウィリスオランダ国、1251 ケイアール・ラーエン、ブリンク 11（Ｉ) (56)参考文献特開昭63−161085（ＪＰ，Ａ) 特開昭62−68898（ＪＰ，Ａ) 特開昭60−23498（ＪＰ，Ａ) 特開昭63−275697（ＪＰ，Ａ) 特開平２−178397（ＪＰ，Ａ)

Claims

(57)【特許請求の範囲】

【請求項１】少なくとも100LU/gの脂肪分解酵素活性を
生じるような量のリパーゼ及び芳香族を含有する洗濯用
洗浄剤であって、芳香族が、ａ） 200乃至350AMUの分子量を有する脂肪族ケトン、 150乃至350AMUの分子量を有し、芳香族基を含むケト
ン、 160乃至350AMUの分子量を有する脂肪族アルデヒド、 130乃至350AMUの分子量を有し、芳香族基を含むアルデ
ヒド、 150乃至350AMUの分子量を有するニトリル、 190乃至350の分子量を有する、アルデヒドとアミンの縮
合生成物、マクロ環式ラクトンムスク、芳香族基を含むニトロムスク、から選択される１種以上の芳香物質を少なくとも25重量
％含有し、及びｂ）１乃至７の炭素原子を有する脂肪酸から誘導され
たエステルの量が芳香剤の50重量％未満である、洗濯用洗浄剤。
【請求項２】ａ）で設定された群から選択される芳香物
質が芳香族の少なくとも30重量％である、請求項第１項
に記載の洗濯用洗剤。
【請求項３】ａ）で特定された群から選択される芳香物
質が芳香族の少なくとも40重量％である、請求項第１項
に記載の洗濯用洗剤。
【請求項４】芳香族が、ａ） 200乃至350AMUの分子量を有する脂肪族ケトン、 150乃至350AMUの分子量を有し、芳香族基を含むケト
ン、 160乃至350AMUの分子量を有する脂肪族アルデヒド、 130乃至350AMUの分子量を有し、芳香族基を含むアルデ
ヒド、 150乃至350AMUの分子量を有するニトリル、 190乃至350の分子量を有する、アルデヒドとアミンの縮
合生成物、マクロ環式ラクトンムスク、から成る群から選択される芳香物質を少なくとも40重量
％含む、請求項第１項乃至第３項のいずれか１請求項に
記載の洗濯用洗浄剤。
【請求項５】１乃至７の炭素原子を有する脂肪酸から誘
導されたエステルの比率が芳香剤の30％未満である、請
求項第１項乃至第４項のいずれか１請求項に記載の洗濯
用洗浄剤。