JP2529426Y2 - 高所作業車の操作部構造 - Google Patents

高所作業車の操作部構造

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JP2529426Y2 JP4570991U JP4570991U JP2529426Y2 JP 2529426 Y2 JP2529426 Y2 JP 2529426Y2 JP 4570991 U JP4570991 U JP 4570991U JP 4570991 U JP4570991 U JP 4570991U JP 2529426 Y2 JP2529426 Y2 JP 2529426Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、高所作業車の操作部構
造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】高所作業車は、走行装置を備えた台車上
に伸縮機構を介して昇降自在に作業台を装設して構成さ
れ、台車の走行運転や作業台を昇降する伸縮機構の運
転、その他機構の運転等の各種運転操作を、作業台に配
設する操作ボックス部において行えるように構成され
る。そして、前記操作ボックスのダッシュパネル部分を
開閉蓋で覆うと共に、ダッシュパネル部分の外方を手摺
り杆で囲ってガ−ドするように構成されるのが一般的に
なっている(例えば、実開昭59−18799号公報参
照)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、従来の高所
作業車における操作ボックス部は、前記文献によっても
確認できるように、操作ボックスのダッシュパネル部に
設けられる操作具類のうちの幾つかが、開閉蓋の開放時
に手摺り杆の上面から上方に大きく突出する状態になる
ものであったので、作業台上において作業者が取扱う資
材類などの他物が手摺り杆から突出する操作具に不測に
触れて、台車或いは作業台、その他の作動機構などが思
わぬ動作をして、危険を招来することになり易い問題点
があった。また、従来の操作ボックス部では、開閉蓋が
開放た侭で作業されて、セメントや塗料、埃などがダッ
シュパネル部にかかって同部の操作表示が読み取れない
ようなことになると、運転操作に苦慮することになる問
題点もあり、さらに、従来のものにおいては、走行装置
や伸縮機構、その他の電装品等の動作部と操作ボックス
部とを連繋する連動具類の組付け接続が容易でなかった
ので、製造組立やメンテナンス作業を行い辛いという問
題点があった。そこで、本考案は、これらの種々の問題
点を解消する高所作業車の操作部構造を提供することを
目的として実施したものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本考案における高所作業車の操作部構造は、走行
装置(1)を備えた台車(2)に伸縮機構(3)を介して昇降
自在に作業台(4)を装設し、その作業台(4)の適所に立
設するコラム(5)の上端に平面視方形の操作ボックス
(6)を設け、操作ボックス(6)上面のダッシュパネル部
(7)に走行レバ−(8)などの操作具類(A)を配設してな
る高所作業車において、前記操作ボックス(6)の前辺部
(6a)に、ダッシュパネル(7)部を覆う蓋体(9)を開閉
自在に装着すると共に、操作ボックス(6)の左右辺部
(6b)(6b)と後辺部(6c)の外方を囲う平面視コ字状
のガ−ド(10)を、その上面(10a)が前記操作具類
(A)の最高突出部(a)と略一致する状態にして設けてあ
ることを特徴とする。そして、ダッシュパネル部(7)に
貼設される操作表示主銘板(11)と同じ配列になる操作
表示副銘板(12)を、前記蓋体(9)が開放されたときに
操作表示主銘板(11)と同じ向きになるように蓋体(9)
の内面に貼設することにより、ダッシュパネル部の操作
表示が読み取れなくなるようなことがあっても、操作表
示副銘板(12)によって運転操作を難なく行えるように
している。また、走行装置(1)、伸縮機構(3)、その他
の動作部に繋がる連動具類(13)を操作ボックス(6)部
分に接続する為のコネクタ(14)を、操作ボックス(6)
の直下部若しくはその下方延長線上に配設することによ
り、連動具類の組付け接続を簡単にして、製造組立やメ
ンテナンス作業を容易にしている。
【0005】
【考案の効果】請求項1の高所作業車の操作部構造は、
操作ボックス(6)の前辺部(6a)にダッシュパネル(7)
部を覆う蓋体(9)を開閉自在に装着すると共に、操作ボ
ックス(6)の左右辺部(6b)(6b)と後辺部(6c)の外
方を囲う平面視コ字状のガ−ド(10)を、その上面(1
0a)が前記操作具類(A)の最高突出部(a)と略一致す
る状態にして設けてあるので、蓋体(9)が開放された状
態において、他物が不測に接触して思わぬ動作をするこ
とがないように、全ての操作具類(A)がガ−ドされるこ
とになって、安全に運行・作業できる。請求項2の高所
作業車の操作部構造は、ダッシュパネル部(7)に貼設さ
れる操作表示主銘板(11)と同じ配列になる操作表示副
銘板(12)を、前記蓋体(9)が開放されたときに操作表
示主銘板(11)と同じ向きになるように蓋体(9)の内面
に貼設してあるので、ダッシュパネル部の操作表示が、
塗料やセメント、埃などによって読み取れなくなるよう
な事態になることがあっても、蓋体(9)内面の操作表示
副銘板(12)により操作表示を的確に把握しながら難な
く運転操作できる。 請求項3の高所作業車の操作部構
造は、台車の走行装置(1)、作業台を昇降する伸縮機構
(3)、その他の動作部に繋がる連動具類(13)等を操作
ボックス(6)部分に接続する為のコネクタ(14)を、操
作ボックス(6)の直下部若しくはその下方延長線上に配
設しているので、連動具類(13)の接続構造が簡潔にな
ると共に、分解組立を目視確認しながら行うことができ
て、製造組立やメンテナンス作業が容易である。
【0006】
【実施例】次に、本考案の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は本考案による高所作業車の操作部構
造を示す一部破断側面図、図2は図1を矢印A方向から
みた正面図、図3は同じく図1をB方向からみた平面
図、図4は本考案構造が適用された高所作業車の全体側
面図である。
【0007】図4に示されている高所作業車は、走行装
置(1)を備えた台車(2)と、伸縮機構(3)であるシザ−
スリンク機構と、伸縮機構(3)の上端部に支持される作
業台(4)とで構成されている。台車(2)の走行装置(1)
は、台車(2)上のエンジン(15)に連動する油圧駆動機
構を包含して構成される走行伝動部(16)によって強制
駆動される駆動操向輪(17)(17)と、操向のみが可能
な非駆動操向輪(18)(18)で構成され、駆動操向輪
(17)(17)のみを操向する二輪操向と、駆動操向輪
(17)(17)と非駆動操向輪(18)(18)の双方を同様
に操向する四輪操向を選択切換えして、台車を直進走
行、斜め走行、横走行させ得るようになっている。な
お、図示を省略しているが、駆動操向輪(17)(17)と
非駆動操向輪(18)(18)の転向は、それぞれ操向シ
リンダの伸縮作動によって行われるようになっている。
【0008】また、伸縮機構(3)であるシザ−スリンク
機構は、油圧シリンダ(19)により屈伸作動されるよう
になっており、その屈伸を可能にするために、シザ−ス
リンク機構の上方リンクの一方端と下方リンクの一方端
にロ−ラ−が設けられて、それぞのロ−ラ−が上下のガ
イドレ−ル(20)(21)に沿って転動しながらスライド
移動できるように係わり合わされている。
【0009】さらに、伸縮機構(3)の上端部に取り付け
られる作業台(4)は、プラットホ−ムとその周囲を囲繞
する安全枠とで構成され、前述の上方ガイドレ−ル(2
0)はプラットホ−ムの裏面部に固設されている。ま
た、作業台(4)の所要位置には中空のコラム(5)が立設
され、その上端部に操作ボックス(6)が装着されてい
る。そして、操作ボックス(6)には、前記走行装置(1)
の作動・停止制御や操向制御を行う為のワイヤ或いは電
線等、前記伸縮機構(3)を任意に作動させる為の電線等
といった、高所作業車の運転に必要な連動具類(13)
が、コネクタ(14)を介して集合接続される。なお、前
記コネクタ(14)を、図4の例では、操作ボックス(6)
の下方延長線上における作業台(4)のプラットホ−ム裏
面部に配設しているが、これは、コラム(5)と操作ボッ
クス(6)との間の部分、或いはコラムの中途部分に介装
するなど適宜に変更してもよいものである。
【0010】図1〜図3にみられるように、操作ボック
ス(6)は平面視方形で、上面がダッシュパネル(7)にな
っており、このダッシュパネル(7)に走行レバ−(8)や
走行モ−ド切換スイッチ(22)、作業台昇降レバ−(2
3)、キ−スイッチ(24)、その他等の操作具類(A)が
配設されると共に、それらの操作具類(A)の操作方向な
どを指示する操作表示主銘板(11)が貼設されている。
そして、前記操作具類(A)のうちの必要なものに前記連
動具類(13)がそれぞれ連結され、必要に応じて操作具
類(A)を操作することにより、所期の運転操作ができる
ようになっている。
【0011】また、操作ボックス(6)の前辺部(6a)に
は、ダッシュパネル(7)部を覆う蓋体(9)が開閉自在に
装着されている。図1〜図3の蓋体(9)は、ヒンジ(2
5)でコラム(5)の前縁に回動可能に取り付けられ、閉
塞姿勢に回動すると、図1に仮想線で示しているように
コラム(5)の上方に被冠してダッシュパネル(6)部を閉
塞し、また、開放位置(図1の実線図示位置)に回動す
ると、コラム(5)と蓋体(9)に跨って設けられているス
タンド(26)によって掛止保持されるようになってい
る。そして、蓋体(9)の内面には、ダッシュパネル部
(7)に貼設される操作表示主銘板(11)と同じ配列にな
る操作表示副銘板(12)が、蓋体(9)の開放時に操作表
示主銘板(11)と同じ向きになるように貼設されてい
る。
【0012】さらに、操作ボックス(6)には、平面視に
おいて操作ボックス(6)の左右辺部(6b)(6b)と後辺
部(6c)から外方に張り出して位置する、平面視コ字状
のガ−ド(10)が取り付けられている。図1〜図3にみ
られるガ−ド(10)は、一本のパイプ又は丸棒の捻曲に
より形成され、前端両側の取付脚(10b)(10b)を操
作ボックス(6)の左右側壁部に締結するとともに、後部
に垂設する取付板(10c)(10c)の下端を操作ボック
ス(6)の後壁に締結して取り付けられている。そして、
取付け状態におけるガ−ド(6)の上面(10a)が、前記
操作具類(A)のうちの最高突出部(a)と略一致するよう
にしてある。なお、図においては、走行レバ−(8)およ
び作業台昇降レバ−(23)の上端部が、操作具類(A)の
最高突出部(a)となっている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による高所作業車の操作部構造を示す一
部破断側面図である。
【図2】図1を矢印A方向からみた正面図である。
【図3】図1をB方向からみた平面図である。
【図4】本考案構造が適用された高所作業車の全体側面
図である。
【符号の説明】
1 走行装置 2 台車 3 伸縮機構 4 作業台 5 コラム 6 操作ボックス 6a 前辺部 6b 左右辺部 6c 後辺部 7 ダッシュパネル 8 走行レバ− 9 蓋体 10 ガ−ド 10a ガ−ドの上面 11 操作表示主銘板 12 操作表示副銘板 13 連動具類 14 コネクタ A 操作具類 a 操作具類の最高突出部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平3−26700(JP,A) 実開 昭62−108399(JP,U) 実開 昭62−153297(JP,U) 実開 昭59−18799(JP,U) 実開 昭64−26459(JP,U) 実開 昭63−175697(JP,U) 実開 平3−7200(JP,U)

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置(1)を備えた台車(2)に伸縮機
    構(3)を介して昇降自在に作業台(4)を装設し、その作
    業台(4)の適所に立設するコラム(5)の上端に平面視方
    形の操作ボックス(6)を設け、操作ボックス(6)上面の
    ダッシュパネル部(7)に走行レバ−(8)等の操作具類
    (A)を配設してなる高所作業車において、前記操作ボッ
    クス(6)の前辺部(6a)に、ダッシュパネル(7)部を覆
    う蓋体(9)を開閉自在に装着すると共に、操作ボックス
    (6)の左右辺部(6b)(6b)と後辺部(6c)の外方を囲
    う平面視コ字状のガ−ド(10)を、その上面(10a)が
    前記操作具類(A)の最高突出部(a)と略一致する状態に
    して設けてあることを特徴とする高所作業車の操作部構
    造。
  2. 【請求項2】 ダッシュパネル部(7)に貼設される操作
    表示主銘板(11)と同配列になる操作表示副銘板(12)
    を、蓋体(9)が開放されたときに操作表示主銘板(11)
    と同じ向きになるように蓋体(9)の内面に貼設してある
    ことを特徴とする高所作業車の操作部構造。
  3. 【請求項3】 走行装置(1)、伸縮機構(3)、その他の
    動作部などに繋がる連動具類(13)を操作ボックス(6)
    部分に接続する為のコネクタ(14)を、操作ボックス
    (6)の直下部若しくはその下方延長線上に配設してある
    ことを特徴とする高所作業車の操作部構造。
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