JPH0331658Y2 - - Google Patents

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JPH0331658Y2
JPH0331658Y2 JP19162885U JP19162885U JPH0331658Y2 JP H0331658 Y2 JPH0331658 Y2 JP H0331658Y2 JP 19162885 U JP19162885 U JP 19162885U JP 19162885 U JP19162885 U JP 19162885U JP H0331658 Y2 JPH0331658 Y2 JP H0331658Y2
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JP
Japan
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battery
battery case
movable
battery car
cockpit
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JP19162885U
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  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は小口径トンネル内で使用することので
きるバツテリーカーに関するものである。
(従来の技術) 小口径トンネル内で種々の作業を行うに際して
資材等の搬入・搬出効率を向上するため、資材等
の運搬台車をバツテリーカーでけん引することは
既知である。特に、バツテリーカーの高さ及び操
縦者のヘツドクリアランスが制限される小口径ト
ンネル内での使用に好適なものとして、一端をボ
デイの後端部の下側に取付けた操縦席と、その他
端に取付けた傾斜した背当部と、操縦者の脚を休
止し得るフエンダーとを具え、操縦者が背中を後
傾させた姿勢で操縦し得るよう構成したバツテリ
ーカーは、実公昭53−16725号公報に開示されて
おり、かつ、実用にも供されている。
上述の構成のバツテリーカーにより、それまで
は不可能と考えられていた小口径トンネル内での
バツテリーカーの使用が可能となり、資材等の搬
入・搬出効率を大幅に向上しうることは長年の工
事実績によつて実証されている。
(考案が解決しようとする問題点) しかるに上述の構成のバツテリーカーは、その
進行方向の切替え時に操縦者が進行方向に応じて
操縦姿勢を変化させることが構造的に困難であ
り、一方向への視界しか容易には確保しえない状
態で使用されている。大口径トンネルのバツテリ
ーカーでは操縦席の配置形態が特に制約されてお
らず、種々の形式のものが知られているが、その
既存技術は小口径トンネル用のバツテリーカーに
直ちに適用できるものではない。さらに、バツテ
リーカーは運搬台車と連結して使用するものであ
るため、その前後両端に操縦席を取付けることも
不可能である。かかる現状に鑑み、新たな発想に
立脚して両方向への操縦視界を容易に確保しうる
小口径トンネル用のバツテリーカーが待望されて
いる。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上述の問題点の解決を目的としてお
り、少なくとも前後方向の一端部に駆動輪を配置
した低床式台車と、駆動輪を配置した端部におい
て台車上に載置され、且つ駆動輪に連結された少
なくとも1つの電動機と、電動機を駆動するバツ
テリーを収め、台車上に前後方向に移動可能に配
置された可動バツテリーケースとを具え、そのバ
ツテリーケースの移動に対応してその前後両側に
選択的に相互に逆向きの操縦席を確保可能とし、
さらに、前記バツテリーケースの移動に対応して
前向きの操縦席に対応する位置と後向きの操縦席
に対応する位置との間で選択的に変位させうるよ
うに前記バツテリーケースに取付けた操作パネル
を具えることを特徴とする小口径トンネル用のバ
ツテリーカーをその要旨とするものである。
(作用) 本考案の上記構成によれば、所要に応じて可動
バツテリーケースを台車の前端側または後端側に
向けて移動させて台車上に相互に逆向きの操縦席
を確保することにより両方向への操縦視界を確保
することが可能となる。しかも操縦パネルを両進
行方向に対応して変位させうるようにバツテリー
ケースに取付けたことにより、各進行方向に応じ
て2系統設置する必要がない。
(実施例) 以下、本考案を図示の実施例について説明す
る。
第1図A〜Dは本考案の好適な実施例によるバ
ツテリーカーの平面図、側面図、正面図および背
面図である。本考案によるバツテリーカーは低床
式の台車1を具えており、その両端部に車輪2
a,2bが配置されている。車輪2a,2bは少
なくとも一方、本例では双方を駆動輪とする。車
輪2a,2bは小口径、例えば内径1350〜900mm
のトンネル3内に敷設されるレール4上で運搬台
車(図示せず)をけん引したバツテリーカーを走
行させるためのものである。台車1の前後両端部
に電動機ハウジング5a,5bを配置する。各電
動機ハウジング5a,5b内に電動機6a,6b
を収め、各電動機6a,6bを対応する車輪2
a,2bの車軸に対して駆動連結する。これらの
電動機6a,6bを駆動するためのバツテリーの
一部は、一方の電動機ハウジング5aに隣接して
固定配置した固定バツテリーケース7内に収め
る。バツテリーの残部は、他方の電動機ハウジン
グ5bと上記バツテリーケース7との間で台車1
上を前後方向に移動可能とした可動バツテリーケ
ース8内に収める。可動バツテリーケース8に
は、バツテリーカーの操作パネル9を前後方向に
選択的に枢動可能に取付ける。すなわち、第1図
Aに示すように略コ字状の平面形状を呈するブラ
ケツトの両脚部を、バツテリーカーの幅方向に向
けて延在する水平軸線を有する一対のピン(図示
せず)によりバツテケーカー8の側壁に結合する
と共に、同ブラケツトの中央部に操作パネル9を
取付ける。したがつて操作パネル9は、ブラケツ
トを第1図Bにおける上側の両矢印で示すように
前記水平軸線を中心として旋回させることによ
り、後述するように第1図A,Bに示す作動位置
と第2図に示す作動位置との間で枢動させること
が可能である。そして、操作パネル9自体は、電
動機の起動・停止スイツチおよび図示しないブレ
ーキの作動スイツチ等の複数個の押しボタンスイ
ツチを具え、枢動させた結果として上下が反転し
た状態でも操縦者が容易に操作できるように各ス
イツチを配置した構成とする。なお、上述したブ
ラケツトの旋回移動を規制して操作パネル9を所
望の作動位置に保持する適宜のストツパー(図示
せず)をバツテリーケース8の側壁に設けておく
ことは、勿論である。バツテリーと電動機6a,
6bとは操作パネル9のスイツチ操作によつて開
閉されるリレーを介して接続可能とし、そのリレ
ーは、例えば台車1の後端部に電動機ハウジング
5bに隣接して配置したリレーボツクス10内に
所要の制御回路と共に収める。
可動バツテリーケース8が第1図A,Bに示す
ごとく電動機ハウジング5bに近傍する位置にあ
るときには、可動バツテリーケース8と固定バツ
テリーケース7との間の台車1上のスペースを操
縦席11として用いる。この操縦席11はバツテ
リーカーの後退方向に対応するものである。後退
方向の操縦席11に対応する背もたれ12を、固
定バツテリーケース7上に使用位置と格納位置と
の間を変位させうるように枢着する。また、第2
図に示すごとく可動バツテリーケース8が固定バ
ツテリーケース7に近接する位置にあるときに
は、可動バツテリーケース8と電動機ハウジング
5bとの間の台車1上のスペースをバツテリーカ
ーの前進方向に対応する操縦席13として用い
る。この操縦席に対応する背もたれ14を、電動
機ハウジング5b上に使用位置と格納位置との間
を変位させうるように枢着する。
図示例のバツテリーカーは更に、前後端面に照
明ランプ15a,15bを具え、前端には運搬台
車との連結に供する連結器16を、また後端には
安全バンパー17をそれぞれ有している。
上記構成のバツテリーカーは次のごとく進行方
向の切替えに対処するものである。先ず、第2図
に示す前進時には後側の背もたれ14が図示の使
用位置にあり、可動バツテリーケース8が前方に
変位しているので、操縦者は前進方向に対応する
操縦席13に着座し、大腿部を可動バツテリーケ
ース8の両側にあてがつた前向きの操縦姿勢をと
ることができる。前側の背もたれ12は固定バツ
テリーケース7上に重なる格納位置に収めること
により前方の視界を確保することができる。操縦
パネル9は後向きとされているので操縦者は所要
のスイツチを操作してバツテリーカーの前進を制
御することができる。更に、バツテリーカーの後
退に際しては第1図A,Bに示すごとく可動バツ
テリーケース8を電動機ハウジング5bに近接す
る位置まで前方に移動させ、前側の背もたれ12
は後方の視界を確保すべく電動機ハウジング5b
上に重なる格納位置まで変位させると共に後側の
背もたれ14を使用位置まで引き起こす。さらに
操作パネル9を反転枢動させることにより操縦者
は後退方向の操縦席11でバツテリーカーの後退
を制御することが可能となる。
(考案の効果) 以上説明したとおり、本考案によれば、バツテ
リーカーの駆動源としてのバツテリーの少なくと
も一部を可動ケース内に収め、この可動ケースの
の両側に選択的に相互に逆向きの操縦席を確保可
能としたため、バツテリーカーの前進・後退を安
全かつ的確に制御することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図A〜Dは本考案の一実施例によるバツテ
リーカーの平面図、側面図、正面図および背面
図、第2図は第1図のバツテリーカーの異なる進
行方向に対応する側面図である。 1……台車、2a,2b……駆動輪、6a,6
b……電動機、8……可動バツテリーケース、9
……操作パネル、11,13……操縦席。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 少なくとも前後方向の一端部に駆動輪を配置し
    た低床式台車と、駆動輪を配置した端部において
    台車上に載置され、且つ駆動輪に連結された少な
    くとも1つの電動機と、電動機を駆動するバツテ
    リーを収め、台車上に前後方向に移動可能に配置
    された可動バツテリーケースとを具え、そのバツ
    テリーケースの移動に対応してその前後両側に選
    択的に相互に逆向きの操縦席を確保可能とし、さ
    らに、前記バツテリーケースの移動に対応して前
    向きの操縦席に対応する位置と後向きの操縦席に
    対応する位置との間で選択的に変位させうるよう
    に前記バツテリーケースに取付けた操作パネルを
    具えることを特徴とする小口径トンネル用のバツ
    テリーカー。
JP19162885U 1985-12-14 1985-12-14 Expired JPH0331658Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19162885U JPH0331658Y2 (ja) 1985-12-14 1985-12-14

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19162885U JPH0331658Y2 (ja) 1985-12-14 1985-12-14

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6299469U JPS6299469U (ja) 1987-06-24
JPH0331658Y2 true JPH0331658Y2 (ja) 1991-07-04

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ID=31145942

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