JPH0351469Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0351469Y2 JPH0351469Y2 JP1986073500U JP7350086U JPH0351469Y2 JP H0351469 Y2 JPH0351469 Y2 JP H0351469Y2 JP 1986073500 U JP1986073500 U JP 1986073500U JP 7350086 U JP7350086 U JP 7350086U JP H0351469 Y2 JPH0351469 Y2 JP H0351469Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- parking
- rails
- chassis
- angle iron
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 claims description 17
- 239000010959 steel Substances 0.000 claims description 17
- 229910000746 Structural steel Inorganic materials 0.000 claims description 9
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 208000019901 Anxiety disease Diseases 0.000 description 1
- 230000036506 anxiety Effects 0.000 description 1
- 235000000396 iron Nutrition 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
＜産業上の利用分野＞
この考案は二層駐車装置に関し、下段の駐車輌
を移動させることなく上段の駐車輌を自由に出入
庫が可能である駐車装置に係るものである。
を移動させることなく上段の駐車輌を自由に出入
庫が可能である駐車装置に係るものである。
＜従来技術と問題点＞
従来、これに類する駐車装置、即ち下段の駐車
輌を移動させることなく上段の駐車輌を自由に出
入庫が可能である駐車装置として、上段の車台を
支える支柱の両端部をその車台と地上枠にそれぞ
れ軸支させ、下段の駐車輌の前方の駐車床に上段
の車台を降下させて駐車輌の出入庫をなす技術が
あり、例えば、特公昭53−24714号及び特公昭57
−17152号の明細書に開示されている。これら技
術によるところ、上段の車台を支える支柱を含む
機構は、駐車輌を載置しての弧状の昇降運動をな
す為、堅固な構造を要し、また上記車台の上記昇
降に要する駆動装置も強力な動力源を備えなけれ
ばならない。
輌を移動させることなく上段の駐車輌を自由に出
入庫が可能である駐車装置として、上段の車台を
支える支柱の両端部をその車台と地上枠にそれぞ
れ軸支させ、下段の駐車輌の前方の駐車床に上段
の車台を降下させて駐車輌の出入庫をなす技術が
あり、例えば、特公昭53−24714号及び特公昭57
−17152号の明細書に開示されている。これら技
術によるところ、上段の車台を支える支柱を含む
機構は、駐車輌を載置しての弧状の昇降運動をな
す為、堅固な構造を要し、また上記車台の上記昇
降に要する駆動装置も強力な動力源を備えなけれ
ばならない。
本考案の二層駐車装置は上段の車台を支える支
柱を簡単な構成で剛に保ち、上記車台の昇降に要
する動力源も可及的に小規模にすると共に、軌条
に山形鋼を敷設して走行性を改良し、安価に製作
可能な実用性に優れた二層駐車装置を提案するも
のである。
柱を簡単な構成で剛に保ち、上記車台の昇降に要
する動力源も可及的に小規模にすると共に、軌条
に山形鋼を敷設して走行性を改良し、安価に製作
可能な実用性に優れた二層駐車装置を提案するも
のである。
＜課題を解決するための手段＞
本考案は、下段駐車輌の両側に位置して、かつ
前方に延びる山形鋼よりなる二条の軌条を敷設
し、該軌条上を走行する台車と該台車の前後に一
対の門型の鋼枠を備え、該鋼枠の上段に駐車輌を
載置して垂直に昇降する車台と上記台車は上記軌
条に沿つて前後に移動させる為の走行輪の駆動手
段と、上記鋼枠の上記車台を垂直に昇降させる為
の駆動手段とを、それぞれ設けてなる二層式駐車
装置において、前記二条の軌条は山形鋼の両圧縁
を接地させて敷設し、前記走行輪は溝車であつて
該山形鋼の背上に嵌合して走行すべくなしてなる
二層駐車装置をその要旨とするものである。
前方に延びる山形鋼よりなる二条の軌条を敷設
し、該軌条上を走行する台車と該台車の前後に一
対の門型の鋼枠を備え、該鋼枠の上段に駐車輌を
載置して垂直に昇降する車台と上記台車は上記軌
条に沿つて前後に移動させる為の走行輪の駆動手
段と、上記鋼枠の上記車台を垂直に昇降させる為
の駆動手段とを、それぞれ設けてなる二層式駐車
装置において、前記二条の軌条は山形鋼の両圧縁
を接地させて敷設し、前記走行輪は溝車であつて
該山形鋼の背上に嵌合して走行すべくなしてなる
二層駐車装置をその要旨とするものである。
＜実施例＞
第１図は本考案の二層駐車装置の構成を実施例
として斜視して示す図面で、第２図は同じく二層
駐車装置において上段の駐車輌の出入庫の過程を
イラストで示す説明図である。
として斜視して示す図面で、第２図は同じく二層
駐車装置において上段の駐車輌の出入庫の過程を
イラストで示す説明図である。
駐車床に、下段の駐車輌（第２図のＢ）の両側
に位置して車輌の出庫方向（図面の右方向）に前
方に延びる左右二条の山形鋼からなる軌条１を車
輌全長の約２倍程度の長さに敷設し、該軌条１上
を走行する台車２を有し、該台車２には溝形鋼よ
りなる門型の前部鋼枠３、後部鋼枠３′が備えら
れ、該鋼枠３，３′は上方の適宜位置で連結する
同じく溝形鋼よりなる水平材３１により台車２部
分を含み剛に保つよう構成されている。上記鋼枠
３，３′には上段駐車輌（第２図のＡ）を載置し
て垂直に昇降する車台４が備えられ、該車台４は
２個のパレツトを鋼材で連結した構造で、図示は
省略したが、上記鋼枠３，３′の溝部に設けられ
ているチエーン等の昇降手段と少なくとも４箇所
該鋼枠３，３′と接する位置で係合して昇降可能
に構成されている。前記台車２は前記軌条１に沿
つて前後に移動させる為の一対の溝車よりなる走
行輪２１とこれを駆動するモーター２２、及び一
対の従動輪２３が設けられている。このほか後部
鋼枠３′の上部には、車台４を垂直に昇降させる
為の昇降モーター３２が減速機と共に設けられて
いる。なお３３は昇降モーター３２の動力を上記
車台４の昇降手段であるチエーン等に伝えるため
の伝動機である。
に位置して車輌の出庫方向（図面の右方向）に前
方に延びる左右二条の山形鋼からなる軌条１を車
輌全長の約２倍程度の長さに敷設し、該軌条１上
を走行する台車２を有し、該台車２には溝形鋼よ
りなる門型の前部鋼枠３、後部鋼枠３′が備えら
れ、該鋼枠３，３′は上方の適宜位置で連結する
同じく溝形鋼よりなる水平材３１により台車２部
分を含み剛に保つよう構成されている。上記鋼枠
３，３′には上段駐車輌（第２図のＡ）を載置し
て垂直に昇降する車台４が備えられ、該車台４は
２個のパレツトを鋼材で連結した構造で、図示は
省略したが、上記鋼枠３，３′の溝部に設けられ
ているチエーン等の昇降手段と少なくとも４箇所
該鋼枠３，３′と接する位置で係合して昇降可能
に構成されている。前記台車２は前記軌条１に沿
つて前後に移動させる為の一対の溝車よりなる走
行輪２１とこれを駆動するモーター２２、及び一
対の従動輪２３が設けられている。このほか後部
鋼枠３′の上部には、車台４を垂直に昇降させる
為の昇降モーター３２が減速機と共に設けられて
いる。なお３３は昇降モーター３２の動力を上記
車台４の昇降手段であるチエーン等に伝えるため
の伝動機である。
第２図のイ，ロ，ハは上段の駐車輌Ａの出入庫
の過程をイラストで示すもので、駐車輌Ａ，Ｂが
駐車している状態イにおいて、駐車輌Ｂを移動さ
せることなく駐車輌Ａを出庫させる場合、一対の
モーター２２を起動させ走行輪２１を駆動し、台
車２を駐車輌Ｂの前方に軌条１上を走行させる
ロ。駐車輌Ｂの前方まで台車２を移動させた位置
でモーター２２を停止しさせ、次いで昇降モータ
ー３２を起動させ車台４を駐車輌Ｂの前方に駐車
床に降下、昇降モーター３２を停止させるハ。而
して駐車輌Ａの出庫は終了するが入庫については
この作業は逆様に行えばよく、即入庫のないとき
も同様に空の車台４を上昇させ台車２を元位置ま
で捩し、待機するものである。
の過程をイラストで示すもので、駐車輌Ａ，Ｂが
駐車している状態イにおいて、駐車輌Ｂを移動さ
せることなく駐車輌Ａを出庫させる場合、一対の
モーター２２を起動させ走行輪２１を駆動し、台
車２を駐車輌Ｂの前方に軌条１上を走行させる
ロ。駐車輌Ｂの前方まで台車２を移動させた位置
でモーター２２を停止しさせ、次いで昇降モータ
ー３２を起動させ車台４を駐車輌Ｂの前方に駐車
床に降下、昇降モーター３２を停止させるハ。而
して駐車輌Ａの出庫は終了するが入庫については
この作業は逆様に行えばよく、即入庫のないとき
も同様に空の車台４を上昇させ台車２を元位置ま
で捩し、待機するものである。
また、台車２は軌条１上を走行させるから走行
輪２１にクラツチを設けることで、手押しでも移
動が可能であり、車台４の昇降についてチエーン
ブロツク等を利用することで手動でも容易に昇降
可能になり、電源事故等、万一の場合でも出入庫
の機能を果たすことができる。なお、図示は省略
したが車台の不用意な降下防止を含む各種安全装
置、パレツト上の車止め、及びモーター類起動用
の操作盤等の装備が付加されているものである。
輪２１にクラツチを設けることで、手押しでも移
動が可能であり、車台４の昇降についてチエーン
ブロツク等を利用することで手動でも容易に昇降
可能になり、電源事故等、万一の場合でも出入庫
の機能を果たすことができる。なお、図示は省略
したが車台の不用意な降下防止を含む各種安全装
置、パレツト上の車止め、及びモーター類起動用
の操作盤等の装備が付加されているものである。
＜効果＞
本考案の二層駐車装置は軌条に入手容易な山形
鋼を採用して安価な製作を可能になすと共に、該
山形鋼の敷設は両圧縁を接地させて成るから、該
軌条上に砂利が乗り上げることなく、さらに溝車
よりなる走行輪が該山形鋼の背上を嵌合して走行
するから蛇行に起因した揺れを解消できて、より
円滑な進退移動を行なえ、地上にて上段収納パレ
ツトの進退移動の操作を行う際の不安感を可及的
に解消できる等の効果がある。
鋼を採用して安価な製作を可能になすと共に、該
山形鋼の敷設は両圧縁を接地させて成るから、該
軌条上に砂利が乗り上げることなく、さらに溝車
よりなる走行輪が該山形鋼の背上を嵌合して走行
するから蛇行に起因した揺れを解消できて、より
円滑な進退移動を行なえ、地上にて上段収納パレ
ツトの進退移動の操作を行う際の不安感を可及的
に解消できる等の効果がある。
第１図は本考案の二層駐車装置の構成を実施例
として斜視して示す図面で、第２図は同じく二層
駐車装置において上段の駐車輌の出入庫の過程を
イラストで示す説明図である。 軌条……１、前部鋼枠……３、台車……２、後
部鋼枠……３′、走行輪……２１、水平材……３
１、モーター……２２、昇降モーター……３２、
従動輪……２３、伝動機……３３、車台（パレツ
ト）……４。
として斜視して示す図面で、第２図は同じく二層
駐車装置において上段の駐車輌の出入庫の過程を
イラストで示す説明図である。 軌条……１、前部鋼枠……３、台車……２、後
部鋼枠……３′、走行輪……２１、水平材……３
１、モーター……２２、昇降モーター……３２、
従動輪……２３、伝動機……３３、車台（パレツ
ト）……４。
Claims (1)
- 下段駐車輌の両側に位置して、かつ前方に延び
る山形鋼よりなる二条の軌条を敷設し、該軌条上
を走行する台車と該台車の前後に一対の門型の鋼
枠を備え、該鋼枠の上段に駐車輌を載置して垂直
に昇降する車台と上記台車は上記軌条に沿つて前
後に移動させる為の走行輪の駆動手段と、上記鋼
枠の上記車台を垂直に昇降させる為の駆動手段と
を、それぞれ設けてなる二層式駐車装置におい
て、前記二条の軌条は山形鋼の両圧縁を接地させ
て敷設し、前記走行輪は溝車であつて該山形鋼の
背上に嵌合して走行すべくなしてなることを特徴
とする二層駐車装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986073500U JPH0351469Y2 (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986073500U JPH0351469Y2 (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62187049U JPS62187049U (ja) | 1987-11-28 |
| JPH0351469Y2 true JPH0351469Y2 (ja) | 1991-11-05 |
Family
ID=30917889
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986073500U Expired JPH0351469Y2 (ja) | 1986-05-16 | 1986-05-16 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0351469Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1994029550A1 (fr) * | 1993-06-16 | 1994-12-22 | Deok Joo Min | Appareil de stationnement a deux niveaux du type a une seule colonne, et appareil elevateur d'entretien |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5252379U (ja) * | 1975-10-13 | 1977-04-14 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60150266U (ja) * | 1984-03-17 | 1985-10-05 | 株式会社 アクト | 走行昇降式駐車装置 |
-
1986
- 1986-05-16 JP JP1986073500U patent/JPH0351469Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5252379U (ja) * | 1975-10-13 | 1977-04-14 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO1994029550A1 (fr) * | 1993-06-16 | 1994-12-22 | Deok Joo Min | Appareil de stationnement a deux niveaux du type a une seule colonne, et appareil elevateur d'entretien |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62187049U (ja) | 1987-11-28 |
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