JP2002194916A - 自動車台車、及び、それを利用した駐車場 - Google Patents
自動車台車、及び、それを利用した駐車場Info
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- JP2002194916A JP2002194916A JP2000404637A JP2000404637A JP2002194916A JP 2002194916 A JP2002194916 A JP 2002194916A JP 2000404637 A JP2000404637 A JP 2000404637A JP 2000404637 A JP2000404637 A JP 2000404637A JP 2002194916 A JP2002194916 A JP 2002194916A
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- JP
- Japan
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- car
- parking lot
- trolley
- bogie
- platform
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Abstract
(57)【要約】
【課題】現在の駐車場において、自動車の通路に使用さ
れているスペースを最小限に減らし、駐車場の面積を有
効に使用できる駐車システムを開発する。 【解決手段】縦方向から自動車を載せ、横方向に走行す
る自動車台車を使用し、駐車場内に、横に２ｎ＋１列以
下、縦に２ｎ−１列以上の自動車台車を収納しうる空間
をとり、その中央部に縦方向に前後に動くコンベアを設
け、そのコンベアの中央部から中央部の横端外側の突出
部まで通路を設け、その突出部の周囲をプラットホーム
とし、そのプラットホームから自動車を載せ、駐車場内
に収容し、そのプラットホームから自動車を発進させる
こと特徴とする駐車システム
れているスペースを最小限に減らし、駐車場の面積を有
効に使用できる駐車システムを開発する。 【解決手段】縦方向から自動車を載せ、横方向に走行す
る自動車台車を使用し、駐車場内に、横に２ｎ＋１列以
下、縦に２ｎ−１列以上の自動車台車を収納しうる空間
をとり、その中央部に縦方向に前後に動くコンベアを設
け、そのコンベアの中央部から中央部の横端外側の突出
部まで通路を設け、その突出部の周囲をプラットホーム
とし、そのプラットホームから自動車を載せ、駐車場内
に収容し、そのプラットホームから自動車を発進させる
こと特徴とする駐車システム
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、新規な駐車システ
ムに関するものである。そして、この駐車システムは、
外からきた自動車をそのままプラットホームから円滑に
載せることができる台車と、その自動車を載せた台車を
系統的に効率的に収納することができる駐車場からなる
ものである。
ムに関するものである。そして、この駐車システムは、
外からきた自動車をそのままプラットホームから円滑に
載せることができる台車と、その自動車を載せた台車を
系統的に効率的に収納することができる駐車場からなる
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、多くの駐車場は、運転者を乗せた
車が周回できる通路と、その両側に１台の車が駐車でき
る空間を設けたものであって、全駐車場の面積に対し
て、通路の面積の比率が極めて高いものであった。ま
た、上下方向に循環する籠に自動車を載せて収納する駐
車設備をあるが、建設費が嵩むなるためか、駅周辺の地
価の高い地域にしか使用されていない。
車が周回できる通路と、その両側に１台の車が駐車でき
る空間を設けたものであって、全駐車場の面積に対し
て、通路の面積の比率が極めて高いものであった。ま
た、上下方向に循環する籠に自動車を載せて収納する駐
車設備をあるが、建設費が嵩むなるためか、駅周辺の地
価の高い地域にしか使用されていない。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、多くの
駐車場では、自動車が駐車できる面積に対して、通路の
面積が広く、多くのスペースが有効に使用されないとい
う問題があり、また、高層駐車場では建設費が嵩むとい
う問題があった。本発明が解決しようとする課題は、さ
ほど設備投資をせずに、また、従来の駐車場を多少改造
するだけで、駐車場の面積を有効に利用できる新規な駐
車システムを提供することにある。
駐車場では、自動車が駐車できる面積に対して、通路の
面積が広く、多くのスペースが有効に使用されないとい
う問題があり、また、高層駐車場では建設費が嵩むとい
う問題があった。本発明が解決しようとする課題は、さ
ほど設備投資をせずに、また、従来の駐車場を多少改造
するだけで、駐車場の面積を有効に利用できる新規な駐
車システムを提供することにある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明者は、前述の課題
を解決するため、縦方向に自動車のタイヤが通過しうる
２本の溝が設けられた床面とその溝の前部及び後部に設
けられた昇降可能な車止めとを有する架台、その架台を
横方向に移動するための二対の車輪、その車輪を駆動す
るモータ、そのモータに電気を供給する蓄電池、及び、
架台の移動を制御する制御装置からなることを特徴とす
る自動車台車（以下「第１発明」という）、並びに、横
に２ｎ＋１列以下、縦に２ｎ−１列以上の自動車台車を
収納できる空間をとり、その中央部に縦方向に前後自在
に動くコンベアと、その制御装置を設け、更に、そのコ
ンベアの中央部から、中央部の横端外側のコ字形の突出
部まで通路と設け、その突出部の周囲に、自動車台車の
床面の溝の底面と同じ高さのプラットホームを設けたこ
とを特徴とする駐車場（以下「第２発明」という）を提
供する。
を解決するため、縦方向に自動車のタイヤが通過しうる
２本の溝が設けられた床面とその溝の前部及び後部に設
けられた昇降可能な車止めとを有する架台、その架台を
横方向に移動するための二対の車輪、その車輪を駆動す
るモータ、そのモータに電気を供給する蓄電池、及び、
架台の移動を制御する制御装置からなることを特徴とす
る自動車台車（以下「第１発明」という）、並びに、横
に２ｎ＋１列以下、縦に２ｎ−１列以上の自動車台車を
収納できる空間をとり、その中央部に縦方向に前後自在
に動くコンベアと、その制御装置を設け、更に、そのコ
ンベアの中央部から、中央部の横端外側のコ字形の突出
部まで通路と設け、その突出部の周囲に、自動車台車の
床面の溝の底面と同じ高さのプラットホームを設けたこ
とを特徴とする駐車場（以下「第２発明」という）を提
供する。
【０００５】第１発明に係わる自動車台車は、縦方向か
ら進入してきた自動車を載せて、台車ごと横方向に移動
されるものであって、縦方向に自動車のタイヤが通過し
うる２本の溝が設けられた床面とその溝の前部及び後部
に設けられた昇降可能な車止めとを有する架台、その架
台を横方向に移動するための二対の車輪、その車輪を駆
動するモータ、そのモータに電気を供給する蓄電池、及
び、架台の移動を制御する制御装置からなることを特徴
としている。
ら進入してきた自動車を載せて、台車ごと横方向に移動
されるものであって、縦方向に自動車のタイヤが通過し
うる２本の溝が設けられた床面とその溝の前部及び後部
に設けられた昇降可能な車止めとを有する架台、その架
台を横方向に移動するための二対の車輪、その車輪を駆
動するモータ、そのモータに電気を供給する蓄電池、及
び、架台の移動を制御する制御装置からなることを特徴
としている。
【０００６】第１発明において、床面に設けられた２本
の溝は、自動車が、プラットホームから台車上に乗り入
れるる際に、台車上の所定の位置にタイヤを誘導し、か
つ、台車が横方向に移動を開始する際や停止する際に、
台車上に積載された自動車が台車からずり落ちないよう
にするものである。また、このような台車の移動の際の
自動車のずれを防止又は軽減するために、溝の底部に縦
方向に多数の細溝等を設け、自動車のタイヤと溝の底面
との摩擦を高めることが好ましい。
の溝は、自動車が、プラットホームから台車上に乗り入
れるる際に、台車上の所定の位置にタイヤを誘導し、か
つ、台車が横方向に移動を開始する際や停止する際に、
台車上に積載された自動車が台車からずり落ちないよう
にするものである。また、このような台車の移動の際の
自動車のずれを防止又は軽減するために、溝の底部に縦
方向に多数の細溝等を設け、自動車のタイヤと溝の底面
との摩擦を高めることが好ましい。
【０００７】また、溝の前部及び後部に設けられた車止
めは、台車がコンベアに乗って縦方向に移動を開始する
際や停止する際に、台車上に積載された自動車が台車か
らずり落ちないようにするものである。また、車止めの
昇降は、手動でもよいが油圧で作動されることが好まし
い。そして、自動車を台車に乗り入れる時は、後方の車
止めが下降し、前方の車止めが上昇した状態になってお
り、自動車を所定の位置に停止させ、後方の車止めを上
昇させることによって、初めて台車が動く状態になるよ
うにしておくことが好ましい。更に、前方の車止めを下
降させて、台車から自動車を出す時は、台車の前端部に
設けられたセンサー等により自動車が離脱したことを検
知し、又は、タイマーにより一定の時間経過後に、前方
の車止めを上昇させ、後方の車止めを下降させるように
なっていることが好ましい。
めは、台車がコンベアに乗って縦方向に移動を開始する
際や停止する際に、台車上に積載された自動車が台車か
らずり落ちないようにするものである。また、車止めの
昇降は、手動でもよいが油圧で作動されることが好まし
い。そして、自動車を台車に乗り入れる時は、後方の車
止めが下降し、前方の車止めが上昇した状態になってお
り、自動車を所定の位置に停止させ、後方の車止めを上
昇させることによって、初めて台車が動く状態になるよ
うにしておくことが好ましい。更に、前方の車止めを下
降させて、台車から自動車を出す時は、台車の前端部に
設けられたセンサー等により自動車が離脱したことを検
知し、又は、タイマーにより一定の時間経過後に、前方
の車止めを上昇させ、後方の車止めを下降させるように
なっていることが好ましい。
【０００８】また、二対の車輪は、台車を横方向に移動
されるものであり、蓄電池から供給される電気によって
稼働するモーターよって駆動される。そして、この車輪
は、制御盤等によって滑らかに始動し、また、油圧プレ
ーキ等によって滑らかに停止できるようになっているこ
とが好ましい。更に、台車には、プラットホームの所定
の位置に停止し、また、コンベアの所定の位置に停止す
るように、センサーと制御装置が設けられていることが
好ましい。
されるものであり、蓄電池から供給される電気によって
稼働するモーターよって駆動される。そして、この車輪
は、制御盤等によって滑らかに始動し、また、油圧プレ
ーキ等によって滑らかに停止できるようになっているこ
とが好ましい。更に、台車には、プラットホームの所定
の位置に停止し、また、コンベアの所定の位置に停止す
るように、センサーと制御装置が設けられていることが
好ましい。
【０００９】また、台車に設けられた制御装置は、人が
操作するリモートコントロール盤から発信された信号
や、中央のコンピュータから発信された信号を、天井等
に張られたアンテナを通して、電波信号として受信し
て、その台車を所定の位置まで誘導させるためのもので
ある。
操作するリモートコントロール盤から発信された信号
や、中央のコンピュータから発信された信号を、天井等
に張られたアンテナを通して、電波信号として受信し
て、その台車を所定の位置まで誘導させるためのもので
ある。
【００１０】中央のコンピュータによる一つのシステム
の制御方法としては、次のような方法をあげることがで
きる。先ず、駐車場の区画と台車とに１対１の対応をつ
け、その台車を、指定区画からプラットホームまで移動
させるための手順と、プラットホームから指定区画まで
移動させるための手順をプログラミングする。なお、こ
のように区画と台車とに１対１の対応をつけることによ
り、自動車の大小に応じて、台車に大小の差をつけるこ
とも可能になる。そして、自動車が出ていって空になっ
た自動車台車がプラットホームにある場合は、その状態
でシステムを停止しておく、また、プラットホームに空
の自動車台車がない場合は、駐車する自動車が来た時
に、システムを稼働して、プラットホームに最も近い空
の自動車台車をプラットホームに移動させる。そして、
駐車のために自動車を台車に載せると、システムが稼働
し、その台車を指定区画まで移動させ、その自動車を駐
車させる。駐車した自動車を出す時は、その自動車を載
せた台車を指定して、シテスムを稼働させて、その台車
をプラットホームまで移動させる。なお，その際、プラ
ットホームに空の台車がある場合は、自動車を出す前
に、その台車をその指定区画に戻すことが必要になる。
の制御方法としては、次のような方法をあげることがで
きる。先ず、駐車場の区画と台車とに１対１の対応をつ
け、その台車を、指定区画からプラットホームまで移動
させるための手順と、プラットホームから指定区画まで
移動させるための手順をプログラミングする。なお、こ
のように区画と台車とに１対１の対応をつけることによ
り、自動車の大小に応じて、台車に大小の差をつけるこ
とも可能になる。そして、自動車が出ていって空になっ
た自動車台車がプラットホームにある場合は、その状態
でシステムを停止しておく、また、プラットホームに空
の自動車台車がない場合は、駐車する自動車が来た時
に、システムを稼働して、プラットホームに最も近い空
の自動車台車をプラットホームに移動させる。そして、
駐車のために自動車を台車に載せると、システムが稼働
し、その台車を指定区画まで移動させ、その自動車を駐
車させる。駐車した自動車を出す時は、その自動車を載
せた台車を指定して、シテスムを稼働させて、その台車
をプラットホームまで移動させる。なお，その際、プラ
ットホームに空の台車がある場合は、自動車を出す前
に、その台車をその指定区画に戻すことが必要になる。
【００１１】なお、この自動車台車に、更に、縦方向に
動く二対の車輪を付加し、必要に応じてこの車輪が接地
させ、駆動できるようにすれば、縦方向に動くコンベア
は不要になる。
動く二対の車輪を付加し、必要に応じてこの車輪が接地
させ、駆動できるようにすれば、縦方向に動くコンベア
は不要になる。
【００１２】第２発明に係わる駐車場は、横に２ｎ＋１
列以下、縦に２ｎ−１列以上の自動車台車を収納できる
空間をとり、その中央部に縦方向に前後自在に動くコン
ベアと、その制御装置を設け、更に、そのコンベアの中
央部から、中央部の横端外側のコ字形の突出部まで通路
を設け、その突出部の周囲に、自動車台車の床面の溝の
底面と同じ高さのプラットホームを設けたことを特徴と
している。そして、この駐車場は、第１発明に係わる自
動車台車を有効に利用するために考え出されたものであ
る。
列以下、縦に２ｎ−１列以上の自動車台車を収納できる
空間をとり、その中央部に縦方向に前後自在に動くコン
ベアと、その制御装置を設け、更に、そのコンベアの中
央部から、中央部の横端外側のコ字形の突出部まで通路
を設け、その突出部の周囲に、自動車台車の床面の溝の
底面と同じ高さのプラットホームを設けたことを特徴と
している。そして、この駐車場は、第１発明に係わる自
動車台車を有効に利用するために考え出されたものであ
る。
【００１３】この駐車場において、横に２ｎ＋１列以下
とは、中央部の縦方向のコンベアの両側にｎ個以下の区
画の自動車台車の置き場があることであり、その中の最
長のｎ個の区画がある列の一番奥にある自動車台車を、
コンベアの中央部にある通路まで引き出そうとすると、
その手前にあるｎ−１個の自動車台車を、コンベアに載
せて、中央部の通路の反対側まで移動させることが必要
になる。従って、中央部の通路の向こう側に、少なくと
もｎ−１個の自動車台車を置ける余裕があることが必要
になる。従って、縦には、少なくとも、２×（ｎ−１）
に、中央通路を加えて、２×（ｎ−１）＋１＝２ｎ−１
以上の列が必要になる。また、当然なことながら、中央
部の通路のコンベアより奥側の区画も自動車台車置き場
として使用することができる。
とは、中央部の縦方向のコンベアの両側にｎ個以下の区
画の自動車台車の置き場があることであり、その中の最
長のｎ個の区画がある列の一番奥にある自動車台車を、
コンベアの中央部にある通路まで引き出そうとすると、
その手前にあるｎ−１個の自動車台車を、コンベアに載
せて、中央部の通路の反対側まで移動させることが必要
になる。従って、中央部の通路の向こう側に、少なくと
もｎ−１個の自動車台車を置ける余裕があることが必要
になる。従って、縦には、少なくとも、２×（ｎ−１）
に、中央通路を加えて、２×（ｎ−１）＋１＝２ｎ−１
以上の列が必要になる。また、当然なことながら、中央
部の通路のコンベアより奥側の区画も自動車台車置き場
として使用することができる。
【００１４】また、この駐車場において、自動車台車を
最も密度高く収納できるのは、横に２ｎ＋１列で、縦に
２ｎ−１列の場合であり、その中央に縦方向にコンベア
を設け、コンベアの中央に通路を設けることができる
が、駐車場の形状が、このような条件を満たしていない
場合には、横に２ｎ以下、縦に２ｎ以上のスペースをと
り、前述のような方法で、どの位置の自動車台車が引き
出せるように、中央部に縦方向のコンベアを設け、中央
部に通路を設けることが必要にある。
最も密度高く収納できるのは、横に２ｎ＋１列で、縦に
２ｎ−１列の場合であり、その中央に縦方向にコンベア
を設け、コンベアの中央に通路を設けることができる
が、駐車場の形状が、このような条件を満たしていない
場合には、横に２ｎ以下、縦に２ｎ以上のスペースをと
り、前述のような方法で、どの位置の自動車台車が引き
出せるように、中央部に縦方向のコンベアを設け、中央
部に通路を設けることが必要にある。
【００１５】また、コンベアの制御装置は、人が操作す
るリモートコントロール盤から発信された信号や、中央
のコンピュータから発信された信号を、天井等に張られ
たアンテナを通して、電波信号として受信して、コンベ
アを操作して、その台車を所定の位置まで誘導させるた
めのものである。
るリモートコントロール盤から発信された信号や、中央
のコンピュータから発信された信号を、天井等に張られ
たアンテナを通して、電波信号として受信して、コンベ
アを操作して、その台車を所定の位置まで誘導させるた
めのものである。
【００１６】また、中央部の通路は、コンベアの床面と
同じ高さの床面のまま、コンベアの中央部から、中央部
の横端外側のコ字形の突出部まで設けられている。この
通路の幅は、自動車台車の長さより若干長く、突出部の
長さは、自動車台車の幅より若干長くなっている。
同じ高さの床面のまま、コンベアの中央部から、中央部
の横端外側のコ字形の突出部まで設けられている。この
通路の幅は、自動車台車の長さより若干長く、突出部の
長さは、自動車台車の幅より若干長くなっている。
【００１７】前述の突出部の周囲に設けられたプラット
ホームは、自動車台車の床面の溝の底面と同じ高さにな
っており、極めて容易に自動車を台車に載せることがで
きるようになっている。通常、駐車場に向かって、運転
席を手前にして、左側から自動車を台車上に乗り入れ、
運転手が手前に降り、自動車台車を収納する。また、自
動車台車がプラットホームに出できた時は、台車上の自
動車に、運転手が手前から乗って、自動車を運転して、
右側に出て行くようになっている。
ホームは、自動車台車の床面の溝の底面と同じ高さにな
っており、極めて容易に自動車を台車に載せることがで
きるようになっている。通常、駐車場に向かって、運転
席を手前にして、左側から自動車を台車上に乗り入れ、
運転手が手前に降り、自動車台車を収納する。また、自
動車台車がプラットホームに出できた時は、台車上の自
動車に、運転手が手前から乗って、自動車を運転して、
右側に出て行くようになっている。
【００１８】また、中央部の通路や各区画の自動車台車
が自走する範囲では、自動者台車の直進を助けるため
に、架台とほぼ同じ高さのところにガイドレールを設け
たり、車輪の通る道に沿って誘導溝を設けたり、移動す
る車輪の外側又は両側に沿って凸条を設けたりすること
が好ましい。
が自走する範囲では、自動者台車の直進を助けるため
に、架台とほぼ同じ高さのところにガイドレールを設け
たり、車輪の通る道に沿って誘導溝を設けたり、移動す
る車輪の外側又は両側に沿って凸条を設けたりすること
が好ましい。
【００１９】
【実施例】〔自動車台車〕第１発明に係わる自動車台車
の一つの実施例を、図１〜図４に示す。第１図は自動車
を載せた状態で駐車場側からみたこの実施例の自動車台
車の側面図であり、第２図はその正面図であり、第３図
はこの実施例の自動車台車の平面図であり、第４図はそ
の底面図である。これらの図において、１は自動車台
車、２は自動車、３はプラットホーム、４は中央部の通
路、５は架台、６は溝、７は車止め、８はアンテナ、９
は車輪、１０は細溝、１１は車輪駆動用モータ、１２は
蓄電池、１３は制御装置、１４はギアボックス、１５は
車軸、１６は軸受、１７は油圧ポンブ用モータ、１８は
油圧ポンプを示し、配線や配管等の細部を省略してあ
る。
の一つの実施例を、図１〜図４に示す。第１図は自動車
を載せた状態で駐車場側からみたこの実施例の自動車台
車の側面図であり、第２図はその正面図であり、第３図
はこの実施例の自動車台車の平面図であり、第４図はそ
の底面図である。これらの図において、１は自動車台
車、２は自動車、３はプラットホーム、４は中央部の通
路、５は架台、６は溝、７は車止め、８はアンテナ、９
は車輪、１０は細溝、１１は車輪駆動用モータ、１２は
蓄電池、１３は制御装置、１４はギアボックス、１５は
車軸、１６は軸受、１７は油圧ポンブ用モータ、１８は
油圧ポンプを示し、配線や配管等の細部を省略してあ
る。
【００２０】〔駐車場〕第２発明に係わる駐車場の一つ
の実施例について説明するための平面図を図５に示す。
この図において、３はプラットホーム、４は中央部の通
路、１９はコンベア、２０はガイドレールを示す。ま
た、四角の枠は自動車台車と指定区画を示し、Ａ１、Ａ
２、Ａ３は、台車の移動を説明するために、使用する台
車の記号を示す。この図において、台車Ａ１をプラット
ホームまで移動するには、台車Ａ３、Ａ２、Ａ１の順に
コンベア１９に載せ、矢印のように図の右方に移動さ
せ、点線枠の位置まで達した時、コンベア１９を停止さ
せ、台車Ａ１を、自走横行させて、プラットホームの傍
の点線枠の位置まで移動させる方法をとることで可能に
なることを示す。
の実施例について説明するための平面図を図５に示す。
この図において、３はプラットホーム、４は中央部の通
路、１９はコンベア、２０はガイドレールを示す。ま
た、四角の枠は自動車台車と指定区画を示し、Ａ１、Ａ
２、Ａ３は、台車の移動を説明するために、使用する台
車の記号を示す。この図において、台車Ａ１をプラット
ホームまで移動するには、台車Ａ３、Ａ２、Ａ１の順に
コンベア１９に載せ、矢印のように図の右方に移動さ
せ、点線枠の位置まで達した時、コンベア１９を停止さ
せ、台車Ａ１を、自走横行させて、プラットホームの傍
の点線枠の位置まで移動させる方法をとることで可能に
なることを示す。
【００２１】本発明に係わる自動車台車、及び、それを
利用した駐車場は、前述のような構成と作用するので、
駐車場用地の面積を有効に利用できる駐車場の建設が可
能になり、また、従来の駐車場を改造する場合も少ない
設備投資で面積の有効利用ができるので、駐車場不足を
解消し、国民の交通の便宜に関して大きな寄与をなすも
のである。
利用した駐車場は、前述のような構成と作用するので、
駐車場用地の面積を有効に利用できる駐車場の建設が可
能になり、また、従来の駐車場を改造する場合も少ない
設備投資で面積の有効利用ができるので、駐車場不足を
解消し、国民の交通の便宜に関して大きな寄与をなすも
のである。
【図１】自動車を載せた状態で駐車場側からみた第１発
明の一つの実施例の自動車台車の側面図である。
明の一つの実施例の自動車台車の側面図である。
【図２】自動車を載せた状態の第１発明の同一実施例の
自動車台車の正面図である。
自動車台車の正面図である。
【図３】第１発明の同一実施例の自動車台車の平面図で
ある。
ある。
【図４】第１発明の同一実施例の自動車台車の底面図で
ある。
ある。
【図５】第２発明の一つの実施例の駐車場について説明
するための平面図である。
するための平面図である。
１‥‥自動車台車 ２‥‥自動車 ３‥‥プラットホーム ４‥‥中央部の通路 ５‥‥架台 ６‥‥溝 ７‥‥車止め ８‥‥アンテナ ９‥‥車輪 １０‥‥細溝 １１‥‥車輪駆動用モータ １２‥‥蓄電池 １３‥‥制御装置 １４‥‥ギアボックス １５‥‥車軸 １６‥‥軸受 １７‥‥油圧ポンプ用モータ １８‥‥油圧ポンプ １９‥‥コンベア ２０‥‥ガイドレール
Claims (2)
- 【請求項１】 縦方向に自動車のタイヤが通過しうる２
本の溝が設けられた床面とその溝の前部及び後部に設け
られた昇降可能な車止めとを有する架台、その架台を横
方向に移動するための二対の車輪、その車輪を駆動する
モータ、そのモータに電気を供給する蓄電池、及び、架
台の移動を制御する制御装置からなることを特徴とする
自動車台車 - 【請求項２】 横に２ｎ＋１列以下、縦に２ｎ−１列以
上の自動車台車を収納できる空間をとり、その中央部に
縦方向に前後自在に動くコンベアと、その制御装置を設
け、更に、そのコンベアの中央部から、中央部の横端外
側のコ字形の突出部まで通路と設け、その突出部の周囲
に、自動車台車の床面の溝の底面と同じ高さのプラット
ホームを設けたことを特徴とする駐車場
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000404637A JP2002194916A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 自動車台車、及び、それを利用した駐車場 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000404637A JP2002194916A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 自動車台車、及び、それを利用した駐車場 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002194916A true JP2002194916A (ja) | 2002-07-10 |
Family
ID=18868563
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000404637A Pending JP2002194916A (ja) | 2000-12-25 | 2000-12-25 | 自動車台車、及び、それを利用した駐車場 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002194916A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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2000
- 2000-12-25 JP JP2000404637A patent/JP2002194916A/ja active Pending
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