JP2526578B2 - 塗膜損傷検知方法 - Google Patents

塗膜損傷検知方法

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JP2526578B2
JP2526578B2 JP62104650A JP10465087A JP2526578B2 JP 2526578 B2 JP2526578 B2 JP 2526578B2 JP 62104650 A JP62104650 A JP 62104650A JP 10465087 A JP10465087 A JP 10465087A JP 2526578 B2 JP2526578 B2 JP 2526578B2
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conduit
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章生 長棟
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隆男 山村
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【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、埋設された塗覆装導管の塗膜損傷部位を地
上にて非接触で検知する塗膜損傷検知方法の改良に関す
る。
〔従来の技術〕
一般に、埋設される導管には腐蝕を防止するための塗
覆装がその周囲に施してある。しかしながら、何らかの
原因によりこの塗膜が損傷すると損傷部位から腐蝕が進
行してやがては導管に腐蝕孔が生じる。このため、埋設
導管の保全の意味から塗膜損傷部位を早期に発見するこ
とが重要な課題であった。
ところで、塗膜損傷の原因としては、塗覆装欠落によ
る導管露出と、埋設導管が他の配管等と接触するメタル
タッチとがある。前者は塗覆装が劣化して欠落し、導管
の地肌が露出している場合であり、通常は電気防食で腐
蝕から保護されているものの、導管管理上その損傷部位
を検知する必要がある。後者は埋設導管が土圧や地盤沈
下等により他の配管と接触した場合であり、その接触部
が露出して腐蝕を受け易くなる上、異種金属との接触状
態になると腐蝕が促進される。しかも、防食電流が接触
した他配管に流入して防食効果が低下することもあり、
早期の補修が要求される。
そこで、従来からこの種の塗膜損傷検知方法は種々提
案されているが、作業性、測定精度の面から優れている
ものとしては、埋設導管に電流Iを流すことにより作ら
れる磁界を計測し、この磁界の変化から塗膜損傷部位を
非接触で検出する方法が挙げられる(特公昭60−30895
号公報)。
第17図はこの従来方法を示す図であって、1は塗覆装
が施された導管、2は土壌、3は塗膜損傷部位を示して
いる。導管1の塗覆装が施された部分は土壌2との間で
充分に高い絶縁抵抗を有するが、塗膜損傷部3と土壌と
の間の抵抗は著しく低下する。このため、導管1と土壌
中の接地電極4との間に交流電源5により交流電圧を印
加すると、導管1に交流電流Iが流れ、この電流Iは塗
膜損傷部3から土壌2へ流出する。その結果、地表面6
上の塗膜損傷位置P,Q近傍では導管1の軸方向に対して
垂直方向に生じる交流磁界が急変するので、この変化を
台車7に搭載した磁界検出器により検出し、増幅器9、
フィルタ10を介して記録装置11に記録することにより、
導管1の塗膜損傷部3の位置を検知するものとなってい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかるに、この従来方法においては次のような問題が
あった。すなわち、実際の測定では地表面6の起伏等に
より磁界検出器8と埋設導管1との距離Lが常に変化す
るが、この距離Lの変化によって磁界変化が検出されて
しまい、あたかも塗膜損傷を生じたかのように推測され
ることがあった。
そこで本発明は、埋設導管の塗膜損傷部位を非接触で
確実に検知することができる塗膜損傷検知方法を提供す
ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段と作用〕
本願第1の発明は、埋設導管と大地との間に交流電源
により交流電圧を印加して前記埋設導管に交流電流を流
し、この通電により地上に発生する管軸と垂直方向の磁
界成分を地上にて管軸と垂直をなす平面上に少なくとも
上下、左右に任意の距離だけ離れて配置された4つ以上
の磁界検出器により検出し、これら磁界検出器の出力に
対して所定の演算処理を行ない、算出された磁界分布情
報の変化に基いて前記埋設導管の塗膜損傷部位を非接触
で検知するようにしたものである。
本願第2の発明は、埋設導管と大地との間に交流電源
により交流電圧を印加して前記埋設導管に交流電流を流
し、この通電により地上に発生する管軸と平行方向の磁
界成分を前記埋設導管を直上地上部両側に配置された磁
界検出器により検出し、これら磁界検出器の差動出力に
基いて前記埋設導管の塗膜損傷部位を非接触で検知する
ようにしたものである。
本願第3の発明は、埋設導管と大地との間に交流電源
により交流電圧を印加して前記埋設導管に交流電流を流
し、この通電により地上に発生する管軸の垂直方向の磁
界成分と管軸と平行方向の磁界成分とを検出し、これら
2種の磁界分布検出パターンの相関関係に基いて前記埋
設導管の塗膜損傷部位を非接触で検知するようにしたも
のである。
本願第4の発明は、埋設導管と大地との間に交流電源
により交流電圧を印加して前記埋設導管に交流電流を流
し、この通電により地上に発生する管軸と垂直方向の磁
界成分および管軸と平行方向の磁界成分の少なくとも一
方を検出するとともに電位分布を検出し、この磁界分布
検出パターンおよび電位分布検出パターンの相関関係に
基いて前記埋設導管の塗膜損傷部位を非接触で検知する
ようにしたものである。
〔実施例〕
以下、本発明方法の実施例について図面を参照しなが
ら説明する。
第1図は本発明方法の一実施例を示す図であって、第
17図と同一部分には同一符号を付してある。第1図にお
いて、塗覆装がその周囲に施された状態で土壌2に埋設
された導管1には、導管1から取出されたターミナル線
を介して土壌2に埋設した接地電極4との間に交流電源
5により交流電圧が印加されて交流電流Iが通電されて
おり、この通電により地表面6には磁界が発生してい
る。
なお導管1には塗覆装欠落による塗膜損傷部3aと、他
の配管20とのメタルタッチによる塗膜損傷部3bとが生じ
ている。
また、導管1の管路に沿って走行可能な台車7には地
表面6に発生した磁界のうち管軸と垂直方向の磁界成分
を検出するための垂直方向磁界検出器21と、上記磁界の
うち管軸と平行方向の磁界成分を検出するための平行方
向磁界検出器22とが搭載されている。そして、垂直方向
磁界検出器21の検出信号S1は、増幅器23により所定の増
幅値まで増幅され、バンドパスフィルタ24により所定周
波数の信号が抽出されてS/N比の向上がはかられ、交流
/直流変換器25により磁界強度信号としての直流信号に
変換され、演算器26により所定の演算処理が施された
後、記録装置27に出力される。また、平行方向磁界検出
器22の検出信号S2は、増幅器28により所定の増幅値まで
増幅され、バンドパスフィルタ29により所定周波数の信
号が抽出され、交流/直流変換器30により磁界強度信号
としての直流信号に変換された後、記録装置27に出力さ
れるものとなっている。
一方、台車7の前輪と後輪とには、通電された導管1
の塗膜損傷部から漏洩する電流が地表面6に作る電位分
布を計測するための電極31a,31bがそれぞれ設けられて
おり、これらの電極31a,31bは差動増幅器32に接続され
る。そして、この差動増幅器32により前後輪間の電位差
が検出され、増幅された電位差検出信号S3がフィルタ3
3、交流/直流変換器34を通って記録装置27に出力され
るようになっている。
上記記録装置27は例えばペンレコーダにより構成され
ており、この場合、ペンレコーダの紙送りは前記台車7
の例えば前輪に取付けられた距離計35の出力信号S4によ
り各検出信号S1,S2,S3の出力チャートの一定長が台車7
の一定移動距離となるように制御されている。
ここで、管軸垂直方向の磁界を検出するための磁界検
出器21としては、例えば、第2図に示す如く、埋設導管
1に対して距離L(x)だけ離れた地表上に第1の磁界
センサ30aを配置するとともに、この第1の磁界センサ3
0aからさらに間隔Dだけ離れた位置に第2の磁界センサ
30bを配置し、台車7の管軸X方向への走行に際して間
隔Dを一定に保持しうる検出器を適用する。この場合、
任意の位置xでの両磁界センサ30aの出力HA(x),HB(x)
は、Biot−Savartの式により HA(x)=I/2πL(x) ……(1) HB(x)=I/2π〔L(x)+D〕 ……(2) となる。
上記(1)、(2)式により距離L(x)の項を消去
すると、 となる。
上記(3)式においては、距離L(x)の変動に依存
することなく、両磁界センサ30a,30bの出力HA(x),H
B(x)のみによって埋設導管1に流れる電流Iを求めてい
る。したがって、塗膜損傷部3からの電流の流出入の有
無、すなわち、塗膜損傷部3の有無を上記(3)式に基
いて推定することができる。
一方、磁界Hと電流Iとは比例するので、前記(3)
式は比例定数Kを用いて次の(4)式のように表わせ
る。
ここで、HC(x)は任意の測定開始点x=0における磁
界を基準としたときの磁界補正値である。よって、比例
定数Kは、 であるから となる。
したがって、前記(4)式および(6)式に基いて演
算器26により両磁界センサ30a,30bの出力HA(x),HB(x)
に対して所定演算を行なうことにより磁界センサ30aと
埋設導管1との距離変動によって生じる磁界変化分が補
正され、結果として塗膜損傷による管軸垂直方向の磁界
変化のみが検出される。
今、第1、第2の磁界センサ30a,30bと埋設導管1と
の距離L(x)の変動関係を、第3図に示す如く、位置
x=50mの地点でL1=1.5mからL2=2.5mに変化するもの
とし、埋設導管1には塗膜損傷が生じておらず、かつ交
流電流I=1.0Aが通電しているものとする。
この状態において、埋設導管1の任意の位置x〔m〕
に対応する第1の磁界センサ30aの出力HA(x)と前記
(4)式により算出される磁界補正値HC(x)との関係は
第4図に示すようになる。同図から明らかなように、距
離変動が生じるx=50mの地点では第1の磁界センサ30a
の出力HA(x)は低下するが、磁界補正値HC(x)は距離変動
による影響分が補正されて変化しない。
このように、磁界検出器21として第2図に示す構成の
ものを適用することにより、地表面6の起伏等によって
埋設導管1と磁界検出器21との距離に変動が生じても、
この変動に依存することなく管軸垂直方向の磁界を検出
できる。
ただし、第2図のものにおいては、磁界検出器21が導
管1の埋設直上位置を走行する場合に有効であるが、実
際には台車7を常に埋設導管1の直上に沿って走行せし
めることは道路の諸事情から大変困難である。また、導
管1の直上位置検出に用いられる電磁誘導法によるパイ
ロメータは、導管1が曲管の場合その検出精度低下は否
めず、誤差を生じ易かった。このため、磁界検出器21と
埋設導管1との相対位置は垂直方向のみならず水平方向
にもずれ易く、この相対的な位置ずれによって管軸と垂
直方向の磁界に変化が検出され、あたかも塗膜損傷を生
じたかの如く推測されるおそれが多分にある。
そこで、管軸垂直方向の磁界を検出する磁界検出器21
として、例えば第5図に示す如く、4つの磁界センサ40
a,40b,40c,40dをY−Z平面上に中心Oから等間隔aだ
け離して上下および左右に配置したものを使用する。な
お、第5図中Xは各磁界センサ40a〜40dの走行方向を示
している。この場合、各磁界センサ40a〜40dの検出出力
Ha〜Hdは となる。上記(7)〜(10)式から各磁界センサ40a〜4
0dと埋設導管1との相対位置情報であるyとzとを消去
し埋設導管1を流れる電流Iについて整理すると となる。この(11)式によれば、電流Iは各磁界センサ
40a〜40dのそれぞれの間隔aと各検出出力Ha〜Hdとによ
り算出でき、センサ40a〜40dと埋設導管1との相対位置
に関する情報y,zは不要になる。したがって、第5図に
示すような磁界検出器21を使用して各センサ40a〜40dか
ら検出出力を得、増幅、フィルタリング、交流/直流変
換の信号処理を施したのち演算器26にて上記(11)式の
演算を行なうことにより、磁界センサ40a〜40dと埋設導
管1との間に相対的な位置ずれが生じても、この位置ず
れによる磁界変化の影響は無視できる。その結果、地表
面6の諸事情等によって導管1と磁界検出器21との相対
距離が変化したり磁界検出器21が導管1の直上を走行で
きなかったりして両者の相対位置がずれても、高精度に
管軸垂直方向の磁界成分を検出可能である。
今、第6図(a)(b)に示すような状態(破線)で
埋設された導管1について、本発明方法の第5図に示す
如く4つの磁界センサ40a〜40dからなる磁界検出器21を
搭載した台車7と、従来方法の台車7とをそれぞれ図中
矢印X方向に走行させて塗膜損傷探査を行なうものとす
る。上記埋設導管1は区間A〜Bでは車道Mの下に埋設
され、区間B〜Fでは歩道Nの下に埋設されている。ま
た、区間C〜Dでは埋設深さが他区間よりも深くなって
いる。また、点Eにて塗膜損傷が生じているものとす
る。
このとき、従来例の記録装置11に記録される検出器出
力は、第7図で示す如く、埋設導管1の位置が水平方
向にずれる点B、および埋設導管1が垂直方向にずれる
点Cにて出力が小さくなり、塗膜損傷が生じている点E
とほぼ同様の信号変化を生じる。したがって、検出器出
力の変化では塗膜損傷による変化なのか否かを判別でき
ない。
これに対し、本発明の記録装置27に記録される演算器
26の出力は、第7図で示す如く、塗膜損傷が生じてい
る点Eでのみ信号変化を生じる。したがって、この点E
にて塗膜損傷が生じていることを検知できる。
このように、磁界センサ21として第5図に示す構成の
ものを適用することにより、磁界センサ40a〜40dと埋設
導管1との相対的な位置ずれにより生じる磁界変化分は
抑制され、塗膜損傷による磁界変化のみを検出すること
ができる。したがって、第2図の場合のように塗膜損傷
検査を常に埋設導管1の直上にて行なわなくてもよいの
で、地形変化、道路の諸事情等を考慮する必要はなく、
容易に実施することができる。
なお、第5図では4つの磁界検出器40a〜40dをY−Z
平面上に等間隔aだけ離して上下および左右方向に配置
した場合を示したが、4つ以上の磁界検出器が適当な任
意の位置に配置されてさえいれば所定の演算処理を施す
ことにより同様な効果を奏し得る。また、演算器26にお
いては前記(11)式の演算処理のみを行なう場合を示し
たが、演算処理結果に微分演算等を施すことにより出力
の変化量を求め、塗膜損傷判定を容易にかつ自動的に行
なうようにしてもよい。
また、管軸平行方向の磁界検出器22としては、第8図
に示す如く2つの磁界センサ50a,50bを管軸上に設置し
て差動動作させるようにしたものを使用する。第9図に
おいて埋設導管1に電流I(第9図中太実線矢印にて示
す)を流すと、塗膜損傷部3から電流Iの一部(図中破
線矢印にて示す)が地中に漏洩し、この漏洩電流により
地表面6には導管1の管軸に対して平行な磁界H(図中
細実線矢印にて示す)が発生する。この磁界Hは塗膜損
傷部3を中心にして対称的に漏漏する電流のために導管
直上では零となるが、導管直上の両側地点A,Bでは位相
が反転する。特に、メタルタッチ部位にて他の配管20に
漏漏した電流により生じる管軸平行方向の磁界成分も管
軸上を中心に逆相になる。したがって、導管1の直上を
中心に2つの磁界センサ50a,50bを設置し、両センサ50
a,50bを差動動作させると、塗膜損傷部3においてこれ
ら磁界センサ50a,50bの出力信号は互いに強め合い、導
管1の管軸と平行方向の磁界が高感度で検知される。
これに対し、塗膜損傷部以外では、第10図に示す如
く、導管1を流れる電流Iの作用により導管1の管軸に
対して垂直な方向に磁界H(図中細実線矢印にて示す)
が発生しており、磁界センサ50a,50bを走行させると、
この管軸に垂直な方向の磁界が検出される。しかしなが
ら、これら2つの磁界センサ50a,50bにより検出される
垂直方向の磁界成分Ha,Hbは検出器の傾きに拘らず同相
であるから、検出出力は差動動作により打消される。そ
の結果、地表面6の凹凸等により磁界センサ50a,50bの
方向が上下・左右に振動しても管軸に垂直な方向の磁界
成分は除去され、管軸に平行な方向の磁界成分の逆相を
有する磁界のみが、検出されるため、2つの磁界センサ
50a,50bを導管1に沿って走行せしめると、その検出出
力は、第11図に示す如く、塗膜損傷位置Pにて極大点と
なり、塗膜損傷部以外はほぼ平坦となる。したがって、
両磁界センサ50a,50bの差動出力に対する極大点を求め
ることにより、塗膜損傷部3の発生位置が容易にかつ高
精度に検知される。
今、被検査対称の導管1を埋設深さ1.5m、直径100φ
とし、その表面にプラスティックライニングを塗膜した
鋼管とする。また、地表面6はアスファルト舗装の部分
Gaと砕石の部分Gsがあり、それぞれの部分に1個所P1,P
2だけ塗膜損傷部3が成形されたものとする。この場
合、両センサ50a,50bの差動出力は第12図に示すように
なる。同図から明らかなように、塗膜損傷位置P1,P2で
は両センサ50a,50bの差動出力は極大点を示しており、
容易に塗膜損傷部3であることが判断できる。また、砕
石の部分Gsでは台車7が大きく揺れるが、この振動によ
るノイズの影響はほとんど見られない。さらに、地表面
6の電気抵抗が変化しても磁界方式では影響がないこと
も確認できる。
なお、第8図では磁界センサ50a,50bを2つとした
が、3つ以上の磁界センサにより導管1の直上両側に発
生する磁界を検出し、同相の磁界は打消し、逆相の磁界
は強め合うように出力処理できる構成とすれば同様な効
果を奏し得る。
ところで、前述した各磁界検出器21,22により磁界分
布を検出する場合には、埋設導管1に流れる電流が作る
交流磁界に何らかの影響が生じない場合には有効である
が、地表面での測定位置近傍には交流磁界に影響を及ぼ
す各種の磁性金属が存在していることが多く、特に、ガ
ードレールや車両等の強磁性金属は前記交流磁界を大き
く乱すので、塗膜損傷による電流の流出入によって交流
磁界が変化したのか、上記各種金属によって乱れたのか
を区別するのが困難となることがあった。
そこで、磁界測定位置近傍の磁性金属による交流磁界
への影響が無視できる程度に小さくするために、次なる
原理に基いて、交流電源5の周波数を800Hz以下とす
る。
第13図および第14図は上記原理の説明図であって、第
13図において埋設導管1は直径30cmの鋼管からなり、長
さは充分に長いものとする。また、埋設導管1は地表面
6の磁界測定位置Sから深さ150cmの土壌2中に埋設さ
れており、周波数が可変でかつ実効値が一定の交流電流
Iが流れているものとする。この状態で、磁界測定位置
Sの近傍の3か所に強磁性金属である鉄等の導体60を適
宜配置し、そのときの磁界測定位置Sにおける磁界を磁
界検出器により検出した。
第14図は上記第13図における結果を示す図であって、
横軸は交流磁界の周波数を示し、縦軸は測定誤差を示し
ている。この測定誤差は、第13図において磁界測定位置
Sの近傍に導体60が何も存在しないときの磁界検出器の
出力を基準とし、この基準出力に対して導体60を適宜配
置した際の磁界検出器出力の偏差を誤差として求めたも
のである。同図において、曲線Aは磁界測定位置Sに対
して上方向に60cm、横方向に30cmずれた位置に導体を配
置した場合の誤差曲線、曲線Bは磁界測定位置Sに対し
て上方向に60cm、横方向に60cmずれた位置に導体60を配
置した場合の誤差曲線、曲線Cは磁界測定位置Sに対し
て上方向に60cm、横方向に90cmずれた位置に導体60を配
置した場合の誤差曲線である。
第14図から明らかなように、交流磁界の周波数が800H
z以上では正の誤差が大きくなる。この誤差は800Hz以上
の周波数の交流磁界によって導体60に渦電流が誘起され
たために生じたものである。なお、200Hz以下では導体6
0の誘磁率に依存した磁化によって負の誤差が生じる
が、この誤差は小さいものであり無視できる。
一方、前記導体60がガードレール等のように大きさに
バラツキを生じるものが多いが、導体60の厚さは通常、
渦電流の表皮深さよりも大きいので、大きさのバラツキ
は渦電流の影響が生じ始める周波数(800Hz)に対して
ほとんど影響を及ぼさない。また、アルミニウム等の非
磁性金属に関しては、その金属に誘起される渦電流によ
って影響を受ける周波数は導体60の場合の周波数(800H
z)よりも大きな値となる上、磁化による影響はほとん
どない。したがって、強磁性金属の導体60による影響が
小さくなるような周波数を選択することにより、非磁性
金属による影響は無くなる。
かくして、塗膜損傷検知においては、磁界測定位置近
傍にて最も多く存在するガードレールや車両等の強磁性
金属体を導体60と想定し、この導体60の大きさや種類に
関係なく渦電流による正の誤差を小さくできる周波数、
すなわち800Hzを交流磁界の周波数に設定すれば、高精
度に塗膜損傷を検知することができる。
さて、第1図において、導管1に交流電源5により周
波数770Hz、電圧15V、電流2Aの交流電流Iを通電した状
態で、第2図または第5図で示した管軸垂直方向の磁界
成分を検出する垂直方向磁界検出器21と、第6図で示し
た管軸平行方向の磁界成分を検出する水平方向磁界検出
器22とを搭載し、かつ前輪と後輪とにそれぞれステンレ
ス性のメッシュ電極31a,31bを取付けた台車7を導管1
の管軸にほぼ沿って走行せしめると、記録装置27の出力
チャート上には、垂直方向磁界検出器21の磁界分布検出
波形と水平方向磁界検出器22の磁界分布検出波形と電極
31a,32b間の電位差分布検出波形とが距離計35からの走
行距離情報に同期して出力される。
垂直方向磁界検出器21からの磁界分布検出波形は、導
管1に塗膜損傷が生じていない場合にはほぼ一定値とな
り、導管1に塗覆装欠落による塗膜損傷が生じていると
第15図(a)に示すように損傷部位で小さくなり、メタ
ルタッチによる塗膜損傷が生じていると第16図(a)に
示すように損傷部位で極めて小さくなる。
また、平行方向磁界検出器22からの磁界分布検出波形
は、導管1に塗膜損傷が生じていない場合には零とな
り、導管1に塗覆装欠落による塗膜損傷が生じていると
第15図(b)に示すように損傷部位で極大点を形成し、
メタルタッチによる塗膜損傷が生じていると第16図
(b)に示すように損傷部位で大きな極大点を形成す
る。
一方、電極31a,31b間の電位差分布検出波形は、導管
1に塗膜損傷が生じていない場合には零となり、導管1
に塗覆装欠落による塗膜損傷が生じていると損傷部位か
らの漏洩電流が作る電位分布により第15図(b)に示す
ような出力パターンを形成する。しかし、メタルタッチ
による塗膜損傷が生じても、損傷部位からの漏洩電流は
配管20を通じて流れるため、第16図(b)に示すように
ほとんど変化が現われない。
したがって、本実施例によれば、記録装置27に出力さ
れる両磁界形成器21,22による磁界分布検出波形と電極3
1a,31bによる電位差分布検出波形との相関関係に基いて
総合的に判断することにより、埋設導管1の塗膜損傷部
位およびその原因を容易にしかも確実に非接触で検知す
ることができる。すなわち、両磁界検出器21,22の各磁
界分布検出パターンと電位差分布検出パターンとにそれ
ぞれ変化が見られれば、高信頼性でもって塗覆装欠落に
よる塗膜損傷が生じていると判断できる。また、両磁界
検出器21,22の各磁界分布検出パターンのみに変化が見
られれば、メタルタッチによる塗膜損傷が生じていると
判断できる。
一方、測定位置の近傍に強磁性体が存在したり、埋設
導管1の相対位置が急激に変化したりすると、たとえ交
流電源5の周波数および両磁界検出器21,22に前述した
手段を講じても、両磁界検出器21,22の磁界分布検出パ
ターンに変化を生じるおそれがあるが、この場合は電位
差分布検出パターンを見ることにより塗膜損傷の有無を
判断できる。また、地表面6がアスファルトやコンクリ
ートなどの高抵抗物質で形成されていると電極31a,31b
による電位検出の感度が低下するが、この場合は両磁界
分布検出パターンを見ることにより塗膜損傷の有無を判
断できる。
かくして、塗膜損傷の有無のみならずその原因まで高
信頼度で検知することができるので、補修工事の緊急性
等に関する必要情報を速やかに得ることができ、埋設導
管1の保全の意味から多大な効果を奏し得る。
なお、本発明は前記実施例に限定されるものではな
い。例えば、前記実施例では管軸と垂直方向の磁界成分
と管軸と平行方向の磁界成分との両方を検出する場合を
示したが、いずれか一方の磁界成分を検出し、電位差分
布検出パターンとの総合的判断に基いて塗膜損傷を検知
するようにしてもよい。このほか、本発明の要旨を逸脱
しない範囲で種々変形実施可能であるのは勿論である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本願第1の発明によれば、埋設
導管と磁界検出器との距離の変動によって生じる磁界変
化の影響を排除して、塗膜損傷部位にて導管の軸方向に
対して垂直方向に生じる交流磁界の変化のみを確実に検
知することができるので、磁界検出器と埋設導管との相
対的な距離の変動、特に磁界検出器が埋設導管直上から
横へずれた場合でも、その変動に依存することなく埋設
導管の塗膜損傷部位を非接触で確実に検知できる塗膜損
傷検知方法を提供できる。
また、本願第2の発明によれば、塗膜損傷部位からの
漏洩電流により地表面上に発生する管軸に対して平行な
方向の磁界成分を高感度で検出できるので、磁界検出器
と埋設導管との相対的な距離に変動が生じてもその変動
に依存することなく埋設導管の塗膜損傷部位を非接触で
確実に検知できる塗膜損傷検知方法を提供できる。
また、本願第3の発明によれば、塗覆装欠落による塗
膜損傷の場合とメタルタッチによる塗膜損傷の場合と
で、2種の磁界分布検出パターンの塗膜損傷部位での変
化度合いがそれぞれ異なるので、埋設導管の塗膜損傷部
位およびその発生原因を非接触で確実に検知することが
できる塗膜損傷検知方法を提供できる。
また、本願第4の発明によれば、電位分布検出パター
ンは塗覆装欠落による塗膜損傷の場合には変化を生じる
が、メタルタッチによる塗膜損傷の場合にはほとんど変
化を生じないので、この電位分布検出パターンと管軸と
垂直方向及び水平方向の少なくとも一方の磁界分布検出
パターンとから埋設導管の塗膜損傷部位およびその発生
原因を非接触で確実に検知することができる塗膜損傷検
知方法を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第16図は本発明方法の一実施例を示す図で
あって、第1図は本発明方法を実現するための装置構成
図、第2図ないし第4図は本実施例に適用される垂直方
向磁界検出器の一実施例を示す図、第5図ないし第7図
は本実施例に適用される垂直方向磁界検出器の他の例を
示す図、第8図ないし第12図は本実施例に適用される水
平方向磁界検出器の一例を示す図、第13図および第14図
は本実施例における交流電源の周波数を決定するための
原理説明図、第15図および第16図は本実施例における記
録装置の出力波形例を示す図である。また、第17図は従
来法を示す図である。 1…埋設導管、5…交流電源、7…台車、21…垂直方向
磁界検出器、22…水平方向磁界検出器、27…記録装置、
31a,31b…電極、35…距離計
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (31)優先権主張番号 特願昭62−23478 (32)優先日 昭62(1987)2月5日 (33)優先権主張国 日本(JP) (56)参考文献 特開 昭56−140276(JP,A) 特開 昭57−56769(JP,A) 特開 昭59−162474(JP,A) 特開 昭51−117088(JP,A) 実開 昭54−147064(JP,U) 特公 昭60−30895(JP,B2) 特公 昭53−11387(JP,B2)

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】埋設導管と大地との間に交流電源により交
    流電圧を印加して前記埋設導管に交流電流を流し、この
    通電により地上に発生する管軸と垂直方向の磁界成分を
    地上にて前記管軸と垂直をなす平面上に少なくとも上
    下、左右に任意の距離だけ離れて配置された4つ以上の
    磁界検出器により検出し、これら磁界検出器の検出出力
    と各磁界検出器の間隔情報とから所定の演算処理を行な
    うことにより前記各磁界検出器と埋設導管との相対的な
    位置ずれに依存することなく磁界分布情報を算出し、こ
    の算出された磁界分布情報の変化に基づいて前記埋設導
    管の塗膜損傷部位を非接触で検知することを特徴とする
    塗膜損傷検知方法。
  2. 【請求項2】前記交流電源は、磁性金属による磁界への
    影響を小さくしうる800Hz以下の周波数を有することを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載の塗膜損傷検知方
    法。
  3. 【請求項3】埋設導管と大地との間に交流電源により交
    流電圧を印加して前記埋設導管に交流電流を流し、この
    通電により地上に発生する管軸と平行方向の磁界成分を
    前記埋設導管の直上地上部両側に配置された一対の磁界
    検出器により検出し、これら磁界検出器の差動出力に基
    いて前記埋設導管の塗膜損傷部位を非接触で検出するこ
    とを特徴とする塗膜損傷検知方法。
  4. 【請求項4】埋設導管と大地との間に交流電源により交
    流電圧を印加して前記埋設導管に交流電流を流し、地上
    にて、この通電により地上に発生する管軸と垂直方向の
    磁界成分と管軸と平行方向の磁界成分とを検出し、これ
    ら2種の磁界分布検出パターンの相関関係に基いて前記
    埋設導管の塗膜損傷部位を非接触で検知することを特徴
    とする塗膜損傷検知方法。
  5. 【請求項5】埋設導管と大地との間に交流電源により交
    流電圧を印加して前記埋設導管に交流電流を流し、地上
    にて、この通電により地上に発生する管軸と垂直方向の
    磁界成分および管軸と平行方向の磁界成分の少なくとも
    一方を検出するとともに電位分布を検出し、この磁界分
    布検出パターンおよび電位分布検出パターンの相関関係
    に基いて前記埋設導管の塗膜損傷部位を非接触で検知す
    ることを特徴とする塗膜損傷検知方法。
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