JPH0687016B2 - 堀進機の位置検出装置 - Google Patents

堀進機の位置検出装置

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JPH0687016B2
JPH0687016B2 JP1162022A JP16202289A JPH0687016B2 JP H0687016 B2 JPH0687016 B2 JP H0687016B2 JP 1162022 A JP1162022 A JP 1162022A JP 16202289 A JP16202289 A JP 16202289A JP H0687016 B2 JPH0687016 B2 JP H0687016B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、地中掘進機の位置検出装置に係り、特に、位
置検出感度・精度が高く、また、移動の障害となる埋設
物の有無を検知し得る掘進機位置検出装置に関する。
[従来の技術] 地中に管を非開削で埋設する場合、当該管の先端に地中
掘進機を配置し、該掘進機が作る空間に管を埋設してい
く。掘進機は、掘進目標線に沿って掘削するが、所定位
置に管を高精度で埋設するには、掘削中の掘進機の位置
を知り、掘進機が掘削目標線からずれた場合には、修正
する必要がある。
以下、掘進機の位置検出手段の従来技術を図により説明
する。第3図において、1は地中を掘削中の掘進機、2
は掘進機1の後部に設けられる埋設管、3は掘進機1が
掘削を開始するための発達立坑である。発達立坑3内に
は、埋設管2の後部を押す押し装置(図示されていな
い)が設けられている。第4図は、掘進機の進行方向に
垂直な面での断面図である。4は掘進機1がその直下を
進むべき地表上の掘削目標線、5は掘進機1の位置検出
に使用する磁界を発生する平行往復交流電流を流す電線
である(第3図では目標線4と電線5は重なって図示さ
れている)。また、第4図の6,7は掘進機1の側表面に
水平に対称に取り付けられた磁界検出器で、電線5の電
流が形成する磁界のうち、掘進機表面位置6,7での水平
方向(掘進機の軸方向と直角な水平方向)の磁界を検出
する。
掘進機1の掘削目標線4からのずれは、以下のようにし
て求める。まず、平行往復電線流電線5を掘削目標線4
から等距離W(従って、電線5の間隔は2W)に置く。掘
進機中心の掘削目標線からのずれをyとし、掘進機半
径をaとすると、磁界検出器6,7の出力e1,e2は、y
大きさが小さい範囲で、近似的に次のように表わせる。
e1=k(y+a)sinω ……(1) e2=−k(y−a)sinωt ……(2) ここでk:比例定数 ω:電流の角周波数 (1)式及び、(2)式よりyは次のように表わせ
る。
そこで、出力e1,e2を用い、計算機8により、(3)式
の計算を行うことにより、目標線4を基準とした掘進機
のy方向位置yを求める。
以上の従来装置については、特開昭60−230498で論じら
れている。
[発明が解決しようとする課題] 以上述べた掘進機の従来の位置検出手段では、高精度で
掘進機位置を検出するには、検出磁界強度が大きく、か
つ、掘進機の水平方向位置変化に対する検出磁界強度の
変化率、即ち、(1)式、(2)式の定数kが大きい必
要がある。また、掘進機位置を広範囲に精度良く検出す
るには、広範囲にわたって水平方向位置yと検出磁界
強度の間に比例関係((1)式、(2)式)が成立する
必要がある。
しかし、深い位置で施工する場合、あるいは、掘進機径
が大きい場合には、検出磁界強度が小さくなり、さら
に、(1)式、(2)式の定数kが小さくなる結果、掘
進機位置の測定に大きな誤差が生じるおそれがあった。
また、掘削目標線からの掘進機のずれが大きくなると、
(1)式、(2)式が成立しなくなり、掘進機の位置を
高精度で測定できなくなるという問題が生じていた。
また、前述の従来装置では、掘進機位置の測定に対する
既埋設管等の金属性障害物の影響が考慮されていない。
従って、金属性の既埋設管がある場合には、既埋設管が
ない場合と同様にして施工していくと、掘削目標線に沿
って施工できないだけでなく、既埋設管等を破損するお
それがあった。
本発明の目的は、従来の位置検出装置が持つ問題点を解
決し、深い位置での施工の場合、あるいは掘進機径が大
きい場合、または、掘進機の掘削目標線からのずれが大
きい場合にも、容易にかつ高精度で掘進機の水平方向位
置を測定し、さらに、掘進機の近くに金属性障害物があ
る場合にそれを検知し得る位置検出装置を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 本発明による掘進機の位置検出装置は、地表面上に敷設
される同一間隔の且つ各組の中心が互に一定間隔だけず
れている二組の平行往復電線または同一間隔のまま平行
依動可能な一組の平行往復電線と、掘進機の上部または
下部に取り付けられ該部位における掘進機の掘進方向と
直角な水平方向磁界の強さを検出する少くとも一つの水
平方向磁界検出器と、上記二組の平行往復電線の各組に
又は平行移動の前後において上記一組の掘進機に平行往
復電線に平行往復電流を流したときの上記水平方向磁界
検出器の出力に基づいて掘進機の水平位置を算出する信
号処理装置より成ることを特徴とする。
[作用] 本発明では、地上の電流が作る掘進機での水平方向磁界
を、掘進機上部及び下部に設置した磁界検知器で検知
し、掘進機の掘削目標線からのずれを検出する。以下、
本発明の原理を説明する。
第1図に示すように、地表に平行往復交流電流の流れる
往復平行電線13を相互間隔2Wで設置し、掘進機1は該電
線と平行な方向に掘削するものとする。x軸を掘進機1
の中心を通る鉛直方向にとり、y軸を電線13と直角に水
平方向にとる。ただし、原点は地表面上にとる。水平方
向の平行往復交流電流の電線13間の中心をPとし、その
y座標をyとする。掘進機1の断面の上部および下部
には水平方向磁界検出器11,12を設置してある。この磁
界検出器11,12はその位置における掘進機の掘削方向と
直角な水平方向の磁界を夫々検出するものである。
掘進機1の表面での磁界は、掘進機の導電性もしくは磁
性の影響を受けるため地上の平行往復電流が作る磁界の
ままではなく、方向、大きさが変化する。そこで、掘進
機の材質の導電率σ(S/m)および比透磁率μrの大き
さを考慮して、検出器11,12の位置での水平方向磁界強
度を解析により求めた結果を第5図に示す。第5図は、
平行往復電流13の間隔2Wが1mで、電流の周波数が10KH
z、振幅が1A、また、掘進機1の直径が25cm、その材質
は鉄として導電率σが107(S/m)、比透磁率μrが30
0、深さが1mの場合の解析結果である。横軸は、前述の
(m)、縦軸は水平方向磁界強度(AT/m)を示して
いる。また、図中の負の磁界強度は位相が反転している
ことを示す。
第5図より、検出器11,12の位置での水平方向磁界強度
は、平行往復電流13の中心Pのy座標yの大きさが増
加するに従い直線的に増加することが分る。さらに、y
が0、即ち、中心Pが掘進機中心の真上にある場合に
は、検出器11,12の位置での水平方向磁界強度は0とな
る。
そこで、第1図において相互間隔2Wを一定に保ったまま
で平行往復電流の流れる平行電線13を水平方向にわずか
に平行移動させるか、もしくは、第2図に示すような2
組の平行往復電流の流れる2組の平行電線9,10を設置し
て、検出器11又は12で得られる水平磁界の値から、水平
磁界が0になる位置を外挿もしくは内挿により求める。
第5図より、この水平磁界が0になる位置が掘進機1の
中心の位置である。
以上が本発明により掘進機の水平方向位置を測定する原
理である。
一方、従来の位置検出装置では、第4図に示すように、
固定した一組の平行往復電流5と、掘進機の水平な直径
上における側表面位置での水平方向磁界を検出する検出
器6,7とを用いている。本発明と従来装置との検出磁界
強度を比較するため、掘進機の材質、直径、深さ、また
電線に流す電流値、周波数、電線間隔は第5図の場合と
同一条件として、第4図の従来技術における掘進機中心
位置yと検出器6,7での検出水平磁界強度の関係を第
6図に示した。第5図と第6図の比較から、検出される
水平方向磁界強度、掘進機の水平方向位置変化に対する
該磁界強度の変化、及び、磁界強度が直線的に変化する
水平方向位置範囲は、いずれも本発明の方が大きいこと
が分る。以上は、掘進機材質が鉄の場合の比較である
が、掘進機材質が非磁性の金属(ステンレス等)の場
合、あるいは、掘進機径がさらに大きい場合には、上記
の本発明と従来装置の差はさらに大きくなる。すなわ
ち、本発明の方が検出感度、検出精度が高い。
以上のような特性は、本発明者らが磁界解析を実施した
結果明らかとなったもので、従来は明らかにされていな
かった特性である。
次に、本発明の装置を用いたときの金属性障害物の有無
の検知について説明する。第7図に、掘進機1の近くに
鉄製の既埋設管14がある場合のyと磁界検出器11,12
の位置における水平方向磁界強度の関係を示す。既埋設
管14は直径が10cmの鉄管とし、第7図中に示した位置に
あるとする。第7図からわかるように、この場合y
水平方向磁界強度の関係は直線的にならない。また、2
ヶ所以上のyで測定した水平方向磁界強度から直線的
に内挿あるいは外挿して水平方向磁界が0になる位置が
検出器11および12について一致しない。このように、水
平方向磁界が0になる位置が一致しないことを判別する
ことにより、掘進機1の近傍に障害物14があることを検
知できる。
以上述べたことからわかるように、掘進機の上部および
下部に取り付けた水平方向磁界検出器11,12の両者は金
属性障害物を検知するためには両者とも必要であるが、
金属性障害物がないことがあらかじめ分っていて金属性
障害物を検出する必要がない場合には、掘進機の上部あ
るいは下部の水平方向磁界検出器11または12の一者だけ
で、掘進機水平方向位置を求めることができる。
[実施例] 第8図は、本発明の実施例に係る掘進機位置検出装置に
用いた検出システムを示す図である。図において、1は
掘進機で、直径が10cm、材質は鉄で、導電率が107(S/
m)、比透磁率が300である。また、11,12は掘進機1の
周壁の上下対称位置に設けられた水平方向磁界検出器で
あり、各々の検出器は、断面積Sが0.01m2、巻数Nが10
00回のコイルである。9,10は地上に敷設した2組の平行
往復ケーブル又は電線で、間隔2Wは相等しく、各々2mで
ある。このケーブル9,10には、交流電源15から、周波数
が10KHz、振幅が1Aの交流電流をいずれか1組に流す。1
6は電流を流す平行往復ケーブルを切り換えるスイッチ
で、17は切り換えの制御装置である。
施工の掘削目標線を4とし、掘削目標線から鉛直方向に
x軸、水平方向にy軸をとる。掘進機中心の座標を(x
,y)とする。本例では(x,y)は(1m,−0.2
m)であるとする(測定の目的からいえば本来この位置
は未知数である)。
掘進機中心の掘削目標線4からのずれを測定するため、
平行ケーブル10間の中央を掘削目標線4に合わせ、平行
ケーブル9間の中央が掘削目標線4からy軸正方向にd
(本実施例では30cm)ずれるように配置する。先ず平行
ケーブル10に制御装置17と切り換えスイッチ16を用いて
交流電流と流し、磁界検知器11および12で水平方向磁界
を検出する。各磁界検出器で検出される交流信号の振幅
|e|は、次のように表される。
|e|=2πfμHNS ここでf:周波数(10KHz) μ:真空の透磁率(=1.256×10-6H/m) H:検出磁界強度(AT/m) N:コイル巻数(=1000) S:コイル断面積 磁界検出器11,12の出力eA1,eB1は各々の増幅器18,19に
入力する。増幅後の出力EA1,EB1を整流器20,21を通
し、信号EA1,EB1を求め、計算値22に記憶する。(ここでは説明の便宜の
ため、平行往復ケーブル10に交流を流した場合の値には
右下添字1を付し、平行往復ケーブル9に交流を流した
場合の値には右下添字2を付す。)検出器11,12の出力
A1,eB1と電流15からの交流出力e0を各々の飽和増幅器
23,24,25に入力し、飽和増幅器23,24の出力を掛算器26
に、飽和増幅器23,25の出力を掛算器27に入力し、掛算
器26,27の各出力E1 26,E1 27を計算機22に入力する。
この信号E1 26,E1 27は、後に平行往復ケーブルを10から
9に切り換えた場合に得られる信号E2 26,E2 27と比較
し、検出信号の位相比較をすることに用いるものであ
る。この位相比較では、検出器11,12の出力e,e
電源15からの出力e0とは位相が一致しているか、又は、
反転しているかのどちらかであるという性質を利用す
る。前者の場合、掛算器26,27の出力は正であり、後者
の反転の場合、掛算器26,27の出力は負 となる。
以上の測定を終え、 を計算機22に記憶し終えると、計算機22から信号を制御
装置17に送り、制御装置17から切り換えスイッチ16を制
御し、平行ケーブル10の代りに平行ケーブル9に電流を
流す。
この平行ケーブル9の電流が作る水平方向磁界を検出器
11,12で検出し、その後は、平行ケーブル10の電流の作
る水平磁界を測定した場合と全く同様に、実効値A2
E2及び掛算器26,27の出力E2 26,E2 27を計算機22に記憶
させる。
以上の信号A1A2B1B2及びE1 26,E1 27,
E2 26,E2 27を用い、計算機22により掘進機中心の水平方
向位置を求める。このための計算手順を第9図のフロー
チャートを用いて説明する。計算がスタートすると掛算
器26の出力E1 26,E2 26の符号を比較する(ステップ
)。第8図のように掘進機中心が平行ケーブル9の中
央及び平行ケーブル10の中央から同じ方向にずれていれ
ば、掛算器26の出力E1 26とE2 26は同符号となる。このよ
うに同符号の場合は、検出器11の出力を増幅、整流して
得た実効値A1A2および二組の平行ケーブル間のず
れd(本実施例では30cm)を用い、次式で掘進機中心の
掘削目標線4(平行ケーブル10の中央と一致)からのず
れyを求める。(ステップ)。
上式でyが正となるのは掘進機中心が第8図で掘削目
標線4より右側に位置している場合でもあり、yが負
になるのは第8図で掘進機中心が掘削目標線4より左側
に位置している場合である。第8図に示した状態ではy
は負となる。
一方、ステップで掛算器の出力E1 26とE2 26が異符号と
判断した場合には、掘進機中心が、平行ケーブル9の中
央と平行ケーブル10の中央の間に位置している場合であ
り、次式でyを求める(ステップ)。
以上のステップもしくはステップまでの計算によ
り、掘進機中心の水平方向位置yが求まる。
次に、掘進機周囲に既埋設管があるかどうかを判定し、
ステップあるいはステップにより掘進機中心位置が
正しく求まっているかどうかを判定する。このために
は、掛算器27の出力E1 27とE2 27の符号をステップで比
較する。同符号の場合には、ステップと同様に(4)
式を用い 掘進機中心位置y′を求める(ステップ)。ステッ
プで異符号と判定された場合は、ステップと同様
(5)式を用い 掘進機中心位置y′を求める(ステップ)。次に、
ステップあるいはで得たyと、ステップあるい
はで得たy′が一致しているかどうかを次式で判定
するステップ)。
δの大きさは0.01〜0.1程度で十分である。ステップ
でyとy′が一致しない場合には、掘進機周辺に既
埋設管等の障害物がある場合であり、第8図の表示装置
28に、障害物があると警告表示する(ステップ)。一
方、第8図のように、既埋設管がない場合にはステップ
でyとy′が一致するから、ステップで表示装
置28に掘進機中心位置yを表示する。
以上により、掘進機中心の掘削目標線からのずれ、ある
いは、掘進機周囲の既埋設管の有無を検知できる。
以上では、地表面上に平行往復ケーブルを2組敷設して
掘進機位置を測定したが、1組の平行往復ケーブルを地
表面上で平行移動させても掘進機位置あるいは、掘進機
周囲の既埋設管の有無を検知できる。この場合の実施例
の構成を第10図に示す。10は平行往復ケーブル、29はケ
ーブル10を間隔一定のまま平行移動させる駆動装置であ
る。他の構成要素は前述の実施例と同じである。
最初に、ケーブル10の中央を掘削目標線4にあわせ、電
流が作る水平方向磁界を検出器11,12で検知し増幅、整
流を行い、検出信号の実効値A1B1を計算機22にと
りこむ。これは、前述の第8図のケーブル10を使った場
合と全く同じ手順である。さらに、検出信号と磁界源電
流を用いて飽和増幅器23,24,25、掛算器26,27を介して
前述の実施例と同様に信号E1 26,E1 27を計算機にとりこ
む。次に制御装置17の信号により、移動装置29を用い平
行ケーブル10を水平方向にdだけ移動させ、同様の信号
をとりこむ。そして、第9図に示すフローチャートで、
掘進機の水平方向位置y、もしくは周囲の既埋設管の
有無を検知する。
[発明の効果] 本発明によれば、検出される水平方向磁界強度を高く
し、かつ、掘進機の水平方向ずれに対する検出水平方向
磁界強度の変化率を高くとれるので、深い所での掘進ま
たは、径が大きい掘進機についてもその位置を高感度、
高精度で測定でき、また該測定は掘進機の上部又は下部
のいずれか1個の検出器で行うことができて検出装置の
構成が簡単となり、さらに掘進機の深さや径をファクタ
ーとする係数の補正を要することなく、検出器の出力信
号を処理することができ、深さ位置の測定操作が簡単で
ある。また、障害物の有無も検知できるので、安全な施
工に資することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の原理および一実施例を説明する正面断
面図、第2図は本発明の他の実施例を説明する正面断面
図、第3図、第4図は夫々、従来の掘進機の位置検出方
式を示す側断面図および正面断面図、第5図は本発明の
ケーブル中央位置と検出磁界強度の関係を示す図、第6
図は従来装置の掘進機中心位置と検出磁界強度の関係を
示す図、第7図は本発明において障害物のある場合の検
出磁界強度を示す図、第8図は2組の平行電流を使用す
る本発明の実施例を示す図、第9図はそのフローチャー
トを示す図、第10図は1組の平行電流を平行移動させる
本発明の実施例を示す図である。 1……掘進機、2……被埋設管 3……立坑、4……掘削目標線 5……平行ケーブル 6,7……水平方向磁界検出装置 9,10,13……平行ケーブル 11,12……水平方向磁界検出装置 18,19……増幅器、20,21……整流器 22……計算機 23,24,25……飽和増幅器 26,27……掛算機

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】地表面上に敷設される同一間隔の且つ各組
    の中心が互に一定間隔だけずれている二組の平行往復電
    線または同一間隔のまま平行移動可能な一組の平行往復
    電線と、掘進機の上部または下部に取り付けられ当該部
    位における掘進機の掘進方向と直角な水平方向磁界の強
    さを検出する少くとも一つの水平方向磁界検出器と、上
    記二組の平行往復電線の各組に又は平行移動の前後にお
    いて上記一組の平行往復電線に平行往復電流を流したと
    きの上記水平方向磁界検出器の出力に基づいて掘進機の
    水平位置を算出する信号処理装置より成ることを特徴と
    する掘進機の位置検出装置。
  2. 【請求項2】水平方向磁界検出器は掘進機の上部および
    下部に取り付けられ、前記信号処理装置はこれら両者の
    水平方向磁界検出器の出力に基づいて算出した掘進機の
    水平位置が一致するか否かによって金属性障害物の有無
    を検知する特許請求の範囲第1項記載の掘進機の位置検
    出装置。
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