JP2525769Y2 - パーツフィーダの画像処理装置 - Google Patents

パーツフィーダの画像処理装置

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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、パーツフィーダの画
像処理装置に関し、特に、振動を与えながら部品を搬送
するパーツフィーダにおいて、搬送される部品を撮像し
てその姿勢や形状を判別するような画像処理装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】パーツフィーダは、部品に振動を与えな
がら搬送し、所定の位置で光源からの光を部品に照射
し、その影の像をCCDカメラで撮像し、その撮像出力
を画像処理して、その部品の姿勢や形状を判別し、所望
の姿勢や形状でない部品を空気噴出装置から圧縮空気を
噴出させて排除するものである。
【0003】ところで、部品の形状や姿勢の判別は、画
像内に設けられた計算エリアであるウィンドウ内におい
て、検出されたデータを用いて部品の2値化像の重心位
置や主軸の傾きなどが演算され、その演算されたデータ
と予めティーチングされたデータとが比較されて行なわ
れる。しかし、部品が搬送方向に一定間隔で送られる場
合には、上述のような方法による判別は正確に行なわれ
るが、一定間隔で部品を搬送するためには複雑な機構が
必要とされる。そのため、以下のようにウィンドウ内に
存在する部品が複数あったとしても、それぞれの部品を
判別することのできるパーツフィーダの画像処理装置が
提案されている。
【0004】図6は、そのパーツフィーダの画像処理装
置の概略ブロック図であり、図7は、そのパーツフィー
ダの画像処理装置の動作を説明するための図である。
【0005】図6を参照して、部品を撮像するカメラ1
が設けられ、カメラ1の撮像出力は、A/Dコンバータ
2に入力されてデジタル信号に変換された後、2値化回
路3に入力される。2値化回路3の出力は、所定のしき
い値で2値化されており、入力切換回路4,第1検出回
路5および第2検出回路6に入力される。第1および第
2検出回路5,6のそれぞれの出力は、部品の先端およ
び後端部分の検出出力であり、ともに存在確認回路7に
入力される。また、第1および第2の検出回路5,6の
出力は、後で説明するCPU9にも入力される。存在確
認回路7の出力は入力切換回路4に入力され、この入力
に応じて、入力切換回路4は2値化回路3の出力と他に
入力される白信号とを選択してメモリ8に出力する。メ
モリ8の出力はCPU9に入力される。
【0006】図6に示した従来例の動作について図7を
用いて説明する。カメラ1は、たとえば、CCDカメラ
が用いられ、図7に示した画像13において、部品の進
行方向Yに対して直交するように水平走査線を走査して
部品を撮像し、A/Dコンバータ2に出力する。A/D
コンバータ2は、入力されたアナログ信号をデジタル信
号に変換して2値化回路3に入力し、2値化回路3は、
所定のしきい値で入力されたデジタル信号をたとえば白
と黒で表現された信号に2値化する。ウィンドウ14内
の2値化されたデータが、たとえばすべて白信号から白
黒白信号というような一部に黒信号を含むものに変化す
るライン、すなわちA−Bラインの位置は部品11の先
端部分であると判断してよく、さらに、ウィンドウ14
内の2値化されたデジタルデータが、たとえば白黒白信
号からすべて白信号に変化するラインすなわちC−Dラ
インの位置は、部品11の後端部分であると判断してよ
い。そのため、これらの判断を第1検出回路5および第
2の検出回路6が行ない、それぞれの出力が存在確認回
路7に入力されて部品の存在位置が確認される。
【0007】したがって、入力切換回路4は、存在確認
回路7が部品の存在することを表現する信号を出力する
ときは2値化回路3の出力を選択し、存在確認回路7が
部品の存在しないことを表現する信号を出力するときに
は白信号を選択してメモリ8に入力する。これによって
メモリ8は、個々の部品に関するデータのみを格納しC
PU9に入力できる。すなわち、図7において、ウィン
ドウ14内の部品11に関するデータのみが必要とされ
る場合には、一部が映し出された後続部品12に関する
データはメモリ8に格納されない。また、図7における
O−O′ラインからA−Bラインまでの水平走査線の本
数Y1 とO−O′ラインからC−Dラインまでの水平走
査線の本数Y2 のそれぞれが第1検出回路5および第2
検出回路6でカウントされ、CPU9に入力される。し
たがって、CPU9は部品1のY座標をアドレス信号と
し、メモリ8に格納されたデータに基づいて演算を行な
い部品の姿勢や形状を判別することができる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかし、図6に示した
従来のパーツフィーダの画像処理装置では、搬送路上や
カメラのレンズに図8(a)に示すような傷15がつい
たり、図8(b)に示すようなゴミ16が付着したりし
ている場合には、傷やゴミなども部品であると判断され
てしまう。したがって、メモリにこれらのデータが格納
されて、正確な部品の姿勢や形状などの判別をCPUは
行なえない。
【0009】ゆえに、この考案は、上記のような問題を
解決し、装置の使用中にゴミなどが付着したり、傷がつ
いたりしても、それぞれの部品に関するデータのみを演
算することができるようなパーツフィーダの画像処理装
置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案に係るパ
ーツフィーダの画像処理装置は、搬送されてくる部品の
画像を撮像し、その画像出力を2値化して記憶し、部品
の形状よりも大きく設定された枠内において、部品の2
値化像の重心位置や主軸の傾きなどを演算し、その演算
結果と基準データとを比較し、一致する部品を通過さ
せ、不一致の部品を排除するパーツフィーダにおいて、
2値化された画像出力をクロック分シフトするレジスタ
手段と、レジスタ手段の出力および2値化された画像出
力に応答して、レジスタ手段にシフトされた画像出力を
クリアするクリア手段とを備え、レジスタ手段によって
シフトされる期間以下に相当する傷の画像出力を排除す
る。
【0011】請求項2の考案では、請求項1の考案に係
るパーツフィーダの画像処理装置は、さらに、塵埃の画
像出力に対して予め定める認定値が設定され、水平同期
信号から塵埃の画像出力を判定する判定手段と、判定手
段の出力に応答して、垂直および水平同期信号から画像
内における部品の領域を決定する決定手段とを備え、決
定手段で決定された領域に対応して記憶された画像出力
についてのみ演算する。
【0012】
【作用】この考案に係るパーツフィーダの画像処理装置
は、搬送されてくる部品の画像を撮像し、その画像出力
を2値化して記憶し、傷や塵埃などのデータをできるだ
け排除して2値化されたデータを記憶し、たとえ傷や塵
埃などのデータを記憶したとしても部品に関するデータ
についてのみ演算する。
【0013】
【実施例】図1は、この考案の一実施例によるパーツフ
ィーダの画像処理装置の概略ブロック図である。以下、
図1に示した実施例について図6に示した従来例と異な
る部分について説明する。
【0014】図1を参照して、A/Dコンバータで変換
されたデジタル信号は2値化回路3に入力される。2値
化回路3の出力は、2値化されており、4ビットのシフ
トレジスタ17の入力端子DおよびOR回路18に入力
される。4ビットのシフトレジスタ17は、入力端子D
の他にクロック信号(図面ではCLKで表す)が入力さ
れるクロック端子C、OR回路18の出力がクリア信号
として入力されるクリア端子CLおよび入力端子Dに入
力されたデータをシフトして出力する出力端子Q0 ,Q
1 ,Q2 ,Q3 を含む。4ビットのシフトレジスタ17
の出力は、出力端子Q3 に出力されたデータを選択する
ための選択スイッチ19に入力される。選択スイッチ1
9の出力は、OR回路18に入力されるとともに、入力
切換回路4,第1検出回路5および第2検出回路6に入
力される。OR回路18は、2値化回路3および選択ス
イッチ19の出力を論理演算して、シフトレジスタ17
のクリア端子CLに入力する。このクリア端子CLは、
OR論理回路18の出力が「L」レベルのときには、シ
フトレジスタ17にシフトされたデータをクリアする端
子である。
【0015】上述した構成によって、図6に示した従来
例における2値化回路3の出力は、傷に関する2値化さ
れた画像出力が省かれて、入力切換回路4,第1検出回
路5および第2検出回路6に入力されるのである。
【0016】図2および図3は、図1に示した実施例の
動作を説明するための図であり、特に、図2は、2値化
回路3からシフトレジスタ17の入力端子Dに入力され
た信号が3クロック分「H」レベルのものであったとき
の動作を説明するための図であり、図3は、2値化回路
3からシフトレジスタ17の入力端子Dに入力された信
号が4クロック分「H」レベルのものであったときの動
作を説明するための図である。以下、部品であることを
示す信号は、「H」レベルの信号であるとして説明す
る。
【0017】まず、図1および図2を参照して、2値化
回路3で2値化された画像出力は、判定される部品,そ
の他の部品および傷に関するものを含み、4ビットのシ
フトレジスタ17の入力端子DおよびOR回路18にた
とえば図2(b)に示すような傷に関する3クロック分
の「H」レベルの信号を伴う信号が入力される。シフト
レジスタ17は、図2(a)に示すようなクロック信号
がクロック端子Cに入力されており、これに伴って、入
力端子Dに入力された信号を1クロックごとに出力端子
0 ,Q1 ,Q2 ,Q3 の順にシフトしていく。選択ス
イッチ19は、出力端子Q3 に出力されたデータがクリ
ア端子CLによってクリアされていなければ、図2
(c)に示すような信号をOR回路18に出力するとと
もに、入力切換回路4,第1検出回路5および第2検出
回路6に出力する。OR回路18は、2値化回路3の出
力と選択スイッチ19の出力とを論理演算して、シフト
レジスタ17のクリア端子CLに入力する。
【0018】クリア端子CLに入力された信号は、選択
スイッチ19の出力が図2(c)に示すような信号であ
れば、図2(d)に示すような信号となる。しかし、図
2(d)において、○印で示した時間で「L」レベルに
なる部分が存在するため、シフトレジスタ17の出力端
子Q0 ,Q1 ,Q2 ,Q3 に出力されたデータはクリア
されている。したがって、実際に選択スイッチ19から
出力される信号は、図2(e)に示すようなすべて
「L」レベルの信号であり、OR回路18からシフトレ
ジスタ17のクリア端子CLに入力される信号も、図2
(f)に示すような信号である。すなわち、2値化回路
3から出力される傷に関する3クロック分のデータは、
入力切換回路4,第1検出回路5および第2検出回路6
には入力されない。
【0019】次に、図1および図3を参照して、4クロ
ック分のデータが2値化回路3から出力された場合を説
明する。
【0020】2値化回路3から、図3(b)に示すよう
な4クロック分「H」レベルの信号を伴う信号がシフト
レジスタ17に入力される。シフトレジスタ17は、図
3(a)に示すクロック信号がクロック端子Cに入力さ
れることに応じて、入力端子Dに入力された信号を出力
端子Q0 ,Q1 ,Q2 ,Q3 の順にシフトしていく。選
択スイッチ19は、出力端子Q3 に出力されたデータが
クリアされていなければ、図3(c)に示すような信号
をOR回路18に出力する。OR回路18は、2値化回
路3の出力と選択スイッチ19の出力とを論理演算し
て、図3(b)および(c)に基づく図3(d)に示す
ような信号をシフトレジスタ17のクリア端子CLに入
力する。図3(d)は、図2(d)と異なって「L」レ
ベルに変化する部分がないため、シフトレジスタ17の
出力端子Q0 ,Q1 ,Q2 ,Q3 に出力されたデータは
クリアされない。したがって、実際に選択スイッチ19
から出力される信号は、図3(e)に示すように図3
(c)と同じ信号であり、OR回路18からシフトレジ
スタ17のクリア端子CLに入力される信号も、図3
(f)に示すように図3(d)と同じ信号である。
【0021】すなわち、2値化回路3から出力される信
号が3クロック分以下であれば傷による信号であると
し、4クロック分以上であれば部品による信号であると
すれば、傷に関する信号を入力切換回路4,第1検出回
路5および第2検出回路6に入力しなくて済む。選択ス
イッチ19の選択データを変えれば、傷と見なされるク
ロック数が変わることは自明である。
【0022】ところが、図1に示した実施例によるパー
ツフィーダの画像処理装置では、図4に示すようなゴミ
16に対しての「H」レベルの信号が4クロック分以上
継続して数本の水平走査線信号に表れた場合には、この
信号を排除できずに、入力切換回路4,第1検出回路5
および第2検出回路6に入力してしまう。そこで、図5
に示すような傷による画像出力を省き、さらにゴミなど
による画像出力を演算しないこの考案の他の実施例を示
す。
【0023】図5を参照して、2値化回路3の出力は、
図1に示した実施例で構成された傷キャンセル回路20
に入力され、傷キャンセル回路20の出力は入力切換回
路4,第1検出回路5および第2検出回路6に入力され
る。第1検出回路5の出力は、部品の先端部分の検出出
力であり、第2カウンタ21の入力端子CL,第1ラッ
チ回路22の入力端子CKおよび存在確認回路7に入力
される。第2検出回路6の出力は、部品の後端部分の検
出出力であり、AND回路24,第2ラッチ回路23の
入力端子CKおよび存在確認回路7に入力される。第2
カウンタ21は、入力端子CLの他に、出力端子CR,
ゴミに対して予め定める認定値が入力される入力端子D
および水平同期信号が入力される入力端子CKを含む。
第2カウンタの出力は、水平同期信号のカウント数と認
定値との関係に基づく信号であり、インバータ25に入
力される。インバータ25は入力された信号を逆にして
AND回路24に出力する。AND回路24の出力は、
インバータ25の出力および第2検出回路6の出力に基
づく論理演算結果であり、第1検出回路5および第2検
出回路6に入力される。
【0024】前述したように第1検出回路5および第2
検出回路6のそれぞれの出力の1つは存在確認回路7に
入力されているため、存在確認回路7の出力は、部品が
存在するか否かを表現しており、入力切換回路4に入力
される。入力切換回路4には、存在確認回路7の出力に
応答して傷キャンセル回路20の出力と選択される白信
号も入力されている。入力切換回路4の出力はメモリ8
に入力され、さらにCPU9に入力される。
【0025】一方、前述したように第1検出回路5の出
力の1つが第1ラッチ回路22の入力端子CKに、第2
検出回路6の出力の1つが第2ラッチ回路23の入力端
子CKに入力されている。第1ラッチ回路22および第
2ラッチ回路23は、第1検出回路5および第2検出回
路6の出力がそれぞれ入力されるとともに、第1カウン
タ26の出力も入力される。この第1カウンタ26は、
水平同期信号が入力される入力端子CKおよび垂直同期
信号が入力される入力端子CLを有する。第1ラッチ回
路22の出力は、画像上における部品の先端位置を表現
する出力Y1 であり、第2ラッチ回路23の出力は、画
像上における部品の後端位置を表現するY2 であり、2
つの出力ともにCPU9に入力される。
【0026】次に動作について説明する。2値化回路3
で2値化された画像出力は、判定される部品、その他の
部品、傷およびゴミなどに関するものを含み、傷キャン
セル回路20に入力されて傷に関するものは排除され
る。傷キャンセル回路20の出力は、入力切換回路4,
第1検出回路5および第2検出回路6に入力され、第1
検出回路5は、すべて白信号から白黒白のように一部黒
を含む信号に変化する部分を検出して、存在確認回路7
と第2カウンタ21の入力端子CLに出力する。第2検
出回路6は、白黒白というように一部黒を含む信号から
すべて白信号に変化する部分を検出して、存在確認回路
7とAND回路24に出力する。存在確認回路7は、第
1検出回路5および第2検出回路6の出力が入力されて
部品の存在を確認し、入力切換回路4に出力する。入力
切換回路4は、存在確認回路7の出力が部品の存在する
ことを表す信号のときには傷キャンセル回路20の出力
を選択し、存在確認回路7の出力が部品の存在しないこ
とを表す信号のときには他の入力の白信号を選択してメ
モリ8に入力する。メモリ8は、入力された信号を格納
するが、部品に関するデータに加え存在確認回路7が部
品ととらえてしまったゴミなどに関するデータも格納す
る。
【0027】そのため、第1検出回路5の出力を入力端
子CLで受けた第2カウンタ21は、第1検出回路5が
部品の先端であると検出した時点から入力端子CKに入
力される水平同期信号の本数をカウントし、入力端子D
に入力されるゴミを認定するための認定値と比較して、
認定値よりも小さいカウント数のときは出力端子CRか
ら「L」レベルの信号をインバータ25に出力する。イ
ンバータ25は、信号を逆にしてAND論理回路24に
出力する。AND論理回路24は、第2検出回路6の出
力とインバータ25の出力を受けてゴミなどに関するデ
ータである場合すなわち第2カウンタ21の出力が
「L」レベルの場合には「H」レベルの信号を出力して
第1検出回路5および第2検出回路6をリセットする。
【0028】一方、第2カウンタ21は、水平同期信号
の本数をカウントしたカウント数が認定値よりも大きい
ときには出力端子CRから「H」レベルの信号を出力
し、この場合にはAND回路24の出力は「L」レベル
のままである。これによって、第1カウンタ26が入力
端子CLに入力される同期信号と入力端子CKに入力さ
れる水平同期信号からカウントしている水平走査線のN
Oを、第1ラッチ回路22は第1検出回路5の出力が入
力端子CKに入力されることでラッチし、第2ラッチ回
路23は第2検出回路6の出力が入力端子CKに入力さ
れることでラッチする。したがって、第1ラッチ回路2
2および第2ラッチ回路23は、CPU9に対して、メ
モリ8に格納されたデータのうち部品の搬送方向である
Y方向のアドレスとしてY1 からY2 までに関するデー
タについてのみ演算するように指定することができる。
【0029】ゆえに、CPU9はメモリ8に格納された
データのうち本当の部品についてのデータに関してのみ
演算するので、高速に処理ができる。
【0030】なお、図1および図5において、傷キャン
セル回路の一部として用いたシフトレジスタは4ビット
のものに限定されるものでなく、傷や部品の大きさに依
存するものである。したがって、たとえば8ビットのも
のを使用すれば7クロック分のデータは傷として排除す
ることができる。
【0031】
【考案の効果】以上のようにこの考案によれば、搬送さ
れてくる部品の画像を撮像し、その画像出力を2値化
し、2値化されたデータのうち傷に関するものを排除し
て記憶するので、演算を高速に行なうことができる。さ
らに、傷よりも大きな塵埃に関する画像出力を2値化し
て記憶したとしても、塵埃の画像出力であるかどうかを
判定して、その部分を排除して演算を行なうので高速な
演算を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例によるパーツフィーダの画
像処理装置の概略ブロック図である。
【図2】この考案の一実施例によるパーツフィーダの画
像処理装置の動作を説明するための第1の図である。
【図3】この考案の一実施例によるパーツフィーダの画
像処理装置の動作を説明するための第2の図である。
【図4】この考案の一実施例によるパーツフィーダの画
像処理装置の問題点を説明するための図である。
【図5】この考案の他の実施例によるパーツフィーダの
画像処理装置の概略ブロック図である。
【図6】従来のパーツフィーダの画像処理装置の概略ブ
ロック図である。
【図7】従来のパーツフィーダの画像処理装置の動作を
説明するための図である。
【図8】従来のパーツフィーダの画像処理装置の問題点
を説明するための図である。
【符号の説明】
13 画像 14 ウィンドウ 15 傷 16 ゴミ 17 シフトレジスタ 18 OR回路 19 選択スイッチ 20 傷キャンセル回路 21 第2カウンタ 22 第1ラッチ回路 23 第2ラッチ回路 24 AND回路 25 インバータ 26 第1カウンタ

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送されてくる部品の画像を撮像し、そ
    の画像出力を2値化して記憶し、前記部品の形状よりも
    大きく設定された枠内において、前記部品の2値化像の
    重心位置や主軸の傾きなどを演算し、その演算結果と基
    準データとを比較し、一致する部品を通過させ、不一致
    の部品を排除するパーツフィーダにおいて、 前記2値化された画像出力をクロック分シフトするレジ
    スタ手段と、 前記レジスタ手段の出力および前期2値化された画像出
    力に応答して、前記レジスタ手段にシフトされた画像出
    力をクリアするクリア手段とを備え、 前記レジスタ手段によってシフトされる期間以下に相当
    する傷の画像出力を排除することを特徴とする、パーツ
    フィーダの画像処理装置。
  2. 【請求項2】 さらに、塵埃の画像出力に対して予め定
    める認定値が設定され、水平同期信号から塵埃の画像出
    力を判定する判定手段と、 前記判定手段の出力に応答して、垂直および水平同期信
    号から前記画像内における部品の領域を決定する決定手
    段とを備え、 前記決定手段で決定された領域に対応して記憶された画
    像出力についてのみ演算することを特徴とする、請求項
    1記載のパーツフィーダの画像処理装置。
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