JPH0712916U - パーツフィーダの画像処理装置 - Google Patents

パーツフィーダの画像処理装置

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JPH0712916U JP4258193U JP4258193U JPH0712916U JP H0712916 U JPH0712916 U JP H0712916U JP 4258193 U JP4258193 U JP 4258193U JP 4258193 U JP4258193 U JP 4258193U JP H0712916 U JPH0712916 U JP H0712916U
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品ととも傷や塵埃などの画像を撮像して
も、その部分を排除して部品の画像出力についてのみ演
算することができるようなパーツフィーダの画像処理装
置を提供する。 【構成】 カメラなどで部品を撮像し、その撮像出力を
デジタル信号に変換した後、2値化回路3で2値化し、
4ビットのシフトレジスタ17の入力端子DおよびOR
論理回路18にその2値化された画像出力を出力する。
4ビットのシフトレジスタ17は、入力端子Dに入力さ
れたデータをシフトして出力する出力端子Q1 ,Q2
3 ,Q4 と、OR論理回路18の出力に応じて出力端
子Q1 ,Q 2 ,Q3 ,Q4 に出力されたデータをクリア
するクリア端子CLを含み、選択スイッチ19を介し
て、OR論理回路18,入力切換回路4,第1検出回路
5および第2検出回路6に出力する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案は、パーツフィーダの画像処理装置に関し、特に、振動を与えながら 部品を搬送するパーツフィーダにおいて、搬送される部品を撮像してその姿勢や 形状を判別するような画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
パーツフィーダは、部品に振動を与えながら搬送し、所定の位置で光源からの 光を部品に照射し、その影の像をCCDカメラで撮像し、その撮像出力を画像処 理して、その部品の姿勢や形状を判別し、所望の姿勢や形状でない部品を空気噴 出装置から圧縮空気を噴出させて排除するものである。
【0003】 ところで、部品の形状や姿勢の判別は、画像内に設けられた計算エリアである ウィンドウ内において、検出されたデータを用いて部品の2値化像の重心位置や 主軸の傾きなどが演算され、その演算されたデータと予めティーチングされたデ ータとが比較されて行なわれる。しかし、部品が搬送方向に一定間隔で送られる 場合には、上述のような方法による判別は正確に行なわれるが、一定間隔で部品 を搬送するためには複雑な機構が必要とされる。そのため、以下のようにウィン ドウ内に存在する部品が複数あったとしても、それぞれの部品を判別することの できるパーツフィーダの画像処理装置が提案されている。
【0004】 図6は、そのパーツフィーダの画像処理装置の概略ブロック図であり、図7は 、そのパーツフィーダの画像処理装置の動作を説明するための図である。
【0005】 図6を参照して、部品を撮像するカメラ1が設けられ、カメラ1の撮像出力は 、A/Dコンバータ2に入力されてデジタル信号に変換された後、2値化回路3 に入力される。2値化回路3の出力は、所定のしきい値で2値化されており、入 力切換回路4,第1検出回路5および第2検出回路6に入力される。第1および 第2検出回路5,6のそれぞれの出力は、部品の先端および後端部分の検出出力 であり、ともに存在確認回路7に入力される。また、第1および第2の検出回路 5,6の出力は、後で説明するCPU9にも入力される。存在確認回路7の出力 は入力切換回路4に入力され、この入力に応じて、入力切換回路4は2値化回路 3の出力と他に入力される白信号とを選択してメモリ8に出力する。メモリ8の 出力はCPU9に入力される。
【0006】 図6に示した従来例の動作について図7を用いて説明する。カメラ1は、たと えば、CCDカメラが用いられ、図7に示した画像13において、部品の進行方 向Yに対して直交するように水平走査線を走査して部品を撮像し、A/Dコンバ ータ2に出力する。A/Dコンバータ2は、入力されたアナログ信号をデジタル 信号に変換して2値化回路3に入力し、2値化回路3は、所定のしきい値で入力 されたデジタル信号をたとえば白と黒で表現された信号に2値化する。ウィンド ウ14内の2値化されたデータが、たとえばすべて白信号から白黒白信号という ような一部に黒信号を含むものに変化するライン、すなわちA−Bラインの位置 は部品11の先端部分であると判断してよく、さらに、ウィンドウ14内の2値 化されたデジタルデータが、たとえば白黒白信号からすべて白信号に変化するラ インすなわちC−Dラインの位置は、部品11の後端部分であると判断してよい 。そのため、これらの判断を第1検出回路5および第2の検出回路6が行ない、 それぞれの出力が存在確認回路7に入力されて部品の存在位置が確認される。
【0007】 したがって、入力切換回路4は、存在確認回路7が部品の存在することを表現 する信号を出力するときは2値化回路3の出力を選択し、存在確認回路7が部品 の存在しないことを表現する信号を出力するときには白信号を選択してメモリ8 に入力する。これによってメモリ8は、個々の部品に関するデータのみを格納し CPU9に入力できる。すなわち、図7において、ウィンドウ14内の部品11 に関するデータのみが必要とされる場合には、一部が映し出された後続部品12 に関するデータはメモリ8に格納されない。また、図7におけるO−O′ライン からA−Bラインまでの水平走査線の本数Y1 とO−O′ラインからC−Dライ ンまでの水平走査線の本数Y2 のそれぞれが第1検出回路5および第2検出回路 6でカウントされ、CPU9に入力される。したがって、CPU9は部品1のY 座標をアドレス信号とし、メモリ8に格納されたデータに基づいて演算を行ない 部品の姿勢や形状を判別することができる。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、図6に示した従来のパーツフィーダの画像処理装置では、搬送路上や カメラのレンズに図8(a)に示すような傷15がついたり、図8(b)に示す ようなゴミ16が付着したりしている場合には、傷やゴミなども部品であると判 断されてしまう。したがって、メモリにこれらのデータが格納されて、正確な部 品の姿勢や形状などの判別をCPUは行なえない。
【0009】 ゆえに、この考案は、上記のような問題を解決し、装置の使用中にゴミなどが 付着したり、傷がついたりしても、それぞれの部品に関するデータのみを演算す ることができるようなパーツフィーダの画像処理装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
請求項1の考案に係るパーツフィーダの画像処理装置は、搬送されてくる部品 の画像を撮像し、その画像出力を2値化して記憶し、部品の形状よりも大きく設 定された枠内において、部品の2値化像の重心位置や主軸の傾きなどを演算し、 その演算結果と基準データとを比較し、一致する部品を通過させ、不一致の部品 を排除するパーツフィーダにおいて、2値化された画像出力をクロック分シフト するレジスタ手段と、レジスタ手段の出力および2値化された画像出力に応答し て、レジスタ手段にシフトされた画像出力をクリアするクリア手段とを備え、レ ジスタ手段によってシフトされる期間以下に相当する傷の画像出力を排除する。
【0011】 請求項2の考案では、請求項1の考案に係るパーツフィーダの画像処理装置は 、さらに、塵埃の画像出力に対して予め定める認定値が設定され、水平同期信号 から塵埃の画像出力を判定する判定手段と、判定手段の出力に応答して、垂直お よび水平同期信号から画像内における部品の領域を決定する決定手段とを備え、 決定手段で決定された領域に対応して記憶された画像出力についてのみ演算する 。
【0012】
【作用】
この考案に係るパーツフィーダの画像処理装置は、搬送されてくる部品の画像 を撮像し、その画像出力を2値化して記憶し、傷や塵埃などのデータをできるだ け排除して2値化されたデータを記憶し、たとえ傷や塵埃などのデータを記憶し たとしても部品に関するデータについてのみ演算する。
【0013】
【実施例】
図1は、この考案の一実施例によるパーツフィーダの画像処理装置の概略ブロ ック図である。以下、図1に示した実施例について図6に示した従来例と異なる 部分について説明する。
【0014】 図1を参照して、A/Dコンバータで変換されたデジタル信号は2値化回路3 に入力される。2値化回路3の出力は、2値化されており、4ビットのシフトレ ジスタ17の入力端子DおよびOR回路18に入力される。4ビットのシフトレ ジスタ17は、入力端子Dの他にクロック信号(図面ではCLKで表す)が入力 されるクロック端子C、OR回路18の出力がクリア信号として入力されるクリ ア端子CLおよび入力端子Dに入力されたデータをシフトして出力する出力端子 Q0 ,Q1 ,Q2 ,Q3 を含む。4ビットのシフトレジスタ17の出力は、出力 端子Q3 に出力されたデータを選択するための選択スイッチ19に入力される。 選択スイッチ19の出力は、OR回路18に入力されるとともに、入力切換回路 4,第1検出回路5および第2検出回路6に入力される。OR回路18は、2値 化回路3および選択スイッチ19の出力を論理演算して、シフトレジスタ17の クリア端子CLに入力する。このクリア端子CLは、OR論理回路18の出力が 「L」レベルのときには、シフトレジスタ17にシフトされたデータをクリアす る端子である。
【0015】 上述した構成によって、図6に示した従来例における2値化回路3の出力は、 傷に関する2値化された画像出力が省かれて、入力切換回路4,第1検出回路5 および第2検出回路6に入力されるのである。
【0016】 図2および図3は、図1に示した実施例の動作を説明するための図であり、特 に、図2は、2値化回路3からシフトレジスタ17の入力端子Dに入力された信 号が3クロック分「H」レベルのものであったときの動作を説明するための図で あり、図3は、2値化回路3からシフトレジスタ17の入力端子Dに入力された 信号が4クロック分「H」レベルのものであったときの動作を説明するための図 である。以下、部品であることを示す信号は、「H」レベルの信号であるとして 説明する。
【0017】 まず、図1および図2を参照して、2値化回路3で2値化された画像出力は、 判定される部品,その他の部品および傷に関するものを含み、4ビットのシフト レジスタ17の入力端子DおよびOR回路18にたとえば図2(b)に示すよう な傷に関する3クロック分の「H」レベルの信号を伴う信号が入力される。シフ トレジスタ17は、図2(a)に示すようなクロック信号がクロック端子Cに入 力されており、これに伴って、入力端子Dに入力された信号を1クロックごとに 出力端子Q0 ,Q1 ,Q2 ,Q3 の順にシフトしていく。選択スイッチ19は、 出力端子Q3 に出力されたデータがクリア端子CLによってクリアされていなけ れば、図2(c)に示すような信号をOR回路18に出力するとともに、入力切 換回路4,第1検出回路5および第2検出回路6に出力する。OR回路18は、 2値化回路3の出力と選択スイッチ19の出力とを論理演算して、シフトレジス タ17のクリア端子CLに入力する。
【0018】 クリア端子CLに入力された信号は、選択スイッチ19の出力が図2(c)に 示すような信号であれば、図2(d)に示すような信号となる。しかし、図2( d)において、○印で示した時間で「L」レベルになる部分が存在するため、シ フトレジスタ17の出力端子Q0 ,Q1 ,Q2 ,Q3 に出力されたデータはクリ アされている。したがって、実際に選択スイッチ19から出力される信号は、図 2(e)に示すようなすべて「L」レベルの信号であり、OR回路18からシフ トレジスタ17のクリア端子CLに入力される信号も、図2(f)に示すような 信号である。すなわち、2値化回路3から出力される傷に関する3クロック分の データは、入力切換回路4,第1検出回路5および第2検出回路6には入力され ない。
【0019】 次に、図1および図3を参照して、4クロック分のデータが2値化回路3から 出力された場合を説明する。
【0020】 2値化回路3から、図3(b)に示すような4クロック分「H」レベルの信号 を伴う信号がシフトレジスタ17に入力される。シフトレジスタ17は、図3( a)に示すクロック信号がクロック端子Cに入力されることに応じて、入力端子 Dに入力された信号を出力端子Q0 ,Q1 ,Q2 ,Q3 の順にシフトしていく。 選択スイッチ19は、出力端子Q3 に出力されたデータがクリアされていなけれ ば、図3(c)に示すような信号をOR回路18に出力する。OR回路18は、 2値化回路3の出力と選択スイッチ19の出力とを論理演算して、図3(b)お よび(c)に基づく図3(d)に示すような信号をシフトレジスタ17のクリア 端子CLに入力する。図3(d)は、図2(d)と異なって「L」レベルに変化 する部分がないため、シフトレジスタ17の出力端子Q0 ,Q1 ,Q2 ,Q3 に 出力されたデータはクリアされない。したがって、実際に選択スイッチ19から 出力される信号は、図3(e)に示すように図3(c)と同じ信号であり、OR 回路18からシフトレジスタ17のクリア端子CLに入力される信号も、図3( f)に示すように図3(d)と同じ信号である。
【0021】 すなわち、2値化回路3から出力される信号が3クロック分以下であれば傷に よる信号であるとし、4クロック分以上であれば部品による信号であるとすれば 、傷に関する信号を入力切換回路4,第1検出回路5および第2検出回路6に入 力しなくて済む。選択スイッチ19の選択データを変えれば、傷と見なされるク ロック数が変わることは自明である。
【0022】 ところが、図1に示した実施例によるパーツフィーダの画像処理装置では、図 4に示すようなゴミ16に対しての「H」レベルの信号が4クロック分以上継続 して数本の水平走査線信号に表れた場合には、この信号を排除できずに、入力切 換回路4,第1検出回路5および第2検出回路6に入力してしまう。そこで、図 5に示すような傷による画像出力を省き、さらにゴミなどによる画像出力を演算 しないこの考案の他の実施例を示す。
【0023】 図5を参照して、2値化回路3の出力は、図1に示した実施例で構成された傷 キャンセル回路20に入力され、傷キャンセル回路20の出力は入力切換回路4 ,第1検出回路5および第2検出回路6に入力される。第1検出回路5の出力は 、部品の先端部分の検出出力であり、第2カウンタ21の入力端子CL,第1ラ ッチ回路22の入力端子CKおよび存在確認回路7に入力される。第2検出回路 6の出力は、部品の後端部分の検出出力であり、AND回路24,第2ラッチ回 路23の入力端子CKおよび存在確認回路7に入力される。第2カウンタ21は 、入力端子CLの他に、出力端子CR,ゴミに対して予め定める認定値が入力さ れる入力端子Dおよび水平同期信号が入力される入力端子CKを含む。第2カウ ンタの出力は、水平同期信号のカウント数と認定値との関係に基づく信号であり 、インバータ25に入力される。インバータ25は入力された信号を逆にしてA ND回路24に出力する。AND回路24の出力は、インバータ25の出力およ び第2検出回路6の出力に基づく論理演算結果であり、第1検出回路5および第 2検出回路6に入力される。
【0024】 前述したように第1検出回路5および第2検出回路6のそれぞれの出力の1つ は存在確認回路7に入力されているため、存在確認回路7の出力は、部品が存在 するか否かを表現しており、入力切換回路4に入力される。入力切換回路4には 、存在確認回路7の出力に応答して傷キャンセル回路20の出力と選択される白 信号も入力されている。入力切換回路4の出力はメモリ8に入力され、さらにC PU9に入力される。
【0025】 一方、前述したように第1検出回路5の出力の1つが第1ラッチ回路22の入 力端子CKに、第2検出回路6の出力の1つが第2ラッチ回路23の入力端子C Kに入力されている。第1ラッチ回路22および第2ラッチ回路23は、第1検 出回路5および第2検出回路6の出力がそれぞれ入力されるとともに、第1カウ ンタ26の出力も入力される。この第1カウンタ26は、水平同期信号が入力さ れる入力端子CKおよび垂直同期信号が入力される入力端子CLを有する。第1 ラッチ回路22の出力は、画像上における部品の先端位置を表現する出力Y1 で あり、第2ラッチ回路23の出力は、画像上における部品の後端位置を表現する Y2 であり、2つの出力ともにCPU9に入力される。
【0026】 次に動作について説明する。 2値化回路3で2値化された画像出力は、判定される部品、その他の部品、傷 およびゴミなどに関するものを含み、傷キャンセル回路20に入力されて傷に関 するものは排除される。傷キャンセル回路20の出力は、入力切換回路4,第1 検出回路5および第2検出回路6に入力され、第1検出回路5は、すべて白信号 から白黒白のように一部黒を含む信号に変化する部分を検出して、存在確認回路 7と第2カウンタ21の入力端子CLに出力する。第2検出回路6は、白黒白と いうように一部黒を含む信号からすべて白信号に変化する部分を検出して、存在 確認回路7とAND回路24に出力する。存在確認回路7は、第1検出回路5お よび第2検出回路6の出力が入力されて部品の存在を確認し、入力切換回路4に 出力する。入力切換回路4は、存在確認回路7の出力が部品の存在することを表 す信号のときには傷キャンセル回路20の出力を選択し、存在確認回路7の出力 が部品の存在しないことを表す信号のときには他の入力の白信号を選択してメモ リ8に入力する。メモリ8は、入力された信号を格納するが、部品に関するデー タに加え存在確認回路7が部品ととらえてしまったゴミなどに関するデータも格 納する。
【0027】 そのため、第1検出回路5の出力を入力端子CLで受けた第2カウンタ21は 、第1検出回路5が部品の先端であると検出した時点から入力端子CKに入力さ れる水平同期信号の本数をカウントし、入力端子Dに入力されるゴミを認定する ための認定値と比較して、認定値よりも小さいカウント数のときは出力端子CR から「L」レベルの信号をインバータ25に出力する。インバータ25は、信号 を逆にしてAND論理回路24に出力する。AND論理回路24は、第2検出回 路6の出力とインバータ25の出力を受けてゴミなどに関するデータである場合 すなわち第2カウンタ21の出力が「L」レベルの場合には「H」レベルの信号 を出力して第1検出回路5および第2検出回路6をリセットする。
【0028】 一方、第2カウンタ21は、水平同期信号の本数をカウントしたカウント数が 認定値よりも大きいときには出力端子CRから「H」レベルの信号を出力し、こ の場合にはAND回路24の出力は「L」レベルのままである。これによって、 第1カウンタ26が入力端子CLに入力される同期信号と入力端子CKに入力さ れる水平同期信号からカウントしている水平走査線のNOを、第1ラッチ回路2 2は第1検出回路5の出力が入力端子CKに入力されることでラッチし、第2ラ ッチ回路23は第2検出回路6の出力が入力端子CKに入力されることでラッチ する。したがって、第1ラッチ回路22および第2ラッチ回路23は、CPU9 に対して、メモリ8に格納されたデータのうち部品の搬送方向であるY方向のア ドレスとしてY1 からY2 までに関するデータについてのみ演算するように指定 することができる。
【0029】 ゆえに、CPU9はメモリ8に格納されたデータのうち本当の部品についての データに関してのみ演算するので、高速に処理ができる。
【0030】 なお、図1および図5において、傷キャンセル回路の一部として用いたシフト レジスタは4ビットのものに限定されるものでなく、傷や部品の大きさに依存す るものである。したがって、たとえば8ビットのものを使用すれば7クロック分 のデータは傷として排除することができる。
【0031】
【考案の効果】
以上のようにこの考案によれば、搬送されてくる部品の画像を撮像し、その画 像出力を2値化し、2値化されたデータのうち傷に関するものを排除して記憶す るので、演算を高速に行なうことができる。さらに、傷よりも大きな塵埃に関す る画像出力を2値化して記憶したとしても、塵埃の画像出力であるかどうかを判 定して、その部分を排除して演算を行なうので高速な演算を行なうことができる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案の一実施例によるパーツフィーダの画
像処理装置の概略ブロック図である。
【図2】この考案の一実施例によるパーツフィーダの画
像処理装置の動作を説明するための第1の図である。
【図3】この考案の一実施例によるパーツフィーダの画
像処理装置の動作を説明するための第2の図である。
【図4】この考案の一実施例によるパーツフィーダの画
像処理装置の問題点を説明するための図である。
【図5】この考案の他の実施例によるパーツフィーダの
画像処理装置の概略ブロック図である。
【図6】従来のパーツフィーダの画像処理装置の概略ブ
ロック図である。
【図7】従来のパーツフィーダの画像処理装置の動作を
説明するための図である。
【図8】従来のパーツフィーダの画像処理装置の問題点
を説明するための図である。
【符号の説明】
13 画像 14 ウィンドウ 15 傷 16 ゴミ 17 シフトレジスタ 18 OR回路 19 選択スイッチ 20 傷キャンセル回路 21 第2カウンタ 22 第1ラッチ回路 23 第2ラッチ回路 24 AND回路 25 インバータ 26 第1カウンタ

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送されてくる部品の画像を撮像し、そ
    の画像出力を2値化して記憶し、前記部品の形状よりも
    大きく設定された枠内において、前記部品の2値化像の
    重心位置や主軸の傾きなどを演算し、その演算結果と基
    準データとを比較し、一致する部品を通過させ、不一致
    の部品を排除するパーツフィーダにおいて、 前記2値化された画像出力をクロック分シフトするレジ
    スタ手段と、 前記レジスタ手段の出力および前期2値化された画像出
    力に応答して、前記レジスタ手段にシフトされた画像出
    力をクリアするクリア手段とを備え、 前記レジスタ手段によってシフトされる期間以下に相当
    する傷の画像出力を排除することを特徴とする、パーツ
    フィーダの画像処理装置。
  2. 【請求項2】 さらに、塵埃の画像出力に対して予め定
    める認定値が設定され、水平同期信号から塵埃の画像出
    力を判定する判定手段と、 前記判定手段の出力に応答して、垂直および水平同期信
    号から前記画像内における部品の領域を決定する決定手
    段とを備え、 前記決定手段で決定された領域に対応して記憶された画
    像出力についてのみ演算することを特徴とする、請求項
    1記載のパーツフィーダの画像処理装置。
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