JPH0767102A - パーツフィーダの画像処理装置 - Google Patents

パーツフィーダの画像処理装置

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JPH0767102A
JPH0767102A JP21285193A JP21285193A JPH0767102A JP H0767102 A JPH0767102 A JP H0767102A JP 21285193 A JP21285193 A JP 21285193A JP 21285193 A JP21285193 A JP 21285193A JP H0767102 A JPH0767102 A JP H0767102A
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JP
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data
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JP21285193A
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Inventor
Tsuguto Nakaseki
嗣人 中関
Akihiro Yamanaka
昭浩 山中
Toru Takahashi
亨 高橋
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NTN Corp
Original Assignee
NTN Corp
NTN Toyo Bearing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 搬送路上の撮像部に生じた汚れや傷具合に応
じてしきい値を決定し、そのしきい値によって2値化さ
れた画像出力に基づいて部品の形状等を判別できるよう
なパーツフィーダの画像処理装置を提供する。 【構成】 搬送路上で下方から照らし出された撮像部分
に部品が搬送される前に、カメラ2は汚れや傷の生じた
撮像部分を撮像して背影画像を取込む。その画像出力は
A/Dコンバータ7で濃淡データに変換され濃淡メモリ
17に記憶される。CPU18はその濃淡データを用い
てしきい値を演算し比較回路8に入力する。次に、部品
を撮像部分に搬送し、撮像部分の画像出力をA/Dコン
バータ7で濃淡データに変換して比較回路8に入力す
る。比較回路8は画像出力としきい値とを比較し2値化
し、2値データを2値メモリ25に入力する。CPU1
8は2値メモリ25に記憶された2値データをもとに部
品の形状等を判別する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はパーツフィーダの画像
処理装置に関し、特に、振動を与えながら部品を搬送す
るパーツフィーダにおいて、搬送される部品を撮像して
その姿勢や方向や形状などを判別することができるよう
な画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パーツフィーダは、部品に振動を与えな
がら搬送し、所定の撮像部分に搬送された部分に光源か
ら光を照射し、そのシルエット像をCCDカメラで撮像
する。そして、その撮像出力を画像処理し、その部品の
姿勢や形状を判別して所望の姿勢や形状でない部品を空
気噴出装置から圧縮空気を噴出して排除する。
【0003】図5は、上述のパーツフィーダによって部
品の姿勢を判別する動作を説明するための図であり、特
に、図5(a)は、CCDカメラで撮像された部品の画
像の一例であり、図5(b)は、図5(a)のA−Bラ
インにおける濃淡データとしきい値との関係を示した図
であり、図5(c)は、図5(b)の濃淡データを2値
化した2値データを示した図である。
【0004】搬送路上の所定の撮像部分に部品3が搬送
されると、CCDカメラは、搬送方向であるX方向に対
して垂直方向で水平走査線を走査して、部品3を図5
(a)に示すように画像1内で撮像する。図5(a)に
おけるA−Bラインの撮像出力は、図5(b)に示すよ
うな濃淡データとして出力される。濃淡データは、図5
(b)における所定のしきい値で2値化され、図5
(c)に示すような2値データとして記憶される。2値
データは撮像された部品の形状などを表現できるように
演算され、その演算結果に基づいて、撮像された部品
は、予めティーチングされた部品と同じ姿勢や形状であ
るか判別される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、搬送されて
くる部品には、錆や油などが付着しているものが含まれ
ている場合がある。この場合には、部品に付着した錆や
油が撮像部分の一部を汚したり傷つけたりしてしまう。
これによって、部品判別に以下のような問題が生じる。
【0006】図6は、そのように撮像部分が汚れたり傷
つけられた場合の部品の判別における問題を説明するた
めの図であり、特に、図6(a)は、CCDカメラで撮
像された部品と汚れの画像の一例であり、図6(b)
は、図6(a)のA−Bラインにおける濃淡データとし
きい値との関係を示した図であり、図6(c)は、図6
(b)の濃淡データを2値化した2値データを示した図
である。
【0007】図6(a)に示した部品の形状や姿勢が図
5(a)に示したものと同じであるとすれば、部品判別
のための2値データは同じであるはずであるが実際は異
なる。すなわち、図6(a)におけるA−Bラインの撮
像出力は、図6(b)に示すように部品3と汚れ5とに
よって輝度の低下した濃淡データとして出力される。こ
の濃淡データを所定のしきい値で2値化すると、図6
(c)に示すような2値データとなる。この2値データ
は、図5(c)に示した2値データに比べて幅の広いも
のである。これは、図6(b)において濃淡データの○
で示した部分がしきい値を下回ってしまった部分を含む
からである。ここで、しきい値のレベルを下げればこの
ような事態を回避できるとも考えられるが、錆や油の付
着した部品を搬送し続ければ撮像部分の汚れ具合は増加
するので、いずれは図6(b)に示すような状態になる
と考えられる。したがって、このように汚れをも2値化
した2値データが演算されても、撮像された部品の判別
を正確には行なうことができない。
【0008】一方、2値データに基づいて部品の形状や
姿勢などを判別するのではなく、濃淡データをそのまま
記憶し各走査線ごとに微分すれば、その変化量の大きな
位置を部品のエッジとして検出できるとも考えられる。
しかし、この場合には微分演算のための時間が必要であ
り、また変化量に対してしきい値を決定することは困難
である等の問題があり、画像処理の高速化には不適当で
ある。
【0009】ゆえに、この発明は、上記のような問題を
解決し、たとえば部品に付着した錆や油によって撮像部
分が汚れたり傷つけられたりしてしまうというような後
発的な要因が発生したとしても、部品に関する撮像出力
のみを2値化して部品の形状などを高速に判別できるよ
うなパーツフィーダの画像処理装置を提供することであ
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るパ
ーツフィーダの画像処理装置は、振動を与えながら部品
を搬送路上で順次搬送し、撮像位置に搬送された部品を
撮像し、その撮像出力を所定のしきい値で2値化して記
憶し、部品の方向や形状や姿勢などを判別して異種の部
品を排除し、所望の部品のみを通過させるパーツフィー
ダにおいて、部品を搬送させる前に、撮像位置を撮像し
た画像に基づいて、各画素ごとにしきい値を決定するし
きい値決定手段と、撮像出力としきい値決定手段で決定
されたしきい値とを比較して順次2値化する比較手段と
を備える。
【0011】請求項2では、請求項1のしきい値決定手
段は、所定の時間間隔で撮像された撮像部分における画
像の時間変化に応答して、しきい値を決定する。
【0012】
【作用】この発明に係るパーツフィーダの画像処理装置
は、汚れや傷などの生じた部分を含む撮像位置を撮像
し、その画像に基づいてしきい値を各画素ごとに決定
し、部品を撮像した撮像出力と決定されたしきい値とを
比較することで2値化できる。
【0013】
【実施例】図1は、この発明の一実施例によるパーツフ
ィーダの画像処理装置の概略ブロック図である。
【0014】図1を参照して、下方から光源によって照
らされた搬送路上の撮像部分を撮像するために、たとえ
ばCCDカメラのようなカメラ2が設けられる。その撮
像出力は、A/Dコンバータ7に入力されてデジタル信
号に変換される。A/Dコンバータ7の出力は、濃淡メ
モリ17および比較回路8に入力される。濃淡メモリ1
7に記憶された背影画像に関する濃淡データは、CPU
18に入力されて演算され、しきい値が決定される。C
PU18は決定したしきい値を比較回路8に入力する。
比較回路8はA/Dコンバータ7によって入力される部
品や汚れなどを含む画像出力をしきい値と比較して2値
化し、2値メモリ25に入力する。2値メモリ25は入
力された2値データを記憶し、CPU18によって部品
の形状等の演算が行なわれる。
【0015】図2は、図1に示した実施例の動作を説明
するためのフロー図であり、図3は、図1に示した実施
例の動作を具体的に説明するための図である。特に、図
3(a)は、撮像部分に汚れが生じた状態の画像の一例
であり、図3(b)は、図3(a)のA−Bラインに沿
う濃淡データDb としきい値Dm を示した図であり、図
3(c)は、図3(a)における画像に部品が搬送され
た状態の画像の一例であり、図3(d)は、図3(c)
のA−Bラインに沿う濃淡データDp としきい値Dm
示した図であり、図3(e)は、図3(d)の濃淡デー
タDp を2値化した2値データを示した図である。以
下、図2および図3を参照して動作について具体的に説
明する。
【0016】撮像部分には、錆や油などが付着した部品
が搬送されることで、汚れや傷が生じている。撮像部分
の背影画像を撮像するためには、撮像部分に部品を進入
させないような機構が必要であり、その機構としてたと
えばストッパを用いる。これにより、撮像部分には部品
が進入しないため、カメラ2は水平走査線を走査して、
図3(a)に示すような汚れ5を生じた撮像部分の背影
画像35を撮像する。撮像された背影画像35の撮像出
力は、A/Dコンバータ7でデジタル信号に変換され、
たとえば水平走査線の1本である図3(a)のA−Bラ
インに沿って図3(b)の濃淡データDb で示される信
号が出力される。この濃淡データDb は、撮像部分が下
方から照らし出されているため、図3(a)の汚れ5に
相当する部分の輝度が低下した信号になっている。この
濃淡データDb は濃淡メモリ17に格納される。CPU
18は、図3(b)に示すようなしきい値Dm を得るた
めに、濃淡データDb から所定の値Aを引く演算を行な
う。しきい値Dm (Dm =Db −A)が決定されたの
で、撮像部分に部品が進入しないように動作していたス
トッパーの動作を停止し、部品を順次撮像部分へ搬送す
る。
【0017】次に、汚れ5の生じた撮像部分に部品3が
搬送され、部品3と汚れ5とを伴う画像36を図3
(c)に示すようにカメラ2が水平走査線を走査して撮
像する。撮像された画像36の画像出力は、A/Dコン
バータ7でデジタル信号に変換され、図3(c)のA−
Bラインに沿って図3(d)の濃淡データDp で示され
る信号が出力される。この濃淡データDp は比較回路8
に入力され、比較回路8はCPU18によって入力され
るしきい値Dm と濃淡データDp とを画素ごとに順次比
較し図3(e)に示すうよな2値データに2値化する。
さらに、比較回路8が、濃淡データDp としきい値Dm
とを各画素ごとに比較するため、図示していないシリア
ル−パラレル変換器によって2値データはパラレルデー
タに変換される。このようにパラレルデータに変換され
た2値データは2値メモリ25に格納される。CPU1
8は、2値メモリ25に記憶された2値データを演算
し、演算された部品と予めティーチングされた部品との
形状や姿勢を比較してその部品が所望の部品であるかの
判別を行なう。
【0018】以上のような動作によって撮像部分に搬送
された部品の画像出力のみを2値化して記憶するが、撮
像部分に錆や油などの付着した部品が搬送されるたびに
汚れや傷の度合はひどくなる。したがって、部品の判別
が所定の設定回数行なわれた場合には、判別の回数をカ
ウントしているカウンタをリセットし、撮像部分にスト
ッパーによって部品が搬送されるのを停止させ、カメラ
2は撮像部分の背影画像を新たに撮像する。これによ
り、濃淡メモリ17には汚れや傷の度合に応じた濃淡デ
ータDp が記憶されるので、CPU18は新たなしきい
値を設定できる。したがって、ストッパーの動作を解除
し、部品を撮像部分に搬送すれば、新たなしきい値で部
品のみの画像出力を2値化できるとともに2値化メモリ
25に記憶できる。
【0019】なお、しきい値を求めるために背影画像の
濃淡データを所定の値で引いたが、これは撮像部分を下
方から照らしたシルエット像を2値化したためであり、
反射光を用いて部品の形状等を判別する場合には背影自
体が暗いため、背影画像の濃淡データに所定の値を加え
たものをしきい値として用いればよい。
【0020】さらに、しきい値を求めるために用いた所
定の値AはA=K・Db (Kは定数)であってもよい。
【0021】さらに、濃淡データDb ,Dp 、しきい値
m および所定の値Aは、説明を簡単にするために1つ
のデータであるかのように表現されたが、実際は走査線
番号と画素との関係でマトリックス状のデータである。
【0022】図4は、図1に示した概略ブロック図にお
けるカメラを除く部分を具体的に示した回路図である。
【0023】図4を参照して、カメラ2などで撮像部分
を撮像した撮像出力であるNTSC信号は、A/Dコン
バータ7に入力されてデジタル信号に変換される。A/
Dコンバータ7の出力は、CMP(コンパレータ)11
の入力端子Pおよび3ステートゲート9に入力される。
3ステートゲート9は、信号を矢印aまたは矢印b方向
に伝達する状態もしくはx印cで示すようなどの方向に
も伝達しない状態の3つの状態をとる。後で説明する3
ステートゲート13,15,21,23も3ステートゲ
ート9と同様な3つの状態をとる。3ステートゲート9
の出力は3ステートゲート13の入力に接続され、3ス
テートゲート9,13の状態に応じて、3ステートゲー
ト9または3ステートゲート13の出力はCMP11の
入力端子Qに入力される。3ステートゲート13の出力
は濃淡メモリ17と3ステートゲート15の入力に接続
される。CMP11の出力は、入力端子Pに入力された
信号と入力端子Qに入力された信号とを比較した1ビッ
トの信号であり、S/P変換回路19に入力され、シリ
アル/パラレル変換される。S/P変換回路19の出力
は3ステートゲート21に入力され、3ステートゲート
21の出力は2値メモリ25および3ステートゲート2
3の入力に接続される。
【0024】3ステートゲート23と上述した3ステー
トゲート15はともにCPU18のデータバスに接続さ
れ、CPU18のアドレスバスからアドレス信号A1が
アドレスセレクタ31およびアドレスセレクタ33に入
力される。アドレスセレクタ31には、アドレス信号A
1のほかにアドレスカウンタ27の出力であるアドレス
信号A2が入力されている。アドレスカウンタ27は、
1ビットの信号を8ビットの信号に修正するための1/
8修正回路29にアドレス信号A2を出力する。1/8
修正回路29の出力は、修正されてアドレス信号A3と
なり、アドレスセレクタ33に入力される。アドレスセ
レクタ31は入力されるアドレス信号A1,A2の一方
を選択して濃淡メモリ17に出力し、アドレスカウンタ
33は入力されるアドレス信号A1,A3の一方を選択
して2値メモリ25に出力する。
【0025】次に、動作について説明する。まず、汚れ
や傷を含む撮像部分の背影画像に関する濃淡データDb
を濃淡メモリ17に格納させる動作について説明をす
る。設定条件として、3ステートゲート9,13は矢印
aの状態、3ステートゲート15はx印cの状態および
アドレスセレクタ31はアドレスカウンタ27の出力で
あるアドレス信号A2を選択するような設定を行なう。
このような設定条件の下で、ストッパーは部品が撮像部
分に進入するのを停止し、カメラ2が汚れの部分を含む
撮像部分を撮像して背影画像を取込む。カメラ2の撮像
出力であるNTSC信号はA/Dコンバータ7に入力さ
れてデジタル信号に変換される。変換されたデジタル信
号は、3ステートゲート9,13,15の状態からわか
るように3ステートゲート9,13を介して、濃淡メモ
リ17に入力される。濃淡メモリ17は、アドレスカウ
ンタ27の出力であるアドレス信号A2によってアドレ
スが指定されており、その指定されたアドレスに入力さ
れたデジタル信号を濃淡データDb として格納する。な
お、A/Dコンバータ7の出力がCMP11の入力端子
Pに、3ステートゲート9の出力がCMP11の入力端
子Qに入力されているが、3ステートゲート21の状態
をx印cの状態にしておけば、3ステートゲート21の
出力が2値メモリ25に記憶されることはない。
【0026】次に、濃淡メモリ17に格納された濃淡デ
ータDb に基づいて、しきい値Dmを決定する動作につ
いて説明する。設定条件として、3ステートゲート13
はx印cの状態、3ステートゲート15は矢印aの状態
およびアドレスセレクタ31はCPU18のアドレスバ
スからの出力であるアドレス信号A1を選択するような
設定を行なう。このような設定条件により、CPU18
は濃淡メモリ17に格納された濃淡データDb を3ステ
ートゲート15を介して、データバスに取込むことがで
きる。CPU18は、しきい値Dm を求めるために、D
m =Db −Aというような演算を行ない、濃淡メモリ1
7のアドレスを指定するためにアドレスバスを介してア
ドレス信号A1をアドレスセレクタ31に出力する。ア
ドレスセレクタ31はアドレス信号A1を選択して濃淡
メモリ17に出力するので、濃淡メモリ17は、3ステ
ートゲート15の状態を矢印bの状態にすれば濃淡デー
タDb が書換えられたしきい値Dm を格納できる。な
お、3ステートゲート23の状態をx印cの状態にして
おけば、3ステートゲート15の出力が2値メモリ25
に格納されなくて済む。
【0027】次に、濃淡メモリ17に書換えられて格納
されたしきい値Dm に基づいて、カメラ2の画像出力N
TSC信号を2値化しながら2値化メモリ25に格納す
る動作について説明する。設定条件として、3ステート
ゲート9,15はx印cの状態、3ステートゲート13
は矢印bの状態、3ステートゲート21は矢印aの状
態、アドレスセレクタ31はアドレス信号A2を選択お
よびアドレスセレクタ33はアドレス信号A3を選択す
るような設定を行なう。このような設定条件の下におい
て、部品が撮像部分に進入することを停止させていたス
トッパーの動作を止めることで、撮像部分には部品が順
次搬送される。カメラ2は部品と汚れとを含む撮像部分
の画像を取込み、A/Dコンバータ7に入力する。A/
Dコンバータの出力は、CMP11の入力端子Pに入力
される。アドレスカウンタ27からアドレス信号A2が
アドレスセレクタ31を介して濃淡メモリ17に入力さ
れているので、濃淡メモリ17に格納されたしきい値D
b が3ステートゲート13を介してCMP11の入力端
子Qに入力される。入力端子Qに入力されるしきい値D
b はアドレスカウンタ27がカウントするカウントごと
の信号であるため、CMP11は2つの入力をバイト単
位で比較してP>Qの場合にLレベルの1ビットの信号
をS/P変換回路19に入力する。S/P変換回路19
は、シリアルデータをたとえば8ビットようなパラレル
データに変換し、3ステートゲート21を介して2値メ
モリ25に入力する。2値メモリ25は、アドレスカウ
ンタ27の出力であるアドレス信号A2が修正された8
ビットのアドレス信号A3が入力されているので、パラ
レルデータを指定されたアドレスに格納できる。このよ
うに2値メモリ25に格納されたパラレルデータは、C
MP11によって、部品の部分のみがLレベルとなった
2値データになっている。
【0028】次に、2値メモリ25に格納された2値デ
ータとティーチングされた部品のデータとを比較して、
撮像された部品が所望の形状や姿勢の部品であるかの判
別を行なうことについて説明する。設定条件として、3
ステートゲート23は矢印aの状態およびアドレスセレ
クタ33はアドレス信号A1を選択するような設定を行
なう。このような設定条件により、CPU18は、2値
メモリ25に格納された2値データを3ステートゲート
23を介して取込むことができ、予めティーチングされ
たデータと比較できる。この比較によって、撮像された
部品が予めティーチングされた部品と同じ形状や姿勢を
なしているかどうかの判別が行なわれる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、この発明によれば、汚れ
や傷などの生じた撮像位置に搬送される部品を撮像して
も、その撮像出力を汚れや傷などに応じた各画素ごとの
しきい値に基づいて2値化するので、2値化されたデー
タをそのまま部品の形状等の判別に用いることができ、
高速な処理を行なえる。さらに、一定期間ごとに汚れや
傷などの生じた撮像部分を撮像することにより、汚れや
傷具合の時間変化に応答するしきい値を決定することが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるパーツフィーダの画
像処理装置の概略ブロック図である。
【図2】図1に示した実施例の動作を説明するためのフ
ロー図である。
【図3】図1に示した実施例の動作を具体的に説明する
ための図である。
【図4】図1に示した概略ブロック図の一部を除く部分
を具体的に示した回路図である。
【図5】従来のパーツフィーダの画像処理装置によって
部品の姿勢や形状などを判別する動作を説明するための
図である。
【図6】従来のパーツフィーダの画像処理装置によって
部品の姿勢や形状などを判別する上での問題を説明する
ための図である。
【符号の説明】
3 部品 5 汚れ 7 A/Dコンバータ 8 比較回路 9,13,15,21,23 3ステートゲート 11 CMP 17 濃淡メモリ 18 CPU 19 S/P変換回路 25 2値メモリ 27 アドレスカウンタ 29 1/8修正回路 31,33 アドレスセレクタ 35 背影画像 36 画像

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振動を与えながら部品を搬送路上で順次
    搬送し、撮像位置に搬送された部品を撮像し、その撮像
    出力を所定のしきい値で2値化して記憶し、前記部品の
    方向や形状や姿勢などを判別して異種の部品を排除し、
    所望の部品のみを通過させるパーツフィーダにおいて、 前記部品を搬送させる前に、前記撮像位置を撮像した画
    像に基づいて、各画素ごとにしきい値を決定するしきい
    値決定手段と、 前記撮像出力と前記しきい値決定手段で決定されたしき
    い値とを比較して順次2値化する比較手段とを備えたパ
    ーツフィーダの画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記しきい値決定手段は、所定の時間間
    隔で撮像された前記撮像位置における画像の時間変化に
    応答して、しきい値を決定することを特徴とする、請求
    項1記載のパーツフィーダの画像処理装置。
JP21285193A 1993-08-27 1993-08-27 パーツフィーダの画像処理装置 Pending JPH0767102A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014168763A (ja) * 2013-03-05 2014-09-18 Sinfonia Technology Co Ltd 異物検出装置、及びパーツフィーダ

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