JPH0355868B2 - - Google Patents
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- JPH0355868B2 JPH0355868B2 JP58206057A JP20605783A JPH0355868B2 JP H0355868 B2 JPH0355868 B2 JP H0355868B2 JP 58206057 A JP58206057 A JP 58206057A JP 20605783 A JP20605783 A JP 20605783A JP H0355868 B2 JPH0355868 B2 JP H0355868B2
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
- H04N1/40—Picture signal circuits
- H04N1/40062—Discrimination between different image types, e.g. two-tone, continuous tone
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06T—IMAGE DATA PROCESSING OR GENERATION, IN GENERAL
- G06T9/00—Image coding
- G06T9/004—Predictors, e.g. intraframe, interframe coding
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Image Analysis (AREA)
- Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
- Apparatus For Radiation Diagnosis (AREA)
Description
[技術分野]
本発明は、小切手、預り証、送り状、クレジツ
トカード領収証などの金融取引き関係のドキユメ
トのフアクシミリイメージを電子的に捕獲して取
引きに使用するイメージ処理システムに係る。 [発明の背景] 商業銀行のような手形交換所は、それぞれの顧
客に対し、取引きの明細を示す報告書に銀行小切
手などの実際の取引き書類を付けたものを定期的
に出している。実際の取引き書類を付ける代りに
そのフアクシミリイメージを縮小された形、時に
は要約された形で報告書に印刷することも行なわ
れている。その場合、取扱われた全ての小切手の
電子イメージが捕獲されて処理され、記憶され、
そして最終的に印刷される。 銀行小切手を例にとると、一般にその表面には
何らかの地模様が印刷されている。また銀行小切
手は流通の過程で汚れたり、しわになつたり、あ
るいは無意味なマークが書き込まれたりする。明
瞭なイメージ印刷を望むならば、これらの背景情
報を電子イメージから取り除く必要がある。更
に、背景情報を取り除くことは、イメージ記憶容
量の節約、イメージ圧縮比の向上、およびイメー
ジ処理時間の短縮にもつながる。 イメージデータを背景情報から区別する普通の
方法は、濃度を閾値処理するものであるが、閾値
をどのようにうまく決めても、不所望の背景情報
が残つたり、所望のイメージデータが除去された
りすることがある。イメージの濃度を単に閾値処
理する代りに、その1次導関数および2次導関数
を計算して、イメージ領域の境界を見つける方法
も知られているが、地模様のある小切手から所望
のラインイメージだけを取り出すには不十分であ
る。 [発明の目的] 本発明の目的は、銀行小切手及び他の同様な書
類に通常見られる印刷された背景イメージから所
望のラインイメージを明確に分離できるイメージ
処理システムを提供することにある。 [発明の概要] 本発明は原理的には、各ペルの濃度値を用いて
2種類の計算を行ない、その計算結果から各ペル
が所望のラインイメージに含まれるか否かを判断
する。その際、計算結果に基いて各ペルが白か黒
かが仮に決定される。この仮決定は、2つの方向
におえる黒領域の延在状態を調べることによつて
検証される。本発明のイメージ処理システムは、
背景以外の黒ライン領域を取り出すことを目的と
するものであるが、このような黒ライン領域は、
いずれの方向においても所定の範囲内に境界を有
する。 本発明においては、エツジ検出のためにペルご
とに濃度の2次導関数(DD)が計算され、更に
各ペルを囲む局所ペル領域内のコントラスト
(TT)が計算される。これらの計算にはペル値
の小行列(後述の実施例では3×3)が使用され
るので、バツフア手段が必要である。各ペルは、
2次導関係の符号(正、負またはゼロ)と、コン
トラストが閾値(T)より大きいか小さいかに基
いて、複数のラベル値(0〜3)のうちの1つを
割当てられ、このラベル値の遷移が所定の状態に
あれば、2進出力イメージが生成される。 [実施例の概要] 各ペルの濃度値は6ビツト(64レベル)で表わ
され、2次導関数及びコントラストは、各ペルの
左隣り及び右隣りにあるペルの濃度値の差、なら
びにすぐ上及びすぐ下にあるペルの濃度値の差か
ら計算される。これらの差はイメージ濃度の1次
導関数を表わす。2次導関数の計算は、この1次
導関数の計算と同じようにして行なわれ、コント
ラストは、3×3の小行列におけるこれらの差の
絶対値の和である。 2次導関数の符号は、各ペルがエツジを境にし
て明るい方に属するか暗い方に属するかを示す。
従つて、2次導関数の符号及びコントラストの高
位を調べれば、所望の黒ライン領域の境界がどこ
にあるかがわかる。各ペルに割当てられるラベル
値はこのような境界検出を容易にするためのもの
である。背景から分離された黒ライン領域はラン
レングスの形で保持される。 [実施例の説明] 第1図はIBM3890のような書類読取処理装置
11の内部にあるイメージ捕獲ステーシヨン10
を示している。図示の例では、書類として銀行小
切手12がローラ13によつてイメージ捕獲ステ
ーシヨン10のところを通過する。光学系14は
レンズ15及びスキヤナ17を含み、小切手12
の幅方向の走査ライン16がスキヤナ17のとこ
ろに焦点を結ぶようになつている。スキヤナ17
は例えばCCDで構成され、走査ライン16に含
まれる多数のペルを表わすアナログパルス列を発
生する。このアナログパルス列は線18を通つて
AD変換器19へ供給される。 AD変換器19は、小切手12からの反射光の
強度即ち各ペルの濃度を表わすアナログパルス列
をペル毎に6ビツトの2進数に変換し、シフトレ
ジスタバツフア20へ送る。このバツフア20
は、各6ビツトの多数のペル値を記憶することが
でき、2次元の局所ペル領域をイメージ特性計算
論理22の第1計算部21へ送る。第1計算部2
1はそれから2次元の1次導関数を計算してバツ
フア23に書込む。バツフア23にあるデータは
第2計算部24へ読取られ、0から3までのスケ
ールで各ペルを特徴付ける値(ラベルという)に
変換される。変換された4ラベルのイメージは次
いで、2行分のイメージデータを記憶し得る容量
を持つたバツフア25に送られる。 バツフア25は、ペルが白か黒かを判断する閾
値値処理論理26へ変換されたイメージデータを
送る。判断結果は小切手12の長さ方向における
ランレングスの形でランレングス発生器27へ送
られ、判断が正しかつたことが検証されるまでそ
こに保持される。検証が終ると、ランレングスは
ランレングス記憶装置28へ送られる、かくてラ
ンレングス記憶装置28は、例えばプリンタ29
で印刷されるべき出力イメージを圧縮された2値
ペルの形で記憶する。プリンタ29は報告書類3
0の上に小切手のイメージ31を水平方向に印刷
していく。 次に第2図を参照しながら、計算論理22にお
けるイメージデータの変換について説明する。図
示のように、バツフア20は、2本の走査ライン
からのデイジタル化されたペルを記憶するのに十
分な数の段32を有する6ビツトのシフトレジス
タを構成している。点線で示されている段33
は、概念的には変換動作の一部をなすものである
が、実際問題としては、AD変換器19の出力レ
ジスタ(図示せず)を使用することできる。バツ
フア20は、段32が1列になつている。ただし
第2図では、段37にある処理中のペルMの囲り
のペルを含む段33,34,35及び37の間の
関係を明らかにするため、バツフア20を折り返
した形で示してある。 段33に入つたデータは、一番上の段38に達
するまでバツフア20の中を上方へシフトされ、
そこから後続ラインの一番下の段39へシフトさ
れた後、その一番上の段40に向つて上方へシフ
トされ、次いて3番目のラインの一番下の段41
を経由して最終段34までシフトされ、その次の
シフトで棄てられる。バツフア20の目的は、デ
イジタル化されたペルを連続的に変換段37へ送
り込んで、その1次導関数を計算させることであ
る。入力段33の内容は、小切手12のイメージ
中でペルMの左隣りにあるペルLを表わす。最終
段34は、ペルMの右隣りにあるペルRを含む。
同様に、段35はペルMのすぐ上にあるペルOを
含み、段36はすぐ下にあるペルUを含む。ペル
Mに関する1次導関数は、これらの隣接ペル間の
水平方向及び垂直方向の差によつて表わされる。
その際、段33の内容から段34の内容を引くこ
とにより水平方向の差L−Rが計算され、段35
の内容から段36の内容を引くことによつて垂直
方向の差O−Uが計算される。バツフア23へ転
送されるのはこれら2つの差である。 バツフア23の目的は、計算段44のペルNに
おいてコントラスト測定及びエツジ検出を行なう
ために、計算段44を囲む隣接ペル群について計
算された9ペルの差データ行列43を与えること
である。バツフア23はバツフア20に似ている
が、その各段はペルに関する情報項目を2つ含ん
でいる。更に、バツフア23は計算段44を完全
に囲むため、バツフア20よりも段を2つ多く必
要とする。計算に使用されるペルはアルフアベツ
トA〜Hで表わされている。第2図から明らかな
ように、ペルNに関する計算に必要な情報は、バ
ツフア20のペルMから計算されると直ちに使用
可能になる。このように、バツフア20及び23
はそれらの計算を行なうのに必要な情報だけを記
憶し、要求されている最後のデータ値が使用可能
になると直ちに計算を行なうことができる。 ペルNに関するコントラストは、9個全部のペ
ルA〜H及びNについての前述の差L〜R及びO
−Uの絶対値の和によつて表わさせる。この和が
大きけば、ペルNの近傍にコントラストの高い領
域があることを意味する。高いコントラストは、
所望のイメージペルを含む領域の特徴であつて、
背景イメージペルを含む領域の場合はコントラス
トが低い。 エツジ検出は、バツフア20を用いた1次導関
数の計算と同じ様にして、ペルNにおけるイメー
ジの2次導関数を計算することにより行なわれ
る。従つて、ペルB及びGのL−R値が減算さ
れ、ペルE及びDのO−U値が減算され、これら
2つの差が代数的に加算される。この結果、正ま
たは負の数値が得られるが、イメージデータの2
次導関数は色遷移の暗い方の例では正になり、明
い方に移ると負になる。 以上のように、コントラストの計算はペルが所
望のイメージデータ領域内にあるかどうかを判断
するために行なわれ、2次導関数の計算はエツジ
がどこに存在するかを正確に示すために行なわれ
る。これら2つの計算結果から、各ペルのラベル
値0、1、2または3が次の表1に従つて決定さ
れる。 表 1 コントラスト エツジ検出 ラベル <T +、0、− 1 T 0 2 T + 3 − 0 ペルNのラベル値0、1、2または3はバツフ
ア25の最初の段45に入力され、また後述する
理由から、2段シフトレジスタ47の最初の段4
6にも入力される。 バツフア25の目的は、黒から白への遷移部が
特定のペルPにどの程度近接しているかを調べる
ため、決定レジスタ48を構成する段ヘペルP
と、その上に8個のペル、その下の8個のペル及
び左隣りのペルとを供給することである。遷移部
への近接度から、ペルが狭い領域(所望のデータ
イメージ)内にあるか広い領域(背景イメージ)
内にあるかが決定される。 本実施例では、バツフア25は解像度を下げる
働きもある。スキヤナ17は例えば9.45ペル/mm
(240ペル/インチ)の解像度でペルデータを生成
する。このデータ上述のようなイメージ特性の計
算に使用されるが、イメージの記憶及び出力プリ
ンタの駆動に対しては、より低い解像度でもよ
い。従つて、バツフア25はペルPを決めるため
の4つの高解像度ペルP1〜P4を供給する。こ
れら4つのペルP1〜P4はあとで説明するよう
に論理的に組み合わされる。バツフア25は2本
の走査ライン含まれるペルのラベル値を記憶し、
2本の走査ラインを同時に処理する。解像度を変
えなくてもよければ、ペルPは4つの段(P1〜
P4)ではなくて1つの段に記憶されることにな
る。 バツフア25に関連してエツジ追跡用に一対の
シフトレジスタ49及び50が設けられる。これ
らのシフトレジスタは、垂直方向の境界がペルP
から8ペル以内にあれば、その方向性の色遷移の
存在を示す1ビツトを保持する。 第2図には、ランレングス発生器27の一部で
ある一時ランレングス記憶装置51も示されてい
る。この記憶装置51は複数の二重データワード
段52から成つている。段52は書類イメージの
水平方向の行に各々対応しており、4.72ペル/mm
(120ペル/インチ)の解像度のデータを含む。各
段52の左側部分53は、黒ペルのランレングス
を表わす21ビツトの2進カウントと、1つの予測
ビツト54とを記憶する。右側部分55は、白ペル
のランレングスを表わす21ビツトの2進カウント
を記憶する。 これまでの動作を要約すると、まずスキヤナ1
7からAD変換器19を介して送られてきたペル
のデイジタル濃度値に対しバツフア20を用いて
最初の変換がなされ、次いでバツフア23を用い
て3ラベル値への変換がなされる。ペルのラベル
値(0、1、2または3)は、当該ペルが所望の
ラインイメージの一部である確率を表わす。この
確率はバツフア25のレジスタ48において、ペ
ルPから所定の距離以内のところに遷移があるか
どうかを調べ、且つペルPの期待値をペルPが存
在しているライン中の現ランレングスの色に関係
付けることによつて、検査される。このような動
作を行なう論理回路の一例を第3A図及び第3B
図に示す。 バツフア25は第3A図において複数のコンポ
ートネント、即ち第1ラインレジスタ56、第2
ラインレジスタ57、8段のボトムレジスタ5
8、決定レジスタ48、及び8段のトツプレジス
タ59に分けて示されている。レジスタ58,4
8及び59に関連して、ボトムエツジ、現エツジ
及びトツプエツジを各々検査する論理回路60,
61及び62が設けられる。論理回路60は、第
2図に示したレジスタ49と、ボトムレジスタ5
8の入力段63または64にラベル3のペル及び
それに続いてラベル0のペルが入つたこと(以
下、3−0遷移という)を検出できる回路とを含
んでいる。このようなペル入力が検出されると、
レジスタ49の最初の即ち一番下の段に論理
“1”が入力される。論理回路60は、レジスタ
49に“1”があるときはいつでも線65へ
“1”を出力する検出論理も含んでいる。従つて、
線65上の“1”出力は、決定ペルPから下方向
に見たときに黒から白への遷移が8ペル以内のと
ころにあることを表わしている。 同様に、論値回路62は、ラベル0からラベル
3へ遷移(以下0−3遷移という)を持つたペル
がレジスタ50に入つたことを検出し、黒から白
への遷移が決定ペルPの上方8ペル以内のところ
にあることを表わす“1”出力を線66に発生す
る。かくて、“1”出力が両方の線65及び66
に発生されていると、黒とみなされるペルPは、
これらの“1”出力によつて決まる狭い水平ライ
ンの一部であると確認できる。 論理回路61はレジスタ47及び48の内容か
ら、黒領域の開始を示す0−3遷移、または黒領
域の終りを示す3−0遷移があるかどうかを調べ
る。前者の遷移があると線67に“1”出力が発
生され、後者の遷移があると線68に“1”出力
が発生される。 論理回路60〜62の出力はいずれも制御論理
73へ供給される。論理回路69も線70〜72
を介して制御論理73へ出力を供給する。論理回
路69は、ペルPを含むラインの現水平ランの色
状態を線70へ出力し、ペルPの直上のランの色
状態を線71へ出力し、ペルPの直下のランの色
状態を線72へ出力する。制御論理73は、線6
5〜68及び70〜72上の信号が特定の組合せ
のときに、線74〜79上の複数の制御ビツト
B、P、GT、BT、UB及びBWのうちの1つを
“1”にする。ただし、必要なときにこれらの制
御ビツトを選択的に禁止できるようにするため、
これらはプログラム可能なレジスタ82によつて
制御されるANDゲート81を介して出力される。
線74〜79はランレングス発生論理80に接続
されている。 ランレングス発生論理80は決定レジスタ48
からの処理された各ペルに対して、一時ランレン
グス記憶装置51から対応する水平方向のランレ
ングスを読出して処理する。線74〜79上のい
ずれの制御ビツトも活動化されなければ、記憶装
置51に対応する段52の右側部分55にある白
のランレングスが1だけ増分される。ランレング
発生論理80はどの制御ビツトが活動化されたか
に応じて、(1)黒のランレングスを増分するか、(2)
白のランレングスを終らせて、記憶装置51の段
52の左側部分で黒のランレングスを開始する
か、(3)段52の左側部分にあるカウント値を右側
部分55にあるカウント値に加算することによつ
て黒のランレングスを白のランレングスに変え、
且つ左側部分53において新しい黒のランレング
スを開始するか、または(4)黒のランレングスを終
らせて、段52に保持されている黒及び白の両方
のランレングスをランレングス記憶装置28へ送
り、当該段52の右側部分55で新しい白のラン
レングスを開始する。記憶装置51から読出され
た内容はANDゲート83を介して記憶装置28
へ送られるか、またはANDゲート84を介して
記憶装置51に書き戻される。 下記の表2は、制御論理73及びランレングス
発生論理80の動作を完全に示したものである。
トカード領収証などの金融取引き関係のドキユメ
トのフアクシミリイメージを電子的に捕獲して取
引きに使用するイメージ処理システムに係る。 [発明の背景] 商業銀行のような手形交換所は、それぞれの顧
客に対し、取引きの明細を示す報告書に銀行小切
手などの実際の取引き書類を付けたものを定期的
に出している。実際の取引き書類を付ける代りに
そのフアクシミリイメージを縮小された形、時に
は要約された形で報告書に印刷することも行なわ
れている。その場合、取扱われた全ての小切手の
電子イメージが捕獲されて処理され、記憶され、
そして最終的に印刷される。 銀行小切手を例にとると、一般にその表面には
何らかの地模様が印刷されている。また銀行小切
手は流通の過程で汚れたり、しわになつたり、あ
るいは無意味なマークが書き込まれたりする。明
瞭なイメージ印刷を望むならば、これらの背景情
報を電子イメージから取り除く必要がある。更
に、背景情報を取り除くことは、イメージ記憶容
量の節約、イメージ圧縮比の向上、およびイメー
ジ処理時間の短縮にもつながる。 イメージデータを背景情報から区別する普通の
方法は、濃度を閾値処理するものであるが、閾値
をどのようにうまく決めても、不所望の背景情報
が残つたり、所望のイメージデータが除去された
りすることがある。イメージの濃度を単に閾値処
理する代りに、その1次導関数および2次導関数
を計算して、イメージ領域の境界を見つける方法
も知られているが、地模様のある小切手から所望
のラインイメージだけを取り出すには不十分であ
る。 [発明の目的] 本発明の目的は、銀行小切手及び他の同様な書
類に通常見られる印刷された背景イメージから所
望のラインイメージを明確に分離できるイメージ
処理システムを提供することにある。 [発明の概要] 本発明は原理的には、各ペルの濃度値を用いて
2種類の計算を行ない、その計算結果から各ペル
が所望のラインイメージに含まれるか否かを判断
する。その際、計算結果に基いて各ペルが白か黒
かが仮に決定される。この仮決定は、2つの方向
におえる黒領域の延在状態を調べることによつて
検証される。本発明のイメージ処理システムは、
背景以外の黒ライン領域を取り出すことを目的と
するものであるが、このような黒ライン領域は、
いずれの方向においても所定の範囲内に境界を有
する。 本発明においては、エツジ検出のためにペルご
とに濃度の2次導関数(DD)が計算され、更に
各ペルを囲む局所ペル領域内のコントラスト
(TT)が計算される。これらの計算にはペル値
の小行列(後述の実施例では3×3)が使用され
るので、バツフア手段が必要である。各ペルは、
2次導関係の符号(正、負またはゼロ)と、コン
トラストが閾値(T)より大きいか小さいかに基
いて、複数のラベル値(0〜3)のうちの1つを
割当てられ、このラベル値の遷移が所定の状態に
あれば、2進出力イメージが生成される。 [実施例の概要] 各ペルの濃度値は6ビツト(64レベル)で表わ
され、2次導関数及びコントラストは、各ペルの
左隣り及び右隣りにあるペルの濃度値の差、なら
びにすぐ上及びすぐ下にあるペルの濃度値の差か
ら計算される。これらの差はイメージ濃度の1次
導関数を表わす。2次導関数の計算は、この1次
導関数の計算と同じようにして行なわれ、コント
ラストは、3×3の小行列におけるこれらの差の
絶対値の和である。 2次導関数の符号は、各ペルがエツジを境にし
て明るい方に属するか暗い方に属するかを示す。
従つて、2次導関数の符号及びコントラストの高
位を調べれば、所望の黒ライン領域の境界がどこ
にあるかがわかる。各ペルに割当てられるラベル
値はこのような境界検出を容易にするためのもの
である。背景から分離された黒ライン領域はラン
レングスの形で保持される。 [実施例の説明] 第1図はIBM3890のような書類読取処理装置
11の内部にあるイメージ捕獲ステーシヨン10
を示している。図示の例では、書類として銀行小
切手12がローラ13によつてイメージ捕獲ステ
ーシヨン10のところを通過する。光学系14は
レンズ15及びスキヤナ17を含み、小切手12
の幅方向の走査ライン16がスキヤナ17のとこ
ろに焦点を結ぶようになつている。スキヤナ17
は例えばCCDで構成され、走査ライン16に含
まれる多数のペルを表わすアナログパルス列を発
生する。このアナログパルス列は線18を通つて
AD変換器19へ供給される。 AD変換器19は、小切手12からの反射光の
強度即ち各ペルの濃度を表わすアナログパルス列
をペル毎に6ビツトの2進数に変換し、シフトレ
ジスタバツフア20へ送る。このバツフア20
は、各6ビツトの多数のペル値を記憶することが
でき、2次元の局所ペル領域をイメージ特性計算
論理22の第1計算部21へ送る。第1計算部2
1はそれから2次元の1次導関数を計算してバツ
フア23に書込む。バツフア23にあるデータは
第2計算部24へ読取られ、0から3までのスケ
ールで各ペルを特徴付ける値(ラベルという)に
変換される。変換された4ラベルのイメージは次
いで、2行分のイメージデータを記憶し得る容量
を持つたバツフア25に送られる。 バツフア25は、ペルが白か黒かを判断する閾
値値処理論理26へ変換されたイメージデータを
送る。判断結果は小切手12の長さ方向における
ランレングスの形でランレングス発生器27へ送
られ、判断が正しかつたことが検証されるまでそ
こに保持される。検証が終ると、ランレングスは
ランレングス記憶装置28へ送られる、かくてラ
ンレングス記憶装置28は、例えばプリンタ29
で印刷されるべき出力イメージを圧縮された2値
ペルの形で記憶する。プリンタ29は報告書類3
0の上に小切手のイメージ31を水平方向に印刷
していく。 次に第2図を参照しながら、計算論理22にお
けるイメージデータの変換について説明する。図
示のように、バツフア20は、2本の走査ライン
からのデイジタル化されたペルを記憶するのに十
分な数の段32を有する6ビツトのシフトレジス
タを構成している。点線で示されている段33
は、概念的には変換動作の一部をなすものである
が、実際問題としては、AD変換器19の出力レ
ジスタ(図示せず)を使用することできる。バツ
フア20は、段32が1列になつている。ただし
第2図では、段37にある処理中のペルMの囲り
のペルを含む段33,34,35及び37の間の
関係を明らかにするため、バツフア20を折り返
した形で示してある。 段33に入つたデータは、一番上の段38に達
するまでバツフア20の中を上方へシフトされ、
そこから後続ラインの一番下の段39へシフトさ
れた後、その一番上の段40に向つて上方へシフ
トされ、次いて3番目のラインの一番下の段41
を経由して最終段34までシフトされ、その次の
シフトで棄てられる。バツフア20の目的は、デ
イジタル化されたペルを連続的に変換段37へ送
り込んで、その1次導関数を計算させることであ
る。入力段33の内容は、小切手12のイメージ
中でペルMの左隣りにあるペルLを表わす。最終
段34は、ペルMの右隣りにあるペルRを含む。
同様に、段35はペルMのすぐ上にあるペルOを
含み、段36はすぐ下にあるペルUを含む。ペル
Mに関する1次導関数は、これらの隣接ペル間の
水平方向及び垂直方向の差によつて表わされる。
その際、段33の内容から段34の内容を引くこ
とにより水平方向の差L−Rが計算され、段35
の内容から段36の内容を引くことによつて垂直
方向の差O−Uが計算される。バツフア23へ転
送されるのはこれら2つの差である。 バツフア23の目的は、計算段44のペルNに
おいてコントラスト測定及びエツジ検出を行なう
ために、計算段44を囲む隣接ペル群について計
算された9ペルの差データ行列43を与えること
である。バツフア23はバツフア20に似ている
が、その各段はペルに関する情報項目を2つ含ん
でいる。更に、バツフア23は計算段44を完全
に囲むため、バツフア20よりも段を2つ多く必
要とする。計算に使用されるペルはアルフアベツ
トA〜Hで表わされている。第2図から明らかな
ように、ペルNに関する計算に必要な情報は、バ
ツフア20のペルMから計算されると直ちに使用
可能になる。このように、バツフア20及び23
はそれらの計算を行なうのに必要な情報だけを記
憶し、要求されている最後のデータ値が使用可能
になると直ちに計算を行なうことができる。 ペルNに関するコントラストは、9個全部のペ
ルA〜H及びNについての前述の差L〜R及びO
−Uの絶対値の和によつて表わさせる。この和が
大きけば、ペルNの近傍にコントラストの高い領
域があることを意味する。高いコントラストは、
所望のイメージペルを含む領域の特徴であつて、
背景イメージペルを含む領域の場合はコントラス
トが低い。 エツジ検出は、バツフア20を用いた1次導関
数の計算と同じ様にして、ペルNにおけるイメー
ジの2次導関数を計算することにより行なわれ
る。従つて、ペルB及びGのL−R値が減算さ
れ、ペルE及びDのO−U値が減算され、これら
2つの差が代数的に加算される。この結果、正ま
たは負の数値が得られるが、イメージデータの2
次導関数は色遷移の暗い方の例では正になり、明
い方に移ると負になる。 以上のように、コントラストの計算はペルが所
望のイメージデータ領域内にあるかどうかを判断
するために行なわれ、2次導関数の計算はエツジ
がどこに存在するかを正確に示すために行なわれ
る。これら2つの計算結果から、各ペルのラベル
値0、1、2または3が次の表1に従つて決定さ
れる。 表 1 コントラスト エツジ検出 ラベル <T +、0、− 1 T 0 2 T + 3 − 0 ペルNのラベル値0、1、2または3はバツフ
ア25の最初の段45に入力され、また後述する
理由から、2段シフトレジスタ47の最初の段4
6にも入力される。 バツフア25の目的は、黒から白への遷移部が
特定のペルPにどの程度近接しているかを調べる
ため、決定レジスタ48を構成する段ヘペルP
と、その上に8個のペル、その下の8個のペル及
び左隣りのペルとを供給することである。遷移部
への近接度から、ペルが狭い領域(所望のデータ
イメージ)内にあるか広い領域(背景イメージ)
内にあるかが決定される。 本実施例では、バツフア25は解像度を下げる
働きもある。スキヤナ17は例えば9.45ペル/mm
(240ペル/インチ)の解像度でペルデータを生成
する。このデータ上述のようなイメージ特性の計
算に使用されるが、イメージの記憶及び出力プリ
ンタの駆動に対しては、より低い解像度でもよ
い。従つて、バツフア25はペルPを決めるため
の4つの高解像度ペルP1〜P4を供給する。こ
れら4つのペルP1〜P4はあとで説明するよう
に論理的に組み合わされる。バツフア25は2本
の走査ライン含まれるペルのラベル値を記憶し、
2本の走査ラインを同時に処理する。解像度を変
えなくてもよければ、ペルPは4つの段(P1〜
P4)ではなくて1つの段に記憶されることにな
る。 バツフア25に関連してエツジ追跡用に一対の
シフトレジスタ49及び50が設けられる。これ
らのシフトレジスタは、垂直方向の境界がペルP
から8ペル以内にあれば、その方向性の色遷移の
存在を示す1ビツトを保持する。 第2図には、ランレングス発生器27の一部で
ある一時ランレングス記憶装置51も示されてい
る。この記憶装置51は複数の二重データワード
段52から成つている。段52は書類イメージの
水平方向の行に各々対応しており、4.72ペル/mm
(120ペル/インチ)の解像度のデータを含む。各
段52の左側部分53は、黒ペルのランレングス
を表わす21ビツトの2進カウントと、1つの予測
ビツト54とを記憶する。右側部分55は、白ペル
のランレングスを表わす21ビツトの2進カウント
を記憶する。 これまでの動作を要約すると、まずスキヤナ1
7からAD変換器19を介して送られてきたペル
のデイジタル濃度値に対しバツフア20を用いて
最初の変換がなされ、次いでバツフア23を用い
て3ラベル値への変換がなされる。ペルのラベル
値(0、1、2または3)は、当該ペルが所望の
ラインイメージの一部である確率を表わす。この
確率はバツフア25のレジスタ48において、ペ
ルPから所定の距離以内のところに遷移があるか
どうかを調べ、且つペルPの期待値をペルPが存
在しているライン中の現ランレングスの色に関係
付けることによつて、検査される。このような動
作を行なう論理回路の一例を第3A図及び第3B
図に示す。 バツフア25は第3A図において複数のコンポ
ートネント、即ち第1ラインレジスタ56、第2
ラインレジスタ57、8段のボトムレジスタ5
8、決定レジスタ48、及び8段のトツプレジス
タ59に分けて示されている。レジスタ58,4
8及び59に関連して、ボトムエツジ、現エツジ
及びトツプエツジを各々検査する論理回路60,
61及び62が設けられる。論理回路60は、第
2図に示したレジスタ49と、ボトムレジスタ5
8の入力段63または64にラベル3のペル及び
それに続いてラベル0のペルが入つたこと(以
下、3−0遷移という)を検出できる回路とを含
んでいる。このようなペル入力が検出されると、
レジスタ49の最初の即ち一番下の段に論理
“1”が入力される。論理回路60は、レジスタ
49に“1”があるときはいつでも線65へ
“1”を出力する検出論理も含んでいる。従つて、
線65上の“1”出力は、決定ペルPから下方向
に見たときに黒から白への遷移が8ペル以内のと
ころにあることを表わしている。 同様に、論値回路62は、ラベル0からラベル
3へ遷移(以下0−3遷移という)を持つたペル
がレジスタ50に入つたことを検出し、黒から白
への遷移が決定ペルPの上方8ペル以内のところ
にあることを表わす“1”出力を線66に発生す
る。かくて、“1”出力が両方の線65及び66
に発生されていると、黒とみなされるペルPは、
これらの“1”出力によつて決まる狭い水平ライ
ンの一部であると確認できる。 論理回路61はレジスタ47及び48の内容か
ら、黒領域の開始を示す0−3遷移、または黒領
域の終りを示す3−0遷移があるかどうかを調べ
る。前者の遷移があると線67に“1”出力が発
生され、後者の遷移があると線68に“1”出力
が発生される。 論理回路60〜62の出力はいずれも制御論理
73へ供給される。論理回路69も線70〜72
を介して制御論理73へ出力を供給する。論理回
路69は、ペルPを含むラインの現水平ランの色
状態を線70へ出力し、ペルPの直上のランの色
状態を線71へ出力し、ペルPの直下のランの色
状態を線72へ出力する。制御論理73は、線6
5〜68及び70〜72上の信号が特定の組合せ
のときに、線74〜79上の複数の制御ビツト
B、P、GT、BT、UB及びBWのうちの1つを
“1”にする。ただし、必要なときにこれらの制
御ビツトを選択的に禁止できるようにするため、
これらはプログラム可能なレジスタ82によつて
制御されるANDゲート81を介して出力される。
線74〜79はランレングス発生論理80に接続
されている。 ランレングス発生論理80は決定レジスタ48
からの処理された各ペルに対して、一時ランレン
グス記憶装置51から対応する水平方向のランレ
ングスを読出して処理する。線74〜79上のい
ずれの制御ビツトも活動化されなければ、記憶装
置51に対応する段52の右側部分55にある白
のランレングスが1だけ増分される。ランレング
発生論理80はどの制御ビツトが活動化されたか
に応じて、(1)黒のランレングスを増分するか、(2)
白のランレングスを終らせて、記憶装置51の段
52の左側部分で黒のランレングスを開始する
か、(3)段52の左側部分にあるカウント値を右側
部分55にあるカウント値に加算することによつ
て黒のランレングスを白のランレングスに変え、
且つ左側部分53において新しい黒のランレング
スを開始するか、または(4)黒のランレングスを終
らせて、段52に保持されている黒及び白の両方
のランレングスをランレングス記憶装置28へ送
り、当該段52の右側部分55で新しい白のラン
レングスを開始する。記憶装置51から読出され
た内容はANDゲート83を介して記憶装置28
へ送られるか、またはANDゲート84を介して
記憶装置51に書き戻される。 下記の表2は、制御論理73及びランレングス
発生論理80の動作を完全に示したものである。
【表】
*=0、1のいずれでもよいことを示す。
これまでの説明から明らかなように、本発明は
まず確率に基いて、ペルが所望のイメージに属す
るという仮の決定を下すことにより黒のイメージ
ペルを選択する。この決定は、隣接ペルによつて
描かれた図形の実際の形を所定の近接度に基いて
分析することにより検証される。第4図を参照し
ながら、図形分析の原理についてもう少しわかり
易く説明する。 第4図は書類の一部を示したもので、左側境界
85L及び右側境界85Rによつて囲まれた垂直
方向の黒ライン85を含んでいる。この黒ライン
85はエツジ86を有する背景イメージと重なり
合つている。図示の領域中のペルはすべてラベル
値で表わされている。第4図から、ラベル値3及
び0のペルが隣り合つているところがエツジある
いは境界とみなされることがわかる。従つて、決
定レジスタ48において0−3遷移が見つかる
と、黒のランレングスが開始する。 87の如き水平ラインイメージを例にとると、
それを右から左に見ていけば、88の地点で0−
3遷移が見つかるから、ここで背景イメージが白
から黒へ変化しているものとみなされる。この0
−3遷移が決定レジスタ48にあれば、ボトムエ
ツジ探索論理回路60(第3A図)は、ライン8
7の直下において8ペル以内のところに3−0遷
移があることを検出する。トツプエツジ探索論理
回路62も8ペル以内のところに3−0遷移を検
出し、黒のランレングスが開始される。しかしな
がら、黒ライン85の右側のエツジ85Rに達す
ると別の0−3遷移が検出され、これも白から黒
への遷移を表わしている。88から始まつたライ
ン87のランレングスは黒とみなされていたか
ら、論理的に考えると、次に検出されるのは黒か
ら白への遷移のはずである。白から黒への遷移の
存在は、前の決定が誤りであつたことを示す。従
つて、エツジ85Rに達するまでにカウントされ
たランレングスは白とみなされ、先行の白のラン
レングスに加えられる。たとえ黒ライン85が存
在していなくても、背景のエツジ86れ白に変換
されることがある。例えば、ライン87における
ランレングスが所定の閾値(例えば21)を超える
と、黒から白への遷移によつて領域が狭く局限さ
れていたかどうかを調べるため、レジスタ49及
び50を用いたエツジ探索が再び行なわれる。黒
から白への遷移が近接していなければ、長い黒の
ランレングスは、ラインイメージではなくて背景
が走査されていることを示す。 ランレングス発生器27でのランレングスの処
理が完了すると、ランレングス記憶装置28は小
切手12からのラインイメージを圧縮されたラン
レングスの形で記憶する。所望であれば、標準の
圧縮アルゴリズムに従つてこのランレングス形式
のデータを更に圧縮してもよい。記憶装置28に
記憶されたランレングスデータは、最初にスキヤ
ナ17によつて捕獲されたときの形から回転され
ており、プリンタ29で印刷されるときには、水
平ラインに沿つた印刷が行なわれる。 第2図のところで説明した動作を遂行するため
の論理の詳細を第5図及び第6図に示す。第5図
において、バツフア20はシフトレジスタ89及
び90ならびにレジスタ91〜93を含む。L−
Rの減算は回路94で行なわれ、O−Uの減算は
回路95で行なわれる。回路94及び95の出力
は、バツフア23の一部を構成するシフトレジス
タ96へ送られる。バツフア23の他の部分はシ
フトレジスタ97及びレジスタ98〜103を含
む。和回路104〜109は、バツフア23の9
ペル行列43(第2図)のすべての差値を加算す
ることによつて、コントラストの度合を示す変数
TT(絶対値)を生成する。変数TTは比較回路1
11へ供給され、回路112(詳細は第6図)か
らの雑音閾値Tと比較される。比較回路111
は、TTがTより大きいか、等しいか、または小
さいかを示す信号の線113へ出力することによ
つて各ペルを分類する。 和回路114〜116は、バツフア23にある
9ペル行列43のペルB及びGとペルE及びDと
に基いて水平方向及び垂直方向の差を計算し、差
を加算し、加算結果DDを符号検出回路117へ
送る。符号検出回路117は、エツジ検出のため
の加算結果DDが負(−)であれば線118を付
勢し、0であれば線119を付勢し、正(+)で
あれば線120を付勢する。線118〜120は
ラベル回路121に接続されている。ラベル回路
121は、バツフア23にあるペルNに対して表
1に従つて特定のラベル値を割当て、それをバツ
フア25の入力段45及びシフトレジスタ47の
入力段46へロードする。 各走査ラインの終りに比較回路111へ供給す
べき雑音閾値Tを計算する回路112は第6図の
ようになつている。回路112は、現走査ライン
に含まれるペルのうちで、そのコントラスト計測
値TTが所定の範囲内にあるペルの数を調べ、そ
れに基いて走査ラインごとに閾値Tを設定する。
線110上の各コントラスト計測値TTは比較回
路122及び123へ供給され、そこで所定の上
限値及び下限値と各々比較される。比較回路12
2はTTが上記値より小さければ“1”を出力
し、比較回路123はTTが下限値より大きけれ
ば“1”を出力する。従つて、クロツクパルスが
印加されたときにANDゲート124が条件付け
られるのは、TTがこれらの上限値及び下限値に
よつて決まる所定の範囲内にあるときだけであ
る。この条件が満足されると、ANDゲート12
4は“1”を出力して、カウンタ125を増分さ
せる。 垂直走査が終るたびに、ゲートパルスが線12
6からANDゲート127へ印加され、カウンタ
125の内容を比較回路128へ通過させる。比
較回路128には、1本の走査ラインに含まれる
全ペル数の半分を表わす一定値も供給される。比
較回路128は、カウンタ125の内容がこの一
定値より小さければ、“1”を出力する。この
“1”出力は累算器129の増分端子へ印加され、
これにより累算器129は前値レジスタ130の
内容を1だけ増分する。比較回路128の出力が
“0”であれば、反転器131の働らきによつて
減分端子が付勢されるので、累算器129は前値
レジスタ130の内容を1だけ減分する。 累算器129の内容は比較回路132及び13
3へ送られ、そこで予め設定されている上限値及
び下限値と各々比較される。比較回路132及び
133は、累算器129の内容が上限値より小さ
いとき及び下限値より大きいときに線134及び
135へ各々“1”を出力する。線134及び1
35は選択回路136に接続されている。選択回
路136は比較回路132及び133の出力に応
答して、3つの値のうちの1つをレジスタ137
へ通す。即ち、累算器129の内容が上限値及び
下限値の間にあれば線138上の値が選択され、
上限値以上であれば線139上の上限値が選択さ
れ、下限値以下であれば線140上の下限値が選
択される。 レジスタ137の内容は回路141で4分の1
にされた後、レジスタ142を介して第5図の比
較回路111へ送られる。レジスタ137の内容
は前値レジスタ130にも送られ、次の走査ライ
ンが処理されているときに前述のようにして累算
器129が増減分される。 第7図はイメージの画質を監視するための回路
を示したものである。この回路は、画質に問題が
あれば、線143へ“1”を出力する。制御回路
144はこれに応答して、操作員の注意をひくた
めにインデイケータランプ145を点灯したり、
書類分類機(図示せず)へ信号を送つて、画質の
低下した書類を特別の不合格ポケツトへ向けさせ
たりする。線143上の“1”出力を累算してお
いて、機械の保守および診断に役立てることも可
能である。 第7図の詳細に入る前に、第8a図〜第9d図
を参照しながら、第7図の回路の動作原理を説明
しておく。第8a図〜第8d図はコントラスト計
測値TTのヒストグラムで、その値を横軸に示し
てある。TTの最大値は882にも達するあ、第7
図の画質監視回路の動作原理を理解するには25程
度までで十分である。各グラフの縦軸は、特定の
コントラスト計測値を生じたペルの数表わしてい
る。 第8a図は、書類がない場合のスキヤナ17の
動作特性を示したもので、このようなグラフの形
は、例えば光学系における何らかの欠陥によつて
生じる。これの特徴として、TTの値が5より小
さいペルの数が非常に多いことが挙げられる。 第8bは、模様も何も書いていない白紙の小切
手を走査したときの特性を示している。第8a図
に比べて、TTの値が5より小さいペルの数がか
なり少なくなつているので、これの受容できるイ
メージの特性といえる。 第8c図は、白地に情報が書き込まれている小
切手のもので、低いTT値を持つたペルの数が減
つて、その代りに中程度のTT値(15〜25)を持
つたペルの数が増えている。 第8d図は、白地ではなくて地模様のある小切
手に情報を書き込んだときの特性を示している。
コントラストの高い部分が増えているので、これ
は受容できるイメージの特性である。コントラス
トの低い部分が増えると、イメージは受容できな
くなる。 上述のような特性を効率よく分析するため、次
の表3に示すようにTTの値域を4つに分ける。 表 3 クラス 値 域 コントラスト A 0TT4 なし B 5TT14 低(基準) C 15TT24 中(背景) D 25TT 高(情報) 表3のクラス分けに従つて第8a図〜第8d図
を書き直したものが第9a図〜第9d図である。
これら4つのクラスA〜Dに含まれるペルの数を
単純に比較するだけで、画質に関するデータを得
ることができる。具体的には、次の3条件のうち
のいずれかを満たしていると、画質は十分ではな
い。 条件: 2A>B 条件: C>B 条件: 0.5D>B 第7図の回路は表3及び上記の3条件に従つて
構成されている。第5図の回路からのコントラス
ト計測値TTは比較回路146,147及び14
8に供給される。比較回路146〜148の他方
の入力には、関連するレジスタ149,150及
び151から基準値B1,B2及びB3が各々供
給される。比較回路146〜148はTTの値が
これらの基準値より小さいか否かを調べ、もし小
さければ上側の真出力を論理“1”にし、さもな
ければ下側の補出力を論理“1”にする。表3の
例では、B1=5、B2=15、B3=25である。従つ
て、もしTT=13であれば、比較回路146の補
出力及び比較回路147の真出力が論理“1”に
なつてANDゲート152を条件づける。条件づ
けられたANDゲート152、Bカウンタ154
に向う線153に論理“1”を出力する。Bカウ
ンタ154はこの論理“1”出力を条件として、
線155上のクロツクパルスにより増分され、か
くして書類が走査されている間、クラスBに属す
るペルの数を計数する。Aカウンタ156、Cカ
ウンタ157及びDカウンタ158も同様であ
る。 前述の3条件はクラスBのペル数とその他のク
ラスのペル数との比較に基いている。そのため、
走査終了時にBカウンタ154の内容が比較回路
159の一方の入力に供給される。比較回路15
9の他方の入力には、選択回路160で順次に選
択されたカウンタ156〜158の内容が乗算用
のシフトレジスタ161を介して供給される。シ
フトレジスタ161は、Aカウンタ156が選択
された場合にはその内容を2倍にし(左シフト)、
Cカウンタ157が選択された場合にはその内容
をそのまま通過させ、Dカウンタ158が選択さ
た場合にはその内容を半分にする(右シフト)。
制御回路162は走査終了時に選択回路160で
カウンタ156〜158を順次に選択させ、更に
選択されたカウンタに応じてシフトレジスタ16
1のシフト動作を制御する。かくして比較回路1
59は、前述の3条件のいずるかが満たされてい
ると、線143へ論理“1”を出力する。
これまでの説明から明らかなように、本発明は
まず確率に基いて、ペルが所望のイメージに属す
るという仮の決定を下すことにより黒のイメージ
ペルを選択する。この決定は、隣接ペルによつて
描かれた図形の実際の形を所定の近接度に基いて
分析することにより検証される。第4図を参照し
ながら、図形分析の原理についてもう少しわかり
易く説明する。 第4図は書類の一部を示したもので、左側境界
85L及び右側境界85Rによつて囲まれた垂直
方向の黒ライン85を含んでいる。この黒ライン
85はエツジ86を有する背景イメージと重なり
合つている。図示の領域中のペルはすべてラベル
値で表わされている。第4図から、ラベル値3及
び0のペルが隣り合つているところがエツジある
いは境界とみなされることがわかる。従つて、決
定レジスタ48において0−3遷移が見つかる
と、黒のランレングスが開始する。 87の如き水平ラインイメージを例にとると、
それを右から左に見ていけば、88の地点で0−
3遷移が見つかるから、ここで背景イメージが白
から黒へ変化しているものとみなされる。この0
−3遷移が決定レジスタ48にあれば、ボトムエ
ツジ探索論理回路60(第3A図)は、ライン8
7の直下において8ペル以内のところに3−0遷
移があることを検出する。トツプエツジ探索論理
回路62も8ペル以内のところに3−0遷移を検
出し、黒のランレングスが開始される。しかしな
がら、黒ライン85の右側のエツジ85Rに達す
ると別の0−3遷移が検出され、これも白から黒
への遷移を表わしている。88から始まつたライ
ン87のランレングスは黒とみなされていたか
ら、論理的に考えると、次に検出されるのは黒か
ら白への遷移のはずである。白から黒への遷移の
存在は、前の決定が誤りであつたことを示す。従
つて、エツジ85Rに達するまでにカウントされ
たランレングスは白とみなされ、先行の白のラン
レングスに加えられる。たとえ黒ライン85が存
在していなくても、背景のエツジ86れ白に変換
されることがある。例えば、ライン87における
ランレングスが所定の閾値(例えば21)を超える
と、黒から白への遷移によつて領域が狭く局限さ
れていたかどうかを調べるため、レジスタ49及
び50を用いたエツジ探索が再び行なわれる。黒
から白への遷移が近接していなければ、長い黒の
ランレングスは、ラインイメージではなくて背景
が走査されていることを示す。 ランレングス発生器27でのランレングスの処
理が完了すると、ランレングス記憶装置28は小
切手12からのラインイメージを圧縮されたラン
レングスの形で記憶する。所望であれば、標準の
圧縮アルゴリズムに従つてこのランレングス形式
のデータを更に圧縮してもよい。記憶装置28に
記憶されたランレングスデータは、最初にスキヤ
ナ17によつて捕獲されたときの形から回転され
ており、プリンタ29で印刷されるときには、水
平ラインに沿つた印刷が行なわれる。 第2図のところで説明した動作を遂行するため
の論理の詳細を第5図及び第6図に示す。第5図
において、バツフア20はシフトレジスタ89及
び90ならびにレジスタ91〜93を含む。L−
Rの減算は回路94で行なわれ、O−Uの減算は
回路95で行なわれる。回路94及び95の出力
は、バツフア23の一部を構成するシフトレジス
タ96へ送られる。バツフア23の他の部分はシ
フトレジスタ97及びレジスタ98〜103を含
む。和回路104〜109は、バツフア23の9
ペル行列43(第2図)のすべての差値を加算す
ることによつて、コントラストの度合を示す変数
TT(絶対値)を生成する。変数TTは比較回路1
11へ供給され、回路112(詳細は第6図)か
らの雑音閾値Tと比較される。比較回路111
は、TTがTより大きいか、等しいか、または小
さいかを示す信号の線113へ出力することによ
つて各ペルを分類する。 和回路114〜116は、バツフア23にある
9ペル行列43のペルB及びGとペルE及びDと
に基いて水平方向及び垂直方向の差を計算し、差
を加算し、加算結果DDを符号検出回路117へ
送る。符号検出回路117は、エツジ検出のため
の加算結果DDが負(−)であれば線118を付
勢し、0であれば線119を付勢し、正(+)で
あれば線120を付勢する。線118〜120は
ラベル回路121に接続されている。ラベル回路
121は、バツフア23にあるペルNに対して表
1に従つて特定のラベル値を割当て、それをバツ
フア25の入力段45及びシフトレジスタ47の
入力段46へロードする。 各走査ラインの終りに比較回路111へ供給す
べき雑音閾値Tを計算する回路112は第6図の
ようになつている。回路112は、現走査ライン
に含まれるペルのうちで、そのコントラスト計測
値TTが所定の範囲内にあるペルの数を調べ、そ
れに基いて走査ラインごとに閾値Tを設定する。
線110上の各コントラスト計測値TTは比較回
路122及び123へ供給され、そこで所定の上
限値及び下限値と各々比較される。比較回路12
2はTTが上記値より小さければ“1”を出力
し、比較回路123はTTが下限値より大きけれ
ば“1”を出力する。従つて、クロツクパルスが
印加されたときにANDゲート124が条件付け
られるのは、TTがこれらの上限値及び下限値に
よつて決まる所定の範囲内にあるときだけであ
る。この条件が満足されると、ANDゲート12
4は“1”を出力して、カウンタ125を増分さ
せる。 垂直走査が終るたびに、ゲートパルスが線12
6からANDゲート127へ印加され、カウンタ
125の内容を比較回路128へ通過させる。比
較回路128には、1本の走査ラインに含まれる
全ペル数の半分を表わす一定値も供給される。比
較回路128は、カウンタ125の内容がこの一
定値より小さければ、“1”を出力する。この
“1”出力は累算器129の増分端子へ印加され、
これにより累算器129は前値レジスタ130の
内容を1だけ増分する。比較回路128の出力が
“0”であれば、反転器131の働らきによつて
減分端子が付勢されるので、累算器129は前値
レジスタ130の内容を1だけ減分する。 累算器129の内容は比較回路132及び13
3へ送られ、そこで予め設定されている上限値及
び下限値と各々比較される。比較回路132及び
133は、累算器129の内容が上限値より小さ
いとき及び下限値より大きいときに線134及び
135へ各々“1”を出力する。線134及び1
35は選択回路136に接続されている。選択回
路136は比較回路132及び133の出力に応
答して、3つの値のうちの1つをレジスタ137
へ通す。即ち、累算器129の内容が上限値及び
下限値の間にあれば線138上の値が選択され、
上限値以上であれば線139上の上限値が選択さ
れ、下限値以下であれば線140上の下限値が選
択される。 レジスタ137の内容は回路141で4分の1
にされた後、レジスタ142を介して第5図の比
較回路111へ送られる。レジスタ137の内容
は前値レジスタ130にも送られ、次の走査ライ
ンが処理されているときに前述のようにして累算
器129が増減分される。 第7図はイメージの画質を監視するための回路
を示したものである。この回路は、画質に問題が
あれば、線143へ“1”を出力する。制御回路
144はこれに応答して、操作員の注意をひくた
めにインデイケータランプ145を点灯したり、
書類分類機(図示せず)へ信号を送つて、画質の
低下した書類を特別の不合格ポケツトへ向けさせ
たりする。線143上の“1”出力を累算してお
いて、機械の保守および診断に役立てることも可
能である。 第7図の詳細に入る前に、第8a図〜第9d図
を参照しながら、第7図の回路の動作原理を説明
しておく。第8a図〜第8d図はコントラスト計
測値TTのヒストグラムで、その値を横軸に示し
てある。TTの最大値は882にも達するあ、第7
図の画質監視回路の動作原理を理解するには25程
度までで十分である。各グラフの縦軸は、特定の
コントラスト計測値を生じたペルの数表わしてい
る。 第8a図は、書類がない場合のスキヤナ17の
動作特性を示したもので、このようなグラフの形
は、例えば光学系における何らかの欠陥によつて
生じる。これの特徴として、TTの値が5より小
さいペルの数が非常に多いことが挙げられる。 第8bは、模様も何も書いていない白紙の小切
手を走査したときの特性を示している。第8a図
に比べて、TTの値が5より小さいペルの数がか
なり少なくなつているので、これの受容できるイ
メージの特性といえる。 第8c図は、白地に情報が書き込まれている小
切手のもので、低いTT値を持つたペルの数が減
つて、その代りに中程度のTT値(15〜25)を持
つたペルの数が増えている。 第8d図は、白地ではなくて地模様のある小切
手に情報を書き込んだときの特性を示している。
コントラストの高い部分が増えているので、これ
は受容できるイメージの特性である。コントラス
トの低い部分が増えると、イメージは受容できな
くなる。 上述のような特性を効率よく分析するため、次
の表3に示すようにTTの値域を4つに分ける。 表 3 クラス 値 域 コントラスト A 0TT4 なし B 5TT14 低(基準) C 15TT24 中(背景) D 25TT 高(情報) 表3のクラス分けに従つて第8a図〜第8d図
を書き直したものが第9a図〜第9d図である。
これら4つのクラスA〜Dに含まれるペルの数を
単純に比較するだけで、画質に関するデータを得
ることができる。具体的には、次の3条件のうち
のいずれかを満たしていると、画質は十分ではな
い。 条件: 2A>B 条件: C>B 条件: 0.5D>B 第7図の回路は表3及び上記の3条件に従つて
構成されている。第5図の回路からのコントラス
ト計測値TTは比較回路146,147及び14
8に供給される。比較回路146〜148の他方
の入力には、関連するレジスタ149,150及
び151から基準値B1,B2及びB3が各々供
給される。比較回路146〜148はTTの値が
これらの基準値より小さいか否かを調べ、もし小
さければ上側の真出力を論理“1”にし、さもな
ければ下側の補出力を論理“1”にする。表3の
例では、B1=5、B2=15、B3=25である。従つ
て、もしTT=13であれば、比較回路146の補
出力及び比較回路147の真出力が論理“1”に
なつてANDゲート152を条件づける。条件づ
けられたANDゲート152、Bカウンタ154
に向う線153に論理“1”を出力する。Bカウ
ンタ154はこの論理“1”出力を条件として、
線155上のクロツクパルスにより増分され、か
くして書類が走査されている間、クラスBに属す
るペルの数を計数する。Aカウンタ156、Cカ
ウンタ157及びDカウンタ158も同様であ
る。 前述の3条件はクラスBのペル数とその他のク
ラスのペル数との比較に基いている。そのため、
走査終了時にBカウンタ154の内容が比較回路
159の一方の入力に供給される。比較回路15
9の他方の入力には、選択回路160で順次に選
択されたカウンタ156〜158の内容が乗算用
のシフトレジスタ161を介して供給される。シ
フトレジスタ161は、Aカウンタ156が選択
された場合にはその内容を2倍にし(左シフト)、
Cカウンタ157が選択された場合にはその内容
をそのまま通過させ、Dカウンタ158が選択さ
た場合にはその内容を半分にする(右シフト)。
制御回路162は走査終了時に選択回路160で
カウンタ156〜158を順次に選択させ、更に
選択されたカウンタに応じてシフトレジスタ16
1のシフト動作を制御する。かくして比較回路1
59は、前述の3条件のいずるかが満たされてい
ると、線143へ論理“1”を出力する。
第1図は本発明に従うイメージ処理システムを
示す図。第2図は種々のバツフア及びレジスタの
記憶内容を概念的に示す図。第3図は第3A図及
び第3B図のつながりを示す図。第3A図及び第
3B図は第1図中の構成要素25,26及び27
の詳細を示すブロツク図。第4図はラベル値に変
換されたイメージの一部を示す図。第5図は第2
図に示した概念を実現する回路を示すブロツク
図。第6図は第5図中の回路112の詳細を示す
ブロツク図。第7図は画質監視回路を示すブロツ
ク図。第8a図乃至第8d図はコントラスト計測
値TTの分布を示すグラフ。第9a図乃至第9d
図は第8a図乃至第8d図を各々表3に従つて書
き直したグラフである。
示す図。第2図は種々のバツフア及びレジスタの
記憶内容を概念的に示す図。第3図は第3A図及
び第3B図のつながりを示す図。第3A図及び第
3B図は第1図中の構成要素25,26及び27
の詳細を示すブロツク図。第4図はラベル値に変
換されたイメージの一部を示す図。第5図は第2
図に示した概念を実現する回路を示すブロツク
図。第6図は第5図中の回路112の詳細を示す
ブロツク図。第7図は画質監視回路を示すブロツ
ク図。第8a図乃至第8d図はコントラスト計測
値TTの分布を示すグラフ。第9a図乃至第9d
図は第8a図乃至第8d図を各々表3に従つて書
き直したグラフである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 書類を走査して多レベルの濃度値をペルごと
に発生する走査手段と、 前記濃度値を記憶する第1バツフア手段と、 前記バツフア手段に接続され、各ペルを囲む複
数のペルの濃度値から局所ペル領域におけるコン
トラストを示す値を発生して閾値と比較する第1
計算手段と、 ペルごとに2次導関数を計算してその符号を調
べる第2計算手段と、 前記第1計算手段での比較結果および前記第2
計算手段での符号検出に応じて各ペルに複数のラ
ベル値のうちの1つを割当てるラベル手段と、 前記ラベル値を記憶する第2バツフア手段と、 前記第2バツフア手段に記憶されているラベル
値の遷移状態に基いて2進出力イメージを生成す
る手段と、 を具備するイメージ処理システム。
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US449287 | 1982-12-13 | ||
US06/449,287 US4590606A (en) | 1982-12-13 | 1982-12-13 | Multi-function image processing system |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59111581A JPS59111581A (ja) | 1984-06-27 |
JPH0355868B2 true JPH0355868B2 (ja) | 1991-08-26 |
Family
ID=23783602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58206057A Granted JPS59111581A (ja) | 1982-12-13 | 1983-11-04 | イメ−ジ処理システム |
Country Status (13)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4590606A (ja) |
EP (1) | EP0113410B1 (ja) |
JP (1) | JPS59111581A (ja) |
AU (1) | AU558701B2 (ja) |
BR (1) | BR8306707A (ja) |
CA (1) | CA1204672A (ja) |
DE (1) | DE3380724D1 (ja) |
DK (1) | DK571583A (ja) |
ES (1) | ES8407608A1 (ja) |
FI (1) | FI79202C (ja) |
IE (1) | IE56452B1 (ja) |
NO (1) | NO165512C (ja) |
ZA (1) | ZA837396B (ja) |
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